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2025-02-19 17:23

第422回 大畑健氏(ユースタイルラボラトリー株式会社代表取締役)【後編】

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今回は、ユースタイルラボラトリー株式会社の大畑健氏にお越しいただきました。

 

大学卒業後に、投資銀行2社を経験後、32歳でユースタイルラボラトリーを設立。

訪問介護ビジネスのフランチャイズを展開し、年商100億円の企業へと成長させたエピソードから、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

 

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

 

■経営者インタビューメディア「経営ノート」

https://keiei-note.com/

 

■WizBiz社長塾

https://www.youtube.com/channel/UC16VkcI4PaUISDD4UL7pFvQ 
 

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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
32歳でユースタイルラボラトリーを設立というふうになっていらっしゃいますが、
ユースタイルさんを設立するきっかけみたいなのはございましたでしょうか。
私は中野区出身で、会社も今でも本社は中野区にあるんですね。
私の母親が中野区で別の介護の事業者をやっておりまして、
介護って極めてローカルなビジネスですので、
そこで母親が何かしら空いてるテナントみたいなのを使ってくれというふうに言われて、
当時暇だった僕に何かやりたいんだけど手伝ってくれというふうに言ってきたことがあったんですね。
暇だから手伝おうかなと思ったんですけど、
あまりにも母親と仕事をするのが難しくて、
最終的に私が全部やることになったというのがきっかけですね。
介護を自ら介護はいいだろうって言った感じではないんですね。
そういうわけではないですね。
特にこういう法人向けの金融をやってると、
何もできないけど何でもできるみたいなのってあると思うんですよね。
これは今でも非常に助かっているところもあるし、
一方で専門性がないなというふうに思うところでもあるんですけれども。
そういったところで言うと、介護というのは私が何もできない中においては比較的身近にあったので、
土地感というかああいうものなんだろうなというのは分かったというのはありますよね。
エントリーがしやすかったというのはあると思います。
なるほど。何か創業に向かって怖さとかリスクを感じたりとか、
そういうことはあまり考えないものでしょうか。
あまり考えなかったですね。
もちろん今思うとああやっておけばよかったというのはもちろんあるんですけれども、
そこまでリスク、死ぬわけではないですからね。
社長さんらしいお答えで本当にありがとうございます。
ご苦労とかは創業してからございませんでしたか。
苦労は特にしてないですね。
比較的、正直創業してから5、6年、7年ぐらいって私の人生の中で一番安定してるというか、
一番心に並風が立たない時代だったんですよね。
なのでそういうところでは苦労はないなと。
ただ1個目がデイサービスっていう、皆さんご存じかもわからないんですけれども、
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おじいちゃんの保育園みたいな授業ですよね。
それを空きテナントを改装してやったんですけれども、最終的にもともとのテナント、
それはジバンクリニックだったんですけども、倉庫に使われてたところが僕の事務所だったんですよね。
もちろん窓も小窓が1個あるみたいな、一番日の当たらないところにある小窓が1個の部屋で、
認知症のひどい利用者さんなんかが来ると、他の利用者さんとかがビビっちゃったりするもんですから、
その人が来た時だけは僕がマンツーマンで見てたりとかしたんですけども、まだその利用者さんは覚えてますけど、
これ僕の人生どうなっちゃうのかなって思ったことはあるはあるんですよね。
特に投資銀行とかって、投資銀行ってはっきり言って人間しかないような事業なので、
極めていいところにオフィス大抵ありますよね。
本当にガラス張りの景色がいい高層階で、ジュニアとはいえ殺草と仕事してたのに、
これ僕の人生どうなっちゃうのかな、窓もない、外も見えないっていうぐらいですかね。
大した苦労はしてないっていうのが正直なところですね。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、ユースタイルラバラタリー様の事業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、
どんな事業を展開されていらっしゃいますでしょうか。
我々は事業としてはとにかく障害もしくは難病の方、障害は知的の方も身体の方も精神の方もいらっしゃいますけど、
特に重い障害、重い難病の方々に対してのサービスをかなり全方位で展開してます。
我々の創業は実は高齢系のデイサービスなんですけれども、今現状で一番大きい事業は訪問会合ですね。
特に難病の方への訪問会合に注力してます。
最近はかなり知的の利用者さんだったりとかも多いんですけれども、
それに加えてグループ訪問という利用者さんを訪問するという形じゃなくて、
どちらかというと住まいなんですかね、住んでいただくような事業も全国で行っております。
他にもデイサービスをやっていたりとか、訪問看護をやっていたりだとか、
もしくは障害の方の就労、働くのを助けるような仕事をやっていたりとか、
何かとこの辺りの障害福祉のラインナップは結構網羅しているかなというふうに思います。
それに加えて介護会社さんをサポートするような事業も複数取り揃えています。
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訪問会合においてはフランチャイズ展開もしてますし、
その他人材系の事業をやっていたりとか、
かなり多くの介護会社さんが我々の間接部門のお客さんになってくれていたりとかということはあります。
なるほど。ありがとうございます。
これだけ大きな幅広い事業にどんどこどんどん展開できている成功要因なんていうのは、
社長さんはどういうふうに分析なさっていらっしゃるんでしょうか。
これが成功と言えるかは、はなはだ怪しいんですけれども、客観的に見ると、
間接部門が強い会社なのかなというふうには思うんですね。
例えば、我々介護事業、労働集約的な事業をやってますので、
そうすると、我々含め、同業他社含め、
人材採用がかなりネックになっているというのが昨今の状況だと思うんですね。
そういう状況の中で、我々ってだいたい1ヶ月間に、
自社の採用の募集団形成がだいたい3、4千人集まるんですね。
これはかなり多いです。
もちろん、この採用の千人が全て採用できるわけではなくて、
面接を経て、面接を経て、こっちが断ったり断られたり、
いろんな過程を経て、最終的には入社がそれの5パーセントぐらいになるんですけれども、
いずれにしても、そういう状況の中で、これはあくまで採用が強いというのが一つの例なんですけれども、
間接部門、かなり全般この調子で強いんですよね。
そうすると、どうなんですかね。
私、自分のカテゴリーとしては、企業家というよりか、どちらかというと中小企業親父なんですよね。
私の自己分析の自分のカテゴリー。
そうすると、正しい中小企業親父は、売れるものは何でも売りたくなるんですよね。
そうすると、どうしても、あれ、これって他社に対して売れるんじゃないの?
どうしてもそう思っちゃいますよね。
そうすると、人材系中心に結構いろんなラインナップを他社さんに提供しているというのが現状です。
なるほど。ありがとうございます。大変勉強になるお話でございました。
では、全く違う質問もさせていただければと存じます。
自転に好きなものを好きなことで、すごいですね。さすがと思いました。
仕事の話、ビジネスチャンスを探すこと、スポーツ全般、やるのはサッカーとスノーボード中心ということで、
本当に仕事好きですね。
ビジネスのチャンスを探すのが、お好きってことですか?
これも普通かなと思うんですよね。
多分、中小企業、誰でもいいですけど、中小企業の多分、皆さんというか、僕含めなんですけども、
一人でラーメン屋に行ったら、このラーメン屋が月にいくら売れてて、
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儲かっているのか、儲かっていないのか、どうしたらもっと儲かるのか、
もちろん私はラーメンについては詳しくないんですけれども、
それを計算しながら、ラーメンが出来上がるのを待つって感じだと思うんですよね。
これはみんなおそらくやっていることで、誰かにお願いされてやっているというよりかは、
暇つぶしぐらいですよね。
あとは、友達と飲んでも、何か面白いことない、何か面白いことないの話で、
基本的には盛り上がっているわけだし、そんなもんかなというふうに思うんですよね。
なので、話題とか、暇つぶしですよね。
レジスタントの皆さま方、私も今大畑社長が言ったとおり、
ラーメンいっぱいでいくらだけんかっていうのは常に考えようとしますので、
ほとんどの社長さんはそうでしょうから、皆さんもそうするのが趣味になるといい社長になるっていうお手本かもしれません。
真似してみてはいたらかなと思います。
座右の銘なんですが、これも本当に素晴らしい。
座右の銘っていうものは持ってないんだけどもということで、
その中でリスクは取れるだけ取ったほうがいい、変化できるだけしたほうがいいということをお書きいただいたんですが、
この辺もしよろしければ座右の銘ではないのかもしれないですが、
どうしてそんなことをお考えになったか、ご説明いただけると嬉しいなと思うんですけど。
これはかなり経験則なんですけれども、
10年社長業やってると、どういう行動したときに得したかなっていうのがどんどん蓄積されてきますよね。
そうするとリスクと変化っていうものに対して、どうしてもこの国、この社会においては希少価値があるように思えてしまいますよね。
なので、ずっとやってるとそうすると単純に得していくからっていうことなんですよね。
そうですね、これ難しいですね。
尊徳なりもしくは10年もやってると、当初教科書的にそういう行動すべきだって思ってたものが、
徐々に事故に同化されてくるっていうんですかね、かなというふうに思っていますね。
私がもともと生まれつきリスクをすごい好んでたかっていうと、そんなことはないと思うんですよね。
実際問題として、もちろん一発でアウトになるようなリスクの取り方っていうのはいかがなものかなっていうふうに、
さすがに最近はちょこっとだけ思いますけれども、
いずれにしてもいろんな本を読んでも何を読んでもリスクが取ったほうがいいよねみたいなことが書いてあると思うんですよね。
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それを実践を通じて腹落ちしてきたっていうところかなというふうに思ってます。
なるほど、大変素晴らしい話でございますね。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、もしくは全国全世界の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ社長の成功の否定等を教えいただけたらなと存じます。
先ほどもちょっと思ったんですけども、やはり成功はしていないなと思うんですよね。
もし仮にこれがかすかに成功だと仮定してというところで言うと、どうなんですかね。
私、この会社的には1回4、5年前ぐらいにかなり大変な失敗をして、そのときぐらいでちょっとだけ考え方が変わったんですけれども、
やはりプロセスを楽しみたいなというふうに思うんですよね。
もちろん仕事なんで、仕事全体としては楽しいけれども、時間で区切ると90%ぐらいの時間はしんどいのかなというふうに思うんですけれども、
それでも残りの10%ぐらいでめっちゃお釣りが来るぐらい楽しいからいいかというふうに思うんですけれども、
トータルで言うとプロセスを楽しむことっていうのが一つと、あとは成功っていうものを既に仮に何回しか定量的な成功っていうものがあるとしたら、
それは近づくたびに遠ざけることができるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
これはいわゆる競争馬の目の前に人参をぶら下げられている状態で、人参ぶら下げられてもどんだけ走っても人参には多分永久にたどり着かないと思うんですけれども、
その精神って大事なのかなというふうに思いますね。
なるほど、ありがとうございます。大変勉強になるお話でございまして、本当にありがとう。私が一番勉強になったんじゃないかなと思います。ありがとうございます。
リスナーの皆さまも本日はお知らせの中をお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。ぜひ皆さまの参考にしていただければと存じます。
大畑社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズ・ザ・ユーツアイルラボラトリー株式会社、代表投資マーク、大畑たけし様でいらっしゃいました。
大畑社長、面白いですね。私、一番尊敬したの、リスクは取れるだけ取ったほうがいい。変化はできるだけしたほうがいい。
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教科書でも思ってたけど、10年社長やってると本当に実感としてそう思うと、こういうことをおっしゃっていらっしゃって、
頭のいい社長様でいらっしゃいましたので、都立の富士出身で、わざと小学部、本来は東大行くはずだったと、こういう感じですので、
やっぱりちゃんとしてらっしゃるし、頭もいいし、聡明だし、そして言ってることも素晴らしい。
上場準備とかもされてるような話をされていらっしゃいましたけども、こういう会社が100億とか超えてくるんだろうなというふうな感じの会社さんでございました。
ぜひ、こういう会社さんみたいな会社を作っていただけるといいなと思ってます。
私自身もリスクは取るだけ取ったほうがいい。変化はできるだけしたほうがいいというのを肝に頑張っていきたいなと思った次第でございます。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
その内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いましてサイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
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