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youtubeインスタライブ連動企画
今回は皆さんの関心のある食事をお話ししていきたいと思います。
食事、今日の内容はですね、例えば
ご飯一粒でも食べたらあかんで、とか今噛んでますけどね。
ご飯一粒でも食べたらあかんで、とかですね。
実は食べ過ぎると普通にアウトやで、とかですね。
なんだったらソーセージとかベーコンとか食べてるやつやばいで、とか
ほんまに一番やばいやつかも、みたいな話とか。
いわゆる糖質制限ダイエット全然意味ないじゃん。
1年経ったら戻っちゃったじゃん、みたいな。
こういうですね、一般的に結構流行ってるとか
みんなは常識が間違ってる内容に対してですね
エビデンス込みでちょっとまとめてお話したいと思いますので
ぜひしっかりと勉強していただいて
そしてこの内容をインスタライブの方で
質疑応答、後日ですね。
この内容を見ましたよ。これはどうなんですか?
っていう質問をパシパシと答えていくというのを
連続企画としてやっていきたいと思います。
皆さんしっかり勉強してください。
それでは始めましょう。
はい、改めましてリゾートスペースクリニック東京の
委員長山本祐沢です。
今日の話ですが、食事ですね。
どうですか皆さん、食事の関心というかですね。
美しくなりたいというのでですね。
私のところにカジさんたちは来られるわけですけども
私が思うに、美しいというのはですね。
やっぱり健康があって美しいというのがあるわけでございます。
例えば、とても見た目が美しいんですけども
中身がボロボロと、歯がボロボロ、歯がすぐ抜ける
すぐ病気になっちゃう、骨が弱くて骨が折れちゃう。
これではですね、美しくなってもですね
やっぱりその美しさを楽しむことができないわけです。
美しくありたいというのはですね。
もちろん脳の欲求ではあるんですけども
これを体験しそれをエンジョイするということになると
やっぱりベースのところでですね。
健康であってというふうな前提が必要ですね。
健康であってというところですね。
今日本が置かれている状況というとすぐですね。
病院行って薬もらってすぐ飲むみたいな
ある意味お薬中毒みたいな状況になっているんですが
いいですか。
もともと健康っていうのはですね。
異食同源という言葉があります。
医学と食べるものは同源。
同じ源ですよ。
なぜならば僕らの体というのはですね。
ものすごい勢いで変わっていってですね。
この体を生み出しているのは食事なんです。
なのでこの食事のことをですね。
きちんと理解しなければ
健康であり続けるというのは非常に難しい。
ですのでものすごく熱が入ってますけども
健康でいるためにどういうことを食事として気を付けたらいいの。
というのを今日はちょっとしていきたいと思います。
それでは始めていきます。
まず一つ目ですね。
どこですかね。
皆さん大きな勘違いとしてちょっとお話をしたいんですけども。
よくテレビとかでさ。
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いろんな有効成分が見つかりました。
これがこれによく含まれてますよ。
みたいな話あるじゃないですか。
例えばリコピンとか。
トマトに入ってましたみたいな話で。
テレビで特集。
スーパーフードみたいな。
これの中に入ってるリコピンがこうなってこうでこうでみたいな。
って言うと次の日スーパーのリコピンが箱売れみたいな。
トマトの白切れみたいなのがないです。
福井弾これが扱われると。
昆布類がどうたらこうだよ。
わかんないもん。
昆布も全部売れるみたいな。
これですね。
よく日本人が陥りがちな話なんですけども。
実はこれ大きな誤りがございます。
なぜかと言うとですね。
この成分というのと食品というものをちょっと分けて考えすぎてる部分がありまして。
僕らの体というのは食品を通して成分を摂取してるんですけども。
成分だけを取り上げてしまうと。
実はその食品として取った時の栄養素ちゃんと取られへんとか。
もしくは害があるようなんていうのが実際過去のデータで出てるんですね。
これで言うと今言ってるリコピンなんかもそうなんですけども。
実はですね。
このリコピンは。
現状ですね。
リコピンという成分が健康に良いよというエビデンス。
要は体がそれを取ることによって健康になってるというエビデンスはないんです。
ないんです。
ところがリコピンというものを調べると血中濃度のリコピンが高ければこういう効果がありますよみたいなデータが出てきた時に。
そこだけをですね。
メディアとかそれを販売してるところはですね。
抜き出してきてですね。
リコピンむっちゃいいんちゃうのみたいな感じで売るんですよ。
これはいつも話してますね。
ある種広告の詐欺というか国の罠でございます。
そのものをたくさん売りたい人が都合の良い物質だけをくり抜いてですね。
これがいいよっていうふうに言っちゃうんですね。
で、日本でもですね。
皆さんまあそうだな30代以上の人たちなんかでは記憶に新しいというかですね。
どっかに引っかかってるのがあるかなと思うんですけども。
日本が実は世界がですけどね。
はめられてしまった大きな事件がありましたかつて。
これがですね。
ベータカルテンというやつですね。
ベータカルテン背後。
そんな飲み物があったら覚えてますか?
んんんんんんんんんんんんんんんみたいなやつね。
ベータカルテン背後。
めっちゃ流行ったんです。
これが覚えてる人は覚えてると思うんですけども。
実はですね。
1990年代に流行ってるんですね。
何が起きたかというと。
もともとですね。
1970年代に緑黄色野菜というですね。
カテゴリーが健康に良いよというようなことを見つけたわけです。
色の濃い野菜をたくさん食べると健康に良いよと。
これを摂った人が胃がんとか肺がんが少ないよという報告があってですね。
それでその緑黄色野菜のベータカルテンというビタミンAというのはですね。
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サプリとして飲んだらいいんじゃないのみたいなことを言い出したわけですね。
その中に飲料水なんかも出てきたわけですね。
ここで実はですね。
このベータカルテンという緑黄色野菜の中に入っている成分なんですけども。
成分だけを抜き出してこのベータカルテンとビタミンAというのを取っているとですね。
これを研究したんです。
1990年代に研究してるんですけども。
なんと喫煙者、アスベストバクロシアンに対してのRCTっていうランダム化比較試験って
割とお金のかかる、時間のかかる、すごく質の高い研究をしてるんですけども。
なんとですよ。
ベータカルテンはがんの発生率を低くするのではなくて。
なんと発がんを助長する。
つまりがんを予防じゃなくてがんを増やすリスクがあるということが証明されちゃったわけですね。
で、その研究自体がおっと待ってくれよと。
もしかしたらベータカルテンとビタミンAを投与したらがん減るんじゃないかで始めた研究なんですけど
取ってる人たちのほうががんがん増えちゃったからちょっと待ってこれやばいやばいやばいってなって
倫理的問題からその研究が途中で中断されるというふうなことになっちゃったんです。
嘘やろ。
研究者たちもびっくりですよね。
もともと言ってた説と真逆のことをやっちゃったんですね。
で、ベータカルテンを摂取してる人たちっていうのは
結局その後の研究でも死亡率も高めるし心筋梗塞のリスクも高めるよと。
しかもそれが男性よりも女性のほうでそういうふうな影響を受けやすいよというデータが出てきて
もう今ではあんまり聞かないんですよね。
ベータカルテンだけを押してるっていうのは。
ところがあの時何が起きたのかっていうと
ベータカルテンっていうものをかけばこの緑葉野菜を使った食品系がすごく売れたんです。
だから売りたいマーケッターたちがそういうふうなヌトリションって言いますけども
ヌトリション、栄養素を祭り上げてですね
この栄養素を摂るためにこの商品を買ってくださいねっていうふうにやった
このヌトリショニズムっていうような考え方、言い方があるんですけども
栄養市場主義ですね、成分市場主義っていうのがですね
流行ったんですね。
これがですね、結果先ほどお話したように
魔力の効果があったと。
さらにメタアナリシスという論文たちをまとめていくようなデータもありまして
結局ですね、ベータカルテンのサプリはですね
膀胱癌のリスクが50%アップする。
喫煙者で胃癌と肺癌のリスクが10%か20%アップする。
総死亡率が70%アップする。
アルコールを飲む人は脳食質のリスクがさらに高くなるみたいな
もはやガイやんって言うね。
もはやガイやん。
ベータカルテンガイやん。
だけど緑黄色野菜がガイなんじゃないんです。
緑黄色野菜はやっぱりOKなんです。
ベータカルテン単体はダメなんです。
ここがすごくポイントなんですよ。
はい、ということで皆さんが摂るべきなのは成分ではなく
食品としてどういう風に摂るのか。
で、総合的に入ってるものっていうのが実は分かってないものがいっぱいあるんですよね。
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なのでこういう食品を摂っていきましょう。
で、それが結果的にこういう健康に繋がってますよっていうような解析をしないといけないんですけども
やっぱり世の中の広告を打ちたいマーケッターという人たちが
特定の成分だけをクローズアップで切り出して
これやでみたいなことを言うと
ユーザーの方も騙される。
知らん言葉が出てくると
ベータカルテンって何?みたいな。
ベータカルテンってすごく良さそう。
ベータやしみたいな。
アルファ?ベータ?ベータやしみたいな。
意味分からんですよね。
なので
気をつけないといけないですね。
なのでそういう意味でも
旅行食、野菜を摂るのは全然ありやし
摂ったほうがガンは減るんですけど
ベータカルテンだけを摂ったらガンが増えるよって逆の話が出てるので
こういうことをですね、いくつか学んでいかないといけないわけです。
で
さらに言うとですね
例えばダイエットと食事ってよく関係してますよね。
食事のダイエットで口から摂るから
食事の内容を改めたほうがダイエットに効くでしょうというところで
いろんなダイエットが出てます。
よくある中でですね
低脂質ダイエットなんてのがありますね。
これは炭水化物1gが4kcal
タンパク質1gが4kcal
なのに対して脂質は1gが9kcalと
同じ容量を摂ってるのに
この9kcalの脂肪は2倍以上のカロリーがかかる。
だからカロリーをたくさん摂りすぎると太るんじゃないか
だから脂肪を減らしたほうがいいんじゃないか
っていうですね
理論がまかり通ったんですけども
実はこれは
低脂肪ダイエットっていうのは
同じカロリーを摂取してたとしても
脂肪を減らしてもダイエットは成功しなかった。
逆にエビデンスレベルで言うと
エビデンスが全然見られなかったという結論が出てます。
だから脂質を減らすイコール
脂肪を摂るのを減らすのが
ダイエットに繋がるということではない
ということが証明されてるんです。
えーって感じでしょ。
そうなんです。
で、あのー
一方で