今回は、2月11日に開催された「第79回府中駅伝競走大会」に参加した際の振り返りをお届けします。
・府中駅伝は、1区〜5区、合計20.7kmを襷でつなぐ駅伝
・私はチームリーダーとして、2区(4.1km)を担当
・昨年のタイムをベースにストレッチ目標を設定するも、直前の練習では思うように走れず、不安を抱えたまま本番へ
・そんな不安の中で読み返したのが、瀬尾まいこさんの小説『あと少し、もう少し』
・小説のストーリーが自分の状況と重なり、本番に向けて気持ちを高めることに繋がった
駅伝は、誰かのために走ることで、自分の限界を超えられる競技だと感じています。今回の経験と小説の物語が重なり、そのことを改めて実感しました。学生時代は野球で立っていた府中市民球場の隣で、今はランナーとして本気で走っている。そんな時間の積み重ねも含めて、貴重な経験となりました。
パーソナリティ
宮﨑晃(Miyazaki Akira)
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ワーク・ライフ・ラン。こんにちは、株式会社 アクテナブルの宮崎アキラです。
この番組は、仕事のワーク、日々の生活のライフ、 ランニングのランを中心に、毎回テーマを変えながら、
時にはゲストをお招きして、これからの時代を健康的に前向きに生きるための ヒントや問いをお届けする番組です。
さて、今回ですが、2月11日に開催されました 第79回府中エキデン競争大会に参加してきましたので、
その話をしたいと思います。 どんな大会かなんですけども、
いくつか部が分かれてまして、 一般の部、高校男子の部、一般女子の部、中学男子の部、中学女子の部がありまして、
合計でですね、だいたい400チームぐらいが エントリーするような、かなり大きな大会です。
一般の部は340チームがエントリーしました。
どんなエキデン大会かっていうことなんですけども、
1区から5区に分かれて走る感じで、合計がですね、1区から5区の合計が20.7キロです。
ほぼ各区間は同じ距離を走るんですが、1区だけ距離が少し違っていまして、
1区は4.3キロ走りまして、2区から5区は4.1キロ走る感じになっています。
どこを走るかというと、1区のスタートはですね、
府中の大国玉神社がスタートで、そこから市街地を走ってですね、
府中市民陸上競技場に戻ってきて、次の奏者に助けを渡す感じになっています。
それ以降は、府中陸上競技場を出て、また市街地を走って、
府中陸上競技場に戻ってくるコースになっていますね。
以前ですね、このポッドキャストでも、この府中エキデンに参加した話を少しだけ触れた回もあるんですけども、
今年もですね、辻風アスリートクラブの方で何チームか編成されまして、
過去最高なんですけども、12チーム、辻風ACでエントリーすることができて、
その中の1つのチームに私も入って、エキデンに参加した感じです。
辻風アスリートクラブにとって、府中エキデンはとても思い入れのある大会で、
過去の会でですね、あっしーさん、しゅわっちさんが熱く語っていただいているんですけども、
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ちょっと振り返るとですね、2012年の65回大会に初めて1チームで辻風アスリートクラブに参加したということで、
その後徐々にチームの数を増やしていきまして、
5年後のですね、2017年の2月の大会がちょうど70回の大会なんですけども、
そこで一般の部で優勝しているということです。すごいですよね。
今年が79回ということで、毎年の恒例行事になっていて、
そう考えると来年は80回の大会ですので、
何かまた一つ盛り上がる感じなんじゃないかなと思っています。
私はですね、今年と去年とその前の年で3回連続で出ています。
会場のですね、府中市民陸上競技場なんですけども、
隣にですね、府中市民野球場っていうのがありまして、
そこは高校時代の野球の大会でよく使っていて、すごく思い出のある場所ですね。
高校時代私野球部で活動してたんですけども、
甲子園の予選の夏の西東京大会の最後の試合が府中市民球場でした。
今年ですね、行ってみてちょっとびっくりしたのが、
アップの会場にその府中市民球場がなってまして、
そこで体を温めてアップして、実際陸上競技場に移って助けを渡すっていうことができるんですけども、
府中市民球場のですね、外野のエリアがですね、人工芝に変わってたんですね。
それはすごくびっくりしました。
ちょうどですね、今年本当に雨模様で、
パラパラと雨が降ってすごく寒い中だったんですけども、
土のグラウンドでアップするよりも、外野は昔は芝だったんですけども、
人工芝のグラウンドに変わってて、アップするにはすごく良かったですね。
それでですね、今回どういうチームを組んで大会に臨んで結果がどうだったかっていうのを少し話してみようと思うんですけど、
私のチームはですね、今回なかなか早い人たちが編成されてまして、
どういうチーム分けかっていうのはですね、後で教えてくれるんですけども、
そこは府中駅伝の取りまとめをしている方がいろいろチーム編成を考えてくれてるんですけども、
私が参加したチームはですね、全員ですね、フルマラソンのタイムが、サブAが2時間50分を切る人とか、
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サブ3を切る人とかっていうすごい足の早いメンバーゾロでしたね。
それでリーダーっていうのを各チーム決めていて、監督みたいなものなんですけども、
今年はですね、3回目っていうこともあったと思うんですけど、
私リーダーやってくださいって言われて、取りまとめをしながらチームで参加するっていう感じです。
とはいえ、別に練習メニューを組むとかそういうことじゃなくて、
当日ですね、スムーズに進行できるようにとか、
でもせっかくやるんだったら、みんなで力合わせて頑張るっていうところで、
少しサポートみたいな感じでやれればなと思ってました。
で、私のチームにですね、監督、私は勝手にそう思ったんですけども、
細貝さん、ガイさんがですね、監督というような感じで、
チームのですね、目標タイムと個人のタイムを提案してくれたんですね。
なので、そこに乗っかってですね、みんなで頑張ろうっていう話になりましたね。
すごく助かりましたね。
助かったっていうか、そういうタイム設定してもらうってことは頑張らなきゃいけないってことなんですけども、
チームの目標タイムは、去年私が参加したチームの合計タイムを超えることで、
そこに向けて各自がですね、自己申告で自分の区間をどのくらい走るのかを設定する。
そんな感じになりましたね。
私はどういうタイム、目標タイムを設定したかっていうと、
去年のタイムがですね、4.1キロ走って14分33秒だったんですね。
1キロ換算だと、キロ3分33秒ペースでしたね。
なので、今年はですね、3秒縮めてですね、14分30秒で走るという目標を一応立てました。
でも正直ですね、これはかなりの自分の中ではストレッチ目標で、
本当にこれ達成できるのは厳しいかもしれないなぁとは思ったんですけど、
でも一応リーダーということで、あんまり弱気なタイムを設定しても良くないし、
みんなで頑張って目標タイムを超えれたらすごくいいなと思ったので、
自分の中でチャレンジの目標タイムを設定したということです。
せっかく出るんであれば、楽しくファンランみたいに走るランニングもすごくいいですし、
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たまには真剣に取り組む、それも個人としてっていうよりもチームで真剣に取り組むっていうのも、
なかなかない経験だと思うんですよね。
学生時代の部活ではそういったことがよくありましたけども、
社会人になってチームを作ってそこで真剣に取り組むっていうのは、
すごく貴重な経験だと思ったので、
短い期間の間のチームなんですけども、
メンバーで気持ちを高めて頑張れればいいんじゃないのかなと思ってました。
そうはいえ、みんなえきれいに向けて日々練習するということよりも、
普段のみんなのランニングのペースで、
それぞれマラソンが控えていたり、
それぞれの目標に向けて練習する中で、
えきれいに集まって頑張るって感じなんですけど、
1回くらいえきれいに向けた練習をするっていうのも、
やりたいなと思ってたところ、
ちょうど辻風アスリートクラブの練習会のところで、
監督の細谷さんが本番を想定したメニューを作ってくれまして、
それをやってみましたね。
どんな練習メニューだったかと言いますと、
インターバル層なんですけども、
まず最初2000を、
起点の当日で想定する同じペースで走ります。
その後に200つないで、
次の1000が当日の自分で走るペースよりもマイナス10秒上げて走る。
その後に200つないで、
次の1キロも当日のペースよりもマイナス10秒上げて走る。
200つないで最後400は全力っていう感じですね。
なので後半にかけて上げていく感じのメニューでしたね。
私も実際にやってみたんですけども、
その前に勝った全国マラソンで頑張った。
肥料が完全に抜けていなかったのかちょっとわからないんですけども、
体がなかなか思うように動かなくて、すごく重くてですね。
最初の2キロもレースペース、
起点のペースよりもマイナス10秒ぐらい遅い感じで、
がいっぱいいっぱいで、
その後の1キロ1キロも全然上げることができなかったんですよね。
でもその練習で自分の体がすごく動かなかったんで、
正直ですね、自分の目標タイムに届くのはなかなか難しいのかなと、
その時ちょっと思って、
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でも日も少ないので、
ここから月焼き場で強度の高い練習しても、
怪我のリスクも高まるなぁとは思ってました。
それでどうしたものかなと思ったんですけども、
体の方は肥料もあったり、
これ以上強度の高い練習をするのもあんまり良くないということで、
メンタルの方で何かできないかなと思った時に、
これも昔のポッドキャストで少し触れたんですが、
私の好きなエキデン小説の
あと少し、もう少しを読み返してみたんですね。
作家はセオ・マイコさんの作品ですね。
改めてどんな作品か簡単にご紹介しますと、
中学校のエキデン陸上部の話です。
部員が少なくなってしまって、
エキデン大会に出れるか分からないという
その危機的状況から話が始まるんですが、
今までその中学校って毎年地区大会で
エキデンの成績上位6チームに入って県大会に出れてましたと。
今年はもう部員が少なくなったのと、
今までエキデンを強くしてくれたコモンの先生が異動になってしまって、
そんな状態で、ただエキデンにすごい情熱を傾けている
選手兼部長のマスイ君という主人公が
何とかしながらエキデンのメンバーを集めていく話なんですよね。
この小説の中では6区、1区から6区まであって1人3キロ走る。
それで県大会に出場できる6位を目指すというのが目標なんですけど、
マスイ君はですね、すごくエキデンに対して熱い思いがあるんですけど、
またこれまでその中学校が毎年県大会に出てたんで、
自分が部長になってそれを逃すわけにはいかないと
すごいプレッシャーも抱えてたんですよね。
コモンの先生がいなくなってしまったと。
新しくコモンになってくれた方は、
陸上経験がない美術の女性教師の方で、すごい若い方。
そういうすごい状況としては、なかなかハンディキャップがある状況の中でも
先生とコミュニケーションを取ったり、
一人一人ですね、陸上の才能がある人をスカウティングして集めてくるんですよね。
中学校って身体能力高い人は野球部だったり、バスケ部サッカー部とか、
あと部活してなくてもすごい足の速い子とかがいたり、
そういう子を見つけ出すんですよね、この陸上大会に向けて。
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それでチームを作って練習をしていくということですね。
みんな個性的で、キャラがバラバラ。
そんな中でうまくまとまるのかっていう、そんな展開とか。
あとこの小説がすごく面白いなと思っているのは、
1章2章3章4章って章が分かれてるんですけど、
1章が駅伝の1区2区3区4区みたいな形で構成されていて、
1区だとその区を走る選手がある意味主人公、物語の語り手になって話が展開されていきます。
なので物語の語り手が章を変えるごとに変わってくるんですよね。
1人の語り手がずっと語っている小説ではなくて、
それぞれの区間でそこを走る人が語り手になっている。
そうすると、1区の語り手で語られた場面が別の区の語り手で、
同じ場面なんだけどもそれぞれ違う見方でその世界が語られているっていうのがすごく面白いです。
そうすると、こちらではこういうふうに思ったんだけども、
反対側ではこういうふうに思ったっていうことが小説の中ですごくわかるのが面白いですよね。
それでバラバラだったメンバーが練習を重ねてチームになって最後大会に挑む。
そういうお話なんですよね。
それを普中壁伝の前に久しぶりにいい機会だなと思って読んでたんですけども、
結構そこで書かれているストーリーが自分の気持ちとリンクしましたね。
なんか大げさですけどね。
駅伝のリーダーみたいな感じで、でも自分すごく調子が悪くてどうやったら調子を上げれるか、
あと一緒に走る人たちとモチベーションを高めていけるかっていうときに、
中学校の世界の描かれている小説、青春っていうのが自分の今の状況と少しリンクするところはありました。
いい年なんですけども、そういう技術体験できるっていうのもなかなか面白かったですね。
なんか小説の中でレースの展開が描かれているわけですよ。
そこも読みながら、実際に本番でもこういう展開ありそうだなと思って結構参考になるところがありましたね。
実際の普中壁伝はですね、私は2区を担当したんですけども、
1区の走者が三島くんっていうすごい速い子なんですけど、サブ映画のランナーで、
でも彼はですね、相当早く来るだろうと思ったんですね。かなり上位で来るだろうと。
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で、私が助けを受け取りますと、上位で来るんだけども、私はそんなに早くないんで、
その後、高校生の陸上部のランナーとかもバンバン走ってるんで、
後から高校の速いランナーが自分を抜かしていくだろうってことを想定したんですよね。
なので、助けを受け取った後は序盤から飛ばしすぎないで、
後ろから自分を抜かす陸上部のランナー、高校生についていこうっていう風にちょっとイメージしてました。
それで行けるところまで行こうと。
そんなイメージをしながら実際にレースをしてみたんですけども、
助けを受け取った後、走ってて、案の定速い高校生に抜かされた後に一生懸命ついていこうと思ったんだけど、
やっぱり彼らは速くて、100mぐらいしか着けなかったんですかね。
でもその後、高校生の背中を覆うことで、私もリズムが作れて大幅なペースダウンとかはしなかったです。
後でラップタイムを見たら、結局なんだかんだで最初の1kmのラップが一番速かったんですけど、
それでも途中の2km、3kmのところは何とか粘れて、4kmで少しまたペースを上げれたっていうところですね。
結果はですね、本当に想定外だったんですけども、
14分28秒で目標の14分30秒ですね、2秒更新できたんですよ。
すごい良かったなと思いました。
直前のコンディションとか練習の状態とかだと無理だなと思ったんですけども、
やっぱり本番というのはですね、みんなでチームでやるとか、また小説読んで気持ちが入ったりとか、
あと応援があったりっていうので、本当にやっぱり想像を超える力っていうのが出ますね。
これはすごく驚いたし、改めて駅伝っていうのはですね、走る人の力を引き出す競技なんだなって実感しました。
だから大学の箱根駅伝なんかも驚異的な記録が出るっていうのは、
助けをつなぐっていう力と応援の力とか、そういったところっていうのを本当にランナーが受け取って、
想像以上のパワーが出る場合があるのかなっていうふうに想像しますね。
なんですごい精神っぽいことをやったわけですね。
高校時代は隣の府中市民球場で野球で青春をしていて、
何十年も経った今は隣の府中競技場で青春するとは思ってなかったし、
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この年になっても学生時代のように真剣に取り組めたっていうのはすごく良い経験になりましたね。
スピードを出して去年よりも良いタイムを出すっていうのはなかなか年々厳しくはなってくると思うんですけども、
それでも諦めないで去年の自分を超える目標を立てて、
そこで努力するっていうこと自体がやっぱりすごくしんどいけども、
終わった後の結果はどうあれ充実感とか達成感につながるなって思いますね。
やってみるとやっぱり歴練いいなと思います。見るのも楽しいし、やるのも楽しい。
走るって個人競技ですけども、それをチームでつなぐっていうところはすごく、
いつもの一人で走るフルマラソンとは違った充実感を得る感じですね。
なので来年80回っていう記念の大会なのでまた参加して、
一生懸命やって結果はどうあれ良い思い出を来年も作れたらいいのかなって少し思っています。
今日は府中駅伝に参加した話でした。ご視聴ありがとうございました。
今回もご視聴ありがとうございました。
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