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2019-05-15 16:03

第123回 大江正孝氏(サンプラスチック株式会社代表取締役)【前編】

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今回は、シュリンクフィルム業界で国内トップシェアを誇る、サンプラスチック株式会社の大江正孝社長にお越しいただきました。

千葉県出身、大学卒業後プラスチックフィルムメーカーに入社。入社3年で総務経理担当取締役に就任。その後、サンプラスチック株式会社を創業。わずかな期間で、熱を加えて収縮させるシュリンクフィルムの分野で国内トップシェアを誇る企業へと成長させた大江社長のお話は、多くの経営者様に大変参考になるかと存じます。ぜひお聞きください!




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社長に聞く!in WizBiz
本日の社長に聞く!in WizBizは、サンプラスチック株式会社代表取締役の大江様でいらっしゃいます。
経歴の方をご紹介させていただきます。大江正孝代表取締役、千葉県ご出身でいらっしゃいます。
大学卒業後お勤めになられて、約10年ぐらいお勤めになっていらっしゃいまして、取締役経理部長ご就任後、
その後、同社を退職なされてサンプラスチックを創業され、
このフィルムの業界では日本一のシェア率を誇る会社の社長様でいらっしゃいます。本日はよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
まずは最初のご質問なんですが、千葉出身ということで、小学校・中学校時代ってどんな幼少期を過ごしながら…
はい、非常におとなしく静かな面とリーダーシップを発揮する面、両方あったと思います。
具体的には、普段は父親が水道関係の工事をやっておりまして、
自宅にはいろんな工具とかネジとかそういうものがあって、それで一人で遊んだりとか、
黙々と集中して一つのことをやるような部分が多かったんですけれども、
あるきっかけで小学校5年生の時に生徒会に離校をしろということで、無理やり離校させられたんですけれども、
いざ選挙活動とか責任を持ってやって、リーダーシップを発揮して学校をまとめるような立場もやったりとか、
そんな活発に見えないんですけれども、活発だった子どもの時代だと思います。
なるほど。今の社長業らしくリーダーシップを発揮していらっしゃったということですね。
そうですね。
高校も千葉県でいらっしゃいますか。
千葉県です。
高校時代はどんなことを過ごされた思い出がございますか。
高校時代は剣道部を中学校から剣道をやってまして、高校でも剣道をやり、
私の台がちょうど5人いたんですけれども、4人が女性で私だけが一人男ということで、
3年生だったら部長になりまして、先生にいろいろしごかれながら楽しんだと思います。部活については。
普段の教室の中では非常におとなしくてあまり目立たないような形だったんですけれども、
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部活では部長をやって県大会に出たりとか、そんな生活をしていました。
なるほど。
では割とそこでもリーダーシップを発揮していらっしゃったということですね。
そうですね。必然的にそういう役回りというのは今ものと感じる部分があります。
なるほど。大学は千葉の方の理系の大学を選ばれたようですけれども、
千葉工業大学というところに進学しました。
その中で選ばれた理由とかそういうのがあられたんですか。
はい。父親がそういうものづくりというか、建設の方でしたけれども、工具とかそういうのを触るのが好きだったので、
物を作ることがやりたいなというのは漠然と思っていまして、
大学ではプロジェクトマネジメントという経営とマネジメント管理の学ぶ部門でして、
生産管理とか経営工学とかそういうものを将来やっていきたいなと思って、
何個か受けたうちの唯一受かったのが千葉工業大学というところだったというような形ですね。
なるほど。大学時代はどういうふうにお過ごしになった思い出がございますか。
大学時代はちょっと運動で広範な建造部ではなくて、クラシックギターのサークルに入りまして、
ギターを弾くというのをやって、ちょっと遊びもしながら過ごした時代でした。
じゃあモテてたんじゃないですか。
モテはしなかったですね。ただちゃんとした彼女ができたのはその時で。
その後大学卒業後、いわゆる新卒でご入社をされている会の会社をされているんですかね。
そちらの企業さんを選ばれたりはないのか。
2つあって、1つはものづくりがしたいということと、
あとは大学3年生の当然就職活動をしている中で、経営者の方と学生が集まる会がありまして、
名前がたまたま一緒だったというのがもう1つの動機です。
同じにまさたかで、リストを見てまさたかという名前を見て、
名前が同じだというので名刺交換をさせていただいて、
それがきっかけで非常に面倒を見ていただいて入社したという経緯です。
ご入社後、たった2年3ヶ月ぐらいで取締役経理部長にご就任されているのですが、
大変ご優秀ということでいらっしゃると思うんですが、
こちらは何か経緯があって、2年後に取締役になられていらっしゃるのでしょうか。
もともと今までの話の中でものづくりがしたいということで、
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生産の方にやりたかったのですが、なぜか配属された経理部ということで配属になりまして、
縁があって、いろいろありまして、当時数名いた部員が皆さん退職されてしまって、
結果的に1人残って黙々とやっていって、責任を感じたのと、
負けず嫌いだったこともあって、自分がうまくいかないことがたくさんあったのですが、
それに何にくそという気持ちで取り組んでいくうちに、少しずつ認めていただいたのかなと思います。
なるほど。大変スピード修正でいらっしゃったのですが、
その7年後ぐらいにお辞めになっていらっしゃって、独立への道を進められたのですが、
これはお辞めになった理由というのは何かありましたか。
会社自体が業績が当時あまり良くなくて、だんだん売上が下がっていく中で、
事業が存続するのが難しくなり、独立したのも前の会社の事業を引き継ぐような形で独立したのですが、
今の会社がなくなってしまうというのが一つ大きなきっかけで、
フィルムメーカーでその自社の商品が私は非常に大好きで、まだまだ可能性があると思っていたので、
もう一度再起を図ってこの事業を盛り立てていきたい。
働いている社員さんも一生懸命目の前の仕事に、業績が悪い中で取り組んでいるのを見ていて、
一緒に頑張りたいなというような思いがだんだん湧いてきて、
それがちょうどいろんなきっかけがあって支援してくださる方も現れて独立したというような形になります。
なるほど。経理部長ご出身で経理出身で、別に営業部長でいらっしゃらない方が社長業をやるというのは大変珍しい例だと思うんですけれども、
勇気がいったとか決断するのが難しかったということはなかったのでしょうか。
一人で経理をやっていたということで、もっと言えば本社に私一人しか、私と社長しかいなかったということで、
社長の近くで非常にやらせていただいて、そのことに非常に感謝をしています。
そういう経験があって、管理だったりとか銀行さんとか収入役先さんとか、
当然主要の営業、お得意先様にも当然営業にも私自身が行ったりとか、いろんな話をしている中で、
環境としては非常に恵まれていたなというふうに思います。
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ちょっとずつ営業もするようになって、商品に対する考え方とかというのも勉強できましたし、
一番はホームページを自分で立ち上げて、それを成功させた。
それによって新しい新規のお客さんもどんどん増えていったというようなこともあって、
商品を広げていくような考え方は当時から持っていたので、
あとは実際製造部分については工場で頑張ってくださる方がいたので、
そんな方の力を借りながらやっていくことができれば将来はあるなというふうに、
漠然とした自信がだんだんついていったので、そういう覚悟がついてきたのかなというふうに思います。
なるほど。そういう意味では、約10年弱で社長代行みたいなことをほとんどはみろくやってらっしゃったということだと思うんですけれども。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、T様、開業準備中だそうです。
初めまして、雑魚をして飲食店を行うと考えております。
今、資金調達について悩んでいるのですが、相談した友人からコンサルタントに頼むといいよとアドバイスをいただきました。
やはり個人で資金調達をするよりも、コンサルタントに頼んだほうが成功率は高いのでしょうか。
また、コンサルタントに頼むとしたら、どのような基準でコンサルタントを選べばいいのでしょうか。
お答えいただければ幸いですということでございます。
私もコンサルタントの端っくれですので、あまり他人の批判をするのはあれなんですが、
コンサルタントというのは9割がた本物のコンサルタントはまずいないというふうに思っていただいたほうがよろしいんじゃないでしょうか。
私自身、いろんなことがありますが、例えば資金調達の相談なんか私自身も乗りますが、
決算書を読めないのに資金調達の相談を乗っている方々が結構多いんですね。
実際、ある意味金融機関を紹介して、その費用を抜いて、
ブローカーなのにコンサルタントと名乗って対して何を言ってんだろうな、この人ということは大変多いです。
かつ資金調達の手段は直接金融と間接金融と2種類あるんですけれども、
今だとクラウドファンディングみたいなのがありますので、直接金融と間接金融のあいのこみたいなのもあるんですが、
その辺が理解できていないコンサルタントも非常に多いですね。
決算書の話に出ましたのでちょうどいいので、資料さんたちの話をすると、
税理士の皆さん方で決算書を読めない方々も結構多いですね。
銀行員で今現在決算書を読めない方が増えています。
そういう意味では決算書を読めないコンサルタントを雇ったら最悪だなとこういうふうに思います。
昔八戸の税理士事務所さんで、税理士さんというのは大体100以上の顧問先があると思う、
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ビッグ事務所なんですけれども、その先は八戸で400先も顧問先がある珍しい税理士の先生がいらっしゃって、
そこに面談したときに私の経歴とかいろんなのを紹介したら、
新谷さんはきっと決算書を読めるから税理士のほとんどをバカにしているよねと言われたことがあるんです。
しかしながら私自身はいやいやバカにしていませんよというふうにお答えをさせていただきましたが、
いやいや俺の仲間なんだけどバカにしてもいいんだと思うんだけども、
大体税理士で決算書を読めないやつがいると。
この前も倒産の手法はないから倒産するしかないといった別の税理士の先生が紹介されて、
パン屋さんで話を聞いてその社長さんたち夫婦が来て本当に潰したいのって聞いたら、
いや潰したくはないけど潰すしかないという税理士さんに言われたんでというふうに言われて、
じゃあ一緒に行こうということでその夫婦を金融機関に連れて行って資金調達を成功させ、
そして今でもちゃんとパン屋をやっているということがあるんだと。
それぐらい税理士たちって数字を並べるだけで何にもできない。
もっと言うとコンピューターを導入して決算書作りをするのは大反対して自分の仕事がなくなるとか言ったりする。
本来の仕事は税理士が経営相談に乗っていかないといけないのに、
そういうことになっているんだというようなことをおっしゃられたときがあります。
そういう意味で新大さんは他の税理士さんをバカにしているでしょうと言われました。
実際そうですね。私自身本当は相続対策ここでやればよかったのにという決算書が出てきて、
税理士の先生に言ったら去年やっとけばよかったのにと言ったら、そうですねというお答えなんですね。
そういう意味で私業とか中小企業診断士とか税理士とか中には使えない方々もいっぱいいるんじゃないかなと。
もちろんコンサルタントはもっとやからみたいなブローカーみたいな方々もいらっしゃるので、
そういう意味でちゃんとしたコンサルタントに頼んだほうがいいんじゃないかなと思います。
一方でちゃんとしたコンサルタントに頼むとやっぱり高くなってきます。
コンサルティングフィーが私なんかは年間1,000万2,000万もらったりもしますので、
1社あたりですよもらったりしますので、安くとも何百万というような形になりますので、
そういう意味でいくとちゃんとしたコンサルタントに会えば会うほど値段が高くなるということがあります。
そういう意味では私はコンサルタントなんか使う必要性ないんじゃないかなと。
企業化したばかりですよね。一生懸命金融機関に説明してまわり、
事業計画を作り、一生懸命事業計画を説明してまわり、
そして資金調達をするということをされることから始められて、
ご自身でやられることが本当は重要なんじゃないかなと思っています。
あまりにコンサルタントばかりに頼るのは問題ではないかなというふうに思っています。
一方で事業計画をどうしても作れないということであれば、
数万円で事業計画を作っていただける中小企業信貸士さんなんか結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。
そういう意味ではそういうところにお願いするのもなくはないなとは思います。
しかしながら最終的には事業計画も作れないで社長をやるなんていうのは、
私は言語道断じゃないかなという部分も思っていますので、
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私からするとコンサルタントに相談するより、
あなた自身の実力を上げるなりできることを増やすなりをすることが先じゃないかなと思います。
ぜひそういう点を考えてから資金調査を行っていただけたらいいんじゃないかなと思います。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週。お楽しみに。
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