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山ドクターの北杜らいふ、国際山岳医のペコマです。 北杜市明の町に住む北杜診療所医師のペコマが、登山の魅力、応急処置のヒント、健康の秘訣など、楽しく真面目にお伝えします。
この番組は、社会福祉法人緑樹会北杜診療所の提供でお送りします。 こんにちは、ペコマです。
今日もバケットリストは、料理がうまくなりたいですということでね、料理紹介になっちゃうんですけれども。
まあ元々ね、料理全然やってないんで、あの全てのね、料理が私にとってはこう新しい料理というかね、新鮮な料理ということなんですけれども、先日ね、初めてうどんというものを作ったんですよ。
で、これ作ったって別にこねたとかそういう話じゃないですよ。 あの、茹でてすらいないです。冷凍うどん。冷凍うどんをチンしただけなんでね。 これを料理と言っていいかどうかわかんないんですけど。
でも、えっと、具っていうのを、具で、えっと納豆とかオクラとか入れて、こうネバネバうどんにしたんですけどね。
これが思いのほか美味しくて、ああなんだこんなチンしてオクラと納豆入れるだけで美味しいネバネバうどんができんだっていうね。
まあちょっとやっぱね、今まで全くこれすらやったことなかったですからね。 あの、まあますますちょっとね、料理が好きになってきたというご報告でした。
で、今日は何の話をするかというと、あの水の飲みすぎ注意っていう話をしようかと思うんですよ。 これ多分ね、以前にも似たような話はしてるんですね。
暑くなると熱中症が怖いから水を飲みなさいって言われるんだけれども、実はそれが体調不良につながっちゃう。水を飲みすぎちゃって体調不良につながっちゃうこともあるんだよってお話、
多分ね、させていただいてたと思うんだけれども、もう一回今日ね、改めてしようかなと思います。
もう梅雨も明けた頃でしょう。これね、まだ実は収録してるの6月なんでね、まだ明けてはいないんですけれども、
放送する頃には梅雨が明けて、暑さが本格的になってくる頃だと思うので、改めてね、ちょっと注意喚起みたいな、あの多分今一般的に言われていることとはちょっと違うことの可能性があるので、
最新のこの分野ではそう言われてますよっていうのをちょっとお伝えしようかなと思って、改めて水飲みすぎ注意という話をさせていただこうかなと思います。
まず普段普通に生活してる時、日常生活を送っている時は水いっぱい飲んでもいいんですよ。
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もちろんね、極端にね、何リットル、10リットル、20リットルとか飲むのはもちろん健康にいいってことはないですけれども、
別に水いっぱい飲んだからってね、おしっこでそれが出ていくだけなので、そんなにね、害があるわけではないんです。
特にね、腎臓、腎臓っていうのがおしっこを作っている臓器ですけれども、腎臓が正常通り働いている人、特に腎臓が悪いよって言われているような人でなければ、水をいっぱい飲んだからといって問題ありません。
なので、全然ね、水飲んでいただいていいんですけれども、水を飲んだからといって熱中症の予防にはならないよっていうのはまず抑えておいてください。
今日は暑くて、熱中症が心配だから水しっかり飲んでくださいねっていうのはちょっとあんまり意味がないというか、水を飲んでもおしっこで出て終わりなんで、水が足りないのはあんまり良くないですよ。
脱水っていうのは確かに熱中症のリスクが上がるので、水分が足りない状態は良くないですけれども、別に多く取ったからといってね、別にあんまり良いことあるわけでもないんで、普通に飲んでいればいいかなと思います。
で、それが山に行ったりとかマラソンとかトレールランニングとか、体に負荷がかかるような状態になると、水を適切に飲むっていうのが重要になってきます。
適切にっていうのは少なすぎもせず、多すぎもせずということです。
っていうのも、山とかマラソンとかやってる体とか心にストレスがかかっている状態っていうのは、抗リニョウホルモンっていうホルモンが出てくるんですね。
このホルモンは何かっていうと、おしっこを作らないようにしようっていうホルモンです。
なので、登山中とかマラソンとかやってる時っておしっこが出にくくなってるんですね。
で、飲んだ水分がそのまま体に溜まっていく状態です。
そういう状態になるので、水を飲めば飲むほどどんどん体の中の塩分が薄まっていっちゃうんですよね。
どんどん水っぽい体になっちゃって、そうすると体調を崩していくっていうことが起きてきます。
最近の研究ではどんどんわかってきて、相当な数の人が実はこれで体調が悪くなっているっていうのはわかってきました。
マラソン大会とかだと、みんな熱中症だとか脱水だって思われてた人の何割かは実はこの水の飲みすぎで体調が悪くなってきてるっていうのが明らかになってきたんですね。
なので最近のその野外救急のガイドラインみたいのでは、
暑い日に関しては水を飲まない脱水に気をつけましょうよりも水の飲みすぎに注意しましょうって言うべきだっていうふうに明記されているぐらい、
水の飲みすぎっていうのがありふれた病態なんじゃないかなっていうのがわかってきました。
なので今日もね、こうやってお話しさせていただいているところなんですけれども、
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後半に関してはその水の飲みすぎっていうのがどういう病態なのか、そしてどうやったら防げるのかみたいなことをお話ししていこうかなと思います。
その前に一曲お聴きください。
カーペンターズのトップオブザワールド。
今日は水の飲みすぎ注意っていう話をしているわけですけれども、
一般的にね、暑い日とかね、しっかり水飲みなさいって言われているわけですけれども、
実は水を飲みすぎちゃうことに問題があるっていうことがわかってきたよっていうことをお伝えしております。
その昔は水を飲むななんて言われてた時代があったわけですよね。
飲むとバテるぞみたいなね。
で、そういう時代を経て、いやそれは間違いでしょ、しっかり水飲みましょうよっていう時代が来て、
休憩のためにちゃんと水飲んだかとか、部活動とかでもね、お前らちゃんと水取れよとか、お前水飲んでないじゃないかなんて言われる時代が今来ていて、
その反動でというかね、水を飲みすぎちゃって体調不良になっているって人が実は相当数いるっていうのがわかってきたわけですよ。
だから昔のね、水を飲むとバテるぞみたいなのも一理あったわけですね。
それが全て正しいわけではもちろんないですけれども、適切に飲むのが大事です。
前半話してきたのは、運動の負荷がかかると氷尿ホルモンっていうホルモンが出て、おしっこが出なくなっちゃうよ。
だから水を飲んだら飲んだだけ体に溜め込んじゃいますという話をしてきました。
で、水を溜め込んじゃうと体の中の塩分が薄まって体調を崩すことになります。
で、じゃあ塩分を補給すればいいんだねって思われるかもしれません。
よく塩タブレットとかあって、そういう塩ちゃんと取ろうよっていう話なんですけれども、
それはちょっとこの水の飲みすぎっていうことに関しては塩を食べてもそんなに意味がないです。
なぜかというと溜め込んじゃう水が多すぎます。
その塩分を取ることによって補正できるようなレベルじゃないんですよね。
だから塩分を取ったからといって、この水の飲みすぎの体調不良を防げるわけではないです。
で、でも塩分は取った方がいいですっていうのは汗で塩分は出ていっちゃうので、
塩分の絶対量が少なくなっちゃうのは問題なので、
大汗をかいた時っていうのは汗で塩が出ていっちゃってる可能性があるので、
しっかり塩分を取るっていうのは大事ですけれども、
それによって水の飲みすぎによる体調不良を防げるわけではないです。
あとはスポーツドリンクとかOS-1って言われてるような蛍光保水液、
ああいうのは結構塩分入ってるんで、
そういうのを飲んでればいっぱい飲んでも大丈夫なんでしょって思われるかもしれないですけれども、
それも誤りです。
ああいうスポーツドリンクとかっていうのは体の塩分濃度よりは薄いんですよ。
だから飲めば飲むだけやっぱり薄まっていくんです結局は。
だからもう水分を補給しすぎちゃっているっていうのが問題であって、
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塩が入ってよが入ってまいが水をいっぱい取っちゃったら、
もう水の飲みすぎによる体調不良というのは起きてしまいます。
だからもう水分を取りすぎちゃいけないっていうことです。
塩分のことを考えるのではなくて水分の取りすぎに注意っていうことですね。
じゃあどのくらいだったら飲みすぎなのっていうと、
喉の渇きに応じて水分を取れば十分です。
昔は脱水に注意っていうことで水を取らないと脱水になっちゃって問題でしょって言われてたんですけれども、
脱水に関してはかなり脱水になってもパフォーマンスは落ちないです。
体重の2%ぐらいの脱水だったら許容できるんじゃないか。
ちゃんと初熱潤化とかをしっかりしているアスリートレベルになると、
5%とか8%の脱水でも許容できるって言われてるぐらいなので、
初熱潤化できていない一般の人でも2%ぐらいの脱水だったら許容できるんじゃないでしょうか。
だからそのくらいの脱水になると喉が渇きます。
喉が渇くんで水飲みたいなと思ったら飲んでくれれば十分なんじゃないかなと思います。
これを絶対的な量みたいので何時間の行動だったら何リットル飲みましょうみたいので定めるのはあんまり合理的じゃないですよね。
人によって初熱潤化の状態も違うし汗のかき方も違うし、
環境も熱かったり寒かったりいろんな環境があって着てる服も違うのを一律に何リットル飲みましょうなんて規定するのは難しい。
無理な話なので、それよりは喉が渇いて飲みたくなったら飲みましょうねがやっぱり合理的な考えじゃないですかね。
そうすると多少は脱水になると思います。
だけどそれは許容できる範囲の脱水かな。
それより気をつけないといけないのは飲まなきゃ飲まなきゃっていう脅迫観念的なもので
いっぱい飲んで体の中の塩分が薄まっちゃって体調不良になるっていう方がありがちな問題ということになります。
体調不良っていうのはどんな状態かっていうとやっぱりバテるみたいな状態とか頭が痛いとか吐き気がするとかっていうところから始まって
場合によっては意識が朦朧としてくるみたいなこともあります。
そういう人を見たときに熱い環境だと熱中症だ水飲ませろみたいになっちゃうわけですよ。
水を飲ませるとさらに悪化するっていうことがあるのでそういう人を見たらどうしたらいいかというとまず水を飲んでるか飲んでないか。
飲んでないんだったら脱水の可能性があるんで水飲ませたらいいんですけど本人が飲みたいって言うんだったら飲ませたらいいんですけど
いっぱい水飲んでるよって言うんだったら水を飲まさないです。
安静にさせておしっこが出るのを待つ。
安静にすると氷におホルモンというのが出なくなってだんだん氷におホルモンの効果が薄まっていくのでおしっこが出始めます。
そうなると体の中の水分と塩分のバランスが補正されていくのでもう人安心ですよね。
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なので安静にさせてとりあえず待つというのが治療になります。
今日は水の飲みすぎ注意って話をしてきたんですけれども
一般的に言われているこの熱中症とかっていう概念とちょっと違ったりするかもしれないんで
ぜひこういうことも気をつけてくださいということでお話しさせていただきました。
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それではまた次回のヤマドクターの北斗ライフでお会いしましょう。
ヤマドクターの北斗ライフ
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