皆さん、写真は好きですか?カメラは昔から興味があるけど、なかなか始めるきっかけがない。始めてみたいけど周りに詳しい人がいないし、どのカメラ機材やレンズを買えばいいか分からない。そんな方もきっと多いはずです。
今回は写真家として国際的に活動する谷くんに、そんなアナタの背中をプッシュするカメラの魅力と、実際にどのように独学で写真技術を上達させたのか、そのコツを聞いてみました。
写真の世界はホントに素敵です。お子さんも学生も社会人も主婦も定年後の方も皆んな、今日からすぐに始められる魅力的な趣味です。芸術的に物事を考え、捉える事ができるカメラは、日々考え過ぎで疲れた頭を休めたり、ストレス解消や運動不足の散歩ついでにも最適です。ぜひ魅力溢れる写真の世界をご堪能ください。
◆ 谷くんのウェブサイトはこちら
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【山ちゃん】
都内小学校の先生兼ワークショップデザイナー。学校内外でアーティストや専門家、企業と連携した授業やワークショップを実践。子どもたちとともに創造する環境をつくりだす。
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【谷くん】
アメリカ在住新米パパ。クラフトビール探検家・とも蔵として著書やSNS、YouTubeなどでクラフトビール文化を発信する傍ら、写真家・グラフィックデザイナーとしても国際的に活動。
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00:04
こんにちは、山あり谷あり放送室です。この番組は、図工の先生とクラフトビール探検家の二人が話す放送室です。
東京に暮らす僕、Yama-chanと、ロサンゼルスに暮らす僕、Tani-kunが、日米間の子育て、教育、アート、カルチャーなど、日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
はい、では今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回はですね、Tani-kunに是非、カメラについて色々教えてもらいたい。そんなそんな思いがありまして、
はい。
フォトグラファーとしてのTani-kunのカメラを、何か写真を撮る時に、何かどんな、何かほら、毎日常に持ってたりするでしょ。
ここだった時に、その瞬間、どんなところにこうさ、キュッとこう感じて撮ったりするのかなとか、
あとその後の編集とかさ、その辺もろもろこの撮るところから何か作品になるまで、その一連のストーリーをね、是非聞いてみたいなと思ったんですよ。
なるほど。そう、僕はフォトグラファー、写真家としても活動してるんだけど、僕はあくまで独学で、ちゃんとした学びをしてないのね。
ちゃんとっていうのは学校行ったりとか、そういうのしないから、もう完全なる独学で、何か機会があったらね、せっかくアメリカだし、
いくつになってからでも学べる環境すごい整ってるから、いつかは大学行きたいなとか思ってんだけど、
なんでね、僕はね、本当にあんまり偉そうなこと言えないっていうか、あくまでなんかすごい好きでハマってっていう感じだから、僕が言うことが全て正解っていうわけではないから。
でもそれがね、すごい良いと思うな、だからこその視点とか、だからこその観点ということで、是非谷君の視点を教えてください。
そうだね。まず僕がどんな写真撮るかから言うと、僕らのポッドキャストで森山大道さんの回があったじゃない。
確かね、第5話かな。
5話かな。
僕らのポッドキャスト第5話でお話しした、写真界の巨匠、森山大道さんについて語る回があったんだけど、その人結構インスパイア受けてるから、
基本的には僕ストリートが好きだね。街中のなんてことない日常を切り取るっていうか。
その時にさ、ここ撮ろうと思う瞬間とかってさ、パターンがあったりするの?ほんと感性?
ほんと気分だと思う。
ストリートフォトって言ったらハメ撮りみたいな感じなんだよね。
例えば山ちゃんバスとか乗るじゃん。自分バス乗ってて通路挟んだ逆側のおばあちゃん気になったなとかなったら、普通に一眼レフとかでっかいカメラ向けるとみんなびっくりするじゃん。
03:09
そういうのバレたくないから、小型のコンパクトの手のひらサイズで、はしゃってこう、全然バレないように。
自分は正面向いてんだけど横でハメ撮りしたりとか。そういうのがストリートフォトなんだよね。
へー。
で僕はなんでそこが魅力あるかって言ったら、もちろん生まれ育った環境もあると思うんだけど、僕と山ちゃん東京じゃない?西の方といえども、結構な都会じゃない?
でやっぱりね、街歩く人とかさ、結構面白い人いっぱいいるじゃん。
で僕は、例えば旅行行って撮るとかそんなんじゃなくてもさ、日常的にちょっと視点を変えるとすごい面白いとかいっぱいあるじゃん。
そうだねー。カメラってそういう道具になるね、確かにね。
ね、毎日通ってる通学路とかさ、通勤の道とかでも、毎日通ってんだけど、カメラ持って歩くとさ、ちょっといろいろ違うとこ見るんだよね、普段と。
なんかないかなーって探したりして。だからね、カメラ持って写真撮ろうっていう時はね、普段見えてないところとか見えるから面白いよね。
その時にさ、カメラをここだって思って構えた時に、でもその角度とか、またそれしゃがんでみるかとかさ、さらに迷いとかって起きない?
ある。それめちゃくちゃあるよね。それは多分、僕ほんと好きだから生きてる間ずっと撮り続けると思うけど、ずっと生きてるうち疑問があると思う、それは。
果たしてこれでいいのかなとか、これが正解なのかなとか。で、なんかやっぱりさ、アートって数学とかと違ってさ、方程式とかそういう正解が一個じゃないからさ、
僕らのポッドキャストでも何回か話してるけど、やっぱ人それぞれ見方とか捉え方違うじゃない?
で、同じ自分でも、僕は今これがいいって思ってても、来年の僕は違うことを思ってるかもしれないし。
そうだねー。
それはなんか物を見る見方もそうだし、カメラ機材とか、僕は今高い機材とか高いレンズに全く興味ないんだけど、もしかしたら10年後、そっちの方ハマってるかもしれないし。
へー。
だからなんか常に疑問がある世界にいるのはすごい面白いよね。常になんか子供というか、子供心を持てるというか、好奇心あふれて。
確かにねー。
ちなみに今はどんなカメラを使ってるの?
僕はね、今基本的に一眼レフはキャノンの6Dってやつだね。
キャノン6D。それはもう一眼レフだから結構しっかりしたカメラなんだ。
そう。あのね、一眼レフって結構ボディがでかくてさ、レンズが取り外してるやつで、でさ、フルサイズって聞いたことある?
うんうんうん。
なんかカメラ興味あるなーって言ってちょっと調べていくと、センサーのサイズが出てきてさ、なんだこれってなると思うんだけど、フルサイズってやつが一番大きいというか、
06:07
キャノンで言うと僕はね、フルサイズの一番下のランクっていうか、価格で言うと一番下なんだけど、僕からの機種から一個下がASPCっていうね、センサーサイズがね一回りちっちゃいんだよね。
ASPC?
そう。まあ僕が使っているのはキャノン6D、6Dってやつで。
なるほど。今ネットでもたくさん出てくるね。
うん。
人気のエントリーフルサイズ。
そうそうそう。エントリーだね本当に。とりあえず僕フルサイズに興味があって、撮りたくて。
はいはいはい。
で、レンズはね、50ミリレンズかな?標準レンズって言われる。
うん。
なんで標準かって言うと、人間の視点と同じ画角。
うんうん。
画角はもう視界の角度だよね。
うん。
見える角度。
うん。
もうそればっかりだね。
うん。
で、仕事を受けるとき、例えばレストランの写真撮ってとか、
はいはいはい。
あのCDジャケットの写真撮ってとかそう、モデル系のになってくると、
うん。
ズームインレンズって言って、
うん。
さっきの標準レンズは単焦点レンズって言って、
うん。
もうその距離しか撮れないんだよね。
うんうんうん。
ズームインズームアウトできないんだよね。
うん。
それが単焦点レンズってやつで、
うん。
で、仕事とかになってくると、ちょっとそういうのだとね、状況に応じて、
うん。
臨機応変に対応できないから、
うん。
ズームインって言って、こうビヨーンってこう望遠になったり、
うんうんうん。
ビヨーンってこう下げたら広角になったりっていう、
うんうんうん。
そう、を使ってんだけど、プライベートではズームインを使わないですね。
うーん。
うん。
あとは、えっと森山大道さんが使っている理工のGR。
はいはいはいはい。
あの四角いちっちゃいやつだ。黒い。
そう。理工の名機と言われてる。
うん。
大道さんと言ったらみたいな。
うんうんうん。
で、あの方はもう理工GRの昔のフィルムカメラ使ってんだけど、
はいはいはい。
僕もそれ本当は欲しいんだけど、ちょっとね、あのこういうコレクターが、
うん。
手を出し、
うん。
まあ、そんな安くはないから、
うんうんうん。
状態のいいものは結構高いから、持つくらいでないから、
へー。
僕はデジタルカメラのGRを使っていると。
うんうんうん。
で、なんでGRを持つかって言ったら、
うん。
ポケットサイズ入るし、
うんうんうん。
やっぱ一眼レフってでかいじゃん。
でかい。
重くて。
そうなんですよ。
で、いくら子供の写真を綺麗に撮れるって言っても、
うん。
やっぱ一日持ち歩くの結構じゃない?
そうなんですよ。
うん。
それはね、すごいね、分かるのよね。
うん。
なんか俺も新婚旅行のために、
うん。
えっと、買ったの。
ニコンの、
うん。
40Xってやつかな。
うん。
40Dかな。
うん。
で、それをその後結婚して、4年経って子供が生まれて、
うん。
さあまた子供の写真撮ろうって活躍しそうになったけど、
うん。
やっぱりショットの散歩とかに持ってけなくて、
だよね。
だんだん携帯のカメラが良くなってくるじゃん。
そう。
もう撮って変わられましたね。
すごいよね。
すごいですよ。
今スマホ、
そう。
本当にすごい。
09:00
じゃあその谷君のGRも、
うん。
でもスマホよりかはやっぱり全然味わいが違うものが撮れる?
そうね。
僕は今iPhone SEの、
うん。
SE2っていうのか、2代目のSEを使ってるんだけど、
同じですな。
本当に?
うん。
もう十分すごい良いんだけど、
うん。
やっぱりそういうGRとか、
うん。
あの、それGRも単焦点レンズなんだけど、
ああ。
そういうので撮るとね、やっぱり違うんだよね。
はいはいはいはい。
うん。
だからiPhoneでももちろん撮りまくるけど、
うん。
今日はって時は、
うん。
ポケットにこうGRをずっと忍ばせておいて、
はいはいはい。
撮ったりするね。
へー。
そう。
そのさ、GRも、
うん。
このボケ感っていうの?
うん。
ちゃんと出るの?
すごい。
あ、そうなんだ。
ポケットサイズで。
すごいよ。
うん。
GRは、
うん。
あの、高級コンデジ。
はいはいはいはい。
コンパクトデジタルカメラコンデジって言うんだけど、
うん。
高級コンデジって言われてて、
うん。
あの、単焦点レンズ。
うん。
ズームインズームアウトできないやつで、
うん。
めちゃくちゃボケる。
へー。
うん。
それちょっと興味あるなあ。
今ね、実はね、ずっとね、
うん。
その写真コンディコンに行くときに買った、
うん。
15年前に買った一眼はどうなってるかというと、
うん。
もうここ8年ね、7年ちょいか。
うん。
仕事用に撮って変わってまして、
あ、ほんと?
そう。
学校で子供たちの制作風景を、
うん。
ずっと写真撮りまくるんだけど、
うん。
そのために使ってて、
それがね、
うん。
またずっと単焦点で撮ってる。
それも。
はいはい。
レンズ変えて。
うん。
レンズ変えてずっと学校歩いてるのも重いなあって。
あははは。
だよね。
その眼鏡でね。
眼鏡。
しかも。
その眼鏡で。
その眼鏡でね、
危ない人みたいになっちゃうよね。
そんなことはない。
あははは。
校内放送とか。
そんなことはない。
大丈夫か。
大丈夫ですよ。
不審者じゃないですよ。
あははは。
でもなんか一眼ってこうさ、
撮りますよう感もあるよね。
ある。
ね。
今から撮るよっていうね。
なんかある。
いやでもちょっと興味持ったなあ。
GR。
じゃあGRの良さを。
うん。
ちょっともうちょっと教えてくださいよ。
興味持ったぞ。
そうだね。
GR。
うん。
まずね、
先に伝えておくと、
カメラはね、
はまってしまうとね、
何台でも持ちたくなっちゃうのね。
あ、そうなんだ。
1台じゃダメなんだ。
で、写真にはまると、
カメラの機種よりも、
レンズを集めたくなっちゃうのね。
はあはあはあはあ。
カメラの機種もあるし、レンズもあるし、
で、正解は本当に一つもないです。
iPhoneでも素敵な写真撮れるし、
ちなみに僕は1回、
普通のフォトコンテストで、
ギリシャのアテネで開かれたコンテストで、
僕、iPhoneの写真で提出して、
優先したことあるからね。
へえ。
今こういう時代だから、
iPhoneだけのコンテストってあるんだけど、
それは普通の写真。
で、iPhoneで撮ったって言って、
ギャラリーが嫌がる人もいるかなと思って伏せてたんだけど、
そう。
12:00
だから僕が言いたいのは、
iPhoneでも写るんですでも、
チェキだっけ?
でも、本当にすごい心を動かせる写真は撮れるっていう。
それが大前提ね。
で、本当シーンによって、
今GRが気になるっていうので、
じゃあなんで森山大道さんはGRしか使わないかって言ったら、
やっぱハメ撮りをしたいと。
で、一眼レフを横の人とかに向けるとみんなビビるし、
で、ストリートフォトを僕も好きな理由の一つが、
やっぱね、自然体を撮りたいんだよね。
例えば一眼レフで子供たちに、
はいじゃあ今撮るよーってやったら構えるじゃん。
まあね、突然だとね。
変顔する人もいたりとか。
まあそれもそれで全然いいんだけど、
個性も撮れるから。
でもそのままの日常を気配も感じさせず切り抜きたいときは、
やっぱどうしてもカメラがちっちゃい方がいいと。
まあそういう理由で、
ストリートフォトの人は結構そういうGRとか、
ちっちゃい小型のコンパクトカメラを好む。
あとやっぱりね、ハメ撮りとかバレちゃって、
怒られたりとか罵声言われたりとかがあるから。
谷君もそういう経験ってあるの?
ここだって撮って何撮ってんの?みたいなのってある?
俺一回ある。
あるんだ。
それこそ山ちゃんも知っている、
同じ同級生のチョク君って言うんだけどね。
よく知ってますね。
よく知ってるでしょ。
これ聞いてくれてるかわからないけど今。
チョクがロサンゼルスに遊びに来たときがあって、
ダウンタウンに行こうよって言って、
その時俺カメラにめちゃくちゃドハマりしてて、
キャノン6D一眼レフをでっかいの首から下げて、
ダウンタウンで写真撮りながら一緒に歩いてたの。
やっぱりホームレスの人も多いのよ。
ロサンゼルスのダウンタウンって。
で、僕全然気づかなかったんだけど、
壁にあるウォールアートみたいになってそれを撮ってたのね。
したらたまたまその下にホームレスの人がいて、
お前俺撮っただろみたいになって、
いきなりなんか脱出してきたの。
怖い。
俺は全く知らないし、写ってんのも知らないし、
人がいるのも知らないし、
なんか人がこっちに走ってくんな怒りながらと思ってたの。
よく見てると俺の方に来てるよと思って。
あれなんか近づいてくると思って、
俺も最後ダッシュで逃げたんだけど、
どうやら俺をバカにして撮ってんだろみたいに思われたらしくて。
なるほどね。そういうことか。
チョックはそこにいて、
でもあれね、谷君の方が全然足早かったから、
全然追いつかなかったよって言われた。
本気で30過ぎて本気で走ったのはたぶんね、
それぐらいだと思うわ。
なかなか人から逃げないよね。
逃げないよ。
大人になるとね。
怖かった。
それは怖いよ。
そういうのもあるし。
そうか。
ストリートで撮るときはやっぱり注意だし、
15:00
やがる人もいるよね。
あとは本当に例えば、
ジャーナリストじゃないけど、
本当現状を見つけ出したいっていうので、
ホームレスをばっか撮る人もいるんだけど、
ちゃんとそういう人は、
例えば5ドルとか500円とかあげて、
僕こういうものですって言って、
代わりに撮らせてくださいって言って、
撮ったりする人はいるけど、
やっぱね、何もなくさ、
そういう人たちハメ撮りしたらね、
やっぱりバカにしてると思われるし、
まあそういうなんかこう、
まあね、嫌な人もいるからね、ストリートはね。
なるほどね。そうだね。
今まで撮った中でさ、
これはいいなっていうのはやっぱり、
出てくるものなの?
その撮ってきた写真の中に、
お気に入りみたいなのは自分の中でもあるの?
あるね、なんか。
あとは、
例えばさ、旅行行ったら撮りまくるじゃん。
で、めちゃくちゃ撮っちゃうじゃん。
デジカメってただだから。
何千枚とかいっちゃって。
旅行から帰ってきて、
あえてね、2、3ヶ月置いてから見たりする。
あー。へー。
っていうのは、
旅行から帰ってきた直後って興奮状態で、
なんかもうすげーとかあれ良かったっていう思いが
自分の中だけで先行しちゃって、
冷静に判断できないから、
ちょっと旅行のこと、
どんなんだっけって忘れたぐらいに振り返って、
こういう写真を選んだりとか。
はいはいはいはい。
あとはその2、3ヶ月後でも、
いいなって思わなかった写真をね、
例えば2、3年後とかに振り返ってみた時に、
その時はいいなって思わなかったのに、
2、3年後に見たら、
あ、これいいじゃんとか、
そういうのもあったりするから。
タニー君のそういう写真って、
なんかどっかネットで見れるんだっけ?
そう、僕ウェブサイトがありまして、
グラフィックデザイナーと写真家としてはね、
トモ・タニーっていう名前で活動してて、
はいはいはいはい。
トモ・TOMO。
タニーは大谷の谷なんだけど、
T-A-N-Yだね。
IじゃなくてY。
トモ・タニー。
トモ・タニーはスペースもドットもなし。
これですね。
かっこいいね、このサイト。
このトップで出てくる、
これは何これ?
これも撮ったの?
これね、アンテルオープキャニオンで撮りました。
この背景黒なのはどういうこと?
アンテルオープキャニオンって
ドームみたいな洞窟なんだよね。
この洞窟の中から、
外側の光が差してくるとこ撮ってるから、
黒いところは岩なんだけど、
こう内側、洞窟。
すげー。
これなんかトップから心掴まれるね。
ありがとう。
久々に開いたタニー君のこのサイト。
最近ね、更新したのよ。
フォトってところに開くと、
僕フィルムカメラ好きなんだよね。
フィルムで撮った写真とか、
あとミュージシャンの友達のライブで撮った写真とか、
あとストリート。
18:01
もちろんストリートも好きだけど、
僕自然の写真も好きだし、
ネイチャーとかそういうのも撮るし、
写真に関してはね、
自分で決めつけず、正解を作らずに、
このカメラで撮ったらどうなんだろうとか、
このレンズってどうなんだろう、
このフィルムで撮ったらどうなんだろうとかさ、
フィルムもめちゃくちゃ種類あるからさ、
写真の話をすると本当に霧がなくなるくらい、
深いんですよ、奥が。
そうだね。で、撮った後もさ、
これ編集もするんでしょう?
そのままでは使わない?
そのまま使うの?
僕基本的にあんまりフォトショップを使いたくない。
加工。
そうなんだ。
最初はね、それもやっぱり考え変わるから、
最初の方はガンガンやってたの。
フォトショップでコントラストつけたりとか、
色に変えたりとか。
今思うのは極力それは使わないというか、
やっぱり何だろう、
例えがいいのか分かんないけど、
加工しまくってるやつって、
すごい成形しまくってる人みたいな、
リアルさに欠けるっていうか、
厚化粧しまくっちゃって、
なんか巣が分かんないとか。
それよりも多少色味とか色あせててもいいし、
ちょっとあれだけど、
より現実の方がいいなっていう感じで、
最近はほぼしないね。
そうなんだ。
それでこの自然の写真を今めくってるんですけど、
いいですね。
自然どんな?
それこそ前回話したセドナとかで撮った写真とか、
グランドキャニオンとか。
この色味は好きだよ、これ。
それグランドキャニオンですね。
ちなみにそれは結構初期段階で撮ったやつで、
結構加工を入れちゃってる、それは。
そうか、そういうのは。
あとこれとかも、このカーブは。
それもアンテルオープキャニオンってところで、
洞窟の中。
すげー。
あとはブライスキャニオンもあるし、
アンテルオープキャニオンの洞窟って撮ってるとさ、
行ったことないけど火星っぽい気がしてさ、
惑星って感じがするよね。
地球も宇宙の一つなんだみたいなのを感じれるよ。
アリゾナ州とか行くと。
それ日本でなかなか感じられないね。
惑星にいますかんて。
いやー、なかなかないね。
すごいね。
確かにアメリカの中でもそういう感じは、
惑星感があるのは、やっぱりその西海岸の
グランドサークルと言われる国立公園が点在してるところが、
やっぱりそういうイメージだよね。
でも本当に僕は風景も好きだし、
ストリートも好きだし、人を撮ってるのも好きだし、
今のところモデルのポートレートとか、
スタジオでライティングやって、
21:01
そういう雑誌の表紙みたいなのは、
ちょっと興味がないんだけど、
10年後はわかんないよね。
もしもし撮ってるかもしれないし。
やっぱライティングでしょうとか、
光のことをもっと勉強したら、
ライティングの勉強もしたくなるし。
そうだよね。
この間、人を撮ってるとき、
僕も思ったけど、
本当に光の当て方で全然表情も感じも、
質感っていうのも全然変わるよね。
あれはすごいな。
本当に写真って一言で言ったら光なんだよね。
本当にカメラの機材とかレンズとか、
そういうものって本当に何でもいいと思うね。
どこから入ってもいいし、
自分がはまりやすいところ。
例えばお金高い金額出して一眼レフ揃えても、
家に眠ってて外持っていかなかったら意味ないし、
だったら安いものでも毎日持って行ったりとか、
できる方が写真家としては正解だし、
機材とかそういうのは本当に何でもいいです。
写るんですよ。
それよりも光をどんだけ取り入れるかっていうので、
すごい変わっていくんだよね、作品が。
あとは、例えばこういうコロナの時代とかでね、
新しい趣味やりたいなとか一人で遊べるもの。
あとは子どもでもできるし、
定年後の方でも今からでも始められる。
結構気軽にできる趣味だから。
そうだね。
カメラは本当におすすめだね。
確かに。
ちょうど昨日、一昨日かな、
もうこの5月末をもって産休に入る同僚がいて、
でもまだちょっと生まれるには早いから、
でもそんなにもうつらくもないし動けるし、
どうやって過ごそうかなってときに、
ちょうどね、こんな話をしてた。
散歩、もうコロナ禍だし遠くに出かけられないなら、
日常のね、行ける範囲の中をゆっくり散歩して見える景色とか探すと、
なんか楽しいし、きっと子どもが生まれて歩き始めたりしても、
その半径何百メートルの世界の中を子どもも一生懸命歩くから、
なんかその、練習じゃないけど、
結構それも楽しいんじゃないですかね、なんて話をしたら。
めちゃめちゃいいね、なんていう話をしてて、
そのときにカメラ一個あるだけで、
そこにワクワク感と楽しみは全然変わるよね。
確かに、本当そうだね。
いや、いいですね。
コロナ禍とカメラは相性がいいかもしれない。
そうね、ぜひ。
ぜひぜひ。
本当に素晴らしい世界で、ずっとできる趣味なんでね、おすすめです。
確かに。
ちょっとまた今後あれですね、
カメラトークはちょいちょい挟んでいきたいね。
このね、タデニ君のT-Bone Spaceを見てると、
いろいろ背景とかを聞きたくなる写真もいっぱい出てきちゃいますので。
ぜひ。
あとね、僕ちょっと最後に告知。
24:00
僕ね、言うの忘れてて。
何ですか?
えっとね、僕のホームページのバイオってとこにも載せたんだけど、
えっとね、この前ギリシャ・クロアチアを旅行した話を収録したじゃん。
はいはいはい。
その時に触れて、ギリシャの写真展今年も参加しますって言ったんだけど、
実はその入選通知来た1週間後にもね、別のとこの入選通知が来て、
なんと。
それ言ってなかったのよ。
それはね、ハンガリー。
ハンガリー。
ブタペスト。
はい。
ブタペストにあるギャラリーで、PH21ギャラリーって言うのかな?
はいはいはい。
っていう名前のギャラリーの国際写真展に入選して、
あ、これおめでとうございます。
うん。
これはね、白黒のフィルム写真。
ほんとだ。
これ今サイトに載ってる写真がそのまま展示されるってこと?
そう。
えー。
えっとね、今5月29日に収録してるんだけど、
写真展は6月3日から26日。
で、僕のこの写真が展示されて、
これはどこで撮ったかって言ったら、
クレタ島ですね。
ギリシャのクレタ島に。
この間話したクレタ島じゃないですか。
そう。
2018年僕の写真が展示されている国際フォトフェスティバルに訪れた時に、
立ち寄ったクレタ島で、海沿いで撮った白黒写真が、
今回ハンガリーで入選して、という感じですね。
へー。
で、その日付的にはハンガリーの方が早くやって、
その次に前回言ったハニアインターナショナルフォトフェスティバル2021っていうのが、
6月28日から4月5日。
この写真もね、その上に載っけてんだけど、
これはね、クロアチア縦断した時に立ち寄った港町で撮った写真ですね。
これはカラーのフィルム写真。
それで入選したと。
おじさまさんにの後姿ですね。
そう、オールドフレンズっていうタイトルですね。
へー。
そうか、タイトルも付けるのか、その写真に。
うん、付ける人もいるし、タイトルなしっていう人もいるけど、
僕は一応付ける。
え、じゃあちなみにこのプタペストに行くこの写真のタイトルは何なんでしょう。
これね、by the seaってやつで。
by the sea。
海のそばみたいな。
いやー、またでも僕そう、タイトル、言葉が乗るとまた全然違ったりするじゃない、
その見る方の視点も。
そうね。
いいね。
そう。
オールドフレンズもいいね。
うん。
あー。
で、ここに僕歴代の入選写真がいくつか14点ぐらいなんだけど、
はいはいはい。
実はハンガリーは今回4作品目かな。
うん。
ここで入選が。
うん。
で、いくつかギャラリー入選している中で、僕は正直ね、このハンガリーが一番好きというか、
自分のテイストに合うっていうか、本当に僕の写真を飾って欲しいっていう、
なんか僕の好きなギャラリーのテイストで、ここのね、入選が一番嬉しいですね。
僕の中で。
27:00
へー。
うん。
なんでここの写真展を選んだの?
最初はギャラリー見て選べないじゃないですか。
そうそうそう。
あのー、何だろう。
これもね、僕ちょっと今日もロングバージョンだけど、
うん。
なんか僕的に、例えばさ、東京で言うとさ、僕は六本木とか銀座とか青山、大観山とかそういうとこよりも、
公園地とかさ、中野とか吉祥寺とかそういう方が好きなのね。
うんうんうんうん。
なんとなく全然同じ東京でも違うでしょ。
うん。
そんな感じで、なんか国際フォトフェスティバルに入選というときに、
パリとかロンドンでとか言うよりも、
うん。
ハンガリーのブタフェストとか、
うん。
アテネとか、
うん。
そういう方が、
うん。
え、何それってちょっと思っちゃうのね。
うーん。
なんかちょっと、え、どこ?みたいなマイナーさがある国の方が良くて、
うん。
で、あのー、前回クロアチア、ギリシャ行ったって言ったけど、
うん。
ハンガリーが今めちゃくちゃ行きたくてさ、
へー。
すごい興味あるのね。
へー。
東ヨーロッパで、
うん。
絶対近いうち行きたいんだけど、
行ってみたいなって国で気になるとこ、
うん。
アテネもそうだったんだけど、
うん。
そういうとこで、面白そうなギャラリーないかなって、
インスタとか、
うん。
ネットで調べて、
うん。
自分のテイストに合うとこあったら、
うん。
エントリーして、写真店に応募して。
なるほど。
うん。
写真店、国際写真コンクールみたいなので、
制作してるわけじゃなくて、
うん。
それもあるんだけど、
うん。
ギャラリーの雰囲気を、
うん。
インスタとかで見て決めてるわけだ。
そう。
そう。
ネット仕込むと、
高円寺中野でのギャラリーで、
僕の写真を飾って欲しいっていうのが、
うん。
一番最初に来て、
うん。
そっから、
その辺でやってるコンテストないかなで調べて、
うん。
応募するって感じ。
うーん。
で、今自分が気になる、
こう、ギリシャは行けた。
うん。
で、ハンガリーはもう、
本当はね、
コロナなかったら行きたいぐらいなんだけど、
うん。
あとはアイルランドとかさ、
うん。
アルゼンチンとか、
うん。
ちょっとそういう、
また行きたいところを受けて、
うん。
って感じ。
ただ今ね、
アルゼンチンとかアイルランドが全然、
あのー、
いいギャラリーに見つかってなくて、
うーん。
出会ってなくて。
うーん。
そう。
で、まあなんかさ、
旅行行くだけもいいけど、
うん。
一応なんか写真店とかあった方がさ、
好実というかさ。
いやー、
いい旅だよねー、
それねー。
うん。
前のギリ、ねー、
うん。
ハンガリーの旅もそうだったけど、
そう。
あー、なるほどー。
そういうことだったのかー。
そう、
自分の中でこうイメージあるじゃん。
写真家としてこうなっていたいっていう。
うーん。
やっぱりそういう海外行って、
自分の写真が展示されているギャラリー行ってみると、
やっぱ全然違うじゃん。
うーん。
イメージが。
うーん。
よし、もっと次はこっち、
次はこう、
次はこうってこう、
うーん。
なんかこう、
うーん。
現実性があるようなビジョンにするために、
うーん。
やっぱ自分の目で見たいよね。
うーん。
そうだよね、
見たいよね。
そうそう。
へー、
いやー、
なるほど、
なるほどー。
で、
そういう風な旅行を行っている最中にも、
バシャバシャ写真撮りまくって、
うーん。
その写真で他のエントリーして受かってっていう、
うーん。
うーん。
いい連鎖を作っていきたいなっていう感じで、
30:00
うーん。
うーん。
うーん。
まあ、
そんな夢ですね。
へー。
でも写真家として活動している人の中には、
うーん。
同じようにそういうサイクルでやっている人もいるんだよね。
いると思うよ。
はー。
海外の国際的なそういう写真のコンクールに応募して、
うーん。
うーん。
応募して、
うーん。
しようと思っていたのって、
でもやっぱり、
うーん。
タネ君が今、
うーん。
そもそもアメリカにいるから、
日本にいるときからそういうのって知っていたり、
関心があったりしたの?
正直、
僕も一眼レフは昔買っていて、
日本でね、
うーん。
結構眠らしていた。
うーん。
写真について勉強しようかなと思って、
本も何冊か買っても、
うーん。
挫折して、
うーん。
いいや、
わからないや、
うーん。
忙しいしで、
うーん。
いろんなことが起きて、
うーん。
で、アメリカに来たときにね、
結構、
自由時間が多い、
いい会社に働けて、
うーん。
せっかく時間があるから、
そこでカメラをもう一回同じ、
うーん。
諦めていた本を読んで、
そこからはまっていって、
うーん。
練習して、
うーん。
そう。
一番最初、
僕がコンテストに興味を持ったのが、
うーん。
そのとき、
インスタグラム。
うーん。
ちょっと流行り始めていたときで、
うーん。
なんかこの、
このハッシュタグをつけてくれた人の中から、
うーん。
1人ずつ、
1日1名、
素敵な写真を選びます、
みたいな、
うーん。
のがあって、
なんかハッシュタグコンテストみたいな、
うーん。
あって、
それで遊びでやってたら、
たまたまなんかね、
1回受かったのよ。
うーん。
で、
それがなんか自信につながったの。
うーん。
うーん。
こんなね、
ど素人の僕の写真をね、
うーん。
評価してくれる人なんかいないだろうって思ったんだけど、
うーん。
うーん。
初めて、
公にこうアナウンスしてくれて、
うーん。
素敵な写真、
へー。
下からどんどんなんかすごい自信につながってきて、
はいはいはい。
あれ、
僕いけんのかな。
で、
他のインスタグラムのそういうコンテストでも、
また取り上げられてくれ、
へー。
で、
2回ポンポンっていったら、
うーん。
ちょっとなんかこう、
ビジョンがパッとこう、
うーん。
これ、
もしかして、
うーん。
宝くじとは違うけどさ、
うーん。
あの、
エントリーしないと入選しないじゃん。
うーん。
うーん。
やるの、
タダとかもあるからさ、
エントリー費が。
うーん。
いろいろやってるうちに、
うーん。
一個ロサンゼルスで入選して、
うーん。
で、
もうそこまで来たらもう、
もう行くっしょみたいな感じだよね。
うーん。
で、
ポートランドって気になってる、
あのクラフトビルがすごい好きだからさ、
うーん。
ポートランドってクラフトビル天国って言われてるんだけど、
うーん。
どうしてもそこ旅行行きたかったな。
うーん。
アメリカでその時点で、
うーん。
一番気になってる街がポートランドで、
うーん。
クラフトビル飲みに行きたい。
うーん。
でもそれ行くだけじゃつまんないなと思って、
うーん。
そのポートランドの僕が行きたいエリアら辺で、
ギャラリーないかなって探して、
うーん。
応募して入選して、
うーん。
で、
展示会に参加しながら行って、
うーん。
で、
で、
その辺行ったら、
もうニューヨークすっとばして、
ヨーロッパでしょみたいになって、
うーん。
ギリシャ受けて、
うーん。
アテネ受かってみたいな。
だからね、
僕はね、
本当最後にお伝えしたいのはね、
うーん。
一番上手くなる方法は、
33:01
なんかね、
こう、
応募してる写真のコンテストに、
うーん。
応募することが一番近道だと思う。
へー。
そうだねー。
うん。
カメラは何でもいい。
うーん。
レンズも何でもいい。
うーん。
で、やっぱりね、
こう、
他人に評価してもらうことと、
うーん。
で、
落ち続けることが一番近道だね。
うーん。
上手くなる。
うーん。
もう悔しい思いしてる。
なるほど。
落ちまくった方が上手くなる。
なるほどねー。
そんな感じよ。
いや、
ちょっと興味持ったねー。
これは、
カメラの会話本当にね、
うーん。
深くなっちゃうから、
うーん。
またいつか、
そうだねー。
別で話しましょう。
そうだねー。
またその、
森山大道さんの写真を見た時の、
うん。
ああいう鑑賞もぜひやりたいし、
うん。
写真は時折、
折り混ぜながら、
うん。
やっていきましょう。
ですね。
楽しいこれー。
はーい。
今日は、
ロングバージョンでお伝えしました。
ロングバージョンですねー。
はーい。
はい。
どっぷり、
谷君のカメラの、
写真の世界でございました。
はい。
はい。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
34:16
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