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昭和30年、1955年、大阪市のお母さん方が作られている団体、地域婦人団体協議会という団体が、15万人の会員がいらっしゃったそうですけれども、その方々が、みなさん、会員の発意によって、子どもたちを守る鐘を作っていきたいという運動が始まり、会員のみなさんが中心に募金をはじめ、
その募金をもとに、作られた鐘が、みおつくしの鐘と言いまして、昭和30年5月5日、子どもの日に寄贈されたというのが、このみおつくしの鐘のスタートになります。
制度性の鐘で、ある意味制度性の用物の鐘では、用形の文章では2本で有数の大きさだそうでございますけれども、大きさはなんと、合計1.26メートル、これは何かというと、4尺1寸5分、これは4イコです。4イチゴ、4尺1寸5分の大きさになっているということで、
そのみおつくしの鐘は、子どもたちが健やかに成長するように願う母の心が現れていまして、夜10時になると、この鐘を鳴らして早く帰ってねということをやろうということで、実際は鐘を鳴らすのではなく音楽を鳴らすということを、タイマー発声装置付きというやつですよね。
メロディーが、今でも大阪市の市役所の本庁舎では、夜10時になったら鐘のメロディーが鳴り響いているんですよ。そのみおつくしの鐘を、子どもが健やかに成長するという意味で打賞するのが、今の成人式になっていますね。
まあまあ成人式って呼ばないところが多くなってきたのかな。20歳から18歳に成人の年齢が変わりまして、とはいえ大阪市では今も20歳の集い、もしくはみおつくしの鐘打賞式みたいなね、そういった名前で20歳の青少年に集まっていただいて、大人のスタートを切っていただいているというイベントをやっていますね。
はい、この中でなかなかできなかったところもありますけれどもね、今年なんかはね、華やかに、ちょっと寒そうですけどね、いい天気の中行われるのではないでしょうか。みおつくしの鐘のお話でございます。
例えばこういった大阪に関するエピソードみたいなものもですね、しんぽたのサイトの中では実は取り上げていまして、適用欄に貼らせていただいたのは、昨年度しんぽたの事務局で取材というかね、させていただいて書かせていただいた、みおつくしの鐘が伝える未来へのキーワード、定談愛の鐘、みおつくしの鐘という記事を貼らせていただきます。
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5回に1回、しんぽたとは関係ない話と思ったんですが、もう間もなくみおつくしの鐘、打鐘式、成人式が近づいているということで、今日はこんなお話でした。