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夏は怪談話、という話です。5階、2階、シミポタと離れた話をしておりますが、夏ですね、もう終わりが近づいてるんですが、お盆なんかは特にね、怪談話っていうのを聞いたりしませんか?
これね、あの何の話かというと、講談が私好きなんですけど、講談というのは定番の話がありましてですね、夏は怪談の話、怪談話をする。
で、冬になるとあこうろうし、内入りの話をするっていうのがこれね、定番なんだそうでございます。
なんでもその定番があるというのは強いですよね。必ずそれをこう、その時期になったらやれる。このタイミングだとこれを出すっていうその定番があるというのは、すごく実は強みなんちゃうかなというふうに思いますし、
それは受け取る側も発信する側も両方ね、それを期待して受け取る側も待てますし、発信する側もその期待されているのをわかって出すっていうね、定番のある強さはいいなと思います。
夏の怪談話ね。皆さん怪談話とか聞きますか?まあホラー映画とはまた違うね。あのね、映画なんかやとその映像があって怖がらせるわけですけど、怪談話ですからまさに
講演っていう、口で演ずるっていうね、和芸でございますんで、講談なんかもそうですけど、人間国宝の一流祭、ていすいさんとかね、最近の講談師だったらね、あの神田博山さんとかね、先生ね。まああの講談師は先生とよくそうです。ていすい先生や博山先生の怪談を聞いてると怖いよー、怖いねあれね、人間の和芸であんなにこう人を怖がらせることができるんやなっていうのを
思いますけれども、四ツ谷怪談、お岩誕生とかね、番長皿屋敷とかね、黄河政壇の結末とかね、神経、これ何?何とかが不智、忘れましたね、袁紹が作った名作ね、忘れてしまいましたけど、怖い話いっぱいありますよね。
それがただ単に、人が死ぬから怖いとか殺すから怖いとかではなくて、人間のその生きざまというか、そのドロドロした部分をちゃんと表現するから怖いですね。
ただの死んだとか殺したとかだけのスプラッターではなくて、そういう人の真相のところを描けるその講演、和術のすごさをね、感じたりしております。
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夏なんで、こう怪談の話をね、させていただきました。そしてその定番の強さという話もさせていただきました。これから怖い話を聞いて寝たいと思います。おやすみなさい。