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あんちゃんのなんでも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんのなんでも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
何やら岸田総理が年明けには解散するんじゃないかみたいなニュースがちょっと飛び交っていますけれども、
そんなことはまずありえないと思います。
これだけ多数を占めていて、そしてまた解散をする大義もありませんので、そんなことはないかなと思いますし、
仮に選挙やったところで、またどうせ自民党が勝つので、岸田政権としてはそれで延命ができるということかもしれませんけれども、やらないだろうなと思っています。
それで、今日は国会議員の定数の話についてお話をしたいと思いますけれども、
最近は今年行われた参議院選挙の格差について訴訟がされておりまして、そして違憲状態という判決が続いております。
なかなか厳しい判決が出るようになったなと思いますけれども、
これを解消して、そして政治の中でも議員が本当に自由な意見が言えるようにするには、どのように選挙制度を変えたらいいかということですけれども、
簡単に言えば衆議院においては小選挙区制をやめて、中選挙区制に戻して、なおかつ定数を増やすこと。
これが大事だと思います。
今だと衆議院は定数465人、そして小選挙区ですから、一つの選挙区では一着にならないと当選できない。
もちろん比例復活という仕組みもありますけれども、基本的には小選挙区で一人しか選出されないということになっております。
これが何をもたらしているかというと、一回議員になったら、その人が辞めると言わない限りはそこに居続けるということなんですね。
自民党の場合は現職優先ですから、その人が辞めると言わない限りはその人がいくつになってもやり続けるということになりますし、
他の人が候補者に立ちたいと思っても、それは全部基本的には潰されるということになります。
そうすると当然議員の交代も起きないですよね。
一回になったらそれが既得権益、悪い意味の既得権益ということになります。
今国民が求めているのは政権交代とか、あるいは議員が本当に自分の自由意志で政治活動をする、
あるいはいろんな法案の採決についても、討議拘束に囚われないで自由に採決に参加をする、
そういう議員活動を求められているんじゃないかと思いますけれども、
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政党に所属をしていてなおかつ議員の数がこのように少ないと、
もう自分の自由意志で採決に参加するということはできません。
そして今、小選挙区ですから党の公認をもらわないと当選することが難しいですから、
党の幹部の意見には逆らわない、そういう行動をとるようになります。
この状況を変えていくためには、自由に行動ができる議員をいっぱい作らなきゃいけない。
そうすると、やはり今の選挙制度ではダメで、1つの選挙区で1着にならなくても、
2着、3着、4着ぐらいまでに入れば議員になれると。
そういう環境を作れば、別に政党に所属しなくても無所属でも勝ち上がってくることができるようになります。
そして今は非礼復活ということで、仮に政党に所属していれば、
1着になれなくても赤配率がそれなりにあれば非礼復活ということで救済されますけれども、
これも政党に所属していないと不救済がされません。
そして今、国政政党を作るっていうのはものすごく大変ですから、
国政政党自身も既得権益化してるんですよね。
なので、選挙に出るのも政党に所属しなきゃいけない。
そして衆議院で1着にならないといけないですから、
もう政党自身が既得権益化を指定して、新しい人が政治の世界に入ってくるのを拒むと。
そういう仕組みになってしまっています。
そして今国民の側でももういろんなところでコメントを聞くのは、
もっと国会議員の定数を減らせっていうのが、
必ず何かがあると定数を減らせ、定数を減らせっていうのが出てくるんですけれども、
定数を減らすとますます既存の政党が強くなって、既存の国会議員が強くなって、
政治の新陳代謝みたいなことは起きなくなって、
国民からどんどん気持ちが離れていくと思います。
だから今国民の間ですごく流行っている定数削減っていうのは、
実は今いる国会議員の既得権を固定化をし、
そしてより自民党を強くする自民党応援団みたいな、
そういう意見なんですよね、実は。
だから自民党を仮にゲアさせたいとか、政権から下ろしたいと思ったら定数を増やして、
そして小選挙区じゃなくて中選挙区に戻すと、
党の拘束を持たなくても当選ができる環境を作ると、
そういうことが求められていると思いますけれども、
今なかなか世論的には定数増やすなんていうと、
何言ってんだみたいな意見になりますけれども、
でも理屈で考えていただければ、
議員の数は多ければ多いほど民意を反映できるようになりますし、
政党に拘束されない自由な意思で発言ができる議員が増えた方が、
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おそらく議論はものすごい活発化をしていくと思います。
そのような国会改革という、
そういう提案をしていくべきではないかということを思いますし、
今の日本の場合だと日本だけじゃなくて、
世界でもそうかもしれませんが、
政党政治もある程度もう限界を迎えているような気がします。
もう政党政治の形ではなくて、
議員がそれぞれの自分の差異格で、
自分の指揮権力量でいろんな政策判断とか、
そういったことをやっていく時期をまた迎えているのではないかと思っています。
本日もご覧くださいまして、ありがとうございました。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。