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2018-08-08 18:13

第83回 大知昌幸氏(株式会社MJE代表取締役社長)【後編】

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今回は、「企業の成長をサポートするサービスカンパニー」としてオフィスソリューション事業・シェアスペース事業等を運営する株式会社MJE代表取締役CEO大知社長にお越しいただきました。
注目の西日本ベンチャー100にも選ばれる、話題の成長企業です。

目立ちたがり屋だった小中学校時代、サッカーに没頭した高校時代を経て、流通科学大学にご入学。卒業後は光通信にご入社、ヤフー子会社への出向を経験した後独立されました。「起業成功のための機会を創出したい」という想いは、大知社長からこれから起業する方々への熱いメッセージが込められています。ぜひお聞き下さい!



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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
今現在の事業は、わりと光通信さんに近い側においていらっしゃるように見えるんですけれども、
どんな事業になっていらっしゃるんですか?
今はですね、売り上げ、今2006年から見て12年目になっているんですけれども、
社員数が240人ぐらいまでになりました。売り上げが今期で46円ぐらいにアプローチするんですが、
そのうちの7割ぐらいが、結果的に言うとオフィスのITソリューション系ということになりまして、
サーバーを置きましょう、サーバーの周りのネットワーク構築をしましょう、システム構築しましょう、
そのネットワークの関連している機器を私たちから買ってください、みたいな、そういう物販系ですね。
その売り上げが全体の7割ぐらいになっていまして、ですから外から見ると、
光通信さんとかフォーバルさんとか大塚商会さんとかと極めて似た会社の構成になっていますね。
なるほど、新規事業立ち上げコンサルティングから元のお得意分野に移っていった理由と言いますか、経緯とかそういうのはあられるんですか?
新規事業立ち上げ支援のコンサルティング会社とはいえ、ヤフーさんへの業務委託契約に頼ったビジネスモデルがあったので、
口では大層なことは言っていますけれども、その実は何かというと、ただの業務委託で自分たちを派遣しているような状態であったということが最初のスタートなんですけれども、
1年ぐらいして、何のために僕らは起業したのだろうと真剣に思い悩みまして、
こんなことのためにずっと業務委託だったので、ずっとこのことやってていいのかなと真剣に考えたときに、
改めて僕らは自分たちの強みって何なんやろうということを考え、そしてどんな会社にしていきたいんやろうとか、理念とかビジョンの部分ですね、
その辺がなかったので、その辺を再定義をしたのが1年ぐらい経ってからなんですね。
たどり着いたのが、僕らの強みはやっぱりオフィスをドメインにすることが1つ強みなんじゃないかということにたどり着きまして、
かつオフィスの中のITソリューションっていうのは4,5年前ぐらい頑張ってやってたことなので、そっちに立ち返ってやり始めると、あれよあれよとうまくいきだした。
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このMJE様の将来構想ということで、今はコーワーキングスペースとかもやってらっしゃるようなんですが、将来像とか未来像っていうのはどういうふうに描かれてらっしゃいますか?
MJEという会社名がMakes Japan Energeticの略でして、僕らのビジョンワードなんですね。
日本語訳にするとかなり強引なんですけど、サービスやコミュニケーションを通じて世の中を元気にするっていうのが僕らの事業ビジョンになってます。
あともう1つ会社としてのアイデンティティもワード設定してまして、企業の成長をサポートするサービスカンパニーであるっていうふうに僕らアイデンティティとして設定してます。
あとは強みであるドメインをオフィスや店舗であるっていうふうに、ある程度その辺カチカチって決めてまして、オフィスのことでオフィス関連のことで企業の成長をサポートするようなサービスで、世の中を元気にしていくことって何なんだろうっていうのが僕らの事業の選択の考え方であり、その延長が未来であるということでして、
1つは今一番の得意なオフィスのITソリューションに対しては、いろんな大阪大学さんとか含めてオフィス×IoT、オフィス×AIみたいなことを三学連携で研究をしていたりとか、
ですので、その辺1つはオフィス×IoTっていうのが今僕たちが未来に考えていることと、あとオフィス×コミュニケーション、オフィス×コミュニティっていう意味ではシェアオフィス関係をこれからどんどん頑張っていきたいなと、これが今考えている将来そうですね。
そうしましたら、ちょっと違う質問もさせていただければと思っているんですが、事前に好きなもの好きなことをしましたら、携帯電話、ゴルフ、サッカーの応援につきまして、携帯電話、光通信ってこんな感じで。
これは全く関係なくてですね、携帯電話っていうのはスマホをずっと見ているっていうことですね。
24時間に近いぐらいスマホをずっと見ていて、スマホ中毒っていうことです。
光通信さんご出身で携帯って言われたものですが、まずそっち側を聞きたくなってしまっただけなんでございますけど。
それは全く関係なくてですね、例えばSNSとかのレスポンスも女子高生並みに早いなって。
そうですか、素晴らしいですね。
もう一つはサッカー応援ということで、相当サッカー好きだということはこのインタビューの前にもおっしゃっていましたが、どのくらいお好きかを。
どのくらいですか。僕が今住んでいる奈良にサッカー専用のスタジアムがないんですが、サッカー専用のスタジアムってめちゃくちゃ金かかりますよね。
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本来行政とか関わらないとスタジアムなんかできないんですけれども、待てど暮らせどなかなか実現しそうにないので、
ならばポケットマネーで作ってやりたいと思うぐらい。
そうですか。
ポケットマネーはまだないですけど。
ちょうどこの収録をしているときはワールドカップをやっている時期なんですけれども、大地社長も大変ワールドカップを見ていらっしゃるという話もございましたので、相当サッカー好きだということでいらっしゃるんですけれども。
もう一つ別の話で、座右のメモを聞きましたが、これも本当に素晴らしくてですね。
お二つお答えいただきまして、神様は西部に宿る。
もう一つは、しゃあないことはしゃあないです。すませんな、しゃあないということで、さすが関西の方だなという感じなんですが、面白いですね。
このお二つを選ばれた理由というのは何かありますか。
一つはですね、神様は西部にこそ宿るというのは、僕が最も尊敬する経営者の方が座右の銘にされているんですけれども、起業するときにいろいろ相談に乗ってもらった人なんですけれども、その人のこだわりがその言葉なんですね。
何をやるにも細かいところにこだわって注意を払ってやっていかないと、いいサービスは生まれないし、いい関係性は生まれないし、いい経営ができないし、何事もよくならないというふうに教えていただいて、本当にそうだなと思いましてですね。
大体のこと8割方というのはまあまあすぐできますけれども、本当にそのサービスとか関係性とかいろんなものの価値を決定するのはどれだけ細かいところにこだわれるかなんだというふうに思いながらやってきましたので、それが一つの神様は西部にこそ宿るということですね。
もう一つは、こだわってこだわってこだわってこだわってやっても最後はどこかで区切りをつけないと前に進めないよなという、一つの言い訳ではない割り切りの言葉も用意しないと、これセットで用意しないと最終的にヌイローゼになっちゃうし、鬱になっちゃったりするかもしれないなと思ってまして、
いやもうここまでやり尽くしたら、ここまでこだわり尽くしたら最後はしゃーないで済ませて前に進もうよっていうメンタリティーのような言葉を勝手にしゃーないことはしゃーないで済ませるのはしゃーない、だってしゃーないもんみたいな、それを最後の心の拠り所にしてます。
素晴らしい経営者らしい、社長様らしいお言葉でございますね。本当に尊敬します。では最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ起業する場合の成功の秘訣、社長様の成功の秘訣などを教えていただけたらなというふうに思っているんですけども。
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僕自身が成功していないと思ってますので、秘訣を持っているわけではありません。先ほど申し上げましたシェアオフィスは何のためにやっているかと言いますと、これから起業する人とか起業したての人が成長していけるためにやっているサービスなんですけれども、長くなってもいいですか多少。
会社をやり始めて10年ぐらい経ちました。これからの10年どうしていこうと思ったときに、僕は社会課題に目を向け始めたんですが、そのときに目についたのが国勢庁か何かが発表している日本の企業の実態みたいな統計の数字だったんです。
その数字が年間10万社前後新規設立法人がありますよという数字でした。
目標KPIとかあったんですけれども、一方ではその企業設立した会社が5年後に廃業する会社は85%であるという統計で、10年以内に廃業する会社は94%であるみたいな統計数字だったんですね。
これからの日本のことを考えたときに、この85%で廃業している人たちを何とかできないかな。
この人たちの中に日本を変えるようなイノベーターとかイノベーションコース人って含まれているんじゃないかな。
この人たちが生き残っていくにはチャンスをつかむような場所を作るのが、もしかしたら社会に役立つことかもしれないと思って始めたのが実はシェアオフィスなんですけれども。
これから起業する方っていうのは必ず何かの計画を立てて起業されますよね。
でも先ほどの国勢庁が発表している統計は何を示しているかというと、計画通りにはならないということをまさに示しているわけです。
その結果85%が廃業している。
一方では、例えば成功したと言われる人、10年以上とか20年されている方に、あなたはなんで成功したんですかっていう質問を投げかけると、
いろんな答えが返ってくるんですけれども、ある一つの共通点がありまして、何かって言いますと何かのターニングポイントで出会いのことを言っているんですね。
あのときに誰々と出会ったのがターニングポイントかなとかっていうことが多い。
振り返るとですね、それはまた必然的な出会いだったみたいなことを言われたりするわけなんですけれども、
未来に向かって計画であることを振り返ったときに必然な出会いがあったみたいな、間に偶発的な何かが存在しているんですよね。
出会いとか機会みたいなのが。
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その間にある偶発的な出会いとか偶発的な何らかの機会をうまく活かしている人がその後に成功しているような気がします。
まず一つは決して計画通りにはいかないということが統計が示している。
でも偶発的な機会や偶発的な出会いを活かしている人が成功している。
これが必然であるみたいな法定式にしていいのかわからないんですけれども、
結局その偶発的に起こる機会や出会いみたいなのをどう活かすかなんじゃないかなというふうに思ってまして、
その人物金情報の出会いや交流や調達の機会創出というのは僕のシェアオフィスなんですけれども、
成功する人というのはその偶発的な機会や出会いを活かしている、そんな人だと思ってまして、
これから起業する方は決して計画通りにはいかない。
でも偶発的に起こる出会いや機会を何とか活かしてください。
そんな感じだと思ってます。
すみません、だいぶ長くなりましたけれども。
いえいえ、大変深いお話ですし、大変リスナーの皆さんも参考になったんじゃないかなと思います。
リスナーの皆さんも本日はお忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんも参考にしていただければと存じます。
大地社長様、本日はありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィズビブ、大地社長様、いかがでしたでしょうか。
大変私自身勉強になりました。
大地社長様、大変頭もいいですし、明るいですし、そして深く深く考えて経営をなさっていらっしゃいます。
振り返ってみますと、社長に聞くインウィズビブでインタビューした社長様方は、
皆さん方深く深く考えていらっしゃって、経営について本当に真剣に取り組んでいらっしゃるんですけれども、
本当に真剣に取り組んでいらっしゃるなというふうに感じております。
ぜひ皆さん方も真剣に深く経営に携わっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビブではここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、押し付き金の販売とリースをやっていらっしゃる方です。
はじめまして、弊社は押し付き金の販売とリースを主に行っております。
業界として国内事業が頭の位置になっている今、弊社も例にもなれず、
熾烈な生き残り競争の真っ只中にあります。
今後は海外進出や海外事業にも試合を入れ、事業展開をしていかねばならず、
大手求人媒体に予算をかけ人材募集をしておりますが、
特に営業職の離職率が高く年間をついて常に採用していかないといけない状況であります。
どうにか採用コストを下げたいが、採用状況が緩和できない人材採用の悩みはつきません。
コストを抑え、惜しい人材を採用できない、新たな取り組む環境を抑えると考えております。
何か良い方法はないでしょうか。ぜひご教示いただきたく存じます。
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ということでいらっしゃいます。
まず、採用の件よりも先に、御社のビジネスモデルですが、
押し付き機、コピー機とかだと思うんですが、
こういった業界は完全に河川化といいますか、
大変、いわゆる会社数が減っている業界でいらっしゃると思います。
大手ですと、光通信さんとかホーバルさんとか、
そういったことがほとんどなんじゃないでしょうか。
携帯電話ですと、もうあとはティーガイアさんぐらいじゃないでしょうか。
それ以外にも、ゼロックさんもいらっしゃいますが、
キャノンさんなんかもいらっしゃいますが、
どんどんお室の数も減っている部分もあり、
会社数も減っている部分もありということだと思います。
そんな中で御社は海外進出を展開していくということで、
やっていらっしゃるということなので、
ここが御社の素晴らしいところですし、
正しい経営戦略をやっていらっしゃるなと思うところであり、
ここがやっぱりキーなんじゃないでしょうか。
つまり、海外進出をしたい人たち、
海外で事業をやりたい人を募集みたいな、
ぜひお越しくださいと、初めての方、
未経験の方、大募集みたいな感じで、
採用はうまくいくんじゃないでしょうか。
弊社も例にもれず、採用は大変厳しい状況ですが、
実術と採用については、
それほど皆さん方よりは悩んでいないと思います。
大体1人採用コストが、
ここ3年は1人7万円くらいから20万円くらいで、
大体採用できています。
それは採用媒体に何かしらリクナビとか、
そういったものに出しますと、
応募数は大体50人くらい、
それに対して採用数が、
1人か2人か3人かというところで、
採用ができているからです。
それはなぜかと言いますと、
私どもの会社はネットだというだけでなく、
ネットメディアだというだけでなく、
上場を目指していますということで、
上場準備もやっておりますものですから、
そういうところをやっておりまして、
その点で実に言うと、
割と上場というのはどういうことなのかということで、
入社してくれる社員も多くございます。
そういう意味では、
御本社は海外進出をやっていらっしゃいますので、
そこのある意味、
経験者募集ということで、
やられたらいいんじゃないでしょうか。
かつ最初は、
会社を知るために1年間、
増出機器の販売とリリースを主にやっていただいてから、
海外事業に移してみたいなことができたら、
採用できるんじゃないかなというふうに思われます。
ぜひ頑張って、
採用の方をしていただければと思います。
本日の3分放送されてはここまで。
また来週。
最後までお聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。
また来週、お楽しみに。
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