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はい、このポッドキャストでは、5回に1回、シミポタとは離れた話もさせていただいているんですけども、
今日は、ゲームブックというお話を聞いていただきたいと思います。
とあるメールマガジンを読んでいたら、私はゲームブックが好きですということが書かれていたんですけど、
実はね、同じなんですよ。私もゲームブック好きだったんです。
皆さん、ゲームブックって知っていますか?
簡単に言うとですね、たくさんページがある、1冊の本をイメージしていただいたらいいんですけども、
最初、パッと開けますとね、最初プロローグで物語が始まるわけですよ。
例えば、森の中を歩いていました。すると、前からクマさんがやってきました。
あなたはクマさんと喋りますか?それとも逃げますか?それとも何もしませんか?
という選択肢がね、そこで選ぶことができるんですけども、
クマさんと喋るならば2ページに進んでください。
逃げるならば3ページに進んでください。
何もしないなら5ページに進んでください。
みたいなことでね、選択肢を選んで、次のページに進んでいくという、
そういうので、いわゆるロールプレイングやったりアクション、ロールプレイングみたいな物語が、
その読み手の選択によってどんどん話が変わっていくというかね、
展開が変わっていくという、そういうのを紙で、本でやっているのをゲームブックと言いまして、
そうですね、1980年頃から流行ったんちゃうんかな。
詳しくはね、僕は詳しくはないんですけど、とあるゲームブックを見てですね、
こんな面白いものがあるんだと思って、
それにはまったのと、自分で作りたくなったんですよね。
ですから、そんな大したものじゃないですよ、子供の時ですからね。
でも自分でそのゲームブックを作っていたんですよ。
だから選択肢で、1の選択肢だったら6ページ、2の選択肢だったら8ページへと。
なんかトーナメントの表のように、どんどんどんどん選択肢が増えていくと、
1から次、AとBという選択肢に行って、
Aの中でも、Aの問いに対して次、BとCという選択肢があって、
それがどんどんどんどんねずみ算的に広がっていくわけですよ。
その世界観が好きで、それを作っていました。
ハッピーエンドで終わるのは、ある意味1個だけで、
大体、パッドエンドで終わって何ページにもおるみたいなことになるんでしょうけども、
そういうのが面白くてやってたんですが、
何が言いたいかというと、そのゲームブックを考えていた、
選択肢をたくさん考えるというのが、
結構役に立っているんじゃないかと思いましてね。
やっぱりものを考えるのに、
因数分解という話はここでもしたことがあるんですけど、
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1つの物事を分解していって、
これとこれ、これにはこういう要素とこういう要素があるよねと、
こういう要素にはこういう事柄とこういう事柄があるよねと、
どんどん分解していくのが、ちょっとゲームブックに似てるかなと。
その中で、例えば1つの目的を果たすのに、
こういう方法がいいよねとかね、
バックキャストという目的に向かって、目的を最初に定めて、
そこからどういうふうに、じゃあその前に何をするか、
そうなるためにはこれをする、これをする、これをするって、
選択肢を選んでいくというかね、考えていくのに、
何かちょっと似ているかなと思って、今、
子供の時にゲームブックが好きで作っていたことが、
ちょっと今の仕事、今の考えにも役に立っているのかなと思いました。
皆さんいかが思いますか?
ゲームブックやったことある?