Mika Ueno
いやー面白かったです。
Takuya Oikawa
美香さんにも言ったけど、だいぶ前に一時、歌舞伎を何回か見てたことがあって、
歌舞伎は何かその、いわゆる大衆芸能だなーって分かって面白いってのは知ってたんですけれど、
でね、それから舌を抜いちゃってて、今回言ったら歌舞伎自身も久しぶりに見て面白かったけれど、
僕らテクノロジー好きじゃないですか、それを何か上手く掛け合わせているなーっていうのは思ったところですね。
今だから大衆芸能とテクノロジーって基本合うんですよね。やっぱり。
そうですね。歌舞伎がもともと派手だっていうのもあるんですけど、
Mika Ueno
そこに技術が入ることでさらに派手になる、現代的にもなるじゃないですか。
統制風になるわけで、すごくその融合の仕方が上手いなーっていうのは思いました。
私はもともと狂言の方が好きなんですけど、野村茂さんね。
狂言とかいろんな伝統芸能の方たちも、現代のものとか、コンテンポラリーアートと一緒になるとか、
あと技術と一緒になるとかっていうのをすごいよくやるんですけど、
そっちの方だと取り組みもあるけど、技術の方が勝手にやりやすくなっちゃうんですよね。
技術の方だと取り組みもあるけど、技術の方が勝っちゃってることが結構あって、
スクリーンがやたらでっかいとか、あと表現するもののビジュアルの方に目が行っちゃって、
せっかくの狂言の舞とかがね、あれなんかもうちょっとちっちゃいなーみたいな、
人間がちっちゃいなーと思うことが結構あったので、両方を愛するものとしては、
もう少し古典芸能のストーリーとかそういうものを引き立つといいのになーなんて思うときも少なくはなかったんですよね。
今回の超歌舞伎見たら、歌舞伎は全然死んでないし、ライブとして、
現代の音楽ライブみたいな感じでも成り立っていたし、両方のいいとこ出てるなーみたいな感じはすごいしたんですよね。
うまいなーと思いました。
Takuya Oikawa
いや、三笠には見ている途中か終わった後に感想で伝えたけど、私はディスプレイというか映像はもっとでかい方が迫力あったなーと思っていて、
ちょっとそこなんか予算がもう少しあったらいいんじゃなかったかなと思ったけど、でかすぎるなともかくとして、でも面白い、そこですね。
Mika Ueno
ディスプレイがあってそこにプロジェクトされるってことですか。
Mika Ueno
そうですそうです。
そうなんです。見てない席さんのために言うと、初音ミクさんが出てくるんですけど、舞台の中央にスクリーンがあってそこに映像が出てくるんですよね。
全身の初音ミクさんが映ってて、お着物着て、舞うっていう感じなんですけど、そのスクリーンが、歌舞伎さんの舞台がめちゃくちゃでかいので相対的にちっちゃくは見えるんですけど、
どんぐらいなんですかね、高さ2メートルぐらいはあるんじゃないですかね。
Takuya Oikawa
もうちょいあるかもしれないけれど、ラスベガスのスフィア。
私一応スフィアを見ちゃった人間なんで、スフィアと比べるとちょっと濃くだとは思うけれど、という感じですね。
Mika Ueno
でもそうですね、確かにね。そのスクリーンに映るんですけど、そのミクさんの舞がリアルタイムで別のところで待ってる演者さんがいて、その方の全身をリアルタイムトラッキングしてるらしいんですよね。
それを伝送してるっていう。
Takuya Oikawa
オールフォトニクスネットワークですよね。
Mika Ueno
オールフォトニクスネットワーク。
Takuya Oikawa
でも光で、エンドとエンド全部光で完結するってやつですね。
NTTのアイオンって、NTTが社運かけてるのかな。わからないけどNTTが売り出してるやつですね。
Nobuhiro Seki
アメリカとかに売りに来てますけどね。
でも2メートルぐらいあるってことは、歌舞伎の演者のよりも大きく見えるんですか。
Mika Ueno
若干ですね。横に演者さん立った時はありましたけど、頭1個分出てるぐらいの、そんな感じの記憶があるんですけどね。
そんなに巨大ではないです。
Nobuhiro Seki
逆にあんまり大きくするとバランス崩れちゃうって感じで、その大きさになってるのかもしれないかなって。
Mika Ueno
そうですね。
Nobuhiro Seki
ミミスピはダメだったんですよね。
Mika Ueno
ミミスピは予約がいっぱいで取れなかったんですよ。
Takuya Oikawa
残念。
Mika Ueno
あれこそ聞きたいなって思ったんですけどね。
Takuya Oikawa
ミミスピはもうNTTの技術ですよね。
Mika Ueno
NTTの技術提供すごいですよね、このシリーズね。
ミミスピって何がすごいんですか。オープンイヤー型のイヤホンで聞きながら、イヤホンからの音も聞こえるっていう。
Takuya Oikawa
そういう感じだったと思います。
Mika Ueno
今送ったリンクに図があるから、手前のしどさんと奥に写ってるみくさんが、大体同じようになるぐらいの投影の感じですね。
Nobuhiro Seki
写真で見るとね、調整されちゃってるからわかんないですね。
同じような感じ。あとクリックしても大きくならないからよくわからないですね。
大体同じぐらいになるようにしてるんですね。
Mika Ueno
なるようにはしてる感じですかね。
あとやっぱり歌舞伎とか、みくが舞うんですよ。
俳優の役をやるんで。
この歌舞伎とかの舞って手先の指先のしなりとかが本当に美しいんですけど、女方とかって。
そこの指先とかを見てたんですけど、ものすごいちゃんと手の回り方とか、それが表現されてて、これはこれですごいなとかと思いました。
でもその後やっぱり本物の女方の役者さんとかが出るわけですよ。
尾上さこんさんとか。やっぱそれ出ると人間のしなり方と首から肩にかけてのしなやかさって、やっぱり全然違うんですけど。
本当にリアルタイムキャプチャーがすごくできてはいるものの、人間の動きっていうのはやっぱり全然違うなと思いましたけどね。
あとね、その演目の前だったかな。
前に何指導さんだっけな。
ついに中村指導だったかな。
中村指導さんのAI先生の別のデジタル上の指導さんが出てくるんですよ。
それが合成された音声で喋るっていうのがあったんですけど、それは尾上さんと見て、これはもうちょっと技術もっとよくできたんじゃないかみたいな話をしながら見てましたね。
Takuya Oikawa
あれが作られたのが少し前なんですよね。
あの後ちょっと調べたじゃないですか。
特に音声合成みたいなやつっていうのが今、とてつもない勢いで進化しちゃってるから、多分あれが登場した当時はそこそこすごかったんだけど。
今となってはもうちょっと、いやー今これはないんだろう。
ちょっと聞いてるとNTT関係の人怒るかもしれないけど。
Mika Ueno
すいません。
観客の素直な感想が出てしまいましたね。
特に見たのが25年末っていうか、今この時期に見ると本当に見分けがつかない動画がね、生成されたりとかそういうのになっちゃってるから。
ハリウッドセレブがいろんなコスプレしててみたいなそういう動画いっぱい出てるじゃないですか。
前の見てるから、作られた感っていうかね、そういうのがすごく目に行ってしまうっていう。
時期的なものもあったと思いますけど、これ出たのが数年前のすると、本当にすごかったなと思いますね。
あと私は声フェチなので、指導さんの声じゃないっていうところに一番反応してしまうので、指導さんの声じゃないじゃんと思うんですけど。
Nobuhiro Seki
それってこの超歌舞伎に合わせて作ったわけじゃないんですね。
Mika Ueno
超歌舞伎を見たいですよ。
Nobuhiro Seki
でもそんなに長い期間やってたわけじゃないので、12月だけなんでね。
作ったのはもっと前というわけではないそうです。
Mika Ueno
中村指導ツインだ。
そうね、これもまた新しい技術とかがまた入っていって、
より本物に、本当に指導さんがライブ中継してますよみたいな形になっていくんだろうなと思いますけど。
なんかちょうど超歌舞伎を見た日か数日後なんですけど、ジャパンタイムズに記事が出て、
2025年は日本の舞台芸術が内向的から外向的になってるみたいな、そんな記事だったんですけど、別に内向的じゃないのになと思いつつ、
新世代を獲得するのに変化してますよというような記事が出てたんですけどね。
そのぐらい盛り上がった年でしたみたいな。
Nobuhiro Seki
ジャパンタイムズだから海外の人にそういうアピールしたんですか?
Mika Ueno
うんそうだと思う。
舞台芸術とかね、言語、ストーリーとかがやっぱりメインだから、英語で上演しろなんていうそういうものじゃないじゃないですか。
やっぱり歌舞伎なんか特にそうだし。
だからそれが子供の壁になって内向的っていうふうに見られているんだとしたら、それそれで表現としては残念なのと思うんだけど、
舞台芸術がすごく頑張ってるっていうか、こんな可能性があるんだなっていうのは、
ここ数年すごい感じてるから、ハリーポッターの舞台しっかり人間がやるっていうところに技術が加わることで、
Mika Ueno
古典のストーリーというかそういうのはすごく大事にしてるみたいで、
千代さんとかその演じ、演者の方々が。
そこのとこは、現代のモチーフを現代として現代の技術って言うんじゃなくて、
古典のモチーフとかを表現するっていうところにすごいこだわってるらしいので、
ストーリーはすごくしっかりしてましたよ。
Nobuhiro Seki
点を現代の技術でアレンジするってことですね。
Mika Ueno
そうそうそうそう。
NTTテクノロジーだから、NTTのことを大向子さん、
なんとか屋って言うじゃないですか、屋号でね、電話屋って言うんですって。
電話屋電話屋っていうのは、電話屋電話屋っていうのは記事とかでしてたんですけど、
おもしろいこと言うんじゃと思ったんだけど、本当に電話屋っていうのを掛け声で言ってるのを聞くと、
これはちょっと自分も言いたくなるとか思いましたね。
電話屋とかって言うんですよ。
みくさんは発明屋なんですけど、発明屋とかね。
電話屋って若干落としてるような感じには聞こえますけどね。
それがすごく面白いでしょ。
Takuya Oikawa
それでいいんだろうね。
それが逆にレトロでいいってことですね。
レトロでいいっていう。
Nobuhiro Seki
ベタだし、インパクトとしてもすごいあるし。
Mika Ueno
超降臨状感通信技術、キラリを用いた分身の術で、
2016年の初演でみくさんを映したらしいですよ。
キラリってなんだろう。
あと万博で、さっき及川さんが言ってた国際館、
オールフォトニクスネットワークを用いて国境を越えて、
リアルタイムにみくさんと歌舞伎演者と台湾の人たちが
共演するっていうのをやったみたいですね。
これ、通信の永遠のテーマですよね。
できるだけレイテンシーがなく、
Takuya Oikawa
遠距離感で何か同時に進行させていくっていう。
だから愛知万博の時も坂本隆一さんが
インターネットを通じて2拠点で合奏するみたいなことをやったり、
よくわかりやすいテーマじゃないですか。
そういうのありましたからね。
みくさんの見てて、
及川さん的にはここ大変だろうなとか、
ここはよくやってなみたいなポイントってあったんですか。
Mika Ueno
いやー、あれってでも、あれじゃないですか。
なんかその、
みくさんが言ってたところで、
Takuya Oikawa
いやー、あれってでも、あれじゃないですか。
なんかその技術をどう使ってるかっていうのを、
普通に観客として見てる人からすると、
あまり見せないようにしてるじゃないですか。
別にスーパー歌舞伎に限らず、超歌舞伎、スーパー歌舞伎に限らず、
なんかパフュームにしてもそうだと思うんですけれど、
パフュームはなんかさすがに、
これどうやってるのっていうのが結構出てくるけれど、
歌舞伎の場合はそこまでなかったんですよね。
だから例えば、裏のアイオン使ってっていうところも、
裏側が少し見えてて、
これがこんな感じでこんな勢いでこんなやってるんだって言ったら、
これがこういうふうに再現されてんのってのはすごいなと思うかもしれないけど、
例えばあれ、
事前に録画されてたやつを流しているのと何が違うのって言ったら、
そこら辺は演出上あんまり違いすごい出せなかったじゃないですか。
Mika Ueno
そうですね。
Takuya Oikawa
がっつりリアルタイムじゃないとやれないような掛け合いとかをたくさん入れて、
これ本当にリアルでリアルタイムで今、
後ろで人が動いてるのがこう再現されてんだっていうのがわかるような演出がなかったんで、
なんでそういう意味で言うとちょっとあんまりそこは感じづらく、
逆に言うとそれはそれで、
さっき言ったみたいに自然に溶け込んでる感じだったから違和感ないっていうのは、
それは逆にその意味ですごいのかもしれないと思いましたね。
Mika Ueno
確かに作品というかその舞台とかストーリーとか、
そっちを際立たせるようにっていうようなアプローチの仕方だったから、
私はそうあるべきなのがすごい好きなんで。