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  2. #13 参入障壁とはどういうもの..
2020-03-18 11:04

#13 参入障壁とはどういうものか 2020ver

こちらの記事について、今の考えていることをザクザクと話しました。https://yamotty.tokyo/post/20171125_business-barrier/
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はい、ありがとうございます。ゼロトピックです。
今日質問いただいたので、それについて答えたいと思います。
その内容が、参入障壁について2年前頃にまとめていらっしゃったので、
あれからの更新を踏まえて、今思うことを話してほしいです、というので、
これ2年前から僕の記事とか読んでくれてるっていうので、すごいありがたいですね。
もう、生やかしてほしいです。
はい、ありがとうございますと。
この質問をいただいたので、2年前に書いたことを読んだんですけど、結構いいこと書いてましたね。
内容が、参入障壁っておそらく3つ要素がありますっていう、
前提の振り返りからします。
3つ要素があるという話で、1つ目が暗黙値があり、研究がされにくいということ。
もう1つが追いかけるためにかかるお金とか時間のコストがすごい高いこと。
3つ目が改善プロセスをその強みに対して内包されてること、
要は前に進み続けることっていう、その3つを含むものが参入障壁になりうるっていう話を書いていて、
この定義自体はあまりに綺麗で、このまま使えるんじゃないかなと思ってます。
今考えることみたいなのを少しこれに付け加えるとするんだとすると、
やっぱ参入障壁って、もう1つこの後ろ側で言えることが何かとすると、
絶対に埋められないものではないんですよね。
あくまで、それがあるから絶対に事業が安心ですとか、
絶対に他の人が入れないという類のものは作れないと思ってます。
そういうものってどちらかというと人間の中に埋め込まれたもの、
創業者の意思とかそういうものの方が参入障壁としては緊急もさえにくいし、
追いかけることが不可能なので、なりやすいですけど、ちょっとあまりにファジーなので。
という前提のもとで、要はどれだけそれをキャッチアップするのにお金と時間がかかるがゆえに、
他の人は諦めたくなってしまうとか、そこじゃないところで戦おうと思ってもらえる
みたいなものが参入障壁の特徴なんじゃないかなと思います。
もう1個あるとすると、早い事業と遅い事業っていうのがあると思っていて、
早い事業っていうのはその瞬間に人の求めるものに合わせて仕込むことで、
シュッとキャッシュフローを作ってシュッとエグジットするなり、
その事業のピークが終わったタイミングで閉じてまた別のトレンドを仕込むみたいな、
トレンドに対して仕込むみたいな、そういう資金が軽い事業と、
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そうじゃなくて、トレンドとかいって無視して、いわゆる専門性を突き詰めていった結果、
その人にしかできないんだけど、ものすごい時間がかかったり、
キャッシュが生まれるまで時間が長い事業、あるいはキャッシュが生まれるまで時間が長いと潰れちゃうんで、
潰れない程度のキャッシュを稼ぎつつも、本丸自体にはものすごい時間がかかるような事業を遅い事業とすると、
やっぱり早い事業っていうのは参入消費作れないなと思いますね。
この瞬間誰でもできるみたいなものだし、別にこの世の中に自分がいなくても、
おそらく他の誰か絶対やるんです。
なので、創業者の意思みたいなものも関係ないので、ブロッカーが何もないっていうのが早い事業の拡張。
その代わり、一番初めに動き出すことが重要っていう。
動き出すことも重要だし、そこで最もうまくエグゼキューションしたり、
試行錯誤、実験が早く回せることが重要っていうタイプの事業は、
やっぱり参入消費みたいなものとは無縁の考え方になるんじゃないかなと思ってます。
他方で遅い事業についても、これ考えるときに企業家の世の中に出してる価値みたいなものは何で測るかっていうと、
結局その人がいた世界といない世界との差分です。
そのアルファですみたいな建設ってかなりよくあるんですけど、
僕結構本質的には世の中に起きてる課題、その瞬間の課題って、
ある程度のイテラシを持ってる人が何かの縁で眺めたら絶対に同じに見えると思うんですよね。
だから矢元にしか見えない課題みたいなものは本質的にはなくて、
多分10年とか20年とかのスパンで見たら、僕以外の人も誰かも眺めてて、
絶対に誰かも取り込もうとするようなものであるはずなんですね。
それは巨大な課題だから。
で、解き方とかに、解き方とか作るチームとか、そういうもので差分は出てくるんだけど、
行き着きたい場所っていうのはそんなに変わんないはずなので、
ベクトルの違いは若干、向きの違いは若干あるけど、
結局、起業家がいた世界といない世界の差分みたいなのはほとんどなくて、
やったかやんないか、それを自分がやったか、それを自分じゃない誰からやったかぐらいの違いになるかなと思っています。
とはいえ、なのでそこで生まれている最後の差分何かっていうと、
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その人がどういう組織を作ってそれをやったかとか、
あとは辞めなかったかとか、結構泥臭い人間っぽいところに行き着くんじゃないかなと思っています。
より有能的というか感情的な部分。
で、それが仕上がりの事業の形態にも影響を結構大きく及ぼすと思っているので、
本当の本当の参入所域みたいなものって、その事業をリードする人の意思とか感情みたいなものかなと思います。
逆説的ですけど、例えば今僕が何を考えているかって、ほとんどの人にとっては暗黙地で研究できないし、
追いかけるコストが高いっていうか追いかけられないので分からないんで、測れないので間を。
僕の意思自体は、いろんな影響とかいろんな見たものとかいろんな実験を通じて勝手に改善していくので、
先に挙げた参入所域の定義の3つも満たしてるなっていうのはふわふわと考えました。
とはいえこれちょっと求めて答えたらずれてる気がするので、最後もう1個だけ言うと、
やっぱり今参入所域が作れる事業は何かっていうと、結局テックかなって思いますね。
どこの領域にどういう技術を持ち込むかとか、
最先端で研究されている技術かのどちらかしか参入所域は作りづらいんじゃないかなっていうのは思います。
ソフトウェアの世界で社会実装が済んだ技術って結構たくさんあると思ってて、
特にモバイルアプリとかだと、いわゆる機械学習とかは何に適応すべきかとか、
そのときどういう効果が得られる、どういうコストがかかるのか、
故にどういうフェーズでやるべきかみたいな話は結構一通り出揃ったと思ったんですよね。
それこそスマートニュースとかGNOSYみたいなニュースアプリの話もそうだし、
僕が言ったメルカリだと、これ言っていいかわかんないからあれですけど、
メルカリでもこういう領域に使っててこういう効果を出せます。
だけどコスパはこんな感じですっていうのは結構明確に見えてるんで、
その辺の答えが割と出揃ってると思うんですよね。
だけどそういうものをまだ使ったことがない産業ってたくさんあるんですよ。
そういう産業に適応するときには、今挙げてた問い、
いつやるべきかとか、そういうものは一回リフレッシュされる部分があるので、
そういうものを持ち込むことで、一番初めに持ち込むことで、
参入障壁を築けるんじゃないかなっていうのは結構思ってはいます。
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ただ研究されにくいかっていうと、それもちょっと微妙な気がするな。
研究されにくさってやっぱり見えない部分が大きいですよね。
バタバタ。水の下で描いてる足の方が見えにくいから研究されにくい。
人ってやっぱり情報の8割を目から得てるって言われてるので、
目に見えちゃだめなんですよね。
だから目に見えない部分を参入障壁にしましょう。
そういうのが一番大事なんですよね。
アルカイブのインターフェースは誰でも真似できても、
アルカイブのアルゴリズムはどうなっているのかっていうのは、
中の人以外はやっぱり真似できない。
そのアルゴリズムの方が実は閲覧者から購入者に転換する割合が高い
みたいな事実をつかんでるんだとすると、
アルゴリズムを投資しようってなりますよね。
もちろんアルカイブのインターフェースは誰でも真似できても、
アルカイブのアルゴリズムはどうなっているのかっていうのは中の人以外は真似できない。
そうするとアルゴリズムを投資しようってなりますよね。
そういう話だと思います。
目に見えなくて効果が大きい場所に投資をしていくと、
それが参入障壁になりやすいみたいな側面もあるんじゃないかなと思います。
ということで、あんまり整備できてなかったんですけど、
いかがだったでしょうか。
一旦こんなところでこの質問は閉じたいと思います。
ありがとうございました。
今回紹介した記事も概要欄に貼っておくので、
ぜひ見たことがないという方は読んでみてください。
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