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多数決という話です。5回に1回、シミポタとは違う話もさせていただいていますが、皆さん活動されているときにですね、いろんなことを対話をし、議論をして、物事を決定されていかれると思いますが、その際決定するときに、まあね、一人では決めるのではなくて、みんなで話し合って決めるときにですね、意見が分かれていたときにね、
どのようにしてそれを調整されているのかなということに興味があります。多数決というね、決め方がありますが、
小学校なんかでも多数決で、議会でもそうですよね、数が多い方の意見が採用されていくということで、最後に決を取りましょうということで多数決という決の取り方をやったりするわけですが、
多数決ってこうなんか一見いいように聞こえるんですが、少数の意見は取り入れられないという、ある意味裏返すとそういうことなのかもしれませんよね。
なんでこんなことを思っているかというとですね、活動でもそうなんですけど、昨日の統一地方選挙にありまして、当然当選する方、落選する方それぞれいらっしゃるわけでございまして、
これは選挙ですから、1票でも数が多ければその人が勝ち、1票でも数が少なければその人は負けということになるのは当然、ライン引くのは当然なんですが、
じゃあ例えば8万人の有権者がいて、投票率が50%で、つまり4万人の人が投票をして、その中で例えば1万票を獲得して当選をしたということでいうと、
8万人の中の1万人なんですよね。確かに他の6千票とか5千票とか4千票しか取らなかった人に比べると数は多いわけなんですが、これまたちょっと多数決ということとはまた意味が違いますが、数が多い方がということになります。
じゃあその少ない意見の人たちの意見はどうなるんだ、さらに言えば投票しなかった人の意見はどうなるんだ、投票しない人が悪いんだということなのかもしれませんが、なかなか全ての人の意見を集約していくということは難しいんだなということを改めて思っています。
多数決、上手に使わないといけませんね。いつも思うんですけど、1位で当選した人と次点で落選した人と力を合わせたらダメなんですかね。いつもそう思っちゃいますが、今日も聞いていただいてありがとうございました。