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講談が好きです、というお話です。
5回に1回、シミポタからは離れたお話をさせていただいているんですが、
もともとですね、落語好きなんですけども、
最近、神田博山さんというね、若手の講談師が人気が出てきまして、
それをきっかけにですね、講談も聞くようになったんですけど、
面白いですね、講談ってね。
落語と講談の違いみたいなのもね、その博山氏がよく話をされるんですけどもね、
講談ってもともと全て基本的には事実というか、
実際にあった話、実際にあった人をモチーフに、それを読み物にして読んでいた。
まさに講談というぐらいですから、読み物、本を読んでいたのが、
本を見ながら読むのはやめて、
前から落語と同じように全て頭に入った形で和芸として喋るということなんですけど、
出てくる人は基本的には実在の人物なんですね。
ただ、講談師見てきたように嘘をつきっていう言葉があるそうですけれども、
脚色してるというかね、かなりもっとるわけですけど、
でもやっぱり和芸として考えた時に、やっぱりすごく面白いなあということをね、
思って、神田博山さんは東京の方ですけどね、
大阪にも大阪の講談師の方がたくさんいらっしゃいますし、
これから講談ってどんどん人気出るん違うかなというふうに思って楽しみに聞いています。
日本のその和芸ってすごいですよね。
落語にしても講談にしても老曲にしても、
喋るということを一つの芸というか形にしてコンテンツにちゃんとなっていると。
講談で言えばね、夏は定番のお話があるんですよ。
冬には冬の定番のお話があるんです。ご存知ですか?
冬はもうよくご存知ですよね。
アコーギシデン、内入りの話、これをやるということでね、冬は決まっているわけですね。
夏は怪談をやるんですって、怪談。またね、怖いんですよね。
なんていうんですかね、驚ろしさもそうですけど、
言葉で表現する、イメージをさせて怖がらせるっていうのはすごい和芸やなというふうに思っているんですが、
皆さんその何か得意なジャンルみたいなのありますか?定番のコンテンツみたいなのありますか?
それでずっとね、夏は怪談、冬はギシデン、ずっとそうやってやり続ける。
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間々にね、いろんなお話や人情話や新作の講談なんかもされるのかもしれないけど、
定番があるっていうことの強さはやっぱりいいですよね。
伝統になってますから、聞いている人もそれを期待するわけですし、やる側もいよいよこれをやるタイミングだみたいなことでね、
自信を持って出すことができる定番の大事さっていうのはね、なんか講談を聞いてて感じるところでございます。
皆さんの定番は何ですか?さあ、今夜も講談を聞いて寝ようかな。
今日も聞いていただいてありがとうございます。
