2022-10-18 07:04

2020-07-18 - 手術うまくなりたい外科医を応援するシリーズ👏メスのセッティングとメスの使い方、縫合の仕方●基本の基本

2020-07-18 - 手術うまくなりたい外科医を応援するシリーズ👏メスのセッティングとメスの使い方、縫合の仕方●基本の基本

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石灰と縫合の基本についてお話しします。
15番という小さいエンジンのメスです。
開けるときに気をつけて、手を切らないように開けます。
先が丸くなっています。
丸くなっているのを、いろんなメスの形があります。
これがメスホルダーです。
ここにパチンと形がフィットしてくるわけです。
パチンというまで押し込んであげると、
メス先がメスのホルダーとくっつきます。
もう一回お見せしています。
メス先はすぐに傷んできますので、
ディスポーザブル、使い捨てになっています。
これで15番のメスの準備が整ったわけです。
基本的には、石灰をするときには、
必ずデザインをするわけです。
石灰デザインです。
美容外科でも、形成医科でもそうですが、
基本的には、引っ張ったりすると形が変わってしまいますので、
事前に石灰をする形を決めます。
この場合、今見ていただきますと、
左手、切っているのは右手ですが、
左手の動きを見ていただきますと、
切っているところに対してテンションがかかる。
テンションというのは張力です。
引っ張っているなという力がかかるのを使うのが、
石灰をするポイントになってくるわけです。
これをトラクションと言います。
傷が開いて、切ったところが開いていくように、
力を加えてあげることによって、
傷が切れてなく開いていくような形になっています。
なので、手術は右手ですると思われがちですが、
基本的には両手、何だったら助手といって、
手術を手伝いしてくれる人の手も借りて、
3本、4本で手術をしていくという形になっています。
では、今石灰をしました。
ジグザグの傷に対して、
縫合の方に石灰をしていきます。
今回のケースは、スポンジを使ってデモンストレーションしていますので、
スポンジの部分を芯に切っておいて、
皮膚の深い部分に見立てて、少し開いております。
つまり、石灰をしたところから、
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芯微層で少しだけ剥がしてあげるという操作を加えています。
左手を見ていただきますと、
こちらは微小有効といいますが、
摂取というのは、先っちょに杭のあるような有効の摂取と、
先っちょが何もなくてつるつるの無効の摂取というのがあります。
皮膚の手術というのは、
基本的に杭のあるような甲といいますが、
甲がある有効の摂取というのを使うことが多いです。
より皮膚を傷つけないために、
フック摂取といって、
本当に針みたいになっているような摂取の中には存在します。
先ほどの石灰と同じように見ていただきますと、
右手は今はハサミを使って切っているわけですが、
常に左手が動いているのが分かります。
これも山口の口癖ですが、
手術の術屋にいて片手がサボっているというのは、
何かおかしいわけですね。
常に両手が使っていると。
こうやって剥離を進めていきまして、
脱ぎやすいようにいろいろ段取りをしているという形になるわけですね。
それでは、お待たせ。
縫合第一弾でございます。
まずですね、皮膚を縫うというのはですね、
皆さんよくテレビなんかで皮膚を縫っているシーンを見るかと思いますけれども、
実は、皮膚を綺麗に直そうと思うとですね、
皮膚を縫うのには、皮膚には見えない方法、
これは埋没方法といったり、神秘方法といったりしますけれども、
見えないところの縫合というのは、めちゃめちゃ大事なわけですね。
後ろを見ていただきますと、
今、サッと掛けました。見えましたか?
三角になっているところにいますと、
小さい方から針を掛けまして、
大きいところに抜いて、表に見えないんですけれども、
中に埋まっていく方法ですね。
これをですね、一つ目掛けたわけです。
何してるねん、という感じですけれども、
今、しごいてシュシュシュッとやっているのは、糸がよれてチリチリにならないようにしているんですが、
これ、埋没方法の一発目。
ギュッと縫いますと、ほら、分かります?
縫っている玉が見えなくて、中に沈んでいったでしょ?
これで中に沈んでいって、これをですね、パソッと切ったらですね、
表には見えないんですけれども、
ちゃんと中で引っ張っていると。
これ、たぶんお見せしますからね。
ちょっと見てくださいよ。
縫いましたっていう状態で、
えーっと、見せない、ここで。
なぜ見せないんやかけち。
そこは見せるとこだったでしょう、というところなんですけど。
はい。
ちょっと今、神秘方法を見せませんでしたが、
これが表側の方法なんですね。
これはよく見ている、
いわゆるバッシュをするための方法というやつですけれども、
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表側にこうやって糸が見えているわけですね。
はい。
これは、よく手術してから1週間くらいで糸抜きますよとか言われる方法は、
実はこっちの方法なんですよ。
先ほどした神秘方法の方法はですね、
これはだいたい溶ける糸。
形成家の中には、未だに溶けないナイロンとかでね、
塗ってる先生とかもおられますけども、
えーっと、
基本的には美容の状況では、
溶ける糸を使って、PDS2ってやつですね。
を使って埋没方法をしています。
今日はざっくりとですね、
表側のバッシュをする方法と、
中に見えずにですね、
頑張って引っ張ってる、
埋没方法っていうのはあるんだよ、
神秘方法っていうのはあるんだよ、
っていうお話をさせてもらいました。
はい、以上です。
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