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2026-02-04 25:18

ep167 古典芸能と最新技術が融合した「超歌舞伎」体験記 − NTTのリアルタイム伝送とデジタルツイン、歌舞伎でまさかのペンライト

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初音ミクがリアルタイム伝送技術により歌舞伎役者と共演する「超歌舞伎」を初体験。デジタルツインの「獅童ツイン」による挨拶からはじまり、役者カラーのペンライト応援、最後は音楽ライブさながらのオールスタンディングまで、伝統芸能の新しい景色を目撃しました

及川&上野が「超歌舞伎」を初めて生で見た!

初音ミクが映されるスクリーンはもっと大きくてもよかった

ミクの動きは別の場所の演者の動きをNTTのオールフォトニクスネットワークでリアルタイム伝送

オープンイヤー型の「耳スピ」は予約いっぱいで体験できず残念

ミクが舞う時の指先の表現はすごいが、本物の女方の首から肩のしなやかさにはまだ及ばないと実感

デジタルで生成された「ツイン獅童」:映像も声もうちょっと進化してもいいかも

玉三郎さん出演「火の鳥」の表現技術:舞台全面に薄いスクリーン、壮大な背景映像と人間の縮尺が完璧

映画「国宝」は2月に米国公開予定らしい

「超歌舞伎」では役者ごとのカラーが決まっていて、登場に合わせてペンライトで応援する

歌舞伎座でまさかのオールスタンディング「今日はありがとう」と完全に音楽ライブだった

お弁当付属のサイリウムだと光が足りない!超歌舞伎ファンのは電池式ペンライトで超光る

NTTへの大向こうのかけ声は「電話屋!」、初音ミクは「初音屋」

kirariを用いた伝送、できるだけレイテンシーをなくすというのは通信の永遠のテーマ

及川さんがどう見たか:リアルタイム伝送を感じさせる見せ方をもっとしてほしい

エピソード内で取り上げた情報へのリンク:


テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います。

及川卓也  @takoratta
プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家
自己紹介エピソード ep1, ep2

関信浩  @NobuhiroSeki
アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋
自己紹介エピソード ep52

上野美香  @mikamika59
マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス
自己紹介エピソード ep53

サマリー

「超歌舞伎」は古典芸能と最新技術が融合した新しい表現形態で、初音ミクとのコラボレーションが特に注目されています。NTTのリアルタイム伝送技術によって舞台上で新たな体験が可能になり、観客は新鮮な魅力を感じています。NTTが提供する超歌舞伎は、伝統的な歌舞伎と最新技術の融合を通じて、新たな表現方法を探求しています。客席にはペンライトを持つ観客が多く、参加型のパフォーマンスが展開され、若い世代にも歌舞伎の魅力を伝える努力が行われています。『超歌舞伎』では、古典芸能である歌舞伎と最新技術が融合し、リアルタイム伝送技術を用いて独自の表現が行われています。NTTの技術を活用し、観客と演者がリアルタイムで繋がる新しい体験が語られています。

00:01
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた町も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Takuya Oikawa
おはようございます。及川卓也です。
東京でプロダクト開発のご支援などをさせていただいております。
Nobuhiro Seki
こんにちは。関信浩です。
ちょっと風邪気味で声があまり出ないんですけれども、
普段はニューヨークでスタートアップ投資等をしております。
Mika Ueno
こんにちは。上野美香です。
マーケティングとプロダクトマネジメントのご支援をしているフリーランスです。
超歌舞伎の魅力
Mika Ueno
あの、最初からですけど、ちょっと前にですね、歌舞伎行ったんですよ。及川さんと。
初音ミクと歌舞伎がコラボするってやつで、中村獅童さんがずっとやってる、
私たちの業界の中で有名なニコニコ超会議で一番初めにやった超歌舞伎ってやつなんですけどね。
それを10年続いてるんですよね、あれ。
今年、え、今年じゃないや。2025年が10周年だったらしくて。
それに初めて超歌舞伎を生で見たっていう。
記事で見たりとか、いろんな誰かの投稿で見たりとか、そういうのはしてたんですけど、
本当に生で見たっていうのは初めてで、ちょうどその時期的にやってるのと、
あと歌舞伎座でやってたので、超歌舞伎とかああいうやつ、
スピンオフって言い方は良くないですけど、新作歌舞伎としてやってるやつが、
本県の歌舞伎座の舞台でやるっていうのは聞いたことなかったから、へーって思って。
いや、面白かったです。岡田さんどうでした?
技術との融合
Mika Ueno
いやー面白かったです。
Takuya Oikawa
美香さんにも言ったけど、だいぶ前に一時、歌舞伎を何回か見てたことがあって、
歌舞伎は何かその、いわゆる大衆芸能だなーって分かって面白いってのは知ってたんですけれど、
でね、それから舌を抜いちゃってて、今回言ったら歌舞伎自身も久しぶりに見て面白かったけれど、
僕らテクノロジー好きじゃないですか、それを何か上手く掛け合わせているなーっていうのは思ったところですね。
今だから大衆芸能とテクノロジーって基本合うんですよね。やっぱり。
そうですね。歌舞伎がもともと派手だっていうのもあるんですけど、
Mika Ueno
そこに技術が入ることでさらに派手になる、現代的にもなるじゃないですか。
統制風になるわけで、すごくその融合の仕方が上手いなーっていうのは思いました。
私はもともと狂言の方が好きなんですけど、野村茂さんね。
狂言とかいろんな伝統芸能の方たちも、現代のものとか、コンテンポラリーアートと一緒になるとか、
あと技術と一緒になるとかっていうのをすごいよくやるんですけど、
そっちの方だと取り組みもあるけど、技術の方が勝手にやりやすくなっちゃうんですよね。
技術の方だと取り組みもあるけど、技術の方が勝っちゃってることが結構あって、
スクリーンがやたらでっかいとか、あと表現するもののビジュアルの方に目が行っちゃって、
せっかくの狂言の舞とかがね、あれなんかもうちょっとちっちゃいなーみたいな、
人間がちっちゃいなーと思うことが結構あったので、両方を愛するものとしては、
もう少し古典芸能のストーリーとかそういうものを引き立つといいのになーなんて思うときも少なくはなかったんですよね。
今回の超歌舞伎見たら、歌舞伎は全然死んでないし、ライブとして、
現代の音楽ライブみたいな感じでも成り立っていたし、両方のいいとこ出てるなーみたいな感じはすごいしたんですよね。
うまいなーと思いました。
Takuya Oikawa
いや、三笠には見ている途中か終わった後に感想で伝えたけど、私はディスプレイというか映像はもっとでかい方が迫力あったなーと思っていて、
ちょっとそこなんか予算がもう少しあったらいいんじゃなかったかなと思ったけど、でかすぎるなともかくとして、でも面白い、そこですね。
Mika Ueno
ディスプレイがあってそこにプロジェクトされるってことですか。
未来の舞台芸術
Mika Ueno
そうですそうです。
そうなんです。見てない席さんのために言うと、初音ミクさんが出てくるんですけど、舞台の中央にスクリーンがあってそこに映像が出てくるんですよね。
全身の初音ミクさんが映ってて、お着物着て、舞うっていう感じなんですけど、そのスクリーンが、歌舞伎さんの舞台がめちゃくちゃでかいので相対的にちっちゃくは見えるんですけど、
どんぐらいなんですかね、高さ2メートルぐらいはあるんじゃないですかね。
Takuya Oikawa
もうちょいあるかもしれないけれど、ラスベガスのスフィア。
私一応スフィアを見ちゃった人間なんで、スフィアと比べるとちょっと濃くだとは思うけれど、という感じですね。
Mika Ueno
でもそうですね、確かにね。そのスクリーンに映るんですけど、そのミクさんの舞がリアルタイムで別のところで待ってる演者さんがいて、その方の全身をリアルタイムトラッキングしてるらしいんですよね。
それを伝送してるっていう。
Takuya Oikawa
オールフォトニクスネットワークですよね。
Mika Ueno
オールフォトニクスネットワーク。
Takuya Oikawa
でも光で、エンドとエンド全部光で完結するってやつですね。
NTTのアイオンって、NTTが社運かけてるのかな。わからないけどNTTが売り出してるやつですね。
Nobuhiro Seki
アメリカとかに売りに来てますけどね。
でも2メートルぐらいあるってことは、歌舞伎の演者のよりも大きく見えるんですか。
Mika Ueno
若干ですね。横に演者さん立った時はありましたけど、頭1個分出てるぐらいの、そんな感じの記憶があるんですけどね。
そんなに巨大ではないです。
Nobuhiro Seki
逆にあんまり大きくするとバランス崩れちゃうって感じで、その大きさになってるのかもしれないかなって。
Mika Ueno
そうですね。
Nobuhiro Seki
ミミスピはダメだったんですよね。
Mika Ueno
ミミスピは予約がいっぱいで取れなかったんですよ。
Takuya Oikawa
残念。
Mika Ueno
あれこそ聞きたいなって思ったんですけどね。
Takuya Oikawa
ミミスピはもうNTTの技術ですよね。
Mika Ueno
NTTの技術提供すごいですよね、このシリーズね。
ミミスピって何がすごいんですか。オープンイヤー型のイヤホンで聞きながら、イヤホンからの音も聞こえるっていう。
Takuya Oikawa
そういう感じだったと思います。
Mika Ueno
今送ったリンクに図があるから、手前のしどさんと奥に写ってるみくさんが、大体同じようになるぐらいの投影の感じですね。
Nobuhiro Seki
写真で見るとね、調整されちゃってるからわかんないですね。
同じような感じ。あとクリックしても大きくならないからよくわからないですね。
大体同じぐらいになるようにしてるんですね。
Mika Ueno
なるようにはしてる感じですかね。
あとやっぱり歌舞伎とか、みくが舞うんですよ。
俳優の役をやるんで。
この歌舞伎とかの舞って手先の指先のしなりとかが本当に美しいんですけど、女方とかって。
そこの指先とかを見てたんですけど、ものすごいちゃんと手の回り方とか、それが表現されてて、これはこれですごいなとかと思いました。
でもその後やっぱり本物の女方の役者さんとかが出るわけですよ。
尾上さこんさんとか。やっぱそれ出ると人間のしなり方と首から肩にかけてのしなやかさって、やっぱり全然違うんですけど。
本当にリアルタイムキャプチャーがすごくできてはいるものの、人間の動きっていうのはやっぱり全然違うなと思いましたけどね。
あとね、その演目の前だったかな。
前に何指導さんだっけな。
ついに中村指導だったかな。
中村指導さんのAI先生の別のデジタル上の指導さんが出てくるんですよ。
それが合成された音声で喋るっていうのがあったんですけど、それは尾上さんと見て、これはもうちょっと技術もっとよくできたんじゃないかみたいな話をしながら見てましたね。
Takuya Oikawa
あれが作られたのが少し前なんですよね。
あの後ちょっと調べたじゃないですか。
特に音声合成みたいなやつっていうのが今、とてつもない勢いで進化しちゃってるから、多分あれが登場した当時はそこそこすごかったんだけど。
今となってはもうちょっと、いやー今これはないんだろう。
ちょっと聞いてるとNTT関係の人怒るかもしれないけど。
Mika Ueno
すいません。
観客の素直な感想が出てしまいましたね。
特に見たのが25年末っていうか、今この時期に見ると本当に見分けがつかない動画がね、生成されたりとかそういうのになっちゃってるから。
ハリウッドセレブがいろんなコスプレしててみたいなそういう動画いっぱい出てるじゃないですか。
前の見てるから、作られた感っていうかね、そういうのがすごく目に行ってしまうっていう。
時期的なものもあったと思いますけど、これ出たのが数年前のすると、本当にすごかったなと思いますね。
あと私は声フェチなので、指導さんの声じゃないっていうところに一番反応してしまうので、指導さんの声じゃないじゃんと思うんですけど。
Nobuhiro Seki
それってこの超歌舞伎に合わせて作ったわけじゃないんですね。
Mika Ueno
超歌舞伎を見たいですよ。
Nobuhiro Seki
でもそんなに長い期間やってたわけじゃないので、12月だけなんでね。
作ったのはもっと前というわけではないそうです。
Mika Ueno
中村指導ツインだ。
そうね、これもまた新しい技術とかがまた入っていって、
より本物に、本当に指導さんがライブ中継してますよみたいな形になっていくんだろうなと思いますけど。
なんかちょうど超歌舞伎を見た日か数日後なんですけど、ジャパンタイムズに記事が出て、
2025年は日本の舞台芸術が内向的から外向的になってるみたいな、そんな記事だったんですけど、別に内向的じゃないのになと思いつつ、
新世代を獲得するのに変化してますよというような記事が出てたんですけどね。
そのぐらい盛り上がった年でしたみたいな。
Nobuhiro Seki
ジャパンタイムズだから海外の人にそういうアピールしたんですか?
Mika Ueno
うんそうだと思う。
舞台芸術とかね、言語、ストーリーとかがやっぱりメインだから、英語で上演しろなんていうそういうものじゃないじゃないですか。
やっぱり歌舞伎なんか特にそうだし。
だからそれが子供の壁になって内向的っていうふうに見られているんだとしたら、それそれで表現としては残念なのと思うんだけど、
舞台芸術がすごく頑張ってるっていうか、こんな可能性があるんだなっていうのは、
ここ数年すごい感じてるから、ハリーポッターの舞台しっかり人間がやるっていうところに技術が加わることで、
超歌舞伎の新たな表現
Mika Ueno
こんなに豊かな表現になるんだっていうのはすごい感じているところなんだよ。
もっともっと見られるといいなと思いました。
Nobuhiro Seki
ハリーポッターの舞台が輸入になっちゃうんですね。
ん?
ハリーポッターは輸入だからじゃないか。
Mika Ueno
あーそうね。
そうですね、日本の伝統芸能はそうかもしれないですね。
長歌舞伎のやってた時期に、長歌舞伎は第1部なんですよ、お昼の部で。
第2部、第3部って続くんですけど、第3部が夜なんですけど、
その第3部が玉砂風呂さんの火の鳥をやってたんですけど、
その第3部を見たんですよ。
それが玉砂風呂さんの、この人は生きてるうちに見なきゃいけないなと思っていて久々に見たんですけど、
それも素晴らしかったんですよね。
火の鳥っていう伝説のストーリーと、手塚治虫さんの漫画にもなってますけど、
伝承されている火の鳥っていうのをモチーフにした歌舞伎なんですけど、
それも、あれこんなに歌舞伎の要素入らなくていいの?っていうぐらい、
現代的な表現だったんですよね。
遊美で、流霊で、みたいな。
そこにもスクリーンとか技術がいっぱい出てくるんですけど、
玉砂風呂さんの使い方はまた全然独特で、
あの歌舞伎座の超でっかい舞台全面に薄いスクリーンがバーっと降りてくるんですよ。
その薄いスクリーンに背景が投影されて、
例えばエベレストみたいなところとか海とか森とか、
その中を火の鳥を探すっていう王子二人が旅をしていく、
火の鳥を探し旅にしていくっていうシーンなんですけど、
それが背景と人間の縮尺が本当に合ってるんで、
そこを山を登っている感じとか、
湖を渡っている感じとかがすっごい出てるんですよ。
だからそこは全然超歌舞伎と使う方が全然違っていて、
でも歌舞伎として成り立っているし、
歌舞伎の要素はあんまないのに、
お作法とかに全くないのに、
これがめちゃくちゃ美しかったです。
一部、三部とまた全然違うけど、
いいものを見たな、見せてもらったなっていう感じがしました。
参加型の観客体験
Mika Ueno
玉砂風呂さんもまずこの知らない世界に出てて、
今までやってた役とかね、
ほとんどできないのよみたいなことは言ってましたけどね、
体的にも。
Nobuhiro Seki
いくつぐらいですか?
Mika Ueno
75。
Nobuhiro Seki
でもそう見えないですよね、今。
Mika Ueno
シャキーンとして、
舞台で声めちゃくちゃ出てるし、
動きしなやかだし、
国宝ですからね。
ここといえば映画の国宝を2月にアメリカでやるみたいですよ。
公開するって言ってた。
大変美しい作品なんで。
Nobuhiro Seki
映画館というか配信のコマーシャルだって、
冗談をしたような気がしますけど。
Mika Ueno
見れないみたいなね。
Nobuhiro Seki
余計に出すから、あれもなくしてほしいといつも思いますけどね。
でも動画配信結構やってますね。
ちょうどさっき、歌舞伎の。
Mika Ueno
そうですね。
超歌舞伎見て思ったんですけど、
あれ生配信で、
よく舞台やるじゃないですか、ストリーミングで。
あれやってくれたら、
物理的に会場に行けない人とか見たい人たくさんいると思うから、
あれもやってくれたらいいのになぁと思って。
確か超歌舞伎とかでやったときって、
ライブでやってませんでしたっけ。
小泉ひざとかのもやってほしいなぁと思った。
バッティの出演配信情報を見てると、
Nobuhiro Seki
歌舞伎オンデマンド、ストリーミングプラス楽天TVでやってますみたいな。
結構複数のチャンネルで配信してますね。
歌舞伎オンデマンドを押すと、
ゴリラの地域では見られませんって言ってしまうんですけどね、こっちはね。
ほんと?
Mika Ueno
リージョンで食い行ってるんで。
Nobuhiro Seki
超歌舞伎の、筋書きよかったんですけど、
Mika Ueno
売れとかなきゃいけない技術の話だったかな。
ちょうど超歌舞伎の話なんですけれど、
Takuya Oikawa
結構見てる人の年齢層も高いじゃないですか。
ただ、結構皆さんペンライトを持ってやってるから、
実はああいうの皆さん好きなんだろうなと思って。
そうですね。
関西のように解説すると、
Mika Ueno
サイリウムを持ってね、ペンライトを持って、
それで応援するんですよ。
歌舞伎座で見ているときに光出すとかって、
結構ゴハートだったりしますけど、
それが推奨されてるんですよね。
超歌舞伎では?
そう。超歌舞伎の中のセリフで、
何だっけな、なんか、
白き光がみたいな、なんか言うんですよ。
須藤さんがやってる役が。
そのときに客席の人が、
白いペンライトでそれを照らして、
答えるみたいな感じが。
それがお約束になってるみたいで。
超歌舞伎ファンっていうのがいるんだろうなと思って、
みんなすごい楽しそうだった。
色も変わるんですよね。
役者さんの色と赤、紫、白とかいっぱいあって、
役者さんの色がこうですよっていうのが、
公演前にプロフィール紹介と一緒に紹介されるんですけど、
それで色々みんな色変えてんだとか思って、
登場するとその人の色にして、
ペンライト振るんですけどね。
いわゆる観賞じゃなくて、
Nobuhiro Seki
参加っていう方向に移ってるってことですよね。
そうですね、確かにその通りですね。
Mika Ueno
やっぱりそういう波に歌舞伎とかも対応するために、
Nobuhiro Seki
そういう方向性に出るってことじゃないですかね。
やっぱり参加型にすることによって、
体験も良くなるし、好きな人に仲が良くなりますし。
本当にライブだったんですよ。
若者への歌舞伎の浸透
Mika Ueno
みんなオールスタンディングになって最後。
オールスタンディングになって、
今日はありがとうみたいな感じで、
歌う歌ってみんなして、
出てくる役者さんがバーっとステージに集まるんですよ。
本当に音楽ライブだったんですよ。
こんなのありなんだって思いながら、
キャーとかやってました。
私は色が変わるペンライトじゃなくて、
初めてだったので、
お弁当に一緒に付いてるんですよ。
サイリウム付きのが。
よし、これだと思って。
色が選べて、私はピンクを買ったんですけど、
ピンクなんだけど、
それでやっていけたの。
光が足りないっていうね、やっぱり。
会場に着いてから、
あれ、周りの人たちの光が足りない。
Takuya Oikawa
会場に着いてから、
あれ、周りの人持ってるやつと何か違くない?
Mika Ueno
力が違くない?みたいな。
最初はドキドキするから、
これ光っちゃって大丈夫なのかなと思ったんですけど、
そんなところじゃないペンライトの人たちが
周りにいっぱい持ってるから。
しかも電気でつけるんで、
威力がすごいんですよ。
それ見てると、
もっと光欲しいって思ったりしましたね。
Nobuhiro Seki
最初はもしかしたら、
大人しめなやつをみんなやってたんだけど、
足りないって言ってみんな持ってくるようになったじゃないですかね。
Mika Ueno
明らかに前の席の人たちが
スーツを着たサラリーマンというか、
スーツの方々だったんですよね。
10人くらいのご一行なのかな?がいて。
その方たちは、
私はスポンサーの方なんだろうなと思ったんですけどね。
LTTの方かと思ったら、
ちょっと違う方でしたけど。
でもその人たちも、スーツ組の人たちも、
当たり前のように
ペンライトのスイッチ入れて振ったりしてるんですよね。
みんなゴヒイキさんというか、
常連さんなのかなと思いながら。
Nobuhiro Seki
それも許されてるってことですね、完全にね。
Mika Ueno
そうそうそうそう。
Nobuhiro Seki
もともとピコニコとかもそうですけど、
どうやって受け手側が参加するかっていうテクノロジーじゃないですか。
うん。
こうやってつけたりするかもね。
やっぱりそれの終着点じゃないですか。
普通の進化系になるとやっぱりそうなるんでしょうね。
Mika Ueno
そうですね。
なんかあの、
歌舞伎は江戸時代感もそうだと思うんですけど、
最先端の芸能だったと思うし、
その東西風のものを取り入れて進化してるものだと思うから、
すごく合ってるんじゃないかなと思いました。
この志藤さんがやってるやり方とかって。
技術取り入れたりとか、
オールスタンディングでね、
ライブみたいにするとか、
取り組み自体がそうなんだろうなと思って。
その調べたら、今回が別に歌舞伎座初めてじゃなくて、
前回とか前々回とかから歌舞伎座でやるようになったらしいんですよね。
それまでは新橋演武場とか他の劇場だったらしいんですけど、
歌舞伎座でやるようになってすごく感慨深いですというようなことを言ってて、
こういうところがより取り入れられていって、
歌舞伎の本編とかにもね、
技術も入っていくんだろうなーなんて思うとワクワクしますね。
Nobuhiro Seki
小岡さん何年ぶりに見に行ったんですか。
Takuya Oikawa
僕は20数年ぶりですね。
Nobuhiro Seki
そういう意味で言うとそこの比較はあんまりできない感じですか。
そうですね。
もう全然行ってないです。
でもやっぱ若い人が見るようになってるんですか。
そうでもない。
Mika Ueno
いや、いました。
Takuya Oikawa
あの人たち多分初音ミク目当てじゃないかと思うんですよね。
それはそれでとてもいいことだと思うんですよ。
Nobuhiro Seki
それによってね、また若い人たちが歌舞伎の良さを気づくんじゃないですかね。
Mika Ueno
そこが入り口になってるってのはすごいいいことだし、
歌舞伎は他にいろんなモチーフ使ったりしてるじゃないですか。
刀剣乱舞もあったり、ワンピース歌舞伎があったりとか、
ああいう入り口に立つのにちょうどいいですよね。
で、超歌舞伎もそうなんですけど、
古典と現代技術の融合
Mika Ueno
古典のストーリーというかそういうのはすごく大事にしてるみたいで、
千代さんとかその演じ、演者の方々が。
そこのとこは、現代のモチーフを現代として現代の技術って言うんじゃなくて、
古典のモチーフとかを表現するっていうところにすごいこだわってるらしいので、
ストーリーはすごくしっかりしてましたよ。
Nobuhiro Seki
点を現代の技術でアレンジするってことですね。
Mika Ueno
そうそうそうそう。
NTTテクノロジーだから、NTTのことを大向子さん、
なんとか屋って言うじゃないですか、屋号でね、電話屋って言うんですって。
電話屋電話屋っていうのは、電話屋電話屋っていうのは記事とかでしてたんですけど、
おもしろいこと言うんじゃと思ったんだけど、本当に電話屋っていうのを掛け声で言ってるのを聞くと、
これはちょっと自分も言いたくなるとか思いましたね。
電話屋とかって言うんですよ。
みくさんは発明屋なんですけど、発明屋とかね。
電話屋って若干落としてるような感じには聞こえますけどね。
それがすごく面白いでしょ。
Takuya Oikawa
それでいいんだろうね。
それが逆にレトロでいいってことですね。
レトロでいいっていう。
Nobuhiro Seki
ベタだし、インパクトとしてもすごいあるし。
Mika Ueno
超降臨状感通信技術、キラリを用いた分身の術で、
2016年の初演でみくさんを映したらしいですよ。
キラリってなんだろう。
あと万博で、さっき及川さんが言ってた国際館、
オールフォトニクスネットワークを用いて国境を越えて、
リアルタイムにみくさんと歌舞伎演者と台湾の人たちが
共演するっていうのをやったみたいですね。
これ、通信の永遠のテーマですよね。
できるだけレイテンシーがなく、
Takuya Oikawa
遠距離感で何か同時に進行させていくっていう。
だから愛知万博の時も坂本隆一さんが
インターネットを通じて2拠点で合奏するみたいなことをやったり、
よくわかりやすいテーマじゃないですか。
そういうのありましたからね。
みくさんの見てて、
及川さん的にはここ大変だろうなとか、
ここはよくやってなみたいなポイントってあったんですか。
Mika Ueno
いやー、あれってでも、あれじゃないですか。
なんかその、
みくさんが言ってたところで、
Takuya Oikawa
いやー、あれってでも、あれじゃないですか。
なんかその技術をどう使ってるかっていうのを、
普通に観客として見てる人からすると、
あまり見せないようにしてるじゃないですか。
別にスーパー歌舞伎に限らず、超歌舞伎、スーパー歌舞伎に限らず、
なんかパフュームにしてもそうだと思うんですけれど、
パフュームはなんかさすがに、
これどうやってるのっていうのが結構出てくるけれど、
歌舞伎の場合はそこまでなかったんですよね。
だから例えば、裏のアイオン使ってっていうところも、
裏側が少し見えてて、
これがこんな感じでこんな勢いでこんなやってるんだって言ったら、
これがこういうふうに再現されてんのってのはすごいなと思うかもしれないけど、
例えばあれ、
事前に録画されてたやつを流しているのと何が違うのって言ったら、
そこら辺は演出上あんまり違いすごい出せなかったじゃないですか。
Mika Ueno
そうですね。
Takuya Oikawa
がっつりリアルタイムじゃないとやれないような掛け合いとかをたくさん入れて、
これ本当にリアルでリアルタイムで今、
後ろで人が動いてるのがこう再現されてんだっていうのがわかるような演出がなかったんで、
なんでそういう意味で言うとちょっとあんまりそこは感じづらく、
逆に言うとそれはそれで、
さっき言ったみたいに自然に溶け込んでる感じだったから違和感ないっていうのは、
それは逆にその意味ですごいのかもしれないと思いましたね。
Mika Ueno
確かに作品というかその舞台とかストーリーとか、
そっちを際立たせるようにっていうようなアプローチの仕方だったから、
私はそうあるべきなのがすごい好きなんで。
リアルタイム体験の演出
Mika Ueno
うん。
確かにそうですね。
これを紐解いて解説してくれてる動画絶対出してほしいな。
Nobuhiro Seki
逆に言うと、それだとアイオンですよね。
Mika Ueno
アイオン。
Nobuhiro Seki
使ってる、使わなくてもできちゃうっていうことなんじゃない?
そこが気になって。
Mika Ueno
あれを録画しておいて、
録画っていうかあらかじめ動画にしておいて、
ミクさんの舞とかね、
それに役者さんが合わせていくっていうのはもう普通に簡単にすぐできることだと思うから、
その違いはどこかって言われたら、
リアタイムで会話とかがなければわかんないなと思いますよね。
Nobuhiro Seki
あとはアドリブとかインプロみたいな感じで、
その時その時で変わるみたいなやつないとわからないですね。
Mika Ueno
たぶんそうね。
Nobuhiro Seki
もう少し次の段階のテクノロジーによるブレイクプレイがあり得るんですね。
Mika Ueno
あとどういうのが入ったら、
どういう技術とかがあったら、
よりパフォーミングアートが際立つんだろうな、
面白そう考えるだけでも。
という超歌舞伎の話。
超歌舞伎とか歌舞伎とか、
技術とか電話屋さんの話でした。
25:18

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