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2020-03-17 14:07

#11 ふつーな個人の差別化はどう考えようか

凡人代表として、凡人でも誰かと差をつけるためにはなにが必要か、というのを改めて考えました。
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はい、おはようございます。ゼロトピックです。第11回目かな。
ちなみに今、初めて完全に寝起きで撮ってます。
寝起きチャレンジ。
ということで、今回は、僕自身が大した人間じゃないと自分自身思ってるんですけど、
個人として、何で、どうやって他の人と自分を差別化するかみたいな話をしたいなと思ってます。
なんでそういうことを考えるかというと、
第一に、自分は大したものじゃないという知識があるっていうのと、
他方でやれば何とかなるっていう楽観性みたいなの、実は結構昔から持っていて、
おそらくちっちゃい時の成功体験とか何かが起因して、そういう思考になってるんだと思うんですけど、
どうやって他の人を出し抜こうかとか、結構昔からよく考えることがありました。
ちょっと順を追って話せればなと思います。
例えば、自分は今、企業家経営者というポジションにいて、その前はプロダクトマネージャーとか、マーケティングとかやってて、
その他にも人事とか、要は世の中、仕事っていうものとか、仕事じゃなくてもいいんですけど、いろんなポジションがあります。
だからそのある一定のポジション、例えば企業家なら企業家とか、採用責任者、また採用責任者。
仕事の内容って結局似てくるんです。
つくスキルも似てくると思っています。
これは例えば、企業家だったら、みんなファイナンスのこともやらなきゃいけないし、
ホームに無頓着だったらダメだし、物を売らないと生きていけないし、
人対応者に対しても巻き込めないし、膨れないし、みたいな。
あるいは人に自分の事業とか、自分たちのチームがどれだけ優位に立てるものなのか、説明できないとダメだから、
デッグも作るだろうし、スプレッドシートも作るだろうし、やることが似てくるんです。
これ企業家に限った話じゃなくて、プロダクトマネージャーとかでも同じかなと思って、
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人との調整をしなきゃいけないし、プロダクトがなぜこの機能を作らなきゃいけないのか、
定義にいけなきゃいけないし、言語化でいけなきゃいけないし、
人を巻き込むためにブログを書かなきゃいけないし、みたいな。
そんな感じでやることが似てくるので、つくスキルも似てくると思ってるんです。
プラス、マインドもほとんど差がつかないんじゃないかなと思って、
オープンなノウハウ、ノウハウってすごいどんどんオープンになっていってるじゃないですか。
毎日タイムライン上に記事とかも出てくるし、
もっと英語のものをアプローチすると、もっとたくさん出てくるし、
マインド自体はそこまで差がつかないかなと思って、
Yコンビネーターっていう本みんな読むだろうし、
企業をしようと思ったら、
イシューから始めを読むし、ジョブ理論を読むし、
ノウハウ側もオープンになってるんで、
やるべきことみたいなのが、これやったらいいのねっていう、
公式があるものに関しては大体みなさん取り入れるんで、
もちろんあえて反対するっていうのもありだとは思っても、
ただ逆張りをしたいから反対するんじゃなくて、
自分たちはユニークでこういう価値観を持ってるので、
あえて反対しますみたいな。
なんだけどその意思みたいなもの自体は、
自分が身を置いてる環境から拡張バイアスみたいなものを受けるので、
成功するための法則みたいなのはこうだよって言われたら、
人間の意思って結構似通ってくるんです。
そういうこともあって、スキルとかマインドっていうのは差がつきにくい。
特にジェネラルな部分では全然勝負にならない。
それは一番先頭でリーダーやってるような、
例えば他の会社が1000人とか2000人ぐらいの経営をしてる中で、
初めて1万人の会社を経営した人って、
おそらく最も重要な知見を誰よりも早く得ているはずなんですけど、
そういう時代ではないんで、旧石器時代終わったんで、
基本ジェネラルな勝負はつかないと思ってるんですよね。
みんな似てくると。
じゃあどこで差つけるべきかなっていうのを考えると、
僕は大きく2個しかないなっていうふうに思ってます。
1つは極めてバーティカルな知識とか知恵を身につける。
具体的に何かというと、今この時点で、
ある領域で何が起きてるかっていうのを、
それまでのその業界のすべての背景を自分にインプットした上で、
明瞭に説明できて、
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それをさらに何が起きるかに消化させることができる。
っていうのがバーティカルな知識とか知恵だと思ってます。
これをやるためには相当頑張んなきゃいけなくて、
異常なほどの領域への踏み込みが求められると思ってます。
例えばそこの、なんだろうな、
僕だったら小売なんで、小売のサービスっていつ生まれたのかとか、
そうすると期限前ぐらいまで遡っちゃうんですけどね。
価値交換が期限なので。
どういう発展をしてきたのか。
ユーザーって何をその時代その時代で求めてたのかとか、
革命というか、大きな変化が起きたタイミングはどういう時で何が起因したのか。
あるいはテクノロジーってその背景、
時代背景の中でどういう役割を果たしてきたのかみたいな。
そういう背景をインプットするっていうことが、
恐ろしく面倒で難しいことだと思ってます。
この背景、コンテキストみたいなものって、
もちろんデスクトップリサーチでもいいんですけど、
デスクトップリサーチしてるだけだと、
表面を洗ったような記事しか出てこないんで、
あるいはその、ある一時点のスナップショットしか出てこないんで、
それをつなげたり、比較できる形に落とし込むっていう作業は、
人間とか自分自身でやらないといけないんですよね。
なので、まずデータセット揃えるってことがすごい難しいし、
データセットだけだとやっぱ分かんないですよね。
データは理由を教えてくれないので、
その時代にそれが起きた理由を教えてくれるのって、
結局、形成的な情報だったり、
あるいは周辺の情報だったり、
その時代の別の領域のスナップショットだったり、
そういうものをかき集めて、
この時点ではこうだったの、理由はなぜなぜだっていうのを、
自分の中に落とし込んでいく作業が必要。
そうすると、今起きていることっていうのは、
どういう背景の上に並立しているのか。
例えば理想があるとしたら、
そのギャップが埋まってない理由みたいなのも答えられるようになると思います。
さらにそのギャップが答えられるようになると、
要は何がテクノロジーだったり、
大きなブラックスワン的な変化によって、
変わった、前提が変わったら、
このギャップが埋まるのかっていうのも説明できるようになるので、
過去、現在、未来の3つの軸で、
1つの繁榮とか領域を語れるようになるはず。
こういうものは相当な大分と覚悟をしてないと、
普通の人には用えないので、
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ここは個として差を分けられるポイントかなと思ってます。
それが1つ目。
もう1つ目。もう1つは教養かなと思ってます。
教養っていうのは、
歴史とか哲学とか経済とか生物学とか、
知性学とか生命科学とか、
人類って地をいろんな領域で極大発展させてきた、
歴史がありますよね。
これらを学ぶことで、
さっきの1つの領域をとにかく深もって、
タイムラインを自分で語れるようになることになったんですけど、
それを他の領域に対しても薄く広げましょうっていうのが、
教養っていう学問だと思ってます。
教養学問というのかちょっと違うかもしれないですけど。
教養が必要なのは、
さらに俯瞰する能力を高めるためだし、
教養自体がそういう俯瞰の技術だと思ってます。
他の領域で起きたものの歴史を知っていると、
一定のメタ認知ができるとか、
資生学的な影響って、
要は人間が持っている富の差、格差とかは、
人間の能力差じゃなくて、
地理によって生まれてるんですっていう、
最新の学者の最も強い主張とか、
あるいは病原菌って横には伝播しやすいけど、
縦には伝播しにくいみたいな、
歴史学上分かっていることとか、
こういうことの細かなフラグメントの積み重ねを
自分の中にしていくことで、
何か未知のものを見たときに、
別のものから紐付けて意味付けをできるとか、
メタ認知をできるとか、
それによって解決方法を自分から叩き出すことができる。
そういう能力が教養を身につける意味だと思っています。
多くの人は取り組まないことの一つです。
なぜなら、すごいめんどくさい。
分かりやすいものを見ていれば身につくようなものじゃないなと思っているので、
逆に誰かと差をつけようと思ったときには、
こういう部分が必要なんじゃないかなと思っています。
個人として何に差をつけるべきかという意味だと、
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僕はある一定の領域の専門家となること、
バーティカルな知識を持つことと、
教養を身につけることで比較。
特に知的産業をやっていく上では、
難しいんじゃないかなと思っています。
技術が差別化要因になりますという人は、
本当に一握りだと思うんですよ。
そこを目指すよりも、本人でもたどれるルートはどこかというと、
時間と覚悟と、あと自精神さえあれば身につけられるもの。
いわゆるこの2つが良いんじゃないかなと思いました。
1個何か言い忘れたことがあって、バーティカルの話で、
結局その飛び込んだ領域の最も最先端にいる人たちと仲良くならないと、
結局無理だなと思っています。
この人たちが今最も現場を知る、現在を知る人たち。
現在のものってすぐにデータには上がらなかったり、
顔との比較ができなかったりするので、
そこの部分を知識として補ってあげると、
実は信頼が安いなというのを感じています。
これはまた別のトピックにしてもいいかな。
ということで、今回は以上です。
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結構100人ぐらいポンポンポンってついて、なかなか嬉しいです。
では以上、Zero Topicでした。またね。
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