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5回、2回、シミポタとは離れた話もさせていただいていますが、今日は勝負観というお話をしてみたいと思います。
勝負観を磨くとか言いますよね。観どころの観ですよね。勝負観の観というのはね。
とんちが利く、観が鋭いの観ですよね。
例えば、野球でしたら、ここでこういうふうに、こういう作戦で行ったら勝てるんじゃないか、みたいなことの勝負観が働く、の勝負観なんですが、
その勝負観も非常に大事なんですけど、もう一個大事だなと思っているのは、観光の観という字を書く勝負観ですね。
例えば、男女の男女観とか、その人がどういうふうに考えているかという意味での観、見るという字を書く方ですね。
それでいう勝負観になると、何をもって勝ち負けの判断基準としているかということになりますから、それは人によって違うわけです。
これをもって自分は勝ったと思う人もおれば、これは自分は負けだなと思う人もおれば、そもそもそういう勝負観にこだわらない、そんな勝った負けたで生きているわけじゃないよ、みたいなこともいらっしゃるかと思います。
これって世代によってまた違いますし、やはり戦争を経験された先輩方と、高度経済成長に生きてきた方と、
それから失われた30年に生きてきた方と、そして今令和に生きる若者たちは違うわけでございまして、何をもって勝ち、何をもって負けという定義がそれぞれ違うわけですけど、
そういう人たち同士が一緒に活動をしたり仕事をしたりするということの難しさ。
でも難しいながらも、そこで生まれる化学反応のすごさみたいなものを、市民活動や今の下田の上事務局の仕事もそうですけど、大変感じさせていただいているということでございます。
あなたの勝負観、世界観の観の方ですよ、見る方の観ですよ、あなたの勝負観はどんな感じですか。
それを聞かせていただくのも、非常にこういうところに価値観を置いているのかという、
あ、価値観の観ですね、価値観を置いているのかというふうに、勝負観を置いてあるのか、ここにこだわってあるのか、みたいなのがその人の個性でありますから、大変興味深いと思います。
今日は勝負観、見る方の観のお話でした。