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どら
やさしさアングルは、もっと世界がやさしくなったらいいなと思っている、のみとどらちゃんの会話をこっそり公開しているポッドキャストです。
もしよかったら、深夜ラジオを聞く感覚で、そんな他愛のないおしゃべりに耳を傾けてみてください。
仕事に関してはね、随分なんか、なんて言うんだろう。
仕事ってやっぱりなんだかんだ言ってさ、こう、ギブアンドテイクじゃない?だって。
自分もね、お互いにって、すごいこう、必要だから。
仕事に関しては、そういうふうに思えるようになったけど、そういうレストランみたいなサービス業みたいなところでは、僕はダメかも。
まだイラッとしてるから、まだまだ、修行が足りないね。
アメリカだとさ、レストランとかで、すいませーんとか言っちゃいけないじゃん。
一応、言うのはすごい、非常に礼儀が悪いことになっちゃうので。
だから、自分の担当のウェイターがどの人なのかも最初は分からないから、何も言えない。
もちろん呼び止めもしないし。
のみ
待ってるだけ。
どら
待ってるだけ。
だから、すごい待たされる時とか、たまーにあるんだよ。
誰も来ないんですけど、みたいな。
すっごい、その時がイライラする。
なんか、挨拶だけしてくれない?って思うんだよね。
ちょっと今忙しいから、ごめんねって一言言ってくれれば、それだけですごい自分の心の平安が保たれるんだけど。
誰が自分の担当かも分からないのに、5分も10分もメニューだけ置かれて、そのまま待ってる状態って、すっごいだんだんイライラ。
のみ
そういう時、ドラちゃんがそう思うからだけど、アジア人だからほったらかしにされてるとか、ペケペケ人だからとか、そういう発想にアメリカとか一定の人種が多いところだと、そういうふうに旅行中とか海外だと思いそうだよね。
どら
旅行中だったら確かにそう思うかも。でも、自分は普段のずっと長く生活をしているから、自分だけじゃない、その扱いを受けているのは自分だけではないっていうことがはっきりわかってるから。
アメリカ人、あの人も待ってるよねとか、そういうのも他の周りもちょっと様相を伺って、明らかに自分だけ遅いとか思ったらそれは差別だなって思うけど、そうじゃなくて、アメリカ人も待ってるからしょうがないよねっていう。
そういうふうに思えるようになったかも。確かに最初にいきなり旅行できたら、そうちょっと被害妄想が若干生まれるかもしれないけど。
のみ
それって、本当にわかってるけど順番待ちになってるのか、気づいてないのか。
どら
分かってる時の方が僕は多いと思ってるのね。だからその時に目配せなのか、ちょっと一言なのか言ってくれればいいのに、来た時に待たせてごめんねとか言ったりする人とか全然いるわけ。
だけどそこ、僕の前何回も通ったよねあなたみたいな、その時にちょっと言えばいいじゃんって僕は思っちゃうんだよね。そうした方が関係性が良くなると思うんだよね。
10分待たされた後にごめんね、待たせてって言われると、いや待ったよ、そりゃあっていうか、その前に何度もあなたのこと見てますよって、その時に一言さ、ちょっと今忙しいからちょっと待ってねって。
一言言ってくれたら、それだけで随分僕の心の平安のレベルが保たれるのにっていつも思っちゃうんだよね、あれ。
余裕はないんだろうなぁと思うけど。
ウェイターという仕事に向いてないと思いますけどって私は心の中で未だに思ってしまう、心の狭さが。
のみ
忙しい時間はちょっと待ってもらいますみたいなね。看板を入口に置いておくとかね、そういう。
どら
いやそれはもちろん理解するんだよ、忙しいのわかってるから。忙しいから来れないんだよねっていうのはわかるんだけれども。
でもその一人担当、テーブル制の担当が決まっている世界ではもうちょっとなんかやっぱしないといけないんじゃない?ってちょっと思っちゃうんだよね。
のみ
テーブル制も見えないもんね、どこからどこまでが彼の担当なのかな。
どら
そうそう違うのよ別に、意外とバランバランになったりとかするから。
のみ
いすの色とユニフォームの色が一緒とかさ。
どら
そうそうわかりやすくしておいてほしいんだよ。隣のテーブルの人はさ全然違うウェイターが来たりとかしてて、でもなんかもう一つ次のテーブルはまた自分の担当と同じ人とかさ。
そういうことが全然あるから、あなたの会社のレストランのルールどうなってるかわかんないんですけどみたいな感じで。
のみ
それってどうしてそうなったんだろうね。チップ制度があるからだよね。
どら
多分チップ制度が大いに関係あると思うんだよね。
のみ
確かにね、ハワイとか行ってつい違う人をうっかり呼んじゃう。呼んじゃうというかね、うっかりしちゃう。
だからそこまで厳しいルールだってわかってないから日本とか、日本だと別に誰に言ってもいいもんね。
どら
そうなんだよ。日本の制度は楽だよ。
僕もそんなにしっかり顔を見てないっていうかさ、時々思って。
あれ?自分の担当のウェイターはどの人だっけ?みたいなことはすごいよくあるので、そうすると本当に待つしかないっていうか、向こうからやってくるまで待つしかないっていう。
今もうこれおかわり欲しいのに、この飲み物のおかわり欲しいのに、みたいな時は結構ある。
それこそ目が合ったらちょっとみたいな感じで合図とか送ったりとかするから声こそあげないけど、
でも自分のウェイターが担当がわかんないと目くばせもできない、どうする?みたいな状態になることはたまにあるから、
ちゃんと顔を見て自分のウェイターはこの人ですっていうのがはっきりわかるようにしとかないとダメだなって思うんだけれども、いまだにたまに自分のウェイターとは誰だっけ?ってなっちゃうことはある。
のみ
確かにね。もう今デジタルの世界だから待たされるとか待つっていうことがだんだん減ってるもんね。
どら
そう、今はそれこそテーブルにあるiPadみたいなやつからパッドから注文できますみたいなの増えてるから、
アメリカでもそういうお店多分今増えていて、QRコードとかでメニューを自分でネットで見てそこから注文するみたいなお店も増えてきてるから、
それはそれでなんか、これはチップはどうなるんだろう?みたいな感じでちょっと思ったりはするんだけど、でも普通にチップ払うんだけど。
のみ
まあだから持ってくる量だよね。あれだよ、最近ロボットが持ってくるとこもあるけど、ロボットにチップ払わなきゃいけないもんね。
チップ置き場がさ、上についてきて。貯金箱みたいになってる。
どら
アメリカではまだロボットが持ってきてるところはそんなないな。
どっかで一回見たけどな、忘れちゃった。
のみ
あんまり複雑なとこは無理だし、僕も出会ったのはゴルフ場だけだけど、
ゴルフ場ってメニューも限定されてるし、ピコピコピコってなんかロボットが運んできてる。自分で取って。
チップは日本ないけど。
どら
そうね、チップがないのは大きいよ、でも。アメリカ人だってめんどくさいと思ってるんだから。
のみ
あれ別に給料の中に入れちゃえば、インセンティブ、モチベーションなんだろう、そういう頑張らせるためなのかね。
どら
頑張ってない人いっぱいいんだよ。
のみ
でもある意味それがなかったら無愛想にやるってことなのかね。
そういうとこがドライになるのかね。
どら
そうかもしれないよね。面白いね。それは実験というか、社会実験していただきたい。
のみ
でもウェイターさん、ウェトレスさんもね、誇り持って別にやってるわけだろうから。
どら
そう思いたいんだけどね。
チップ性の悪いところはサービスが良くなるっていうのが基本的にはサービスを良くするためにっていうことだと思うんだけど、
逆に働くときがあって、本当に忙しくて、もうこの人には、
今はもうサービスをとても良いサービスをできるような状態じゃありませんってなってしまうと、諦められるっていう。
のみ
こいつからチップもらわなくていいやと思ったらね。
どら
もうこいつからチップ取れないなって思ったら、全体的に投げやりになるっていうのがあって、
実際そういう体験何回かしたことがあって、
いやもうそういう問題じゃない。じゃあ誰に頼めばいいの?みたいな。
こっちとしてはお客さんと側としては。
どうすんの?みたいな。
僕たちその1回本当にひどかった時は、店長とかちょっと違う人を呼んで、
ちょっとうちのウェイター本当に全然来ないんですけど、みたいな。
さすがに言った。だって本当に何も来なくなっちゃったから、途中から。
あれは本当に最悪の経験だったね。もうずいぶん前の話だけど。
そういう風になっちゃうから、それは本当にちょっと極端な例だけど。
のみ
雨が降った時のタクシー理論って、タクシーの運転手さんが雨が降ってるとタクシーに乗る人いるから、
早めに、現実は違うと思うんだけど、早めに今日の目標を達成しちゃうから、
もういいや、切り上げちゃおうとか。
どら
そうするとタクシーが減っちゃう。
のみ
タクシーが減っちゃって、でも乗りたい人がいるから、
全然タクシーが来なくなるっていう。
だからウェイターさんもね、今日いっぱい、さっきの人がいっぱいチップもらっちゃったから、
どら
今日はもうこれでいいや、店じまいですみたいな。
のみ
あそこの席は一人はもう疲れちゃったし、裏でタバコを。
どら
確かにそのお世話でもあるよね。
のみ
あるかもしれない。
どら
これはちょっとね、難しいよね。
のみ
だからお金でモチベーションとかインセンティブにしちゃいけない気がするな。
そうじゃないところで。
どら
そうだね。
のみ
仕事の価値というか意義というか。
どら
そっかね。
のみ
特にね、この間のカスハラ話じゃないけど、
アメリカお互い様的なところがより日本より強い気もするから、
なんかよくわからず自分を嫌な客だと思われたら、適当にあしらわれたりね、あるかもしれない。
どら
そうね。
のみ
チップなんかいらないわよ、あんたから。
どら
まあとはいえそんな嫌な経験をすることは滅多にないんだけどね。
でもそれこそ日本だったらそれこそ日本で本当にそういう意味で、
嫌な接客にあったことってほぼほぼ思い浮かばないもんな。
のみ
この間渋谷のヒカリエの中で会社の人が辞めるから送別会みたいなのをして、
もう辞めて他の会社行ってる仲間とかも呼んで、
例えば7時からなんだけど、6時半すぎについちゃったんだよね。
どら
はいはい。
のみ
僕ともう一人と3人が。
どら
まあよくある。
のみ
7時からの予約だけどちょっとだいぶ早いんですけど入っていいですか?
でも2時間制って聞いてたんで、
2時間が7時からの予約は6時35分から始まったらちょっとまだみんな7時ぐらいに来るから困るんですけどって言ったら、
どうぞカウントは7時からにしますから。
でも7時まで何も頼まないっていうのはちょっと困るんで、
カウントは7時までにするけどその間なんか飲み物とかちょっとおつまみとか頼んでくださいとか、
それいいですよって言って3人で入って飲み物頼んでたのに、
6時35分から2時間カウントが始まってたわけ。
どら
あれ?
のみ
9時に終わるはずが、
7時30分、25分ぐらいになったら、
もうラストオーダーですあなたたちはみたいな。
どら
あれ?
のみ
それはさすがにさ。
どら
話が違うって話。
のみ
話が違う。
期待も何もしてない僕だけど、
のみ
ニコってすれば一旦収まる話で、
そういうソフトというか、人に頼ってやればいいじゃんって、
難しい話じゃないじゃんって思うけど難しいよね、何気にするに。
その子の作り笑いがまた嫌味ったらしかったみたいだとかさ。
どら
それはすっごいやだ。
のみ
例えばね。
その時はその子はツンツン、最後までツンツンしてたけど、
彼に怒ってしてもそれがね、
嫌な作り笑いだったらさらに腹立つかもしれないし、
それは起きない、未然防止策に注力するべきだよね。
そういうのは日々学びて。
どら
日々学び
日々学び
のみ
ほんとだよ。
どら
ほんと日々。
だいぶ丸くなったと思うけれども、いまだに
のみ
怒りが
どら
怒りっていうか、どうしてこうなるのかなとか、
どうやったら直るのかなみたいな。
のみ
そういう発想ではあるんだけどね。
僕もその起きるだろうことは、ほとんど僕をスルーするとか許容するけど、
ちょっとかなり不思議だったんだよね、それは。
まだまだだったな。
そういう時にこそ、自分の理解を超えた時にこそ、
ニコニコできるから。
よし、今年の目標ができた。
どら
そうだね。
のみ
12月まで。
今年というか一生の目標で。
そっか、わかりました。
じゃあラストオーダーですね。
ニコ。
どら
いやー、人生修行だよ。
まだ50だからな。
まだまだ。
こっからさらに。
のみ
怒る、怒るのが嫌いな人っているのかな?
どら
怒りたくはない。
のみ
ないよね。
どら
怒りたくはない。
怒らなくていいんだったら怒りたくない。
のみ
怒鳴ったりするのが別に、苦じゃない人もいるもんね。
多分いるもんね。
どら
むしろ年を取るほど怒ってる人いるよね。
すごい怒ってるおじいさんとか。
どうしたの?逆に何かありましたか?っていうくらいの怒り度っていうか、
世界全体に対して怒りを感じてるみたいなおじいさんたまにいるよね。
なんだろうね、と思っちゃう。
怒り散らしながら歩いてるおじいさんとかいない?たまに。
のみ
それはちょっとあれじゃない?
どら
何か精神的な問題を抱えていらっしゃるかもしれないけど。
でもなんかほら、態度なんていうのはそれこそお店とかでさ、
めちゃめちゃ高圧的な態度を取る人とかさ、
ああいうのってどっから来るのかなと思っちゃう。
僕の場合は最初の普通のレベルっていうか、
最初はもちろん何の問題もなく、
好意的なというか、むしろニュートラルな状態で行くのに、
もちろん何かが起こった時に起こっちゃうっていう時あるけど、
でも最初から高圧的な人っているじゃん、お店とかに入ってさ。
のみ
それも生まれてからその年になるまで誰かにそうされてるから、
普通にそうしていいと思って。
赤信号は当たっちゃいけないって同じで、
高圧的にあるべきだ、お店では的な。
疑問なくそう思ってるんじゃないのかな。思ってるけど。
どら
舐められちゃいけないみたいな人いるよ。たまにいるけどね、確かにね。
そういうのは昔から自分はないからな。良かったそういうのがなくて。
のみ
現代社会における上下関係セミナーみたいなの受けたわけじゃないんだけど、
それも広告があって、いろんな悩みの声とかあって、
今の最近の若者に対して怒る、叱るやり方がわかりません。
45歳女性課長とかさ、なんか書いてあって、
別に怒る必要ないじゃんとか思ったんだけど、
やっぱ怒ることが当たり前って思ってる人いるよね。
そこはちょっと僕は違う派。
どら
そうだね。確かに。
のみ
怒らなくていいじゃんって。
どら
説明すれば、指導すれば。
そうだよね。仕事では確かに怒るっていう感情はあって、
若い頃はあったような気がするけど、今はないな。
めったに。
10年前くらいは相当イカったことがあったけど、1回。
それもでも珍しかったから、どうしたのっていうか、
中川さんがあんなに怒っているとこ初めて見ました、
的なことを言われたくらいだから、10年以上前かな。
あれそれももう10年、丸くなったのかな。
よくわかんない。
のみ
自己制御できるようになったというか。
どら
そうかもしれないね、単純に。
怒ることが解決じゃないと。
のみ
でも本当にそれで、怒ったからといって何かが解決するわけじゃないので、
どら
ほんとそうだよね。むしろ悪化することの方がいいな気がするから。
のみ
うんね、可能性もあるし。
怒って解決するなら別に、いいけど
笑顔で解決した方が余計高度な気がするというか。
どら
いや、ほんとそれは。
のみ
そっち目指せばいいのになって思うよね。
どら
いや、ほんとそう。
仕事上だけじゃないけれど、
もともと何か相手とコンタクトがあるってことは、
今後も繋がっていくというか、コンタクトがある可能性がある人に対して、
敵意を持たせてどうするんだよって思う。
それからも関係性はあるわけだから、
その人に対して、
そういう高圧的な態度とか怒った怒りとかを見せて、
その人に対して負の感情を自分に対して抱かせたら、
いいことなんて何もないもんね、将来的にも。
っていうのは最近、
本当に強く思うね。
のみ
その後、仲直りする自信というか、
仲直り力というか、
仲直り力がスーパー優れてるのかもしれないけどね。
どら
あー、なるほどね。
のみ
ツンデレになっちゃうよね、それ。
どら
それツンデレだし、
ドメスティックバイオレンスパートナーみたいな感じだよね。
手をあげるんだけどその後に、
好きだよ、好きだよって言うみたいな、
そういうやばい関係性が、
作られそう。
それはそれでよくない。大変よくない。