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2025-09-05 07:18

FUJIFILM X-E5 撮影体験と安定性の進化編:ボディ内手ブレ補正(IBIS)とAIオートフォーカスという二つの革新

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FUJIFILM X-E5の進化を4つのテーマで語る「X-E5解体新書」、第2回。今回のテーマは、X-Eシリーズの歴史を変えたと言っても過言ではない、「撮影体験と安定性の進化」です。長年の悲願だったボディ内手ブレ補正(IBIS)と、賢いAIオートフォーカス。この二つの革新が、私たちの撮影にどのような「自由」と「心の余裕」をもたらすのか、実体験を交えて語ります。

 

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🕚 目次
オープニング&前回の振り返り
革新①:ボディ内手ブレ補正(IBIS)がもたらす撮影の自由
革新②:AIオートフォーカスが変える撮影スタイル
エンディング&次回予告

 

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ハタモトです。
カメラのある毎日を、ずっと楽しめますように。 Xシリーズと歩んできた“ふつうの写真好き”が、写真の楽しさや日々の気づきをおしゃべりしています。2014年からの愛用者、4,000人のXユーザー仲間が集うコミュニティも運営中。肩の力を抜いて、のんびり聴きに来てくださいね。

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#FUJIFILM #XE5 #カメラ 

サマリー

今回のエピソードでは、FUJIFILM X-E5の進化に焦点を当て、ボディ内手ブレ補正とAIオートフォーカスの革新について詳しく紹介しています。これらの機能が撮影体験を向上させ、新たな自由と心の余裕をもたらす重要な変化について述べています。

ボディ内手ブレ補正の革新
カメラのある暮らし、ハタモトです。
X-E5を深く知る4つの章、第2回です。
前回は4020万画素センサーをはじめとする画質と表現力の進化についてお話ししました。
さて今回のテーマはX-E5の進化の中でも最も大きな転換点と言える撮影体験と安定性の進化です。
主役はボディ内手ブレ補正とAIオートフォーカス。
この2つの大きな変化が私たちの撮影にどのような自由をもたらしてくれるのか語っていきましょう。
まずX-Eシリーズのユーザーが長年待ち望んだあの機能から、5軸最大7.0段のボディ内手ブレ補正。
これは本当に大きな変化ですよね。
私がX-E2やX-E4を使っていた頃、日中の撮影で不満を感じることはほぼありませんでした。
ただ、光が少なくなってくる夕暮れ時や室内での撮影では常に頭の片隅である計算をしていました。
この暗さだとシャッタースピードは30分の1は欲しいなあ。
でもそうするとISO感度を6400まで上げることになるか。
画質のざらつきを抑えるためにISO感度を下げると今度はシャッタースピードが遅くなって手ブレの危険性が高まる。
このISO感度とシャッタースピードの綱渡りの末に撮るのを諦めて心の中にだけ残した光景がいくつもあったように思います。
X-E5はその綱渡りから私たちを解放してくれる存在です。
ボディの中に手の微細な揺れを打ち消してくれるユニットが初めて内蔵されたんです。
その強さは最大7.0段分。
このスペックが意味するのは理論上ですが、今まで手ブレを恐れて速いシャッタースピードで撮る必要があった光の量のシーンで、
それよりもずっと長い時間光を取り込めるということです。
つまり、暗い場所での撮影というこれまであった一種の制約から自由になることを意味します。
これがもたらす恩恵は計り知れません。
まず夜のスナップが間違いなく心穏やかに楽しめるようになるでしょう。
ISO感度を無闇に上げることなく、その場の光だけでクリアな写真を撮ることができる。
そしてもう一つ、私が特に嬉しく思っているのがFUJIFILMが誇る素晴らしい単焦点レンズたち。
例えば私も長く愛用しているXF35mmF1.4のような手ブレ補正機能がないレンズの価値。
これを飛躍的に高めてくれることです。
XF35mmF1.4に装着すれば、全てのレンズが手ブレ補正付きレンズとして新しい命を吹き込まれる。
これは本当に大きな価値のある進化です。
そしてもう一つ大きな変化が、AI搭載の被写体検出オートフォーカスです。
XF35mmF1.4のオートフォーカスも人の顔や瞳を捉える精度は非常に高いものでした。
ただ公園を走り回る子供や鳥、あるいは京都の街を走る電車のような予測しにくい動きをする被写体は得意ではありませんでした。
XF35mmF1.4はその前提をも変えました。
ディープランニング技術、つまりAIによってカメラ自身がこれは鳥だ、これは車だと被写体の形を認識できるようになったのです。
動物、鳥、車、バイク、飛行機、電車、X-E4が人の顔しか認識できなかったのに対し、X-E5はこれだけの被写体を自動で見つけて追いかけ続けてくれます。
これによって撮影者の役割意識が変わります。
これまでは動く被写体を小さなフォーカスエリアで追い続けるのは撮影者の仕事であり、ある種の緊張感が伴いました。
でもX-E5ではその一部をカメラという信頼できるパートナーに安心して任せることができるようになります。
そうして生まれた心の余裕で私たちはピント合わせという作業から少し解放され、構図や光、そして被写体の一番良い表情を捉えるタイミングにもっと集中できるようになる。
これはX-Eシリーズがこれまで少し苦手としてきた撮影領域への新しい扉を開いてくれたことを意味します。
スナップやポートレートが中心だったカメラで、気軽に野鳥やモータースポーツにも目を向けてみようかなと思えるようになる。
これもまたとても大きな変化ですよね。
というわけで今回はX-E5がもたらした2つの大きな変化、ボディ内手ブレ補正とAIオートフォーカスについてお話ししました。
AIオートフォーカスの進化
これらは単なる機能追加ではなく撮影の制約を取り払い、私たちに新しい自由と心の余裕を与えてくれる重要な転換点です。
さて次回の第3回では、カメラに触れる喜びそのものに目を向けます。
操作性と所有欲の進化と題して、復活したグリップやあの興味深いフィルムシミュレーションダイヤルについてお話ししますので、ぜひお楽しみに。
そしてこのシリーズの全貌とさらに詳しい解説などをまとめたnote記事をシリーズの最終回に合わせて公開する予定です。
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またこのポッドキャストはYouTubeでも配信しています。
動画版では作例写真なども交えてよりわかりやすく解説していく予定ですので、YouTubeのチャンネルの方も登録していただけると大変励みになります。
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ここまでお聴きくださりありがとうございます。
カメラのある暮らし、ハタモトでした。
それではまた。
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