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2025-03-10 02:58

#1075 「ます」と「ました」

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1075を5回に1回、シミポタとは離れた話も聞いていただいていますが、今日は、「ありがとうございます」と、「ありがとうございました」のお話をしてみたいと思います。
日常ですね、よく使う言葉、「ありがとうございます」、「ありがとうございました」なんですけど、「ありがとうございます」というのと、「ございました」というのはちょっと違いますよね。
使い分けが必要だなと思っていまして、研究した人がいるんですね。外国の方の研究した論文を読んだんですけども、こんなふうに言ってありますね。
「ありがとうございます」の場合は、直前に行われたことが感謝の対象になる場合と、これからも続いて行われることが感謝の対象になる場合に、「ありがとうございます」と言います。
そして過去形ですから、「ありがとうございました」の場合は、過去において行われたことの完結した認識の場合と、場面を終わらせた意思がある場合に、「ありがとうございました」というふうに使います。
意識して、「ありがとうございます」という言葉を使うようにしています。なぜかというと、「ありがとうございました」というと過去形になりますから、先ほど言いましたように、場面を終わらせたい意思がある場合というふうに捉えられたくないというか、本当にそう思っているので、これからも続き、また次もお願いします。
またお世話になりますという意味で、「ありがとうございます」というように意識をしています。
皆さんどうですか?使い分けとかしてますか?
で、「ありがとうございました」って言ったら、普通に「ありがとうございました」って言う人もいるんですけれども、先ほど言ったように、過去のこと、そして場面を終わらせたい意思があるというふうに捉えられるんじゃないかなと思っているんです。
なので、意識して、「ありがとうございます」というふうにずっと使ってるんですが、逆の意味で、「ありがとうございました」っていう場合は、場面を終わらせたいと思っているということです。
いろんな日本語って使い分けがありますね。それを海外の方がこうやって調べて書いているのは面白いなというふうに思っていますが、「ありがとうございます」って、反対の言葉はね。
知ってますか?あえて言わないとおきましょう。
ありがとうございますの反対語ありますね。
それを考えながら、また日々頑張っていきたいと思っております。
皆さん、ありがとうございます。
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