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はいみなさんこんにちは、山口でございます。では早速行きましょう。
例えば色の濃い方、浅黒い方と色が薄くてですね、皮膚もペラペラみたいな人っていうのは結構結構がありまして
皮膚の分厚くて色が色黒な方で毛穴が開いているような方っていうのは、さっき言ったところで言うと
豆腐が割と分厚い系の人たちなんですよね。一方、色白で黄目細やかで薄くて感じの人たち、これは豆腐の部分が薄いんですよ、まさに。
この差が、非公正半渾が出やすい出にくいの差になっているんじゃないかというところで、先ほどの話を言うと豆腐が分厚い系の人たちですね。
白人は実はこの豆腐がめちゃ薄いんですよ。で、ヒスパニックアジア人って言ったらこのシンピの部分ですね、この豆腐の部分が分厚くて、もちろん黒人ももっと分厚くてみたいな感じなんですけど、
こういう風なその分厚さが、非公正半渾のリスクにつながってきているというような解釈ができるわけですね。
あなたの皮膚がですね、もしくは自分のお子さんとかですね、友達とかの皮膚の性状を見て、
この人の皮膚、傷治りやすそうやなとか、治りにくそうやなとか、非公正半渾ができやすそうやな、みたいなことはイメージがついてくるわけですね。
なので、例えばこれも医療者なんかもそうですね、僕が例えば手術をする時にもですね、このタイプの人はこの見える分に傷は作らない方がいいんじゃないかとかですね、このタイプの人はおそらく皮膚きれいに治るからここ切っても大丈夫やろう、みたいなことをですね、手術する前にカウンセリングの段階とかで見抜いていかないといけないわけですね。
この辺がくっちゃべってるように見えるんですけどね。カウンセリングしていただくと分かるんですけど、くっちゃべってるように見えて、めっちゃ見てます。
顔のシワの出来方とかですね、癖、さらに皮膚の伸び具合とかですね、出来てる毛穴のブツブツのサイズとかですね、もちろん診察とかを触らせてもらう時にも皮膚の伸び具合とかを見てですね、この人はここを切ってこうしたらこうかなとか、
そうしたら場合によっては、あなたの場合はお花とかですね、小鼻の手術なんか特にそうなんですけど、ここを切っていいかどうかみたいな話っていうのがものすごい関わってくるわけですね。この人は傷を切ってしまうために傷が目立つんちゃうかなみたいな人は、何か他の方法を提案したりということになってくるわけですね。
実はですね、最近ちょっとホットな話題っていうのがありまして、傷を綺麗に治す系でいくと、実はですね、皆さん知っている方多いと思うんですけど、ボトックス。これがですね、傷を綺麗に治すところに関して結構熱いんですね。ボトックスって知らない方もおられるかと思いますけども、ボツリヌストキシンって言ってですね、破傷風の菌がもともと作るような毒素なんですけど、
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神経と筋肉のこの接合部というところにですね、ピッてそのボトックスが作用するとですね、神経が興奮をしていても筋肉に力が伝わらないというので、動きを止める作用のあるような注射になってきます。
なので例えばお顔ですね、僕もお笑い場めっちゃありますけども、この小じわをコントロールするためにボトックスって動かないようにしたりとか、このエラーが張っている人にですね、噛んでいるところにボトックスを打って、ムキムキの筋肉マンに筋トレすんなみたいな話でどんどん痩せていくみたいな、そういう使い方をするんですけど、実は傷に対してボトックスっていうのを使うというのがいろんなペーパーで最近出てきています。
フィッツ・パトリック分類っていうのが実はあるんですよ。お肌の色を白人種から黒人まで色々とグレードを分けていくんですけども、その中のタイプ456の人たちに対してお顔の傷を綺麗に治すためにボトックスを注射した時のそのアルゴリズムっていうのを提案しているペーパーがPRS5っていうペーパーですけどね、それで2018年から出てます。
この傷ですね、ピッとできた傷に対して縫い合わせた後にですね、この辺にボトックスを打っておくと、この傷がボトックスを打ってない人に比べるとめっちゃ綺麗に治りましたよみたいなペーパーを出してます。
また別のペーパーではですね、これもフィッツ・パトリックのタイプ4からっていうことになると、黒人とかもちょっと入ってて、インドのペーパーですね、先ほどの。色の黒い方が入っているので、例えばアジア人ではどうなんやっていうところで同じような研究をしているペーパーがですね、2019年の韓国から出てるようなペーパーで、おでこの傷を縫うのにダブルブラインドランダマイズドコントロールっていうのがあるんですけども、
っていう方法でボトックスありとなしでそれぞれの効果を比べましたよっていうペーパー。治療してる人も治療されてる人もこの傷ができて、じゃああなたにはこのAっていうお薬を打ちますよって言ったこのAっていうお薬がボトックスが入っているパターンとただのお水のパターンがあるんですよ。
それを打ってる人も打たれてる人も知らされてないというのがダブルブラインド。どっちも知りませんっていう状況なんですけど、24人のボトックスを打った群と21人のボトックスを打ってない群でこの傷をですね、縫ってるんですね。どっちも同じような感じで縫ってるんですよ。
全部ボトックスありのほうが綺麗に治ったよっていうふうなペーパーの結果になってます。
さらにこれすごいなと思うんですけど、その傷をバイオプシーって言ってですね、綺麗に治った後の傷を一部政権で切り取って調べてるんですね。
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それまた傷のあるやんと思うんですけどね。その調べた顕微鏡の結果でいくと、ボトックスを使った群の政権の結果、組織を見たときにはコラーゲンの沈着が少なかったというふうに書いてます。
豆腐の層を縫い直すんですね。手術の時に縫い直してくっつけてるんですけども、その部分で余計な組織が少なかったというふうな話になってるわけですね。
縫い合わせた豆腐と豆腐が綺麗にくっついて余計なものができひんかったので非公正犯行にもなりにくかったよみたいな話になってるわけですね。
面白いですね。ボトックスもこういうふうな使い方があるんですね。実際僕もですね、手術をするときに例えばリップリフトの手術とかですね、
新列の二次修正とかですね、傷を綺麗に直さないといけないよっていうようなケースだけは実はボトックスを使っていますし、これは以前留学していた台湾のグループからもそういうふうなペーパーが出てます。
また日本の経済学科ではですね、よく手術終わった後にですね、3ヶ月間テープ貼ってくださいねとかっていうふうな話がありますが、あれも結構同じことです。
要はテープを貼ることによって引っ張られないようにしているわけですね。そうするとその豆腐と豆腐を縫い合わせた後ですね、これが引っ張られることによって間が広がってこの間にゴミみたいなのができて、盛り上がってくると非公正犯行になっちゃうので、引っ張られないようにガシーンと止めといてあげてですね、その傷に対するストレスを少なくしてあげる。
これがボトックスの話でしたが、これを上からテープを貼っつけてやっぱり引っ張らないようにしてあげるということによって傷を安静にすることができて、傷が綺麗に治るよというふうな発想がそのテーピングの理論になってきます。
この傷を綺麗に治すためのテーピングとかですね、特殊なピタシートっていうのをですね、こんなのなんかも売ったりしてますけども、効果がありますよね。
僕もよく愛用させてもらっています。
ちなみに傷がですね、切ってから元々の強さに戻るのにはどれくらいの時間がかかると思いますか?
1ヶ月目とかですね、激劣弱いです。まだ元々の傷のですね、10%くらいしか戻ってないですね。
1年経っても実は元々の傷の強さの60%から70%くらいしかないんですよね。
細胞学的には3年から5年くらいかかると言われてますね。
肝根が成熟していくというね。
なので、ましてや手術して2、3週間で傷を見ちゃうっていうのはあれダメですからね、皆さん気を付けてくださいね。
ということで、怪我をした時とか、もしくは手術をした時とか、基本的には傷を安静にしないといけないんだよというのを今日は学んでいただきたいなと思います。