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続きましてですね、カリカリ梅さんからのご質問でございます。
ビニール肌とは肌のどのような状態のことですか?また何をどれくらいするとビニール肌になってしまうのでしょうか?
ゼオスキン、ダーマペン、光治療、肺布は影響しますか?というご質問をいただいています。これはナイスな質問ですね。カリカリ梅さんご質問ありがとうございます。
サロンメンバーさんはですね、知識レベルがだんだん上がってきているので、基本的にセミプロみたいな質問がどんどん飛んできますけれども、これもすごく大事です。
ビニール肌、よく聞きますよね。要するにビニールってテラテラのビニールです。あれがですね、お肌があのビニールみたいにテラテラになっちゃうという状態なんですけれども、あれどういうことかと言いますと、簡単に言うとですね、お肌がですね、ズル向けになっているという状態です。
ズル向けて言葉の使い方。元々ですね、お肌というのはこのバリア機能というのがありまして、皆さん知ってます?自分の皮膚ってどうなっているのか。
人間の体は偉くてですね、自分の細胞が作り出したこの皮膚なんですけれども、実は一番表面はですね、死んでる、細胞の死んだ後の膜というのを持っているんですよ。
だからよくさ、手をこうしたら赤が出ますとか、こうしたら赤が出ますみたいなのありますよね。あれはどういうことかというと、細胞がボロボロ落ちているの?そうじゃなくて、実は皮膚の表面は角質層というのでですね、死んだ細胞の膜を作っているんです、わざと。
で、その外からの攻撃でバンバンダメージを食らうように表面にその生きている細胞を持ってきてしまうと、外的な刺激とかでがん化してしまう可能性があるんですよね。がん化しないように、要は死んだ細胞でバリア作ればいいじゃんと。要するにその、まあみんなゲームする人とかわかると思うんですけど、鎧ありますね、この鎧を装着しますみたいな。鉄の鎧、鋼の鎧みたいな。
あの鎧の感じ、僕らの皮膚の表面って、その鎧として角質というものを使って作ってるんですよ。で、ビニール肌っていうのは、この角質が極めてペラペラになってですね、もうすぐそこに生きている細胞がいる状態になっていること、これをビニール肌と、まあ美容業界でよく言うんです。医学用語じゃないです、これはね。ビニール肌になって、テラテラ、テカテカやねん。
ビニール肌になると何が当たんねんと言うとですね、まあ要するにその角質がめちゃめちゃ薄いので、見た目上テカテカになってですね、なんとなく赤ら顔であったりとか、お化粧とかも乗りません。もうなんでかというと、そのすぐ下に生きている細胞がいますので、表面がもう、必要な溝が存在しなくなっちゃってるんですよね。
これを繰り返しますと要するに外的なもののダメージを食らいやすくなっちゃうので、酸化物質による酸化反応も起きれば、毒物ですよね、いろんなその自然の中に存在している有害な物質っていうのも細胞にダメージを加える可能性がありますし、当然その紫外線の影響なんかも起きやすくなります。
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なので結果的にはそのエイジングを早めてしまうということになっちゃいます。で、このビニール肌、まあ起きたらやばいよと。で、起きている人でもトゥルトゥルになりすぎて、お化粧乗りませんし、なんとなくヒリヒリするし、なんとなくすぐに染みるみたいなことが起きるんですけど、どういう人がなりやすいのかというと、美容マニアでですね、レチノールをずっと使っている人が多いですね。
で、ゼオスキンももちろんあります。で、このゼオスキンとかレチノールの使い方は結構の人が間違っててですね、年中使えばいいやんと思っちゃってる人が多いんですけども、そうじゃないから。で、基本的には、あの、そのオンとオフっていうのスキンケアはきちんと分けて考えないといけなくて、まあうちの、あの、えっと、リゾナンスに来ている、自分のクリーンの名前忘れてる。
リゾナンスに来てくれてる患者さん達には伝えるんですけど、えっと、いわゆるゼオスキンのセラピューティックって強い治療は1年間のうち2ヶ月で基本的にいいですよと。で、どんだけやってもですね、2ヶ月を2回までにしてくださいよと。っていう風にかなり絞ってます。で、逆にこの後の期間っていうのは、えっと、あまりそのレチノール商品もですね、強く使い続けてしまいます。そのビニール箱の原因になってしまうので、うちではバクチオールを使ってもらってます。
バクチオールっていうのはレチノールと同じようなカテゴリーのレチノイドというものなんですけど、えっと、過剰な反応を起こさないんですね。で、光老化っていうその光から当たってる、えっと、その老化現象っていうのを抑えるのに、レチノールとバクチオール同時に使った場合に3ヶ月経てば、最初弱いんですけどバクチオール。3ヶ月経てばキャッチアップしてはほぼ同等の効果が出てるというような結果が出てます。
で、しかも抗栓過敏症みたいなやつで、レチノール塗ってると紫外線当たらないみたいな、そういうような制限もないので非常に使いやすいし、まああの子供でも、うちのちびたちも使ってますけども、子供でも使えるようなものです。
なので、この集中的にケアをするそのゼオスキンの、えっと、このセラピューティック、うちで言うと、そこしかさせないんですけど、ゼオスキンシリーズって別に他のやついらないとか思ってるので、えっと、そのレチもただのレチノールではなくて、トレチノインというですね、レチノールの100倍ぐらい強い活性のあるものを使って、これを自分でね、まずいでこう塗るんですけど、皮ボソボソなるやつですね。
これをいっときはしないといけないんですけど、大体2ヶ月ぐらい、1年に1回作っておいてください。使っておいてください。これは、あの新皮の厚みとかを戻すために、やっぱり効果が強いんですよね。これをやってる人とやってない人と全然違うんで、よくね、そのゼオなんかを間違って、戻り地味がやばくて前よりも増えたみたいなこと言ってる人いますけど、あれ嘘ですね。
大体ちゃんと写真で比べると、リボアより良くなってるんです。ただその治療がすごく進んでる時期っていうのはものすごく薄く見えてるから、この時期がすごく良くなって、この戻ってきた状態をここと比べるからめっちゃシミ増えたみたいなのがあるんですけど、一番最初のここよりも全然減ってます。
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なので、そこに関してはですね、きちんと言われた通りにケアをしてる方が明らかに年々経った時のシミっていうのは減ってるという風になるんですけど、ただこういうのも自己判断でですね、感覚をどんどん詰めていくとかですね、濃度どんどん高くしていくみたいなことになってくると、その表面のバリア機能である鎧を剥ぐような角質がなくなってしまうようなことになっちゃうので、結果的には自分の体を痛めつけるようなことになっちゃうから、そこは気をつけないといけないですね。
あとは洗顔でもそうですね。寒パンが出てる人なんかもそうなんですけど、この辺めちゃめちゃ洗いすぎてしまう人、頬骨張ってる人って寒パン出やすいんですけど、要するに擦ってるからですね、角質がどんどん薄くなっちゃってるんですよ。もう汚れ落とさなあかんからもう一生懸命洗いますみたいな。もうなんかもうそこそこツルツルだってもう薄々なんやけどみたいな。それは若いピチピチのお肌ではないですからね、ビニール肌はね。それはもう病的な状態なんで。
なのでこのビニール肌と美肌っていうものをですね、決して混同しないようにですね、上手にケアをしてもらえればなというふうに思います。以上、参考にしてみてください。じゃあね!