でも行って削ったときには、着地としてもう少し減った姿で、何とかこの事業できるんじゃないのっていう人員計画の変更みたいなものをかけて、全社に説明したかなというふうに覚えてますね。
スタートアップって全く一緒じゃないというか、経営者の性格によってそういう経営の仕方って本当に、会社ってそうなんですけど、特にスタートアップって全部が成長拡大みたいな印象があると思いつつなんですけど、ものすごい経営者の性格が出て、
TENXってさっきおっしゃってたようにずっと人足りない。なんでずっと人足りないかっていうと、授業も拡大してるんですけど、慎重なんですよね。松尾さんが入られたときって多分、今話聞いてるとめちゃくちゃ人足りなかったですよね。
僕らが投資したときも全然人足りないし、今も足りないしみたいな、拡大する判断をするのがすごく慎重なのが山本さんの一つのある意味、いい性格というか、なのかもしれないな気がしますね。
出てますよね。この事業の性質がそうさせてるみたいなところがめちゃくちゃあるなと思ってて、我々いわゆるデプロイするというか、案件が契約取れてから実際にローンチするまでにもかなりの期間を要しますし、案件がリリースされるのがゴールじゃなくて、そこからリカーリングのレベニューが入ってきて、それが増えていくってことがすごい大事で、
増えていくきっかけはパートナー側の事業がちゃんとGNVが伸びるとか黒字が出るとか、それによってどんどんどんどんネットスーパーに投資されて、さらに売上が伸びていく。それにかけてテイクレートというか、そこでの収益が増えていくっていうモデルなので、すごい時間を使って事業を大きくしなきゃいけない。
その代わり、一社とすごく深く、一社一社とすごく深く関わるという、そういう事業の性質なので、めちゃめちゃロングタームだなと思ってて、なので、あるショットでこのタイミングで15億円あります、20億円ありますってなった時にも、そのお金の使い方として何が正解なのかっていうのをすごい考えると、どうしても長く戦える方に重きを置いて、時間を買ったり、あるいは本当に重要な人が長く働けるようにするっていうところに投資してきたみたいなのが割と正確として、
あるいは事業の性質を受けて出てるかもなって思いますね。
ありがとうございます。採用の現場でも、よく100人を目指す組織とか100人を超えてあるあるなのが、いい人がいたら採用するとか、入ったら周りの人がちょっとこの人何やるかわかんないけど、新しい人が入りましたみたいな組織を作っていくとかそういうパターンあるかなと思うんですけど、
TXはそれが全くなくて、やっぱり期待値が当時からなぜそういう人が必要なのかっていうものを定義、説明して、それと合わせて候補者の方にもご説明したりするみたいなスタイルが根付いているっていうのも大きな詳細の一つかなと思いました。
ありがとうございます。
あと市場のテーマで一つよく言われる質問が、最近小売業界、特に我々は国内のパートナーさんと一緒に事業を行っている性質があるんですけど、小売業界高決算が目立つんじゃないとかインフレの影響って10Xにとってプラスなのみたいな、こういった市場に対してStaylerとか10Xってどうリアクションしているのかみたいなところって一言山本さんからいただけますか。
なるほど、結構難しい話題で、今小売企業で決算が良いって見えてる会社は基本的に名前が大きい会社なんですよ。苦しんでる、要は決算がある種日系の表紙に出てこないような会社さんも小売はいっぱいいらっしゃって上場企業で、そういう会社でめちゃめちゃ苦しんでる会社と結構パッキン二分してるなと思ってます。
で、コロナ中に小売が好景気だった理由と、コロナ終わった今好景気な理由って結構二つに分かれて全然違うものになってて、コロナ中はほとんど全ての小売が元気だったんですよ。
これは何でかっていうと、買い上げ点数がすごい伸びた。理由はステイホームのためにまとめ買いをする人が増えたんで、あと外食に使ってたバジェット、これが全部内食に流れ込んだんで、そもそも小売市場の市場規模自体が13兆円から15兆円ぐらいまでバコーンと増えた。2兆円増えるみたいなのが起きてて、それでみんなスーパーに買い溜めに駆け込んだっていうのがあって、
コロナ中はこれで小売が全部好決算だったんですよね。今コロナ終わって、良い小売と決算厳しい小売と二つに分かれてて、良い小売ってのはインフレの影響で単価を今度上げてるんですよ。
なので買い上げ点数は増えてないんですけど、単価を上げに行ってて、この値上げに成功した小売は決算がすごい好調。逆にうちは値上げしませんっていうスタンスを結構我慢して突き通してる会社さんは逆に単価が下がってるというか、あらりが取れなくなってるんで利益率が下がっちゃってて、これで厳しくなってるっていう、そういう感じになってます。
で、TENXにとって追い風かどうかで言うと、うーみたいな、いわゆる今ね、単価を上げるみたいなお客さんに負担ちょっとかけちゃうけど値段上げますってやった小売さんは、ある種これに合わせて体力もついてるし、お客さんそれでも離れないって確認してるんで、その予算がいってネットスーパーにも流れるんじゃないかなっていう気がしてて、そこは追い風の側面だったり、フラットというかそんなに問題ない側面ありつつ、
さっきの厳しい小売さんはネットスーパーやってる場合じゃないってなり得るんで、そこは難しい可能性はあるかもしれないっていうので、ちょっとどっこいどっこいやなっていう感じはしてますね。
ありがとうございます。
ちなみに月1とかで株主定例図を言うか原さん、山本さん中心にお話しする機会あると思うんですけど、こういった話題ってされるんですか?
これしないですね。
意外と聞いててしないなと思いました。
こういうのしないですね。
結構ストイックにいきなり事業の話とかしてます。
そうですね。
すぐ事業の話します。
ごめんなさい。
原さんからはもっとゆっくりとした時間を取ってくれと、いつも言われて。
僕とか山田さんいつも息切れしながら、ハーハー言いながら株主定例って去っていくみたいな。
本当はこういう話をすべきなんですけど。
そうですね。だから長めのやつを今度やる予定ですかね。
やる予定です。
少しそういった場面も垣間見えた気がします。ありがとうございます。
もう少し10X、ステイラーの現在地みたいなところにフォーカスさせた質問に移りたいなと思うんですけど。
一言で10Xのステイラーって事業状態って今どういう状態にあるって言えるのかなって。
外から見るとローンチパートナーが少しずつちゃんと拡大していっているなとかいうふうに見える部分はあるんですけど。
山田さんから言えるところ言えないところ多分あると思いますけど。
どういう状態にあるかなって。
あるいは原さんから見てもどういうふうに評価しているのか。
あるいはこういうふうにプッシュしているのかみたいなところのお話、
ザックバラに伺えたらなと思います。
これどっちから。
山本さんからじゃあ。
僕から。
そうですね。
いくつかの観点があるかなと思ってて。
一つは新規のパートナーがどうやってちゃんと増やせているかって話と、
あと我々の事業のコアである、
我々が取り扱っている流通額がちゃんと増やせているかってところと、
最終的にテイクスとして再産生だったりキャッシュフローみたいなところで持続性があるかっていう3つの観点があるかなと思っていて、
それぞれ話すと、まずローンチパートナーは確かに順調な拡大っていうふうにおっしゃっていただきましたけど、
その通りで結構今年にはかなりたくさんのネットスーパーを、
それも新しく始めるというよりは置き換える。
過去何年か何十年とか歴史があるネットスーパーを、
新生のネットスーパーをステイラで置き換えて、
リブランディング、リブラッシュして、
もう本当ここから再成長に向けて投資していくぞっていうパートナーの、
特に一方の一番手みたいなパートナーさんと契約していくっていうところが、
順調に進められたかなと思っていますし、
さっき中継みたいな話だったんですけど、
中継の中ではよりエンタープライズにすごくフォーカスしていこうっていう話を歌っていて、
そこに向けた準備っていうのを、
かなりプロダクトの側面でも事業開発の側面でも、
あるいはコーポレート的な側面でも進めている。
これ時代は結構前もって投資ができている方かなと思っているので、
2年前、3年前の何も準備ができなくてアタフタしていた時よりは、
少し先を見せながら構えて動いているかなというふうに思っています。