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犬とカエルとゾウの話です。
5回に1回、シミポタとは離れた話をということでやっていますが、なんと100回目の放送になりました。
100回聞いていただいてありがとうございます。
タイトルの通り、犬とカエルとゾウの話をしたいと思います。
犬はですね、カブロフの犬って皆さん聞いたことありますか?
今ね、嵐がやってきたので電車で帰ろうと思って、駅のホームにいるんですけど、ホームで収録をしています。
通過電車が通っています。
100回目の思い出になるんですけどね。
はい、カブロフの犬の話です。
これね、条件反射っていうのを聞いたことあると思いますけど、
ワンちゃんに餌をやる前にベルを鳴らしたんですね。
ベルを鳴らしてから餌をあげる。すると犬は餌を食べてですね、唾液が出る。
それを繰り返し繰り返しやっていると、ベルを鳴らすだけで犬は唾液を出す。
この条件反射の実験をやって犬を使ってやったパブロフという人の名前を取って、パブロフの犬というふうに言いますけど、
パブロフの犬状態というか、同じ反応してしまうことをパブロフの犬状態やな、みたいなことを言ったりしませんか。
それが一つ犬の話です。
条件反射の話というよりも同じ反応をしてしまうという意味合いでの犬の話。
2つ目、カエルの話。
カエルを容器に入れて水が張ってあるんですけど、その容器を残酷なことにちょっとずつちょっとずつ温めていくんですね。
そうするとですね、カエルは最初はそんなに水が熱くないですからなんともないんですけど、途中で熱くなるのを気づいていながらですね、だんだんだんだん熱くなるものだから、わからなくてそのまま茹で上がってしまうという、茹でがえるという話です。
これ実は逸話でして、実際に茹で上がるわけではなく激しく抵抗するらしいですけども、環境の変化に気づかずにそのまま命を失ってしまうという、そういう例えで茹でがえる、これカエルの話。
そして3つ目がゾウの話です。
これはサーカスのゾウという話ですけども、サーカスに小さい子ゾウのときに連れてこられまして、逃げないように足に鎖をはめられて、地面に杭を打ったところに鎖でつなぎためられるわけですね。
小ゾウには力がありませんから、その鎖を断ち切って逃げることができません。
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そうやってずっと暮らしていると大きくなって、その鎖を断ち切るだけの力があるゾウであっても、鎖をつけた瞬間におとなしくなって逃げなくなると。
つまりサーカスから逃げなくなると。
そういう話、それがサーカスのゾウという話です。
ワンちゃんとカエルとそれからゾウの話をしましたが、少しずつ話は違うんですけど、何が言いたいかというと、現状を変えれない、現状を変えないということを揶揄しているとか比喩しているとかね、そういう話なんちゃうかなというふうに思っています。
私たちは人間なので、カエルよりも敏感に、犬よりも柔軟に、そしてゾウよりもしっかり意識を持って、現状が変化していることに対して変えていきたいなというふうに思います。
しんぽたのサイトもそうやって変えていくということを挑戦してやっています。これからもしっかり変えていきたいなというふうな思いを込めて、100回目こんな話をさせていただきました。
ゾウと、ちゃうわ犬と、カエルとゾウの話でした。東武市場前のホームで喋っています。100回目ありがとうございました。