2022-02-17 14:22

48 僕たちオナログ世代の葛藤

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【山谷用語大辞典】オナログ世代《名》アナログとオンラインのハイブリッド世代。雑種。


オフライン時代に生まれ、オンライン時代の今を生き抜く、昭和生まれのジレンマ世代。山谷FMでは、それをオナログ世代と名付けてみました。


今回のエピソードは、無駄ばかりだったあの当時のアナログの良さを知りつつも、現代のオンラインの恩恵を受け、時代の変化に適応しながらも必死に生き抜こうとする、そんな僕ら昭和生まれオナログ世代の葛藤について語ってみました。


それでは皆さん、良い一日をお過ごしください。


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00:04
こんにちは、山あり谷あり放送室です。この番組は、図工の先生と、クラフトビール探検家の二人が話す放送室です。
東京に暮らす僕、山ちゃんと、ロサンゼルスに暮らす僕、谷くんが、日米間の子育て、教育、アート、カルチャーなど、日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
はい、では今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
実はね、先週このラジオ収録の、ポッドキャスト収録のアフタートークというかね、収録が終わった後に、少し話した話題がきっかけで、高校同級生のオンライン同窓会的なランチ会が達成されましたね。
そうだね、ちょうど一週間前か。
うん、そうだね。
たびたびね、毎週話す上で、谷くんと話す上で、あの人にも会いたいよねとか、しゃべりたいよねみたいなのが続いて、じゃあやろうということで声かけてみたら、突然のお誘いにもかかわらず、トータルで結構来てくれたよね。
結構いた。
いつものメンバーたちからね。
入れ替わり立ち替わりでね、いろんな人来てくれて面白かったよ。
面白かったね。
やっぱなんかね、開催も日本時間では昼だったから、いろんな子どもが飛び出してきたね。
そうそうそうそう、びっくりでね、女の子の同級生とかも来てたんだけど、みんな画面上に子どもが一人二人いて、すごい感じだったね。
パソコンに水こぼすっていうことも発生しましたね。
アクシデントありましたね。
たぶんね。
ちょっと一回切るねって言って、会社のパソコンに水をこぼしちゃった娘がいて、一瞬目がマジで切れてましたけどね。
そうだね、ミュートだったからね、あの時はたぶんめっちゃ怒ってただろうな。
そうだね。
というね、予定のご様子も垣間見れましたが、なんかああいうのってでもなかなかこう、やっぱりオンラインだからこそできるのがいっぱいあるじゃん。
一瞬しか来ないとか。
そうだよね。
それでもいいし、ご飯作ってみながら、画面上には子どもしか映ってないみたいなのでも面白かったり。
確かに。
俺なんて運転中で耳だけだったりとかさ、でも一応参加はしてるとかさ。
耳だけ参加はしてたな。
そういうのでも成立しているのは、やっぱりリアルじゃありえないような参加の仕方じゃない?
そうだよね。だってリアルライフで、はいどうもって言ってじゃあ借りますっていうのはできないからね。
できないよね。そもそも谷君と同じ風に過ごせるっていうのが私すら叶わないわけだからね、アメリカと東京ってね。なかなかこれはいいなと。
いい時代ですよね。
またやってもいいよね、これはね。
あと本当気軽っていうかさ、本当にリアルにどっか店予約して、新宿の何口に集合してとかそうやるとさ、すごいなんか行くまでに体力すごい使うじゃん。
03:09
オンラインだとね、行けたら行くわみたいな。いいよね、そういう感じ。
そうだよね。
一回抜けてる人もあと30分後ぐらいに戻ってきたりとかもね。
本当に本当にこれはあれなのかね、一つの手段にはなるのかな、この後も。
いやもうなってるよね、これ。
わざわざ行かなくてもいいよねみたいなのはちょっとあるかもしれない。
でも本当にこうさ飲み会に行くっていうさ、そういう習慣が本当にこの2年なくなっちゃったんですよ。
特に東京は厳しいんでしょうね。
やってないし飲み会はね、そもそもね。
お酒提供してないと。
お酒提供してないしね。
俺らって特にさ、普段飲まないから別にこううずうずしてるわけでもなく、それがもう馴染んじゃったから。
この間もね、そう一個イベントが終わって、今までだったら絶対こうさ打ち上げだみたいな気分なわけですよ。
2ヶ月もやってきたものが一つ区切りがあってさ。
でもこう、じゃあお疲れ様って言って別に何にもこう不自然なくみんな335を解散していくって改めて思うと、今自然だけど前だったら絶対あり得ないよなぁとか思って。
確かにね。乗り終わるってなるよね。
そうそうそうそう。なんか今後ちょっと勇気がいるな。行きましょうよみたいな。言えないかもしれない。
そうだね、ちょっとパワハラっぽくなってくるよね。
そうしたら嫌だよな。
ちょっとあの、しれっと帰りたいんですけどみたいな。
そうそうそうそう。
確かにこの人なんか下心あるのかなって思われそうだよね。っていうぐらい常識が変わっていると。
確かにこうね、コロナで亡くなっちゃった人も多いけど、なんか気づけたことも多いですからね。変わったよね。
いやーでも、こんなねオンラインがすごい便利な時代でも、前もなんか前のエピソードで話したけど、やっぱ僕は最強のコミュニケーションツールはやっぱ人と直接会うだと思ってるんだけど。
いやーほんとそれはそう思う。
ね。やっぱ違うよね全然。
全然違う。特にやっぱり何か初めましてで会う人とかはやっぱり絶対リアルで会いたい。
そうね。だからやっぱりそう、ほんと常々思うのが、生の経験ってすごいじゃん。生の体験。
この前話してくれた山ちゃんの映画館の話とかもそうだけど、今さ、家でネットフリックスとかさ、好きな映画とかさ、もう好きなとこで好きなタブレットとかスマホとかで見れるけど、
やっぱ映画館に行くとかさ、実際に自分体験するものってさ、そこはお金払うなって思う。自分で足を運んで。
そうだね。ほんとに。これなんかさ、コロナの年前になる前なんだけど、図工の先生の研究会をやった時に、違う先生がテーマとして掲げてくれたのを今でも忘れなくて、
06:10
なんか今の世の中、子供はもう間が抜けてると。全部。
間抜け?
そう。間抜けだと。間抜けになっちゃってるって言って、それはほんとに便利になりすぎちゃって、
例えばその今の映像で言えば、もう見たい。で、家でピッてして見れるじゃない。映画見たいって見れる。
わざわざ出かけてお金を払い人と話してチケット買って、で席に座ってっていう間が全部抜けてる。
はいはいはいはい。
で、それはいろんなところに起きてて、電話をかければ人とつながる、誰かに行かなくてもいいとか、
そういう手間と言われてたものはやっぱ便利さはそこにそぎ落として、手間をかけないようにしていったわけなんだけど、
それが故に間が全部なくなっちゃっていて、今再びその間が必要なんじゃないかみたいなことを話してて、
確かに便利は便利、確かにそういう今までの手間っていうその間を全部すっ飛ばしていっちゃうんだなと思って。
そうだよね。何か会話してて気になるって言ったら、なんかはいアレクサとか言ってさ、もう一瞬で答えがわかるよね。
そうそうそうそう。それもそうだよね。
僕らの時はなんかさ、もう図書館行ったりとかさ、本屋行ったりしてさ、調べて、その何だろうって朝思ったことを夜のうちにわかればいいみたいなさ、
そのぐらいの時間の立ち方だよね。
そうだね。いや本当にそのスピードが早すぎるよね、確かにね。
で、なんか本当に僕は思うけど、その間、その先生の言う、間ってさ本当に今の子たちにしたら無駄だけどさ、
無駄な時間こそが本当贅沢っていうかさ。
いや本当本当。そここそ結構貴重だったり、そこにあえて手間をかけるっていうことの大事さが、
特にこの、それこそコロナ禍でなんかすごい見直されたりしてたんじゃないかなって思う。
本当だよね。あとみんな一人一人がさ、自分の歩んだ人生を振り返ってさ、やっぱりこれやっといてよかったなっていうのはさ、
直接なんかお金とかに結びつかないようなさ、本当無駄なこととかさ、無駄な遊びとかが多かったなって。
いや本当そうだよね。
僕らの好きなキャンプなんかさ、もう無駄の集合体じゃん。
なんであえて不便なとこ行って何やってんのって感じだけど、そういう経験って一生思い出になるじゃん。
確かに確かに。
贅沢だし。
本当そうだよね。
電波ないところが最高に贅沢じゃん、今。
それなんか思った。この間ね、休日の夕方に出かけた時に携帯はあえて持ってかなかったんだよね。2,3時間ぐらい。
なんと豊かなことでしょうと思って。
本当だよね。
それだけで違ったりするんだなと思って。
09:03
でもね、洗濯物はめんどくさい。
洗濯?
洗濯なんとかなんだかな。
洗濯を干し、乾かし、畳みしまうみたいなのって結構時間かかるじゃない。
確かに。
家族が増えれば増えるほど。
確かにその部分はあれだね、どんなこんな便利な時代になろうともアナログだね。
アナログなんですよ。
でもあの時間をいかに豊かにするかっていうので、最近は子供たちも全員でやろうって言って、ちょっと喋ってふざけ合いながら畳んでみたり。
みんないい顔しないわけね、あの瞬間。
あれをルンルン畳む人はいないわけじゃん。
やった洗濯物畳みだって。
そこはみんなやらないといけないことだけど、そんな時にワイヤレスのイヤホンでヤマタにFMを聴いてほしいなって。
なるほど、そこだ。その時間だ。
そこですよ。流れができる素敵なプラットフォームですよ。
確かにそうでした。
この前何回かあったけど、奥さんが皿洗っててさ、キッチンで。
呼んでも反応ないから、多分聞いてるのかなって。
ヤマタには聞いてて、笑いながら皿を洗ってて。
めっちゃ嬉しい。
ちょっと嬉しいね、それは。
お夫様ありがとうございます。なんてこったい。
確かにそうだな。
耳だけで楽しめると。
やっぱりこのポッドキャスト本当にいいなって思って、自分もやりたいと思ってヤマタに誘ってやったんだけど、
普段日常生活で耳が空いてる人が多いっていうね。
そうだね、確かに。
目とか作業とかパソコンとかやってるけど、意外とみんな耳が空いてるぞっていうね。
その隙間を狙ってっていうか、アメリカはもう流行っちゃってるからさ、すごいポッドキャストが。
日本も流行るでしょう。
でもだいぶ市民権っていうか認知が全然されてんじゃないかなと。
そっかそっか。
でも逆にあれなのかもね、そこも今、そこは間があったところに間を埋めてるから、
それもやりすぎるときっとまた気持ちが詰まっていったりするのかもしれない。
僕らは無駄だなっていうね。
めんどくせえなこの洗濯畳っていうその時間が、自分で言っときながらあれだけど、貴重なのかもしれなかったりするのかもしれない。
確かに。僕らの若い頃は一枚一枚畳んでたんだよっていう時代が来るのかな。
来るのかな。
何十年後にすべてマシンがやっちゃって、お畳ロボットみたいな。
パパパパってね。想像してるに相当でかい機械になると思うけどね。
みんなが無駄って思うことに、やっぱりそこに進化していくテクノロジーが。
確かにこの時代でそこだけアナログだね。何か出てくるんでしょうか。
12:04
でも一回ニュースで見たことがある。畳んでくれるクローゼットみたいなのが確かにあった気がする。
でもそれはシャツとか決まってた気がするんだよね。
そっかそっかそっか。なるほどね。
洗濯物ってバリエーション半端ないじゃん。このTシャツだったりロンティだったりスウェットだったりズボンだったり。
それまた子供よと大人で畳み方って変わるじゃない。サイズ感が違う。
あれすごいよね。自動化するとしたら。
あと自分なりの畳みたい畳み方もあるしね。
あれね。確かに。
そこはじゃあ無駄はうまく取り入れて生活していきましょう。
そうですね。それ豊かだと思ってやって、どうもいたたまれなくて面倒くさいと思った時にはポッドキャストで間を埋めよう。
そうだね。確かに。運転とかもアナログだしね。
確かにね。運転はでも好きなんだよな。気分転換になる。
気持ちいい。
今日もこの後、日本はお彼岸ということで父と母を、自分の両親を墓参りに都で行ってこようと思うんですけど、運転してちょっとお墓参りに今日は行ってきます。
大切ですね。
大切ですね。たわいもない両親との時間を楽しんでいきたいなと思っております。
というわけで今日は、高校の同級生とオンライン同窓会的なことをしましたという話から、間の話でしたね。
間が抜けてると。
でも間は埋められるポッドキャストと。
そうだね。
でも間を大事にしたい。間の豊かさといろいろ意識しながら生活していくとちょっとまたでも楽しいかもしれない。
そうだね。
そんな会でございました。
今日はこの辺で閉じましょうか。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
14:22

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