今回の気になる活動は、在籍型出向研修、まわれです。
一つの法人に所属しながら、別の会社の野局店舗でも働ける仕組みとなっていて、
加盟法人は現在東北から福岡まで旧法人にも及ぶんだって。
いぶきってまわれは知ってた?
いや、この企画に参加するまで全然知らんくて。
でもなんか転職せずに他の法人とか経験できるって普通にすごいよね。
確かになかなかこういうのって聞いたことないよね。
しかも、薬局業界でこういう影響ができるってかなり新しい仕組みだと思う。
ね。私たちが薬剤師になってもちょっと参加してみたいよね。
なんか私は、まわれもそうなんだけど、あの河野さんっていう薬局業界の超超有名人の方とお話しできるのはめちゃくちゃ楽しみです。
というわけで、今日からこの在籍型出向研修まわれの発起人であるメタルファーマシーの河野さんや、
他の参加者の人、実際に出向した方など関わった様々な方にインタビューしながら、
他方面からまわれを深掘りしていきたいと思います。
初回ゲストはこのまわれを主催している河野良道さんです。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
どうもどうも。
初めまして。
初めましてですね。
いやー。
ノンノンとイブキですね。
はい。
お願いします。
名前だけでも覚えて帰りましょう。
よろしくお願いします。
いやー、なんか緊張しますね。
そうですね。
ごめん、嘘。全然緊張してない。
全然緊張してなくてごめんなさい。
すいません。
ちょっとおしゃべりする機会が僕は結構多くてですね。
そうですよね。
慣れてるんで、結構脱線しがちっていうちょっと欠点があるんで、
皆さんお二人ともなんとか僕をうまいこと乗りこなして、
いいところに着地させてくださいね。
ちょっとうまいところをレールを元に戻す係としてやっていきますね。
どう?イブキとかそういうの得意?大丈夫?
僕は合わせていっぱい話しちゃいますね。
あー、よし。じゃあノンノンに任せよう。
私の負担がえぐいですね、今日は。
ファシリテイトしつつ、俺はちゃんとうまいこと落としどころ見つけて着地させてください。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
お願いします。
では河野さん、早速リスナーの皆さんに自己紹介をお願いいたします。
ありがとうございます。あの河野です。
あのとか言われてたから、みんな知ってんのかなみたいな感じでなってるんですけど、
河野義水と申します。
会社は株式会社メタルファーマシーという会社で、
主に関西で活動しています。
店舗としては大阪と京都と滋賀県という3つの都道府県にまたがってやらせてもらっていて、
事業内容的にはですね、薬局もちろんメインでやってるんですけど、
お弁当屋さんであったりとか、あとバーであったりとか、
あとYouTubeっていうところも手を出していたりとか、
あと海外に行こうとしてたりとか、ちょっと変わった会社なんですよ。
見た目通りですね。
あの変な奴が社長やってたら変な会社になるもんやなというような会社になっております。
ちなみに会社の名前ですね、メタルファーマシーというのはですね、
ヘビーメタルが好きだから、
ただそれだけでメタルファーマシーと付けたという恥ずかしいことがあります。
ちなみにメタル好きだけど、金属アレルギーなんでよろしくお願いしますね。
そうなんですか。
そうなんですよ。
私も金属アレルギーです。
うれしい。
ネックレス作れないです。
わかる。
時計とかね、アップルウォッチしかできへんから。
という変わった人ですけど、今日はよろしくお願いします。
お願いします。
結構有名な方で、もうXのフォロワーとかも、
今見たら2.6万人とか。
えぐいですよ。
すごい。
いぶきどう思う?
すごいね、めっちゃ有名人って感じ。
ほんとそうだよね。
いやいや、たまたまですよ。
そんな河野さん自身の深掘りとかも、
2回目とかにさせていただきたいので、
その点もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回は在籍型出向研修、周りについて深掘りしていきたいと思うんですけれども、
まだ周りを知らない方に向けて、
どういった活動なのかというのをお話しいただけますか?
ありがとうございます。
周りというのはですね、
一応僕が本機人となっているんですけど、
もう一人本機人、佐渡超在という会社の三谷さんという方が、
一応この2人が本機人という形でやっているんですが、
薬局って、お二人はまだ実習とかは行ってないかな?
僕は実習今最中です。
今行ってる。
薬局ってね、店舗の中にいる人数って結構少ないじゃない。
どういう店舗に行ってるか次第ではあるんだけど、
少ないところだったら2名くらいから働けるっていうのもあるし、
多いところでも、めちゃくちゃ大型店舗と呼ばれるところでも、
20人いたらめっちゃ多いなっていうぐらいの箱なわけですよね。
毎日毎日同じところに出勤して、同じメンバーと働いてってなってると、
やっぱり視野が狭くなりがちなんですよね。
薬局という法人自体も、
いわゆる超大手みたいなところの河川家ってやつが進んでないんですよ。
ちっちゃい単位の法人がたくさんあるっていうような業界になっているので、
法人としての単位もすごくちっちゃい。
っていうところで法人としての視野も狭くなりがちみたいなところは、
僕としてはすごく業界に課題感を感じていてですね。
僕自身の経験としても、何回か転職してるんですね。
薬局という業界内で転職をしていて、
転職するたびに前の職場で常識だったことが、
新しい職場で全然常識じゃないみたいな、
むしろ悪みたいなことって結構あったのよ。
なるほど。
いぶきも今実習行ってると思うけど、
別の店舗をもし見てみたら、
あれこれ、これやらなくていいんですか?みたいな。
これやったと思うんですか?みたいなとかあるんよ。
そうなんですか。
そこだけが薬局の全てじゃないから、
やっぱりそれぞれの法人、それぞれの店舗での常識っていうのが全然違って、
そういうのを感じるたびに自分の中で視野が広がった感じがすごくあったのね。
だから新しい会社に行って、
前のところでのノウハウみたいなところを、
前の職場ではこうやったんですよみたいな、
ちょっと調子乗ったら嫌われるけど、
いいところをミックスして新しい職場に提供するとか、
いうことに非常に価値を感じて働いてたわけですね。
その体験って非常にいいなと思ってるんですけど、
じゃあいざ自分の会社で自分のところの従業員に、
視野を広げてほしいからって言って、
じゃあお前ちょっと今日から退職して別の会社行ってこいよとかさ、
こんな言えるわけないやん。
そうですね。
意味わからんよね。
だからできませんと。
とはいえ、やっぱり狭い箱の中で働いてるんで視野広げてくれたら嬉しいなと思う中で、
在籍しながら他の法人で研修が一定期間できますみたいなものがあると、
視野を広げるっていうお手伝いはめちゃくちゃスムーズにいけるんじゃないかなと思うし、
その周りで出向するんだけど、出向を出す側もそうだけど、
受け入れる側っていうのも視野がすごく広がるわけですね。
他の会社から来て向こうではこんな感じでやってますとかいうのをミックスしてやっていくみたいなことができるんで、
その業界的に視野が狭い問題みたいなのを解決する事情になるんじゃないかなっていうのを思って、
このままあれという取り組みをやってますっていうところですね。
そうなんですね。ありがとうございます。結構ご自身の原体験が元になってるんですね。
そうですね。そもそも薬剤師がいません問題とかもあったりはするのね。
ちっちゃい法人、もうちょっと喋っていい?
はい、大丈夫ですよ。
それだけがもちろん目的というわけではなくて、
もう一つは、薬局って僕らみたいな中小の薬局って、人の問題結構あるわけですよ。
そうなんですね。
前社員が5000人いますっていう会社だったら、一人退職しますとかなっても5000分の1やな、言ったら。
だけど、うちらみたいな会社って今60人、70人ぐらいかな、いるんだけど、
そのうち一人が辞めますってなったら結構ダメージでかいやん。
そうですね。70人でもでかいんですか?
バカでかい。
そうなんですか。
バカでかオブザイヤーです、これは。
そうなんですよ。結構痛いんですね。
ましてもっとちっちゃいところだったらね、もっともっとでっかいダメージだろうし。
だけど、一人余分に人員を抱えておくっていうのは、人件費的にやっぱり厳しいものがあるんですね。
そうですね。
だからこれってずっと永遠の課題かなって思ってたんだけど、
例えば採用がうまくいきすぎて、人が多いときには出向として出せます。
その人の給料みたいなのは向こうの会社に持ってもらってっていうことができたりとか、
一時的に人が足りませんっていうときに、
ちょっと信用を受けるところから人をこっちにやってもらうとか、
いうことがこうスムーズにできたら。
しかもその上で、さっき言った視野の問題、研修というかたちで、
お互いにとってメリットがあるような形で進められたらなお良し、みたいな形も目的の一つとしてあるので、
そういう本立てですね。
そういう話があって、
もう一人、2社だけでやるのもなんかあれやし、
もう1社入れたいなみたいな。
3社だったらええんちゃうみたいな話になって。
それはね、ほんと何でか全然覚えてないけど、
福島県の藍沢貨物にある愛知地域薬局さんが。
いきなり東北。
いきなり2人の中からピッて出てきて、
もう絶対あの人やってなって。
お誘いして3社で始まるっていう、そういうことです。
そうなんですね。
なるほど。
その形にするぞっていう原動力というか、
どういう思いがあって実現したいって思ったんですか?
実現したいと思った。
それで言うと、
言ったからやるみたいな感じなんやけど、
実現したい。
なんやろうな。
どうやって実現したかみたいな話でいいんかな。
そうですね。
だいたいこういう話って流れがちですよね。
飲み会のときに、
え、スノボ好きなん?
スノボ好きだったら今度一緒に行こうよ、みたいなやつ。
でも一生達成されへんやんか。
確かに。
学生でもあるでしょ、そういうの。
よくありますね。
なんでかって言ったら、
誰も一歩目をやらないからやと思ってんね、俺は。
確かにね。
とりあえず一歩目を動くっていうのが僕は大事やと思ってて、
一歩目動きだしたら、
もう動いてしまったから、
周りの人ももうやるしかないんよ。
そうですね。
自分で最初から最後まで、
1から10まで全部やり切るっていうパワーは、
僕は別にそんなにないと思ってるんで、
でもなんかこう、
一歩目ギュンって動いて、
規制事実作るみたいなのは、
僕は結構得意なタイプなんですよ。
へー、なるほど。
なんか、
なんていうのかな、
相手の都合を考えずにこれやりましょうよみたいなことを、
無責任に言うみたいなことを得意としてるんで、
それでさっき言った3社目の地域悪客さん、
アバマさんっていう社長さんなんだけど、
もうその足でも、
スペース終わったらすぐ、
アバマさんにこんなことやろうと思ってるんでやりません、
みたいなメッセージをすぐ送ると。
ということで、そこからこう、
あれよあれよと進んでいったっていう感じですね。
おー。
なるほど。
いぶき、どう思う?
いや、その一歩目を動く大事さっていうのがすごい、
やっぱなかなかやりたいなと思っとっても、
動けんかったりとかがあるけ、
その一歩目っていうのがすごい大事やなって思った。
確かに。
本当にそうだよね。
なんかめんどくさいから後回しにしちゃいがちな、
こう飲み会の場でなんか話してて、
私もスノボじゃないけど、
なんかそういうことがなんか前にあったから、
実際動き出すって本当にすごい大事だなっていう風に感じました。
うんうん。
じゃあいぶきはなんか河野さんに聞きたいことはある?
うーん、そうやね。
なんかその実際に出向した方々の中で、
なんか印象に残っている変化とかってありますか?
印象に残ってる。
その出向に行った人が変化した方ですね。
そうですね。
うちからも、
テスト期間中みたいな感じなんだけど、
一人、さっき出てきた愛知地域薬局さん、
福島県のほうに出向に行った子がいて、
その子はね、当時20歳の、
20歳のバイトの子が行ってくれて、
すごいあなたたちより年下ですよね。
そうですね。
もう本当にバイトやけど、
なんか行っていいですかって言われて、
そこで行ったんですよ。
その方は薬学学生ですか?
いやいや、学生じゃなくて、
薬学部とか何にも関係ない感じの、
単純にうちの薬局でバイトしてる子。
その頃お母さんが薬剤師で、
そのお母さんがもともとうちの会社で働いてて、
息子も働いていいですかって言って、
当時高校生だったような、働き始めたとき。
高校中退して、
すごい。
別にうちで働くために中退したわけじゃないで。
高校中退して、うちでバイトしながら、
別の学校に通ってみたいな。
学生と言えば学生だね。
一応専門学生なのかな。
その子が行ってくれて、
やっぱり在籍方出向研修という、
その研修の名目あるので、
向こう行ってですね、ものすごい可愛がられたんですね。
かわいらしい男の子。
ちょっとなんていうか、
イケメンで、ちょっと頼りなさそうと、
ちょっと頼りなさそうと、
なんかその、
なんかその、
その、
なんかその、
なんかその、
なんかその、
ちょっとなんていうか、
イケメンで、頼りなさそうで、
みたいな、
いい感じの子なんだけど、
すごくかわいがってくれて、
いろいろ向こうの人たちに
教えてもらったみたいで、
彼なりに、
うちの会社と向こうの会社を比べて、
うちの会社に向こうのエッセンスを取り入れたいって、
思ってくれた方があって、
その大きい一つが、
うちっていわゆるMVVがないんですよ。
ですよ わかりますか MVVって
おだしょー MVVって何ですか
三沢 ミッションビジョンバリュー っていって 会社の目指すべき指針
みたいなものを言語化したような やつですね
おだしょー ありがとうございます 三沢 伊藤さんの在籍されている
架け橋だったら ミッションとして は 日本の医療をしなやかにする
でしたっけね 合ってる 合ってる そういうものがあって みんな その
目的に向かって仕事をしていこう ねっていう その指針となるような
ものですね それが向こうの会社 さんはすごくいいのを設定されて
いて それが非常によかったから うちに今ないんで それを作りたい
ですって帰ってきてから言って くれて
おだしょー なるほど
三沢 それって会社の結構大きい 部分に関わるじゃない
おだしょー 確かに
三沢 それを20歳のアルバイトの 自分のことを言ってくれて めっちゃ
嬉しかったよ
おだしょー いいですね
三沢 いいですよね
おだしょー そんな成長したんや みたいなのをすごく思ったので
結構 割と内気じゃないけど 俺 みたいにしゃべるタイプじゃない
から いろいろ思ってたことがあった みたいだけど それを向こうで発散
して そしていいものを得て帰って きてくれて そこはもう非常に成長