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毎週水曜日、この時間は、日経エネルギーNext編集長、山根小雪のBrush Upです。
さあ、今日はどんなニューステーマでしょうか。
今日はですね、北九州市の竹内市長が、3月28日に発表した、給食大作戦というのがありました。
給食大作戦です。この話をちょっとご紹介しながら、給食って言ったらね、いろんな問題があるので、
今日は新年度ですし、給食問題について、ちょっと深掘りをしてみたいなというふうに思います。
竹内市長の給食大作戦、これどんなものかというと、
栄養学を専門としている大学の教授だったりとか、市内の有名店のシェフら10人で構成する、学校給食応援団というのを作って、
来年からですね、シェフの北九州三ッ星こんだてということでですね、有名店のシェフとコラボしたメニューを給食で出すと。
コンビニみたいなあれですよ。コラボメニューみたいな。
それからですね、来年の夏をめどに2億3千万円の予算を投じて、スチームコンベクションオーブンというですね、蒸気が出るオーブンですね。
それを給食室に、すべての小学校に入れて、お好み焼きなんかの新しいメニューを出していきますよと。
竹内市長、給食がおいしいと企業や人がやってくる移住を呼び込めるんだと。
そこまでかと思いつつも、なかなか大きな大作戦をやっています。
このスチームコンベクションオーブンの設置というのが一つ大きな目玉なわけですけれども、
蒸したり焼いたりいろんなことができるので、作業効率が上がったりとか、色々食材の加工品を選ぶ選択肢が広まったりとか。
あとはですね、メニューがね、いろんなバリエーションが増えたりとかね。
バラエティに富んだメニューを出せるよということですね。
今もう少しの学校には入っているんだけれども、学校の改築なんかがあるときにしか設置されないので、現場としては結構嬉しい投資かなということなんですね。
非常にいい話だと思います。メニューも良くなるし、給食っておいしいのがやっぱり一番ですね。
もちろん現場の方々の作業効率が上がるのもいいんだけれど、大作戦よねと。
給食大作戦というからには、もっともっと給食にはたくさんの課題があるので、北九州市には大作戦にふさわしい更なる給食の進化をですね、遂げていただきたいなという思いを込めて。
じゃあ給食って他にはどんな問題があったんだっけってちょっと思い浮かべるだけでも、給食って結構いろんな課題がありませんか。
まあ僕がパッと浮かんだのは去年の広島のほうゆうという会社がね、急に給食が今日出ないんだけどみたいな。で経営破綻っていうね。
まさにあれ去年いきなり倒産したからですね。結構びっくりしましたね。え、今日給食来ないのってやつですよ。
まさにおっしゃる通りで給食事業者ですね。給食って調理の部分は行政が担当するんですよね。でいわゆる食材の部分っていうのは給食費で保護者が払うっていうふうに2つのお財布でやってるんですけれども。
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その行政が担う給食を作るというところについては入札制度で給食事業者の中から委託する先を決めて作ってもらうわけなんですね。でこのまさにこの広島のほうゆうというのは非常に大きな給食事業者でまあ安さを売りにしてですねやってたところだったんですよね。
だけど給食事業ってねどうやらあんまり儲からないっぽいんですよ。今見た感じだとですねだいたい営業利益が1%から2%ぐらいってかなり剥離なんですよね。薄い利益でたくさんの量を稼いで作ってそれで事業を回しているところが非常に多くて。
で帝国データバンクのですね数字によると給食事業者約3割が赤字。去年はね17社が倒産してるんですよ。倒産件数が増加してます。いろんなコストが上がってるじゃないですか今の時代はね。
食材自体はもちろん保護者の負担だけどもいろんな消耗品だったりとか人件費だったり何もかもが上がる中でこの剥離の事業がかなり厳しくなっていると。まずこれ一つですね給食クライシスなんていうふうに言われました。まずじゃあ給食事業者の事業が苦しくなるともう一つどんな問題が起きるかっていうと調理員の賃金が激安になっちゃうということなんですよ。
人件費を削減していくということですね。
例えば買うものの値段が下げられないってなったらやっぱり人件費上げれないじゃないですか。どれくらい安いと思います?調理員の方々の賃金。
いやちょっと福岡の話聞いてびっくりしたんですけど最低賃金みたいです。ほぼ。
30年ぐらい前までは市が直接給食の事業をやっていてその頃は最低賃金プラス200円ぐらい出てた。しっかり調理員の方々確保できてた。それが今は最低賃金の水準での給食になってるみたいなんですね。
今人手不足じゃないですか。
天津とかそれこそこのももち界隈の居酒屋さんとか飲食店のバイト代が1000円を言うに超えるような時代になってるわけですよ、争奪戦で。福岡県の最低賃金。
もうなかなか悲しいですね。
しかもまあ作業的にもかなりの重労働なのでですね、給食って言ったらとにかく安全じゃなきゃいけないからものすごく厳しい衛生管理をしながらめちゃめちゃ配慮しながら食中毒起きないようにあの大量の給食を作って、しかも高温多湿ですよ。
給食室といえば。
給食室にエアコンが設置されてればまだマシですけれども40度50度の中でも作業になるということもあるみたいなんですよね。
もうお家で一つのお鍋を煮込むだけでも熱い。
もうカレー作るだけで温かくみたいな。ただ給食大作戦の北九州市はエアコンついてます。付け終わったそうです。さすが調理しておいてエアコンついてるということですね。
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まだまだ課題たくさんありますので物価。
生鮮食品の物価めちゃめちゃ上がってますよね。
2023年は2020年比で15%上がってます。
15%やばくないですか水木さん。
これはちょっと1ヶ月とか1年にするとね、かなりの金額。
だからね、一品減っちゃうんですよ。
育ち盛りの子供たち。
そうですよ。
中にはその給食が本当に1日の中の栄養としてすごく大事な過程もあるわけですから。
まさにおっしゃる通りですね。子供たちにとっては絶対にね、食べれる大事な給食削れちゃう。
SNSで貧相な金盾なんて写真が拡散されたりすることがあったりしますけども、なかなか厳しいですよね。15%も上がっちゃうとですね。
ちなみにですね、この給食費については給食大作戦の北九州市補填をしております。
これは北九州だけじゃなくて、かすが市だったり他の市も福岡県内で補填をしているところが増えているんですけれども、食材費はやっぱり給食費なので保護者の方々に負担してもらってますよね。
なかなか給には増やせないので、インフィレブンについては自治体が補填するということも進んでいます。
もう一つ、永遠の課題。これはやっぱり給食費の無償化問題ですよ。
国会でもたびたび議論になります。
たばさんどう思います?
いやもうそりゃ給食費無償化できるんだったらありがたいですけどもね。
実は私もね、全く同感なんですよ。
だって給食って全員の子供が食べるものじゃないですか。誰かが選ぶものじゃない。全ての子供に必要なサービスだから。
これは国が義務教育の中でやっていいんじゃないかなって思いません?
ありがとうございます。
給食費を無償化するときにいくらお金がかかるのかってことなんですけど、5000億円なんですよ年間。
すごく大きいように感じるかもしれないですけども、岸田首相が異次元の少子化対策の中で自動手当の拡充するって言ってるんですよね。
あれね、1兆2000億円なんですよ年間。それに比べたら半分以下のお金で全国の給食費をゼロにすることができる。無償化できます。
そうやって考えると子供たちの、例えば給食費が払えない親御さん、まさに子供の貧困の問題を考えたときにもこの無償化っていうのは非常に意義深いし、
今現金でまだ教員の方々が給食費を回収している学校が大半なんですよね。
なかなかですね、まだまだ先生たちがお金を集めるという作業は現場に残ってしまっている。
そうすると、わずかに残る未能の保護者の方々からのお金の回収に相当な手間がかかります。
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気も使いますしね。
ストレス大きいですよね。払いたくない払えないっていう親御さんから給食費を回収すること。
それをその作業をなくしてあげるだけでも、授業の方に時間を振り向いてもらったり、長時間残業、きつい方々の少しでも休みの時間を持ってもらって、
心穏やかに子供たちと向き合ってもらったりできた方がいいんじゃないかなっていうふうにも思います。
今時就勤袋って。
ですよね。結構自治体がですね、無償化今やってるんですよ。独自の施策でですね。
これやっぱりコロナを経て、お家で3食作るのはめちゃくちゃ大変だねっていうことが認識されたり、
実は学校にしばらく来なくて、学校に来たらすごく痩せてしまってる子供がいたり、逆にジャンクフードばっかり食べて太っちゃってる子供がいたりっていうのを、
目の当たりにした学校の現場だったりとか、首長さんが判断して自分たちでですね、自治体の財源でやってるところもある。
でもさっきちょっと申し上げたように、子供みんなが等しく受けるサービスじゃないですか。みんなが必要なものが給食だから、
どこかの自治体は無償で、どこかの自治体は無償じゃないっていうふうに自治体が競争することが合うサービスかっていうと、給食がそうじゃないんじゃないかなと思うんですよね。
みんなが同じように安全でおいしい給食を毎日食べてすくすくと成長してもらうことが大事だし、
これって実は私は子供がいない社会人ですけども、私たち子供がいないからって言って子供に対して税金を使うことがマイナスかって言ったら絶対そうじゃなくて、
子供たちが成長に育っているこの国の将来のことだから、みんなが負担して子供たちの健康を守っていくことっていうのは日本にとってとってもいいことのはずなんですよ。
だから少し大きな目で見ながら給食の無償化っていうのは国に実現してもらいたいなというふうに思っています。
そういう課題というところもしっかり目を向けた上で、市の政策、国の政策っていうものをちゃんとやってほしいですよね。
せっかく北九州は給食大作戦って言ってますから、大作戦を本物の大作戦に。
おいしくってね、バリエーションの豊かなこんだてからスタートして、こういう根深い問題にも向き合ってもらって、やっぱり北九州さすがだねって給食大作戦っていうだけあるねなんていうふうになるの嬉しいなって思いますよね。
そしてそれが他の自治体にどんどん広がっていってやがては国を動かすというのはね。
最高ですね。
そうなっていくことも期待したいなと思います。
日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんでした。
×少女隊の春のキーナと
青いリロアです。
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