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はいおはようございますゼロトピックです
今日はですね10Xの人事組織人事本部について話したいと思ってます
このポッドキャストの概要を一言で言うと
人事本部長を募集してますということに尽きるんですけどそれだけだと味気がないので
僕が人事みたいなものに対してどういうことを考えて取り組みを始めているかとか
どういう期待を持っているかとか現状がどうかとか
あとは10Xならではの推しポイントってなんだろうみたいなのを
少し噛み砕きながら話せるといいなというふうに思ってます
まずはじめに人事本部というか人事全体の理解みたいなもので
これは自分自身も人事業をやったことがないのでそんな深く理解してたわけじゃないんですが
さすがに5年も会社経営してて会社も80数名ってなってくると
やっぱりその影響度の大きさからやっぱり人事ってすごい重要なんだなとか
そこに対する理解を深めようと勉強する機会もすごく増えたり
あるいは実際に業務として例えば人事制度をスクラッチで作り直すとか
組織をスクラッチで考え直すとかそういう機会に照明からぶつかるので
そういうことを通じて人事っていうものへの理解を深めてきたつもりですと
今の10Xにおいて実際の組織の形態とは別に人事機能って一体何があるかっていうと
ざっくり言うと4つなんかなというふうに思ってます
一つはいわゆるセンターオブエクセレンスって言われるような
社内の状況とかあるいは市場だったり制度の状況だったり
いろんなものを収集した上で会社としてどういったシステムとかルールで組織を運用していくかといった
そのエクセレンスをため込む場所
最終的なアウトプットはおそらく社内の制度とかルールとかプロセスっていうのに落ちていく
これがまずCOEとして人事の機能の一つ
もう一つがそれとセットくっつく形になるんですけどロームですね
いわゆる入社退社だったり
あるいは給与計算とか勤怠管理とかそういった
COEが会社の中のルールシステムを司るとすると
ロームは何に対して働くかっていうとやっぱり法律とか規制とか
従業員を雇用している人が従業員を守るっていう観点で
やっぱりそういうものは法律とか作られてると思うんですけど
これに対して遵守あるいはそれを守りながら
他の機能が最大限価値を発揮できるような
潤滑油としての機能を果たすっていうのが自分の中のロームの理解
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2つ目はロームかなと思ってます
3つ目が採用ですね
特にスタートアップって
PMF5っていうのは会社の人員の数っていうのが
普通の会社の速度とは全く違うレベルで成長していく
特に例えば前月比何%みたいな成長比率で見ると
正直大企業の比じゃない速度で人が増えていく
そういった特殊性のある環境だと思っていて
その中において人を増やす人材を抱えていくっていうところにおける
最大の機能の一つが採用機能だと思っていて
スタートアップの命の歯車というか
の一個じゃないかなって思ってます
これが3つ目採用で
4つ目がHRVPこれはもう組織に専属する
いわば組織長の右腕みたいな
ちょっと組織組織って言っちゃって何があれか分かりづらいなと思うんですけど
例えばプロダクトを使い立てる組織の長
プロダクト本部長がいたとして
彼がプロダクト本部のスループットを最大限発揮するために
事業上を達成しなきゃいけない要件と
組織上を達成しなきゃいけない要件で必ず出るわけなんですよね
この組織上の要件ってものを
時には言語化したり
イシューを探索するところからセットで一緒に動いて
その組織イシューをまるっと解決に向けて動くとか
そこに担うとかそういった機能が人事側から人事の専門職として派遣される
それがHRBPっていう風に今のところ位置づけていて
大きくはこの4つの人事機能みたいなものが
個人的にはすごく重要なんじゃないかなっていう
そんな解像度をまずは持ってますと
10Xにおける人事本部っていうのは
少しじゃあこの4つに対して
ストレートな組織形態を取っているわけではなくて
これは10月1日から正式に施行されるんですが
人事本部ってものの下には採用部と
あとはHRBP部っていうこの2つの部が並ぶことになります
じゃあ残りの2つはどこ行くのっていうと
これはコーポレート&ファイナンス本部っていうところの下に
コーポレートオペレーションズっていう部があって
その2つが主管リードするっていうような形になっているので
人事機能は4つあるんだけど
人事本部が直接干渉するのは2つで
残りの2つはある種クロスアサイン
コーポレートオペレーションズが主管の中で
クロスアサインで一緒に作っていくっていう
なんかそういう形の整理をした
本部形態を取ろうとしています
なのでコーポレートオペレーションズ
要はロームとかCOEを預かる側にも
いわゆる採用とかHRBPがどう動くのかとか
そのために必要な知識とか
そういったものを備え付けたり
そういう人材を配置していく必要があるし
逆に人事本部側にも
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ロームとかCOEみたいな観点で
動ける人材を配置していって
その両者の間でうまくインターフェースを
責任分解を持てたり
あるいはプロジェクトをキックできたり
協業できたり
一緒に価値を作っていけるってことが
すごく大事な組織設計になっていて
時には牽制が起きるっていう
そういう組織設計になっていて
この組織のあり方自体は正直正解がないな
っていうふうに思っているんですよね
なんですけど
じゃあ何によって決められるかというと
今いる人材
要は人事本部側にどういったクライテリア
どういうウィルで
どういう人材がいるかっていう
逆にオペレーションズ側には
どういう人がいるか
この2つを見合わせた時に
TENXにおいては
この今描いた人事っていう機能4つを
2つにぱっくり割って
2つの本部で持っていって
必要なところを協業するっていう
そういうモデルがいいんじゃないかな
っていうふうに考えました
このあたりはもっと深い
TENXの中の人材一人一人
特に人事本部の人材と
コーポレートオペレーションズの人材
彼らがすごいタレントであるんですが
これはどういうタレントかっていうとこに
立脚して組織が作られているので
だいぶ個別性は高いかな
っていうふうには思っています
なのでその点は
ちょっと省かしていただこうかなと思っています
というのがまず自分が
どういう本部構成を作ろうかと
考えているかというところですね
じゃあ人事本部側
要は本部長たる人事本部長が
どういったミッション責任
要は人事の本部が何を目指していくのかっていうと
これは今月明確な定義をしてますと
ちょっとミッションと責任っていう
2つの項目を書いているので
それをちょっと読み上げます
人事本部のミッションとしては
組織を運用するための資産
それは人材とか
仕組みとしてのシステムとか
制度の構築および各本部における
イネーブルメントを通じて
10Xの組織価値を最大化する
っていうふうに書いてます
特にこの中でキーポイントは
各本部におけるイネーブルメントっていうところで
ここはすごい重要なポイントで
すごく人事を考えていく上で
1つ10Xらしさが出ている部分かなとも思うので
少し後から補足しようと思います
責任のところは5つ挙げていって
詳細まで読まないですが
その5個の項目を読み上げますと
1つは一周の探索
組織一周を全社レベルで探索すると
2つ目がロードマップの策定と運用
人事っていう本部が持たなきゃいけない機能ってものを
ロードマップ化して
それを作っていくとか
運用していくっていうところですね
その優先度の判定が3つ目
4つ目がプロセスマネジメントで
人事っていう機能
特に採用ってHRBPっていう機能を
いかにプロセスの中で組み込んで
生産性を上げていくかっていうところ
5つ目がイネーブレメントで
各本部のイネーブレメントっていう
この5つを責務として掲げています
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先ほどお話しした10Xにおける
各本部におけるイネーブレメントって
何ぞやみたいな話なんですが
まずそもそもの僕の考え方として
基本的に事業に必要な人を見定められるのは
事業をやってる人だっていうふうに
思っているんですよね
かつこれは
蒼天鋼鷺っていう漫画を
読んでいただくとわかるんですが
三国志の義の曹操がですね
彼は戦も強いんだけど
いわゆる政治も上手いっていう
それによって義っていう大国を
作り上げる秀才なんですよ
彼がその漫画の中で言うのは
軍師みたいな要は戦のプロみたいな
人間にお前は祭り事もやれ
みたいなことを言うんですよね
祭り事をやって国の形を描いて
その国から生まれる人材とか
余剰を使って戦が生まれて
その戦での成果ってものが
国にフィードバックされるって
戦で強くなりたいんだったら
本当に強い国を作れるようになりなさい
っていう発言
そういう趣旨の発言を
ところどころで出していて
僕はひどく感銘を受けるんですよね
そのシーンっていうのに
要はこれと同じで
10Xの中には実は本部っていうものが
次マトリックス組織に移行した後っていうのは
縦に2個横に4+3で7個なんで
9本部できるんですよ
つまり9個国ができるようなものなんですよね
その9個の国がお互いに連携し合いながら
この10X連邦みたいなもの
アメリカで言うと州があって
その州の塊が連邦みたいな感じだと思って
その州1個1個は全然違う国
10Xの場合はもうちょっと強調的というか
同じミッション向いてるんで
連邦っていうよりは
なんていうんですかね
合衆ちょっとわかんないですけど
そういう感じかなと思ってます
ただその一つ一つの組織の中では
しっかり全ての本部が
ミッションとか責任を持っていて
そのミッションの間では
背中を合わせあったり
お互いのインターフェースを築いて
Aという本部とBという本部が強調する時には
可能な限りAPIのように連動してください
っていうふうに話をしてます
それはBの機能をAが使いたい時は
型に沿ったインプットを入れて
型に沿ったアウトプットをもらえるような
なんかそんなインターフェースを
作ってほしいっていうことを伝えています
そういった各本部がすごい機動的
かつ一部では機械的
そして有機的に繋がりながら
この仕事のスループットを
上げていくっていうことにおいて
各本部が祭りごと
つまり人材の採用だったり
組織の理想の姿の構築だったりに
各本部長が責任を持っていくのが
良いと思っています
逆に言うとセントラルである
コーポレートっていうのは
そういったものを支援する存在だったり
彼らが生き生きと祭りごとができるための
ツールとかプロセスとか仕組みを提供
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作る、提供していく
提供するだけじゃなくて
その使い方みたいなものを
各本部にフィットさせていく
これがイネーブルメントかなって
いうふうに思っていて
コーポレートを簡単に言うと
ディセントライズルしたいな
っていうふうに思ってますね
特に人事が特にっていう感じです
なので人事本部長っていうのは
やっぱり資産を作って
それをイネーブルメントしていく存在で
あるべきかなって
いうふうに思ってますよね
っていう観点において
じゃあ本部長にどういう人材が
求められるかみたいなのが
この2つというかのストーリーから
結構逆算できるなと思っていて
一つはやっぱり人事っていう
本部っていうよりは
やっぱり人事って機能を
4つ全てに対して
一緒に責任を持って
これを進化発展作っていくことが
できるっていうのがまず一つ
でなってくると
採用だけがすごく得意です
っていうよりは
HRBPとかCOEとかROMとか
こういったところに対して
ご自身が全てをやるわけではなくても
幅広く観点を持ちながら
その攻め守りのバランスを
うまくその横のコーポレート
&ファイナンス本部と
連携しながら作っていけるってところが
一つすごい重要なポイントかな
っていうふうに思ってます
ただこの点はそこまで
なんか10Xだから
あのーって言ってよりは
割と一般的な人事本部に
求められるものかなと思っていて
もう一つさっきの
ディーセントライズみたいな
あの人事機能を中央に
閉じ込めるのではなくて
各本部に分散して
くっつけていくみたいなところが
マルシェ10Xらしさにも
つながってくる部分だと思っていて
こっちの部分ってなってくると
いろんな本部とかいろんなスキルとか
いろんなパーソナリティの人
本部長と一緒に組織を作っていくっていう
そこに必要ななんか要は
リソースとかスキルとか
資産みたいなものをサーブしていくっていう
そういう考え方に立脚した上で
本部組織っていうのを作っていける人
っていうのがすごく10Xには
フィットするのかなってふうに思っています
自分自身がこういうミッションとか
理想みたいなのまずは書いたり
言語化してみて
自分が何できてるかっていうと
何もできてないんですよね
リソースが足りないというか
本当に時間がなくて
日々忙しくさせていただいてるんですけど
まずはこの絵が大事かなと思っていて
今回一度まず言語化して
お伝えしたり多くの方に発信して
まずは行きたいなってふうに思ったので
今回この収録をしていますと
ただやっぱりこの次がすごく大事だと思っていて
これをより具体の形でテストしていったり
あるいは実際に業務を通じて
よりじゃあこの方向は正しいんだっけとか
解像度を上げていって
検証していくっていうのが非常に重要で
実際にそのところに歩みを進めたいな
というふうに思っています
というので初めの方に戻るんですが
僕らとしてはやっぱこういう人事本部の姿を
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まずは描き始めたところで
これを一緒にやっていきたいとか
なんか少しでもこの形ってなんか面白いなって
思っていただけるような方に
関心を持っていただけると
すごい嬉しいなというふうに思っております
というので端的に言うと
人事本部長募集していますので
ぜひ関心がある方
これを聞いておって思った方っていうのは
ミーティーなり何なりご連絡いただいたり
直近ですとオープンオフィスみたいな形で
会社の説明会みたいなものを
再開していたりするので
そういったところからドアノックいただけると
嬉しいなと思っています
はいということで今回はですね
TENXの人事本部について
そして人事本部長を探しています
っていう話をさせていただきました
これは今回の実験分析についてです
詳しくは、ヨルシカチャンネルの概要欄をご覧ください