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  2. スマホ新法っていったいなに?
2025-12-23 14:54

スマホ新法っていったいなに?

日経エネルギーNEXT編集長 山根小雪
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日替わりコメンテーターにより解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週火曜日は日経BP、日経エネルギーNext編集長の山根小雪さんです。山根さん、おはようございます。おはようございます。
スタジオ来ちゃった。年末年始は? 休めるかどうかはここからの私の10日間になります。
毎年積み残してお味噌玉元旦もやってるわけですよ。 新年になりました。今年はどういう年?みたいな原稿は、本当は今書いてないといけないのに、なぜか正月になってから書いてる。
おかしいな。変わってるじゃないですか。 そうなんですよね。 確かに。 グローって休みじゃないんですか?
当たり前じゃないですか。 私のお休みは? ないですよ。 先輩が休まないと言うなら身をこにして頑張ろうじゃないか。 頑張ろう。 皆さん頑張りましょう。 今日が年内、私最後かと思いきや最後じゃない。 そういうことです。来週もよろしくお願いします。
今から今週も始めないといけない。 今日はスマホ進歩についてお話ししようと思います。 12月18日に施行された新しい法律で、正式名称はスマホソフトウェア競争促進法という名前なんですよ。
スマホって名前がつくと我々消費者に何か関係あるんじゃないの? と思いますよね。これね、競争促進法っていう名前はどういうことかっていうと、スマホアプリ市場の独占を是正するっていうのが目的だってことなんですよ。
で、公正取引委員会を運用します。つまり対象は消費者に対していろんなことを規制するというわけではなくて、スマホ市場で圧倒的な独占をやっているグーグルとアプリに対しての規制の法律ということになります。現状やっぱりその2者が強い。 独占か過占か。
だって、アンドロイドかiPhone以外のスマホを持っている人。 まあまあそうですね。周りはもういないですよね。 だいたいシェア半々なんですよ。2023年の数字なんですけど、アップルのiOS44.6%、グーグル、アンドロイド51.2%。両方足したら95%を超えてくる。半々ですね。この2者が世界中でスマホを牛耳っているわけですよ。
てことですね。 独占って、結構なんか嫌なことがいっぱい起きちゃうんですよ。 まあまあ、そりゃそうですよね。 独占禁止法という法律を作っているわけですけど、何が起きるかといったら、まずライバルがいないですよね。
iPhoneを使っていたらアップルしか選択肢がない。 引っ越しするとしてもグーグルしかない。でもどっちも独占事業者。
例えばですけど、両者の話じゃなくて一般的な独占の話をすると、ライバルがいなかったらちょっと値上げしちゃおうかな。
自分で栽培ができるわけですよね。 価格をどんどん勝手に釣り上げることがまずできます。
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それから独占してて市場を抑えていたら、新しい人が入ってこようとした時に、いろんなあの手この手の妨害ができるわけですよ。
だってもう市場シェアめちゃくちゃ持っているから、入ってきたやつね、なんか変な妨害が入ってきたぞといったら、ペペペッと潰していくことができるわけです。
ZOに対してアリが向かってきても、っていう感じですね。
ライバルにならないように早めに目をつむようなことをしてしまうと、これどういうことかというと、何が起きるかといったら、
例えば新しい事業者が独占している事業者よりももっといい技術だったりいいサービスとかアイデアを持っていたとする。
それをサービスだったり商品にしてもらえたら、私は消費者にとって嬉しいことが起きるかもしれない。でもそれは起きないわけですよ。
競争があれば、ライバルに負けないようにお客さん取られないようにしようって努力するじゃないですか。
よりいいものを作ろう。より安い値段で売ろう。こういう思いがなくなっちゃうので、商品はつまらなくてイケてないものになりがちだし、価格はすごく高くなりがち。
だから独占というのは、消費者にとってプラスじゃないよねっていうことで、独占を防ぐための独占禁止法っていう法律があるし、独占している事業者は公正取引委員会がチェックして、変なことしないように見ていきますよっていうのが独占に対しての考え方なんですよ。
スマホのことを見てみると、アップルとグーグルが独占してまくってるわけですよね。
iPhoneが出てきて15年ぐらいですけど、今まではそういう規制はなかったんですけど、ヨーロッパとかで、こんなに2社がベラボーなシェアを持ってるのが良くないからっていうことで、いろんな法律ができてきて、日本もそのヨーロッパを見習って、今回スマホ新法を作って、さあどうなるっていう話なんですよ。
で、我々じゃあ、例えばどんなことが今起きてるかっていうことなんですけど、かねて言われてきたのは、例えばアップルと競合するようなアプリ。アプリが提供しているアプリと競合するようなアプリは、そのアップストアで売るための審査がなかなか通らない。
とかっていうことは言われてきました、これまでも。それからまためちゃくちゃでかいのが、アプリを買ったら、アプリ内でいろんな課金するじゃないですか。私漫画とかめっちゃ読むからですね。漫画アプリ内で、次の新しい話出てきたらパチパチパチパチ買うわけですよ。
あれアプリ内で決済したら最大で30%アップルやグーグルに手数料払ってるんですよ。30%の決済手数料。これね、クレカだったりとかQRコード決済の手数料って3%くらいなんですよ。相場だいたい。
だから、ペーペーとかがなかなか小さいお店がやりたがらない。ラーメン屋の店主が、こんなのやったら利益なくなっちゃうから現金でお願いしますっていうのは、例えば800円のラーメンで3%の手数料をペーペーとかに払ったら、それだけで利益が圧縮されちゃって。
今すっごく物価高で原価が高くなってるのに、利益がなくなっちゃうから、そういう決済はやりたくない。現金でやりたいんだっていう話が出てくるわけですよ。これするとき3%。アップストアは?10%。めちゃくちゃでかいです。
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嫌だったら使わなくていいですよっていう強気で言われるってこと? 漫画配信したくないわけよ、電子コミック。こんなに流行ってるのに残念ね。ゲームのアプリでアイテム売りたくないの?いいんだってなるわけじゃないですか。そうするとやっぱり30%でも払わなきゃいけなくなるわけですよ。
これは例えばなんですけど、物を買うとき。例えばAmazonとか楽天とかで、本当の食品買いますとか、そういうときはかからないです。デジタルの物に関しての30%なんですよ。だから電子コミックだったりとか、それこそコイン買うとか。
ゲーム内のキャラクターを買うとかね。 そういうことですね。これ実はもうすでに私たちに不利益をこむってる件があって、Kindle使ったりしますか?Amazonの。 私は電子書籍使ってないんですけどね。
そう、はい。 で、Kindle使おうとするとき何が起きるかっていうと、Amazonのアプリで例えば本を買う。普通に決済できるじゃないですか。Kindle版を買おうとしたら、一回ブラウザにポンって飛ばされます。ブラウザの方で、例えばサファリだったり、Chromeの上で決済しろっていう風に、自動的に飛ばされるのでポンって。Amazonのアプリの上ではサンプルしか見られない。
それはどうしてかっていうと、このアプリの中で決済すると丸まま手数料取られちゃうから。Amazonからしてみたら、紙の本1000円で売ってます。電子版1000円で売ったら紙の本は3%しか手数料取られないのに、電子版は300円手数料取られちゃう。これ商売として合わないじゃないですか。
じゃあその分、1300円でKindleは売って、紙の本は1000円で売りますって言ったら、出版社はちょっと待ってくれよってなりますよね。私出版社だからなります。同じ値段で売ってくださいよ。せめて電子版もっと安く売りたいくらいです。だからAmazonの場合はそうやって外に飛ばすみたいなことをやってるわけですよ。
じゃあスマホ新法になったらどうなるかって言ったら、この30%の課金はやりすぎだから、課金の方法を他にも選べるようにしなさいって法律になってるんですよ。だからアプリの中で決済をすると、今は実はGoogleとかAppleが決済プラットフォームを独占してるんですよ。
さっきちょっと1回話戻しますよ。スマホがiPhone、Androidこれ独占してます。そしたらその上に乗っかってるスマホのiOS、Androidこれ独占してます。このOSの仕組みと決済の仕組みが一緒になっていて、アプリの中で決済をしようとすると、今は自動的にiPhoneならAppleの決済プラットフォームを使って30%取られる。
GoogleアンドロイドだったらGoogleの決済プラットフォームを使って30%取られる。ちょっと税率はね、パーセンテージは多少違うんですけど、15%だったら20%強いこともあるんですけど。だからここで絶対にアプリを使ってビジネスしようとしたら、お金取られちゃうんですよ。めちゃくちゃ。
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Google、Appleを避けては通れないわけですね。
コロプラ、ゲームのコロプラとかだと、自分たちのサイトの方で買えばアイテムを10個しか買えない、同じ金額で10個しか買えないところを12個にするとか、そういうことをやっているし、漫画とかでもブラウザとかパソコンだったら交換金キャンペーンみたいな。
こんだけ課金したらもっといっぱいポイントくれますみたいなのやってたりするんだけど、アプリだとやってないみたいな。ことがあったところが是正されるかもねみたいなすごくいいことがあるんですよ。
ただ速やかにスマホ進歩の施行のタイミングで、AppleとGoogleは何をしたかというと、アプリ内課金で僕たちの決済プラットフォーム、決済手段を使わなくてもいいですよ。
でもその場合外のブラウザに飛んで行って、サファリとかに飛んで行って、そこで決済するっていうことですよね。そこに僕らが案内するわけですよね。じゃあ手数料プラス外で決済したら15%乗せさせてもらいますみたいな。
今はだから外で決済しても結局めっちゃ金かかるじゃんみたいな状況になってます。始まって早々に。だけどだからもう今なんかこうネットの記事とか見るともうスマホ進歩意味ないみたいな。何も消費者にメリットないじゃんみたいな話もあるんだけど。
やっぱりこういうことってこの人たち独占してますよね。それは消費者にとってマイナスのこともありますよね。じゃあそれを厚生取引委員会が見ていきますよって言ってるわけだから、いたちごっこでずっと運用は改善されていくはずなんですよ。結果としては良くなっていくはずだろう。いろんな選択肢が増えるはずだろうと期待したいなと思います。
ただ外部で課金するとか言うとこれほんと詐欺サイトじゃないとかあるじゃないですか。例えばそうなんかそのやばいアプリじゃないとかそういう話ってやっぱり不安が出てくると思うので、私デジタル得意みたいなタイプじゃない人たちは当面はやっぱり今のまんまアプリの中で決済するのは何も問題がないので安全です。
それから12月13日にiPhoneだったらiOSが新しくアップデートされてるんですよ。アップデートしたら今度サファリを使いますか他のブラウザ使いますかみたいな。どのブラウザ使いますかって聞いてきます。今までは何にも聞かれずに自動的にサファリを使うことになってたんですよ。独占してるから。
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サファリはアップルのブラウザだから今度は選択できるようになります。私いくつか好きなブラウザあるんで試そうかなと思ってますけど実際複数入れてるしでもよくわからなかったらサファリ大丈夫です。買えなくて別に何にも不利益はないからですね。でも他のものをもっと優先して使いたい人は買えたらいいよみたいな。
ちょっと前からヤフーがコマーシャルを大量に今出してくれてますけど、あれは宇宙を使ってくださいねっていう認知度を高めるため?
パソコンではヤフー使ってる人いっぱいいるじゃないですか。パソコンでサファリ行ってないじゃないですか。スマホもヤフーで同じ使い勝手だったら便利だよね。立ち上げた瞬間にヤフーにログインしてたら。ヤフーの場合だったらあそこからヤフーショッピング行ってほしいなとか、ヤフーのニュースクリックしてほしいなとか思ってるわけだから。
とにかく自分たちのブラウザにまず来てもらうのがビジネスの第一歩なわけですよ。そのとき最初サファリ行っちゃってた人を一発目からヤフーに持ってこられる。これはめちゃくちゃ魅力だから今は広告を頑張るということなんですよ。
今日は先日施行されたばかりのスマホ進歩について解説してもらいました。山梨さんありがとうございました。山梨さん ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。山梨さん お願いします。12月30日ね。
ということでここまでは日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山梨紗友香さんでした。
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