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2025-09-01 07:18

FUJIFILM X-E5 画質と表現力の進化編:4020万画素センサーとX-Processor 5が拓く世界

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今回から4回にわたる新シリーズ「X-E5解体新書」がスタート。長年X-Eシリーズを愛用してきた私、ハタモトの視点から、新しい相棒 FUJIFILM X-E5が遂げた13の進化点をじっくりと解説していきます。第1回のテーマは、写真の美しさを決める心臓部、「画質と表現力の進化」。4020万画素の新センサーや最新プロセッサーが、私たちの表現をどう変えるのか、深く語ります。

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🕚 目次
オープニング&シリーズ紹介
進化点1:4020万画素センサーとX-Processor 5
進化点2:10bit HEIF記録対応
進化点3:常用ISO感度125の実現
進化点4:デジタルテレコンバーター
エンディング&次回予告

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👨‍💻 About Me

ハタモトです。
カメラのある毎日を、ずっと楽しめますように。 Xシリーズと歩んできた“ふつうの写真好き”が、写真の楽しさや日々の気づきをおしゃべりしています。2014年からの愛用者、4,000人のXユーザー仲間が集うコミュニティも運営中。肩の力を抜いて、のんびり聴きに来てくださいね。

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#FUJIFILM #XE5 #カメラ 

サマリー

富士フイルムX-E5の画質と表現力は、4020万画素の新しいセンサーとX-Processor5によって進化しています。JPEGを超える10ビットHEIF記録や低ISO感度の実現により、さらなる表現の幅が広がっています。

X-E5の画質の進化
カメラのある暮らし、ハタモトです。
今回から4回にわたり、新しいシリーズをお届けします。
テーマは、富士フイルムX-E5。
私自身はX-E2から始まり、あの挑戦的だったX-E4、
そして今回のX-E5とX-Eシリーズだけを使い続けてきました。
そんな私の視点から、新しい相棒X-E5が遂げた13の進化点を4つの章に分けて語っていきたいと思います。
記念すべき第一回目のテーマは、写真の美しさを決める心臓部、画質と表現力の進化です。
ここには4つの重要なポイントが詰まっています。
一つ一つ紐解いていきましょう。
まず一つ目の進化は、カメラの根幹となる部分です。
4020万画素の新センサーと最新のプロセッサー。
これはカメラの目と脳が全く新しくなったということですね。
X-E4の約2610万画素も素晴らしいものでしたが、
X-E5はフラッグシップ機のX-T5と同じ約4020万画素のセンサーを搭載しました。
この高画素化がもたらすのは、まず「トリミング耐性」という心の余裕です。
例えば旅先で風景を撮った後、家に帰ってからこの山の稜線の部分だけ切り取ったら、また違う作品になるなぁと感じることがあります。
4020万画素あれば、そこから大胆に切り取ってもまだ高画質な画像として成立する。
撮影後にもう一度ゆっくりと構図を探す楽しみが生まれます。
そしてその膨大な情報を処理するのが最新のX-Processor5。
このおかげで高感度で撮影した時のノイズが低減され、より自然な描写を得られるようになっています。
続いて2つ目、JPEGを超える10bit HEIF記録への対応です。
HEIFというのはJPEGに変わる新しい画像の保存形式です。
X-E5はこのHEIFを10ビットという豊かな情報量で記録できます。
一般的なJPEGが約1677万色なのに対し、10ビットHEIFはその64倍、10億色以上の色情報を記録できると言われています。
これを実感するのは例えば夕焼けの空を撮った時です。
オレンジから深い青へと移り変わるあの繊細なグラデーション。
JPEGだと時に色の境目が縞模様のように見えてしまうことがありましたが、HEIFならどこまでも滑らかに自然に表現してくれます。
RAW現像はしないけれど、JPEGよりは綺麗に残したい、そんな時に心強い選択肢が一つ増えたということですね。
3つ目の進化は、よりクリーンな画質へ、常用ISO感度125の実現です。
ISO感度は低いほどノイズのない、澄んだ画質になります。
X-E4の最低ISO感度は160でしたが、X-E5では125まで下げられるようになりました。
これは特に日中の明るい光の下で、F1.4などの明るいレンズを開放で使いたい時に、その恩恵を感じられます。
X-E4の時よりもさらに1段階、クリアな画質からスタートできる。
このアドバンテージは画質にこだわる方にとってはとても大きいものだと思います。
そしてこの章の最後、4つ目です。
単焦点レンズの可能性を広げるデジタルテレコンバーター。
これも4020万画素という高解像度の恩恵ですね。
画質の劣化を抑えながら、1.4倍と2.0倍の望遠効果を得られる機能です。
X-E2やX-E4では被写体にもっと寄りたければ、自分の足で動くのが基本でした。
でもX-E5ならボタン一つで画角を変えられる。
先日スナップを撮っていて、少し離れたところに面白い光景を見つけました。
X-E4の時なら諦めていたか、後から画質が荒れるのを覚悟でトリミングするしかありませんでした。
でもX-E5ならその場で2倍のデジタルテレコンバーターを使い、約1000万画素の高画質な写真として残すことができるんです。
単焦点レンズの描写力はそのままに、ズームレンズのような柔軟性も手に入る。
これはスナップのスタイルにまた新しい選択肢を与えてくれますね。
今回はX-E5の画質がいかに進化したか、その確信となる4つのポイントについてお話ししました。
次回のテーマとお知らせ
新しい目と頭脳を手に入れたことで、表現の幅が確実に広がったことを感じていただけたでしょうか。
さて次回の第2回では、X-E5の大きな転換点ともいえる、撮影体験と安定性の進化、
つまりボディ内手ブレ補正とAIオートフォーカスについて、さらに深く語っていきたいと思います。
これはX-Eシリーズの歴史の中でも特筆すべき変化です。ぜひまたお聞きください。
そしてこのシリーズの全貌とさらに詳しい解説などをまとめたnote記事をシリーズ最終回と合わせて公開する予定です。
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またこのポッドキャストはYouTubeでも配信しています。
動画版では作例写真なども交えてよりわかりやすく解説していく予定ですので、YouTubeのチャンネル登録もしていただけると大変励みになります。
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ここまでお聴きくださりありがとうございます。カメラのある暮らし、ハタモトでした。それではまた。
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