2025-11-28 11:07

第205回『Season4-ep.26 "Travel is Going Digital: The Spread of e-Arrival Cards" (「海外では電子入国カードが広がっているという話」)』

第205回『Season4-ep.26 "Travel is Going Digital: The Spread of e-Arrival Cards" (「海外では電子入国カードが広がっているという話」)』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・バンコク入国時にまさかの来た道を戻る体験について

・電子入国カードが世界中に拡大している話

・日本でもJESTA(ジェスタ)導入が検討されています!

・出発前は乗り換えも含めて事前チェックしましょう!

・海外バックパッカー中で入国に手間取ったことはある?

・税関で思いがけないものを捨てられた経験を語る

・田中の税関でサボテンキットを捨てられた思い出を振り返る

・海外の人も意外と仕事しているんですね(笑)


1. タイで知った“TDAC”という新制度


田中が2025年8月、インドへ向かう途中で立ち寄ったタイでの出来事。乗り換えのための入国審査で、思わぬ事態に遭遇する。審査官から「TDAC(Thailand Digital Arrival Card)に登録しているか?」と問われ、未登録だったため列を外れるよう指示されたのだ。これは2025年5月より、すべての非タイ国籍者に対して義務化された電子入国カード。前回(3月)の渡航時にはなかった制度だったこともあり、気づかずに進んでしまったという。


2. 世界で広がる「電子入国カード」の背景


こうしたデジタル化の波は、タイに限った話ではない。ETA(Electronic Travel Authorization)制度など、各国で電子的な渡航認証制度が進んでおり、目的は主に以下の3つ。


入国前のスクリーニングで安全保障強化

手続きの簡略化による効率的な入国管理

入国データをもとにした観光・政策立案の高度化


日本でも「JESTA(ジェスタ)」という、日本版ESTA制度の導入が構想されており、2025年4月以降の施行を目指して段階的に発表が進んでいる。


3. フィリピンでの「荷物トラブル」体験談


話題は田村Dにバトンタッチし、フィリピンでの入国時のエピソードが語られる。持参していた「服を干すためのロープ」が税関で“危険物”と見なされ廃棄されたという。本人の用途説明も通じず、旅の序盤で重要アイテムを失い苦労したとの事。旅慣れた田村Dでも、税関判断には逆らえない場面がある。


4. サボテン育成キットが“没収”された話


さらに田中自身の体験談として、アメリカ・アリゾナ州で購入した「サボテン育成キット」が“土がNG”という理由で日本入国時に廃棄されたことが語られる。「せめて鉢だけでも!(笑)」という願いも届かず、丸ごと処分。植物・動物・食品以外にも、“土”すらも検疫対象になることを身をもって学んだという。


5. 入国こそ「旅のはじまり」


こうした経験を通じて、海外旅行のスタート地点である「入国」の重要性と注意点が改めて認識された。「初めての国で、最初のイベントが入国審査」という現実に、ワクワクと少しの緊張を持って臨むことの大切さが伝えられた。事前の手続き確認、電子入国カードの存在確認は、これからますます必須となるだろう。


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『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。


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田中大一 (イッポラボ合同会社代表)

鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。

日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。


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サマリー

電子入国カードの普及が進んでいる中、タイのデジタル入国カードTDACに関する体験を通じて、入国手続きの必要性と効率化について考察しています。また、日本のJESTA制度の導入についても言及し、今後の海外旅行における注意点を説明しています。

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国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう。この番組は、イッポラボ合同会社の提供でお送りします。
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そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信していきます。 はい、皆さんこんにちは。国際協力キャリアコーチの田中です。
電子入国カードの体験
今回は、海外では電子入国カードが広がっているという話。
Travel is going digital. The spread of e-arrival cars. という話をしたいと思います。
今年の8月にですね、インドに行った時の話なんですけれども、この時はタイ航空を利用して、バンコク経由でインドに行きました。
バンコクでタイで乗り換えする必要があったんですけれども、タイは乗り換えの時でも1回入国審査が必要なんですよね。
我々も入国審査をするためにパスポートを片手に列に並んでですね、順番が来たので審査官にパスポートを出したらTDACに登録してるか?って聞かれたんですよね。
TDACと思って、いやしてないって答えると、ちょっと戻ってあそこで登録してきなはれって言われまして、よくわかんないまま列から外されて、また後ろの方に行ったんですよね。来た道を戻ったんですよね。
確かにこの入国審査の列に並ぶ、その列の手前に結構大きめの看板でTDACという文字があることはちょっと気づいてたんです。
でも多分関係ないだろうなと思って、それを無視して進んでしまったんですけど、これを登録、手続きしないといけないということがわかりまして、このTDACが何かというと、タイデジタル入国カード、タイランドデジタルアライバルカードの頭文字なんですけど、
どうやら2025年の5月にタイに入国する全ての非タイ国籍者、外国人ですよね、は陸路、海路、空路問わずオンラインでTDACへの申請登録が必要になったということだったそうなんですよね。
なので前回このインドの1個前ですよね、バンコクの空港を利用したのは3月にフランスにいた時だったんですけど、その時は不要だったんですよ。
だから今回このTDACが必須になっていることには気づかずに行ってしまったという状況でした。
これちょっとねまた一つ学びに勉強になったんで、もう二度と繰り返せないと思ってるんですけど、
こういう電子入国カード、電子渡航証、よく言われているのがエレクトロニックトラベルオーソライゼーション、ETAですね。
このETAの制度は世界的に広がっているようです。
背景としてはこんな理由があります。
1つ目は入国前に旅行者をスクリーニングすることで安全保障、違法滞在対策、不正リスク低減が可能になる。
2つ目が観光や移動が増える中で手続きの簡素化、効率化を図るニーズがある。
オンライン認証により空港、港、陸路でのチェックインの流れを改善できる。
3つ目がデジタル化が進み、政府側も入国時データを活用して政策、観光戦略、統計を立てやすくなっているということで、
いつどこでどんな人が入ってきているのかをデータで分析できると、確かにいろんなことが効率的ですよね。
日本のJESTA制度
各有日本でも実は2025年の4月以降、JESTAと呼ぶんですかね。
日本版のエスタと呼ばれる新たな電子都合認証制度の導入に向けた構想を段階的に公表しているということで、
確かに最近高市さんがこういったものを導入しますということを確か言っていると思うんですけど、日本の名称はJESTAということなんですね。
アメリカにはエスタと呼ばれるものがもうあるんですけど、それと同じようなものを目指しているということなので、
日本に入国する人に対してもこういったデジタルの電子上の都合証人が導入されてくるそうです。
今回僕はこのタイで経験したから、実感として身についたんですけど、海外に行くときは入国時にこういったものが必要かどうかっていうのは確認しないといけないですね。
今後フランスも何かEUで共通のものが導入される予定になっているそうなんで、海外スタディープログラムでインドに行くときもフランスに行くときもこの手続きが必要になってくるんですけど、
この辺りは覚えておかないといけないなと思いますし、皆さんも気をつけてもらえたらなと思います。
さてここでタムラDを呼んでみたいと思います。
タムラD、こんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回ちょっとタイでですね、入国がスムーズにできなかったっていうことがあったんですけど、バックパッカーベテランのタムラDにちょっとお聞きしたいんですが、
ちょっと少し前の話になるかもしれないんですけど、複数国訪問していると思いますが、入国で手間取った経験とかってありますか?
入国に手間取った経験はちょっとプロなんでないんですけど、
さすがでございます。もうね、違法なこともしてますからねとか言って。
そうですね。
冗談でございます。
そういうのはあるんですけどないんですけど、税関でよく引っかかることはあります。
あ、税関ですか。
フィリピンに行ったときに、自転車の荷台に巻きつける紐みたいのあるじゃないですか。
長めの。
長めの、はい。
あれを痩せ野郎とかにかけて、自分の服をかけるために使ってたんですよ。
それを普通に税関に通すときもカバンに入れてたんですけど、引っかかっちゃって。
それがですか。
税関職員さんが、これは首を締めるときに使えるじゃないかとか言われて。
それは危ないですとか言われて。
いやいや、僕はこうやって服をかけるんですよっていうのをやっても、いや俺はこうだ、こうするかもしれないって言われて。
で、捨てられたっていう。
あ、マジですか。
飛行機乗るときってことですか、乗る前の。
そうです、もう降りたときですね。
フィリピンに上陸して、じゃあ今からフィリピン、韓国行くよってときに。
それを捨てられちゃって、服が乾かなかったっていう話ですね。
なるほど。
めちゃめちゃ貴重なものを捨てられてしまったってことですね。
はい、そうですもう。結構旅行の最初の方に捨てられたんで、残り2、3週間はどうしようみたいな感じで。
なるほど。
めっちゃ困ってましたね。
それ結構多分あれですもんね、宿で賢く過ごすためのグッズですもんね。
そうですね。一気に干せる優れものだったんですけど、それがなくなっちゃったんで、一気にテンションが下がりましたっていう。
なるほど。
なんかあそこのポジションの人にいくら説明しても理解されないことって確かにありますよね。
ありますね、海外の人には。
僕も今3個思いついたんですけど、ちょっと多いんで1個だけにすると。
今では理解できますが、当時はすごい残念だったことが、アメリカに行ったときにアリゾナ州とか行ったんですよ。
南の方なんですけど。
砂漠とかあるからサボテンとかも多くて、グッズにサボテン育成キットみたいなサボテンの種と土と植木鉢みたいなやつがちょっとしたセットになっているやつがあったから、これめっちゃいいやんと思って買ったんですよ。
で、スーツケースに入れて日本に帰ってくるときに、まさかその税関のところで、缶開けてくださいって言われて、何かわかったんでしょうね、何かしらで。
その審査官の人がサボテン育成キット見たときに、これダメですねって言われて、え、何ですかって言ったら、現地の土?土の持ち込みができませんって言われて。
じゃあ土はいらないんで、せめて種だけはお願いしますって言ったんですけど、もうそのキットごと廃棄されたんですよね。
現地の生態系を壊すみたいな?
多分そうじゃないですか。
外国の異物みたいな感じで、土以外にも、もちろん動物とかダメですし、肉とかも厳しかったりするじゃないですか。
多分その一環で土もアウトだったと思うんですけど、いくら粘ってもダメで、そりゃそうなんですけどね。
せめて種だけでもって言ってもダメで、せめて植木鉢だけでもって言ってもダメで、丸っと取られました。
それは残念。
ちょっと理由があるんですよね、向こうなりの価値観というか考え方があってダメですっていうのは。
そうですね、水際で防ぐっていうことじゃないですか、リスクを多分。
ちょっと今ふと思い出しました、自転車の荷物のロープからそこまで思い出しました。
確かに意外と仕事してるってことですね、海外の人は。
いやいや、入国の時にはいろいろなことがあるということで、今日はお話をいたしました。
ありがとうございます。
はい、トムラディありがとうございます。
ありがとうございます。
皆さんにとっても外国に行くときに入国するというのが一番最初のイベントになります。
初めての国に行くときにはぜひドキドキしながら入国してみましょう。
番組の内容に関する質問やコメントをぜひメッセージで教えてください。
番組内で紹介させていただきます。
それでは。
11:07

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