1. ライターのホンネ
  2. ライターは野心家であるべきか..

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・伊藤謙三

横浜出身。青山学院大学経済学部卒業後、フリーランス活動を経て株式会社YOSCAに入社。2020年にライティング講座「あなたのライターキャリア講座」を立ち上げ、現在は主に講座の開発運営およびライターの育成マネジメントを行っている。趣味はカラオケ、スケートボード、DTM。2020年に第一子が誕生。

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・西東美智子

広島県出身。一橋大学社会学部卒業後、国立大学事務局、文芸雑誌編集部を経て、2015年にフリーライターとして独立。2020年以降は「あなたのライターキャリア講座」講師も務める。執筆における得意分野はEdtech、バックオフィス改善(働き方、業務効率化)。趣味はミュージカル鑑賞、ゲーム、文学創作、犬・猫と過ごすこと。

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00:02
伊藤謙三
ライターの本音。悩めるライターの疑問や不安を解消すべく、現役の編集者、ライターが本音で語り合うポッドキャストです。
こんにちは、株式会社YOSCA編集者の伊藤謙三です。
西東美智子
フリーライターの西東美智子です。
伊藤謙三
本日のテーマはこちら。
ライターは野心家であるべきか。
西東美智子
はい、ライター仲間、私の周りのライター仲間とか見ますとね、
有名になりたい、年収1000万を達成したい、みたいな方、ライター仲間とか、
あと駆け出しライターの方とか、これからライターになりたい方とか、結構よくよく目にするんですけど、
一方で、それを聞いている、見ている私は、圧倒されるばかりだったりして、すごい差を感じたりするんですね。
で、なんかその人がすごく、要は野心のある人に、
なんでそんなに頑張れるの?って言うと、逆になんでそんな頑張れないの?みたいな感じで、
そこにすごい断絶というか、すれ違いを感じたりするんですね。
この野心ということの有無にですね。
なので、野心ってどこからどう出てくるのか、なんで私は野心がないのかみたいな話を、
ちょっとね、けんぞうさんと一緒に考えたいなと思って、持ってきた企画でございます。
伊藤謙三
けんぞうさん はい、ありがとうございます。言わずもがなんですけど、僕も斎藤さん側なんでね。
西東美智子
ちょまど そうなんだよね。
伊藤謙三
けんぞう さん 僕もほんと常々思ってますよ。野心家たちはなぜそんなに熱くなれているのかと、
俺はなんで熱くなれてないのかと、この状態はいいのかと、僕自身で。
西東美智子
ちょまど うん、そうね。
伊藤謙三
けんぞう さん 一概にいいも悪いもないと思うんですけど、
どうなの?って客観的に分析してみたい感はありますよね。
ちょまど そうですね。
けんぞう なので、野心家でない僕らが、野心についていろいろ意見を取り交わしてみようかなと。
そんな感じでございます。
ちょまど はい。
けんぞう この番組は、プロライターの思考力が身につくオンラインスクール
あなたのライターキャリア口座のサポートでお送りしています。
ライターの本音172回です。よろしくお願いします。
西東美智子
ちょまど はい、お願いします。
けんぞう さてさて、今回は野心というテーマなんですけれども、前提ですね。
伊藤謙三
野心家ってどんな感じですか?
斎藤さん、ぽろぽろっていろいろ言ってくださいましたけど、それも含めて、どんな状態だと野心家なんですかね。
西東美智子
ちょまど なんですかね、イメージ?一言で言うと、成功したいみたいな気持ちがすごく強くて、
気持ちが強いだけじゃなくて、実際に行動もゴリゴリやってるみたいな人が野心家。
野心家のイメージかなと思うんですね。
伊藤謙三
けんぞう そうですね。別に僕らも成功したくないとか言うわけではないですもんね、きっと。
なんですけれども、やはり差はありますよね。どう考えたらいいか。一般的に野心家とされる人たちと、僕らの熱量っていうんですかね。
西東美智子
ちょまど そうね、熱さというかね。
03:00
伊藤謙三
けんぞう そうそうそう。何がね、何が強いんですかね、本当に。
西東美智子
ちょまど そうなんだよね。裏を返して、我々の熱くなれなさって何なんみたいな話ですよね。
伊藤謙三
けんぞう 何なんですかね。なんでこんなに俺は熱くなれないのってよくは思いますね。
熱くなりたいかって聞かれると、熱くなりたいわけでもないけど、なれるならなってみたい感はちょっとありますね。
西東美智子
ちょまど そうそうそう。結局さっきも冒頭で、何でそんなに頑張れるのって、私が野心家の人に聞くっていうのは、
私もそのぐらいガツガツいけたらもっといい世界が広がってるかもしれないってちょっと思うこともあるんだよね。
伊藤謙三
けんぞう とってもよくわかりますよ。そうなんですよ。外部からの刺激で勝手に熱くなってくれないかなみたいなことをたまに思いますね。
西東美智子
ちょまど その時点でなんかあれだよね。
伊藤謙三
けんぞう そう、もうぬるいよね。たりき本願なんですけど、本当に何もしなかったら多分僕は熱くなれないんだろうなっていう気はしてるんで、
勝手に僕が望まない何かで勝手に熱くなるなら、それはそれでいいよねとか思うんですけどね。情けない話ですけどね。
西東美智子
ちょまど そうそう、そうなんですよね。なんかもうちょっとさらに深掘って言うと、野心家のライターの人のイメージで言うと、
なんかね、夢がある気がするんだよね。こういうライターになりたいみたいな。
これだけ稼げるライターになりたいとか、だれだれさんみたいなすごく活躍してる人になりたいみたいなイメージがわりとはっきりしてて、
そこに向かって前進みたいな感じなんですけど、一方で私、夢ないんだよね、別にライターとして。
伊藤謙三
けんぞう 本当そうだな。僕もですね、それはじゃあ。夢、何かこうなりたいっていう形ある、なんかはっきりとした輪郭はないですね、僕も。
西東美智子
ちょまど うんうんうん。
伊藤謙三
けんぞう なんかよく、なんでないのかとか言われるんですけど、いやないものはないんだよって感じですよ。
西東美智子
ちょまど そう、またそこですれ違いなんだよね。一生すれ違うってやつね。
伊藤謙三
けんぞう そうそう、ないんだよと。なんか目標とか、なんでないのって言われる。いやないものはないんだよって感じですよ、俺からしたら。
西東美智子
ちょまど 目標もね、そうそう一緒だよね、ニュアンス的にね。
伊藤謙三
けんぞう そうそう、夢ね。だからなんか、要は、いやなんか多分今の状態で割と満たされてるのかな、じゃあ僕もそしたら。
西東美智子
ちょまど あーうんうん、一緒な感じがします、なんか。
伊藤謙三
けんぞう なんかだから、そんなに解決したい課題とかももしかしたらないのか、まあもしくは本当何も考えてないかなんですけど。
西東美智子
ちょまど なるほど、でもそれこそビジネスパーソンとして、そのフリーライターとかじゃなくてけんぞうさんみたいな会社員としてだったら何かこう、社会課題を解決したいみたいな人もちょっと野心というかさ、あるって感じなんだよね。
伊藤謙三
けんぞう 確かに、誰誰を救いたいとかあるかもしれないですね。
西東美智子
ちょまど 別にだからそれもないんだよね、要は。
06:02
伊藤謙三
けんぞう 確かに、それで何もないって言っちゃったらかなりやばいですね、なんかね。
西東美智子
ちょまど まあそうね、だからゼロではないですけどね、それはお客さんの課題を解決したいと思うんですけど、なんかそのなんか没頭というかさ、迷信というかさ。
伊藤謙三
けんぞう そうですね。
西東美智子
ちょまど もうちょっとドライになっちゃう。
伊藤謙三
けんぞう そう、だからもしかしたらあるけど我々そんなね、自覚できてないというか。
ちょまど あーそれもあるのかな。
けんぞう ことさら強調しないみたいなのもあるかもしれないですね。
ちょまど あーうんうんうん。
けんぞう でもまあとりあえずよくわかってないですよね、自分の何に対して熱量があるかみたいなの。あるかもしれないし、多分あるんだろうね、お互いね。
けんぞう ですけど、なんかそんなに自覚的ではないかもしれないですね。
西東美智子
ちょまど 確かにね、なんかあともう一個すごく野心みたいな言葉で、野心って言うときにイメージするのが、要はさ、熱くなる。
たとえば私すごくこう、趣味とかで熱くなれるものはいっぱいあると思うんですけど、やっぱね、それを仕事にしてとかさ、それで稼ごうとかさ、それで市場になろうとかってほどではないんで。
だから、ただ熱くなるだけでもきっと野心じゃないんだよね。
伊藤謙三
けんぞう そうですね、確かに。
西東美智子
ちょまど うん、だからその点でもなんか、うーんみたいな気持ちがやっぱすごい前へ前へ、上へ上へ、外へ外へみたいなのが野心って感じしますよね。
伊藤謙三
けんぞう いやー、そうですね。
たとえばその上でなんですけど、じゃあ野心的であることのメリットってなんだと思います?というか野心的だったほうがいいと思います?
僕としてはね、結局野心的だったほうがいいんじゃないかっていう視線は結構ありますね、僕の中で。
西東美智子
けんぞう うーん。
伊藤謙三
たとえば僕がこんなだからってのもあるんですけど。
けんぞう なるほど。
たとえば野心的な部分あったほうがなんだかんだでこう、生命力強いんじゃないなっていうのはね。
けんぞう 野生の野だしね、野心の野。
たとび そうそうそう。そうなんですよ。サバイブする力があるんじゃないかみたいなね。
西東美智子
けんぞう うーん。いやーわかる。ガッツがあると思うんですよね。やっぱり野心がある人って。
たとび そうですね。いい表現ですね。ガッツ。
けんぞう そう、仕事も頑張れるし、そのスキルアップのためにもなんか、お金も時間も労力も惜しまないみたいなさ。
たとび うん。
けんぞう やっぱ目指したいとかそこに行き着きたい、夢に行き着きたいから全然頑張れるんだろうって思うんですけど。
たとび うーん。
けんぞう だからそれはやっぱ野心があっていいところだよね。
伊藤謙三
たとび うん。いやーほんと最終的にはほんとね、ガッツなんですよね。何でも。
けんぞう そう。ガッツと活力だよね、ほんとに。
たとび でね、僕がよく思うのがその野心的であることのメリットって、やっぱそのいい意味で盲目的というか、もう熱狂的。
けんぞう うんうん。
伊藤謙三
たとび そういう状態にもなれると思うんですね。野心的って状態。野心的じゃない僕で言うと、やっぱりなんか、いやこんなんで熱くなってたらダサいわみたいなのがちょっとあるんですよ。
西東美智子
けんぞう はいはいはい。
伊藤謙三
たとび ちょっとこう、しゃに構えてしまうところがあって。
けんぞう うんうん。
09:01
伊藤謙三
たとび それってこう何か大きな目標とかがあったら、そんなことは多分ね、言わないと思うんだよな、きっと。
けんぞう うん。
たとび だからなんか、野心的じゃないからこそこう余計なこと考えてる気もしますね、僕は。
西東美智子
けんぞう あー、なるほどね。分かる分かる。で、その余計なことを考えてしまうから、余計なことを考えてない人と同じ、全く同じ土俵で勝負したら、もう負けるに決まってんのよ。
伊藤謙三
たとび そうね、負けるんですよ。だからそういう意味でも、もはや勝負しにも行ってないくらいのね。
西東美智子
けんぞう 分かる。いやー、それも分かるな。なんかさ、別にめちゃくちゃこう、迷信しなくっても、1位になれるような土俵でしか勝負しない気がするんだよね。
伊藤謙三
たとび あー、めちゃめちゃ分かりますね。めちゃめちゃ、うん。ほんとそう、すごいニッチなところで戦ってる気がします、僕は。
西東美智子
けんぞう いや、なんかほんとセコいっていうかさ。
伊藤謙三
たとび 分かるよ。たまたま、あ、これなら取れるんだ、もともと。じゃあそれやろうみたいな。別にまあ、間違った思考ではないね。長所を生かすって意味ではね、いいと思うんですけど。
西東美智子
けんぞう そうですね、うんうん。
伊藤謙三
たとび そう、それ以外のとこでこう、なんか頑張って1位になろうみたいなのはね、僕もあんまないですね、もうね。
西東美智子
けんぞう うーん、いやー、そうそう、そうなんですよね。で、だからその、じゃあさっき言った、その野心があることのメリットの裏返しで、野心がないことのデメリット?
まあ、私自身なんですけど、やっぱね、迷子になるんだよね、その、モチベ迷子というか、なんか何のために、これ意味あんのか、私この仕事ずっと続けててとか、やっぱしょっちゅう迷いがち、これでいいんだろうかみたいな、迷いがち。
たとび うん。
けんぞう で、フリーライターとかだとさ、ほんとにいろんなキャリアステップとかさ、仕事の取り方とかさ、働き方とかもある中でさ、なんか私、どうするん?みたいなの、やっぱ迷いやすくなっちゃうと思う。ロールモデルもいないし。
たとび うん。
けんぞう だから、そこでまたちょっと無駄っていうか、悩んでる時間、仕事がちょっと手につかないとかだと、また無駄っていうかさ、なんか、うん、頑張りきれない。
伊藤謙三
たとび そうなんだよ。そこだよな。いや、ほんとに同感ですよ。今日ほぼ同感なんですけども、決めて。もう、そうなんだよ。余計なこと考えちゃいますよね。これ、俺なんでこれやってんだろうとかさ。
西東美智子
けんぞう それが余計なことなんだよね。
伊藤謙三
たとび そう。これ、これからもこれやるの?みたいな、とかね。俺これでいいんだっけ?みたいなことをね、確かに目で見たりも思ってしまいます。なんかね、もったいないですよね。
たとび でも、とはいえ、じゃあ目標を持てよ。じゃあ夢持てよって言われると、いや、そんな持てって言われても持てるもんじゃん。嫌だろって思っちゃうんですよね。
けんぞう そう。言われると。
たとび やかましいわって思う。
西東美智子
けんぞう そうそうそう。ますます嫌になるのよ。
伊藤謙三
たとび 嫌になりますね。
西東美智子
たとび いや、そうなんです。例えばその、何か夢を叶えるとか、まあじゃあ例えばさっきの有名になるとかお金持ちになるみたいな、年収何万になるみたいなのって、なんか私にとってさ、やっぱそれを目標とか夢にして前進していくっていうよりも、なんか結果論じゃね?みたいな気持ちが強いんだよね。
12:01
伊藤謙三
けんぞう うんうんうん。
西東美智子
たとび だからなんか、持てないんですよ。なんかその夢とかをさ。
伊藤謙三
けんぞう そうだな。なんかなんとなくやっぱこの、野心って聞いて直感的なね、出てくるもん。確かに有名になるとかお金持ちになるってことだと思うんですよ。この2つかな、まず出てくるとしたら。なんかやっぱね、恥ずかしいですね。仮にそう思ったとしても僕表に出せなそう、それ。仮にそう思ってても。
西東美智子
たとび あーなるほど。
伊藤謙三
けんぞう 思ってないし、ぶっちゃけ。てとこでなんか、これを素直にね、いや別に思ってもいいと思うし、素直にそれをね、表に出して実行できるってのは、それはそれ強さですよね。
西東美智子
たとび やっぱですよね、ほんとに。なんか。
伊藤謙三
けんぞう 持てたいとかね、あとね。
西東美智子
たとび あ、わかるわかる。そうだよね。生命力ですよね、ほんとに。まさに持てたいとか。
伊藤謙三
けんぞう ほんとそう。持てたいってすごい大事。
たとび うーん。
けんぞう 何もない、もう。
西東美智子
たとび なんか虚しい感じ。
けんぞう 全部ない。悲しくなってきた。
たとび 現実主義すぎるのかな、なんか、現実的主義。
伊藤謙三
けんぞう まあでもなんか、ひよってる感もありますね。
西東美智子
たとび あーわかる。ちょっと失敗が怖いとか、傷つきたくないとかさ、思っちゃう。
伊藤謙三
けんぞう たぶん持てたい感ないって言ってるけど、たぶんちょっとあると思うんすよ、僕だって絶対。
西東美智子
たとび うんうんうん。
伊藤謙三
けんぞう きれいなね、格好するのもさ。それはね、よく見られたいからだって。
たとび うん。
けんぞう それは絶対あるはずなんですけど、なんかそこをちょっと認めたくない感もありますね、なんとなく。
たとび あーわかるな。
けんぞう だからお金持ちになるってのもね、お金あったらいろんなことできるわけだから、それはあったら楽しいでしょ、と思うんですけど。
たとび うん。
けんぞう 僕も多少あるはずなんですけど、なんかやっぱ認めてない感がありますね。
たとび なんか。
けんぞう 有名になったら面白いこといっぱいあるでしょ、そろそろモテるかもしれない、有名になったら、みたいなのあるけど、認めてないみたいなね。
西東美智子
たとび うーん、なんなんですかね、なんかあの、これ全然ちょっと、私らだけなのかどうかわかんないですけど、その有名になりたいとか、お金持ちになりたいとか、モテたいを口に出して言うのって、なんかちょっと下品に思われないかとか、いうブレーキもね。
けんぞう いやー、そうだね。
たとび 全然下品じゃないのに、そんなこと。
けんぞう そう。
伊藤謙三
たとび 何なんだろう。
けんぞう 自然、自然というかね。
西東美智子
たとび そうそうそう。
伊藤謙三
けんぞう 人として全然、人間として、なんか生物としてね、自然ですよね。
西東美智子
たとび うーん、なんかセーブしちゃうというか、ブレーキかけちゃうんだなーって思ったりする。
伊藤謙三
けんぞう 素直さかもしれないですね、僕らに足りないのは申し訳ないから。
西東美智子
たとび 確かにね、素直さね。
伊藤謙三
けんぞう ね、それを受け入れる素直さ。
たとび うーん。
けんぞう 例えばじゃあ、目標あった方がいいよって言われたときに、いやあんなもんねえよって言う僕がいるわけですけど、それも素直じゃないですね、たぶんね。
たとび 確かに。
けんぞう そうかもなって、ちゃんとね、思わないといけない。
西東美智子
たとび いや、本当に目標はないのかと自分の胸に手を当てればいいわけね。
けんぞう そうそうそう。
たとび なるほど。
伊藤謙三
けんぞう そうそう、そういう意味で、まあたぶん僕も斎藤さんもきっと素直じゃないところあると思うんですよね、変にね。
たとび うーん。
西東美智子
たとび あとちょっと、そうだね、一個思ったのが、あの私がたぶんその一番野心というかガッツがあって頑張った時って、大学受験だったんですよ。
けんぞう そう。
たとび あれはマジで頑張ったんですけど、なんかね、それで燃え尽きたみたいなところもあって。
15:00
西東美智子
けんぞう うーん。
たとび なんていうかその、なんて言うんですかね、こう夢が一回叶うともういいやみたいになっちゃうから。
けんぞう うん。
たとび だからそれの疲れっていうんですかね、疲れてるとこう目標なんて夢なんてっていう気持ちにもなっちゃうから。
けんぞう うん。
たとび その、なんて言う素直じゃなくなりがちじゃない、疲れてるとかもあるのかと思った。
けんぞう うん、確かに。
伊藤謙三
けんぞう いや本当ね、大学受験って本当にその目標設定しやすいですよね、その志望校というところでね。
西東美智子
たとび ああ、枠組みがあるもんね。
伊藤謙三
けんぞう で、なんならもう一番上があるしさ、そのレベル感。
西東美智子
たとび 確かにね。
伊藤謙三
けんぞう サイドスタイルもう一番上行ったわけだからもうね。
西東美智子
たとび いや一番じゃないけどね、全然。
伊藤謙三
けんぞう だからそこはもうね、すごい達成感もありね、そこに向かうときの情熱とかもね、あるなとは確かにね。
たとび うん。
けんぞう そう、で僕がその野心について思うんですけど、やっぱりその僕自身野心ってまあないわけですよ、一言で言ったら基本的に。
たとび うーん。
けんぞう まあその中で野心ある人への憧れみたいなのも多少あるわけですよ。
たとび うーん。
けんぞう で、じゃあ僕はその中で何ができるかなって言ったら、たぶん僕はその野心がある人のサポートなんだろうなっていう感じで今仕事してる感ありますね。
西東美智子
たとび あ、なるほど。
伊藤謙三
けんぞう うん。
西東美智子
たとび ははははは。
伊藤謙三
けんぞう 確かにもう僕はもうないので、あの、ある人、野心、まあ野心がある人ってそれこそこうね、盲目的だったりすることあるのでね。
たとび うん。
けんぞう そういうところでこう周りの道筋整えるとかさ、フォローするみたいなのが、まあ俺みたいな雑魚の役目なんだろうなって。
たとび うん。
西東美智子
けんぞう いやいや、でも今言われて、いや私もそうじゃんって言われて気づいたんですよ。
たとび うん。
けんぞう 例えば、私あの大学卒業した後に、いや大学院行けばいいのにって結構周りの人に言われたんですけど。
たとび うん。
けんぞう それこそ研究者って没頭しないといけないからさ。
たとび うん。
たとび うん。
けんぞう 野心があってしっかりしないとやっていけないから、っていうので私研究者にならなかったんだよね。
たとび うん。
けんぞう で、その代わり大学職員になったんですよ。
たとび うん。
けんぞう だからやっぱり野心のある人のサポートに回ってた、いつの間に。
たとび うん。
けんぞう で、今も。
たとび うん。
けんぞう そうそう、今も結局自分として何か理念を発信するとか、こう何かを成し遂げるって気持ちがない分なのか。
たとび うん。
たとび うん。
けんぞう 経営者の人がさ、こうブランディングの、何か発信したいみたいなのをサポートする仕事が多いから。
たとび うん。
伊藤謙三
けんぞう あ、いつの間にそれけんぞうさんと同じことやってた?とかちょっと。
たとび そうかもしれないですね。
けんぞう うん。
西東美智子
たとび あの、転職かもしれないですね、もしかして。
けんぞう はははは。
たとび うん。
けんぞう なんか救われるね。
たとび うん。
けんぞう なんか雑魚っていう風にさ、思っちゃいがちだけど、自分たちをさ。
西東美智子
たとび 雑魚じゃないですね、よく考えたら。
けんぞう まあ、必要な人間なのかもしれないと思うね。
たとび うん。
伊藤謙三
けんぞう だからなんか、この今回のテーマでいうと、ライターは野心家であるべきか、というところだったんですけど。
たとび うん。
けんぞう まあ、あったらあったらね、いいこといっぱいあるし、ないならないでまた選択肢はあるんだよって話ですよね、これは。
たとび ああ、そうだね。
けんぞう 必ずしも野心的である必要はないと僕は思います。
西東美智子
たとび 確かにね、私自身も救われたし、もしね、これ聞いてらっしゃる方でも、なんかライターとしての夢がないみたいな、見失ってしまったみたいな方も全然なんか、そこで悩む必要はないみたいなこと一つ伝えられるかもしれないですね。
18:00
伊藤謙三
けんぞう もうね、淡々とやりましょう。
西東美智子
たとび うん、そう、サポートね。
伊藤謙三
けんぞう 熱くなくたってね、いいんですよね。
西東美智子
たとび そう、別に食っていけるし、しかもステップアップもね、なんやかんやそれこそ結果論でしていくんですよ、結局。
けんぞう うん。
伊藤謙三
たとび なんでね。
けんぞう そうだな。なんか野心家の方でもなんかスピード速そうだな。
西東美智子
たとび いや、そりゃそうよ。そりゃそうよ、やっぱり競争したらね。競争しちゃダメなのかもね、もう野心家と。
伊藤謙三
けんぞう そうだな。もう、我々も競争しないで頑張ろうかな、もう。
西東美智子
たとび またそういう野心のない発言。
けんぞう ぬるーく。
伊藤謙三
たとび ぬるーくね。
けんぞう まあ、それでいいんですよ。でも、もし熱くなる時来たら熱くなりますから、我々のことね。
たとび そうだよね。
西東美智子
けんぞう そうそうそう。これでいいっす。
ちょまど はい、ということですかね。
このラジオを聞いている皆さんもね、もしかすると、どっちかというと野心家寄りの方もいらっしゃるかもしれないので、
ぜひね、そういうご意見、ご感想もお伺いしたいのでですね、
リスナーの皆様からの質問・感想も当番組では募集しておりますので、
YouTubeの概要欄またはポッドキャストの詳細の欄に記載している投稿フォームからお寄せいただけると嬉しいです。
伊藤謙三
たとび はい、ありがとうございます。
けんぞう それでは後半でございます。後半はフリートークの時間です。
ちょっと私から話そうかなと思うんですけど、
僕、昔から趣味と言えるか義理のレベルなんですけど、ギターを触ることがあるんですよね。
っていうのは、今部屋にもギター置いてありまして、いつでも触れるような状態でして、定期的にいじってると。
たとえば本当に週に2回各10分ぐらいとかそのレベルで。
西東美智子
ちょまど ああ、でもいじってんね。
伊藤謙三
けんぞう どんだけ少ないのって話なんですけど。
でもなんかやってるわけですよ。
それがいつぐらいからやってんのかな。
なんかもう20歳ぐらいからなんとなく友人にギター借りて、そっからなんかずっと貸してくれてるんですよ。
ちょまど ええ。
けんぞう アコギなんですけど。
おまえとしてこれいいの?とか言いながら。
ちょまど すごいすごい。
けんぞう そう。で、お借りしてやってるんですけど。
それが結局10年ぐらいもやってんのかな。
別に大して上達はしてないんですけど。
まあそれはいいとして、なんかね、僕の周りでなんとなく30代に入った、僕の特に男性ですね。
が、ギターを買ってるんですよ。周りでポロポロ。
なんかちょっと気持ちはわかるんだと思って、なんとなく30代に入って、いろんなものに対するそれこそ熱量。
野心だろうね。熱量とかね。
下がってきた中で、じゃあ自分の中で本当に興味あるものは何なんだろうとか考えたときに、
そういえばギターやってみたかったみたいなこと思うんだろうな、きっと。
音楽とか聴いてたと。
なので、ちょっと手持ちぶさたっていうかね、何年代になったのかなと。
そこでギターを始めるっていう人が周りにいて。
なんか気持ちはわかるし、僕も最初そんな感じだったなと思うんですよ。
だからやっぱり30代って何となく楽器やりがちじゃねっていうのがあるんですけど。
ちなみに斉藤さんって何かやってます?楽器って。
今は。
21:00
伊藤謙三
やってるって聞いたら、ちょっと質問答えづらいかもしれないですけど。
西東美智子
今はね、やってないんですけど、昔は結構やってたんですよ。本当に。
ちっちゃい頃はよくあるけど、ピアノ習ってたし。
それこそギター?ギターは中学から高校の6年ぐらいやってました。部活で。
伊藤謙三
それはもうガチっていうやつですよ、それは。
西東美智子
ガチじゃないですよ、別に。なんかお遊び的な部活だったんでね。クラシックギターやってました。
伊藤謙三
うわ、クラシックギターしかも。
そう、なんであれさ。
その言い方なんかもう、ちょっとやってただけですよっていうガチのやつだから。
西東美智子
違うんだよ。なんでさ、それさ、ちょっと脱線するかもしれないんですけど。
なんでクラシックギターやってるって言ったら、わーすごいって言うの、あれ何なの?本当に。
伊藤謙三
なんで、あえてのクラシックギターだから、何か理由あんだろうなみたいなね。
西東美智子
あー、それですか。いや、それで言うとだから部活があったからね。
伊藤謙三
それ何?クラシックギター部なの?それは。どういうことですか?
西東美智子
なんかね、結構ちょっと特殊でっていうか、原楽器の部活があったんですよ。室内楽部って言うて。
それで、要はバロック音楽って言うんですかね、もうベートーベンより前のバッハとかの旧帝音楽って、ちょっとギター使ってたりみたいな曲があるんで。
伊藤謙三
へー。
西東美智子
で、そのコンマンの先生がどっちかって言うとそういう、結構昔よりのクラシックが割と専門だったりしたので、
そのバロックとかが専門だったりしたんで、ギターもせっかくだからやろうかみたいな感じで入れて、そうそうやってました。
伊藤謙三
へー、これクラシックギターって実は触ったことないんですけど、何が違いますか、あれ。弦の質が違いますか、質というか。
そうですね、弦が。
西東美智子
ナイロン弦みたいでしたっけ、あれ。
そうそう、上3本がナイロン弦ですね。
伊藤謙三
確かに、音もアコースティックギターとは違いますよね。
西東美智子
あー、ちょっと柔らかいかも。あとネックがちょっと太いかも。
伊藤謙三
あー、そうかもしれないですね。
西東美智子
うん、そんな気がする。
伊藤謙三
ボディー小っちゃかったりします?クラシックギターって。
西東美智子
いや、でもちょっと小っちゃいかもなー。
伊藤謙三
何となくそんな触ったことないんでわかんないですけど、そのイメージ。
西東美智子
アコースティックギターよりも確かにちょっと小っちゃいかもしれないですね。あんま気にしたことないけど。
伊藤謙三
あれ、クラシックギターってピックは使わないんですか?
西東美智子
ピック使わないですね。
あ、じゃあ指でポロポロ弾くやつなんですね。
そうですね、爪とか。
伊藤謙三
オシャレ。
西東美智子
そんなことないでしょ。
伊藤謙三
僕もアコースティックギターとエレキギターが今部屋にあるんですけど、基本的にアコースティックギターを触ってるんですね。
アコースティックギターって別に配線いらないじゃないですか。
西東美智子
そうですね、アンプとかで。
伊藤謙三
っていう楽さもあったんですけど、どっちかというと初めてギターを触る上で、
男の人って最初にギター弾くって大体エレキギターなんですよ。
ロックバンドへの憧れみたいなの。
僕が最初触ったのは20歳すぎなんですよ。
西東美智子
あ、そうなんだ。
伊藤謙三
バンドやりてーとかじゃなくて、もっとすかしたほうだったんですよ。
いや、そんなエレキギターなんてロックしてる場合じゃないんだよ。
もっとオシャレなのやりたいんだよ。
もうジャズギターとかやりたいんだよみたいな感じで。
24:02
伊藤謙三
ってので、アコースティックギターを借りてやったわけなんですけど、
すごい覚えてるのが、知人にギターをやってるやつがいました。
すごい上手な人がいまして、いまだにギター講師としてやってるようになったんですけど。
西東美智子
プロの方だ。
伊藤謙三
それを昔からの付き合いで、教えてくれよ、そのオシャレなギターを。
西東美智子
プロの人に。
伊藤謙三
当時はまだプロじゃなかったから。
教えてくれと。
オシャレなやつを教えてくれよって。
ダメだって言われて。
このオシャレなギター、クラシックギターとかアコースティックギターやってる人も、
みんな最初はロックとかジャカジャカした勢いまかせな音楽を通ってきてるんだから、
お前もやれと。
ちょっと青春の痛い感じをちゃんと味わえって言われてね。
はいってね。
具体的なアーティストは出さないですけど、青春パンク感のある痛い曲をいっぱいやった覚えはありますね。
西東美智子
痛いね。
懐かしいな。
私とかも思い出して、今もあるんですかね。
当時のヒット曲のコードをまとめた雑誌があったのよ、私が高校とか中学の時に。
それをみんな買って、私とかクラシックギターだけど、休み時間とかに、
伊藤謙三
それで私グレーが好きだったから、ジャカジャカやってたよ、本当に。
いいですね。僕が始めた頃はすでに、曲名とスペース、コードって検索したらネットで出てくる時代だったので、
いまだに検索してますね。
あれいい趣味ですよね。
特に僕みたいな、結婚してそんなにプラプラ外で遊ぶような感じでもない人にとっては、
家で一人で地味にやる遊びとしてはちょうどいいですね。
西東美智子
さあ、けんぞうさんってお家、確か川?土手が近いんじゃないですか?
ぼちぼち近いですね。
土手でやったら気持ちいいんじゃない?
伊藤謙三
それも青春パンク感あるよね。
かっこいいけどさ。
もう恥ずくない?さすがに。
西東美智子
俺もありましたよ、それが憧れるとか。
でも確かに、真剣に練習してるか、本当に上手い人だったらいいのかなって、私なんとなく思ってて。
伊藤謙三
いやもう、それ野心の話に繋がりそうだな。
西東美智子
それでちょっと時間的に左右かもしれないんですけど、
うちのすぐ目の前にも結構大きい公園があるんだけど、そこでめちゃくちゃクラシックギター上手いおじさんがいるんですよ、プロなんじゃない?
が、週末にいつもね、もう季節を問わず暑い日も寒い日もずっと曲流してくれてるの、一人で弾いてて。
それにめっちゃ憧れてて、いつか私も公園で触発されて、私もギターを弾いてますみたいなふうにしたいっていう。
いやーいいなー。本当は俺もそうなりたいですよ。
27:04
伊藤謙三
関連すると、僕は路上とかでやってる人結構好きなんですけど、そんな上手くない人の路上の演奏とか聴くの好きでね、暑くなれるんですよね。
お前は暑いよって思いながらね。
西東美智子
下手。またそこに行き着くじゃん。
伊藤謙三
下手だけどさ、なんか俺も本当はお前みたいになりたかったよって思いながら、頑張れっていう気持ちになるんですよね。
西東美智子
ギターいいね、ナオカ。
伊藤謙三
本当は俺も暑くなりたいんですよね、きっとね。本当は路上で何も気にせずさ、ギター1本持ってさ、路上で走り出すような男になりたかったですよ、本当は。
西東美智子
暑いな、それは。
伊藤謙三
暑いですよね。結局みんなもね、そういうの好きですから、みんな。
西東美智子
穏やかやね。
伊藤謙三
そう。もう慣れないかもしれないけど、頑張るわ。
西東美智子
いいですね。なんか私も楽器ちょっとやりたくなりました。ギターが。
伊藤謙三
夜、河原行ってきます、今から。
西東美智子
いいですね、はい。
伊藤謙三
てな感じでございます。
西東美智子
はい。
伊藤謙三
締めますかね、そろそろね。
西東美智子
はい、今回もご視聴ありがとうございます。少しでも面白いなと思った方は、YouTubeの高評価ボタン、チャンネル登録、Podcastのサブスクリプション登録よろしくお願いします。質問・感想の投稿やコメントもお待ちしています。
伊藤謙三
はい、ありがとうございます。それでは、来週の金曜日にまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
28:30

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