居場所づくりの意義
はい、1320、5回に1回、シミポタとは離れた話もさせていただいていますが、今日は居場所づくりのことをちょっと話しようかなと思ってます。
市民活動の中においてもですね、いろんな団体さんが居場所づくりをやっていらっしゃいますね。場づくりとか居場所づくりとか、サードプレイスとかね、いろんな呼び方で
そういう場所、空間を作ろうと、こういうコミュニティを作ろうというようなことでやっていらっしゃるかと思うんですけれども、
今ちょうど関わらせていただいているとある団体のとある本の中にね、その居場所のことを分析している書物がございまして、
そこに場の4象限、居場所の場というところには4つの象限があるんだということが書かれていまして、
第一象限がですね、職場とか学校みたいに何か目標を達成するミッションがあってですね、そのミッションを達成するためにその場所があるという、そういう場所。
2つ目がですね、社会活動の場ということ。これが市民活動とかNPOとか、何か特別な組織が掲げる目標ではなくて、個別に掲げている、達成したいことや、そういうところを何か成し遂げていこうという、そういう場所。
この2つが言えば、いわゆる前向きに目標を達成していこうぜというふうに思うような場所2つありまして、あと残り2つは3つ目は何かというとですね、役割を見つける場ということで、社会的に何かあなたはこういう役割が求められているんですね、あなたはこういうふうに思われているんですねというふうに認められる場。
これが3つ目。4つ目がですね、自分自身が癒される場。例えば本に囲まれていると幸せとかね、フィギュアに囲まれていると幸せとかね、家庭に帰ると自分の部屋に帰ると幸せとかね、自分が一番落ち着く癒されるという、そういう場があると。
後半に言った2つはですね、まさに目標達成ではなくて、癒しを求める、そういったベクトルのそういう場があると。4つあるんですね。目標をガチガチ達成するためのそういう場所。個人の目標やそれぞれの社会的活動の場としての目標を達成する場所。そして役割を見つける、社会に認めてもらうという場所。そして自分が癒されるという場所。
この4つがあるというお話でございました。なかなか深いな、なかなかというかすごく深いなというふうに思いまして、この4つを全部包括している場所というのはなかなかないんじゃないかなとまず思っているということと、じゃあ自分たちが作ろうとしている居場所が、この4つの中のどれに当てはまるのか、どの2つに当てはまるのか、どの3つに当てはまるのか、どの1個を目指しているのかみたいなのは、
何か性格として知ってた方がいいんちゃうかなというふうにすごく思っているということでございます。シミポタというサイトもある意味ですね、市民活動の支援をするという居場所でもあるかというふうに思うので、じゃあどれに当たるのということをですね、しっかり明快に考えておきたいなというふうに思っている次第でございます。
関わる居場所の性格
皆さんが関わっている居場所はどんな性格を持っていますか、ぜひ考えてみて教えてください。今日も聞いていただいてありがとうございました。