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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
だから、上場に向けてのご苦労とかはありましたでしょうか?
もともと、その上場を目指す、最初に作ったプレステのソフトがそこそこヒットしたんで、
ベンチャーキャピタルとかが寄ってくるようになって、
野村証券の上場準備している人、社長が集まる会とかに行っても、
おじさんばっかりいる中に、20、いくつ、7、8ぐらいですかね、
そこに混ざって、そんな人、他に誰もいないんですね。
歩いていると、野村証券の偉いさんが来て、
最年少いけるな、俺は、みたいな。
最年少記録みたいなのは、今と違って、もう30何歳とかだったので、
そこを目指してやっていたんですけれども、
途中、北海道の会社と取引している率がすごい上がっていて、
その時に北海道の銀行が破綻しまして、
あれ、やばいな、みたいな感じで、
仕事をやっていたもののお金をもらえなくなったりもして、
ちょっと2年ぐらい先に延びたっていうことはありましたね。
リーさん、皆さん、知らない方もいるかもしれませんが、
北海道宅職銀行が潰えたり、山井証券が潰えたりする時でございまして、
それを知っているのは古い経緯しかわからないかもしれませんが、
そういう時でいらっしゃいますね。
上々のご苦労をされたことはございましたか。
やっぱり取引先のアメリカの会社が潰れて、
売りかけ金額2,400万ドルあったんですね。
当時、UXの売り上げの7割くらいで売りかけが吹っ飛んじゃって、
これはもうやばいなっていう。
それを国際電話1本で告げられまして、
そこから真っ青になって、いろいろ四方八方、手を尽くして、
なんとか交渉でかなりダメージをカバーすることができたんですけれども、
そこへ1ドルが70円台まで落ちていた時で、
それが一気に円安に触れて、
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こんな為替レートじゃ監禁できないよねって置いていたお金が、
ドルが1億ドル近くあったんです。
それで何円か動いたところで円転して、
為替債金何億も出して、
最終益で2,400万ドル取りっ端れながらの、
それから1ヶ月半後の決算を黒字に落としたことがありました。
2,400万ドルというのは、
リスナーさんが頭の中で計算がスパッとできている人とできない人がいらっしゃるんですよね。
100円だったとしたら24億ってことですね。
だから70円ぐらいだと15億ぐらいでしょうかね。
ぐらいが吹っ飛ぶか吹っ飛ばないかっていう時に、
70円から90円で増えて1億ドルあったら、
2億ぐらい儲かるって話なんですが、
実際もうちょっとそれはいろいろあると思いますので、
そこまではいかないかもしれませんが、
その2億、1億のやつをカバーし合ったかもしれないという、
そういう話でございますね。
すごい話ですね。
そうですね。
その時は神風は吹くもんなんだなというふうに信じてたんですけどね。
やっぱりアメリカン会社といろいろできたもんね。
英語力があられたというのは。
そうですね。
1年11ヶ月ぐらいしかいなかったんですけども、
やっぱり年が16から17にかけてだったので、
日常生活には何のしようもないぐらい。
やっぱり習った英語じゃなくて、
覚えた英語を使いながら生活しながら覚えたので、
言葉だけじゃなくて考え方だったりとか、
ノリだったりとかっていうところがやっぱり通じやすいっていうのがあって、
英語でしゃべったときに、
なんとなくいいやつじゃんって思われるのがうまいっていうところがあるかもしれないですね。
なるほど、素晴らしいですね。
ありがとうございます。
そうしましたら事業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、
ちょうどロゴも変わられるということなので、
その辺も含めて宣伝があったらご説明いただけたらと思っています。
そうですね、ちょうどこの2月終わりぐらいに創業29周年を迎えまして、
30年目に入るっていうことで、
30周年に向けた言葉とか、会社のロゴも変えて、
10年、20年、30年って会社が続けていけるように、
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いろんなことを変えていこうということでやっております。
今の事業内容としては、もともとやっていたゲームソフトを作るっていうところと、
そこから派生してできたパチンコパチスローの液晶の開発だったりとか、
あと今ライブイベントをXRっていうことでモデルを作りまして、
3DのCG技術を使って架空のアイドルとかダンサーとかそういったものが
ステージ上でちょっと立体的な表現で、
リアルにお客さんを入れてライブをするっていう、
そういう技術を作っておりまして、
5年、6年前からやってるんですけども、
ステージ上に歌手、アイドル、グループを表示しながら、
実はステージの裏でモーションキャプチャーを行っているというものをやってきました。
何が違うかっていうと、
通常録画したものを流しているだけなんですけども、
我々の技術っていうのはステージの後ろでキャプチャーして、
キャプチャー声優だったりとか、
モーションアクターっていわれるモーションキャプチャーの踊る人っていうのが
後ろにいるんですけども、
その人たちがステージの後ろ側に設置されたカメラで撮っている
お客さんの映像を見ながらやっているので、
コミュニケーションが実は取れるんですね。
ステージ上の架空のアイドルが話しかけてきて、
それと会話ができる、ジャンケンもできるみたいな、
そういうインタラクティブなものをやっております。
今後はこの技術をちょっともっといろいろ発展させて、
UXが持っているプロレスゲームが得意なんですけども、
そこの分野では20年以上前から培ってきた
アバターを作る仕組みっていうのがありまして、
そういったものと組み合わせて、
メタバース的な方面にいろいろ力を入れていきたいなと思っております。
ありがとうございます。
未来に向かって進んでいるUXさんですので、
ぜひ皆さん注目いただければと思うんですが、
これは全く違う質問をさせていただければと存じます。
好きなもの、好きなことということで、
もともとレーサーでいらっしゃってレース好きで、
今は釣り、料理、仕事というふうにお答えいただいたんですが、
社長やりながらレースに参加されていらっしゃったんですか?
これ上場した後に2002年にレースをやりまして、
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きっかけは車のゲームを作っていて、
プロのドライバーに自分のチューニングカーをサーキットで運転してもらったら、
すごい自分の車と思えない動きでサーキットを走って、
その横に乗って見せてもらって、
これ自分もできるようになりたいなというところから始まったんですけれども、
だんだんステップアップしていって、
5年で全日本選手権に優勝してしまいまして、
もういいかな、やめようかなと思ったときに、
世界選手権に出てみるかという声がかかって、
一回出てみたら、今まで見たことのないような、
常識外れのみんなすごいことをやっていて、
それを見て、これもうちょっとやってみるかとなって、
そこから2年で世界選手権で1回だけなんですけれども、勝ちました。
F1に乗っていた人たちも後ろを走っているみたいなことを経験したんですけれども、
ゾーンに入るというのはそこで体験しましたね。
やっぱり運動神経も本当によろしいんでいらっしゃいますか?
どうなんですかね、要領がいいという感じだと思うんですけれども。
ちょっと普通の社長さんはレースに出て、世界で勝つなんてちょっと信じられない感じなんですが。
今は料理とか釣りとかというのなんですが、レースはもうやってらっしゃるんですか?
ちょっとコロナのときに一回レースがみんな開催されなくなったり、
経済の状態もよくなくて、会社としても本気で取り組んでいかないとまずいなというのもあって、
中途半端に続けるとどっちも中途半端になってしまうというのがあって、
もうライセンスも更新もせずなくなってしまっているので、もうできないという状態を作りまして、
レースはもうそこで引退しました。
なるほど、それで料理側に移られたという感じですか?
そうですね、もともと釣りも料理も好きで、いろいろやっていますね、昔から。
なるほど、ありがとうございます。
材料の名もお聞きしてまして、これ大変珍しくですね、びっくりしたんですが、
たれき本がどう書いてあるんですが、これなぜか選ばれたんでしょうか?
本来のたれき本願というのは、人に頼って楽をするみたいな意味ではなくて、
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もともとは仏教の用語だと思うんですけれども、
僕的なたれき本願というのは、特にゲーム開発とかって、
末端の社員までみんなチームでものを作るということで、
自分がやれることっていうのは本当に全体の中のごく一部で、
ちゃんと周りの人に頼れる、周りの人を信用して、
一緒になってみんなでいいものを作るっていうのが唯一のいいものを作る方法なんですね。
なので、たれきを本願にできないと、そもそもいいものを作れないっていう、
そういうところの意味合いですかね。
なるほど、素晴らしいお言葉でございました。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
結構もう30年近くやっている中で、会社の継続がやっぱり難しい場面っていうのは、
場面場面であるんですけれども、そこをやっぱり継続可能にしてきたことの秘訣っていうのは、
やはり正直であって、自分だけ儲けることがないようにしないと、
全員がウィンウィンの関係になれるように正直になるっていう意味なんですけれども、
それがみんなが続けていきたいと思うことであり、
やっぱりすごいいい仕事ができるからといって、
方外な値段を請求すると、もう次がなくなるわけで、
そこをみんなが勝てる方法を見つけて、ウィンウィンにすることによって継続できるっていう、
そこが一つの大事なことかなと思っています。
ありがとうございます。大変素晴らしいお話で、
リーダーの皆さん方も参考になりましたし、勉強になったんじゃないかなと思います。
リーダーの皆様も本日はお忙しい中、お聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんを参考にしていただければと存じます。
谷口社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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本日の社長日記インウィズウィズは、ユークスさんの谷口社長様でいらっしゃいました。
ジャスラック上場企業の社長様でいらっしゃいます。
頭もいいし、運動神経もいいし、淡々としていらっしゃいますから、
考えの動きもあって、どんどん突き進んで、いろんなことにご興味をあらゆるんですよね。
自動車レースで世界で1位を取ったなんて、ちょっとびっくりするような話でございまして、
かつ高校の時からも月40万稼いでいる。
それはちょっとですね、私なんか全く真似できない、大変ご優秀な社長様でいらっしゃいました。
でも雰囲気は写真見ていただけるとほんわかした感じの社長様で、
でもやっぱりお話聞いていると頭の面積で、素晴らしい社長様でございました。
ぜひああいう社長様になって、チームで仕事をするのが大切だという話もございましたので、
そういったところを真似して、ぜひ皆様方も上々器用の社長様を目指していただけたらいいんじゃないかなと思います。
本日の社長に聞くウィズビズはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、16歳のフリーターさんですね。珍しい。
新谷さんこんにちは。私は16歳のフリーターです。将来の夢はビッグになることです。素晴らしいですね。応援したいと思います。
それも若いうちに成功したいと考えていて、18歳までには起業をしようと決めていた。
しかしどのような事業をしようかと考えたとき、アイディアは止めどなく浮かぶのですが、
どれも決定台にかけ、これだと思える事業に絞ることができず、毎日悶々としていた。
インタビューを聞いていると、事業計画もなく会社をスタートさせたという方がたまにいますが、
ビジネス実績のない私のような未成年でも可能ですか。また可能だった場合、事業目的の欄など、
どのように投票を行えばよいのでしょうか。資金もないので、自分でできることは全て自分で行えると考えています。
その他、起業する上で必要なプログラムなどを教えていただけると幸いです。
会社を作るのは行政所信頼でも20万円くらいでできますので、自分でやるならばネットで調べて、
それでも10万円くらいかかると思いますが、当企業からそれでやればいいと思います。
そんなに難しいことではないので、あまりネットで調べていただけたらいいんじゃないかなと思います。
問題は、事業計画もなく会社をスタートさせるという話が一番重要な話なんですが、
私はこれは大反対ですね。やっぱり事業計画をぜひ作っていただきたい。
私なんかも事業計画をもちろん作って創業し、もちろんそれが毎回失敗してるから事業計画を練り直してというのを繰り返していって、
そうすると何が起こるかというと、なぜ失敗したのか、なぜここで失敗したのかみたいなことを反省することができますし、
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そういうことによって、次にはこうしよう、次にはこうしようということで、どんどんどんどんうまくいくようになって、
事業計画もよくなってきて、事業計画通りいくようになりつつあると、こういう感じになってまいりますので、
そういう意味では事業計画がなく会社をスタートされたら私は大反対。
特にビジネス実績のない、ビジネス経験もそんなにない方が事業計画もなくやったら、
間違いなく99%失敗することが多いんじゃないでしょうか。
ほとんどの事業計画なく会社をスタートさせる方は、もともとやってた事業、システム屋さんをやってたらシステム屋に、
もしくは運送業をやってたら運送屋にというような形でスタートさせるケースが多いので、
そういう意味では事業計画なしでも、いわゆる感覚が体についているので、
ビジネス感覚がついていて、そのビジネスも分かっているので、事業計画なくても動けるわけですね。
だから成功していってるんだと思います。
そうじゃなく、やろうとしている事業をやったこともないのに事業計画なしにやらないということは、
もってのほかぐらいのぐらいやらない方がいいというふうに私は思います。
その事業計画が逆に言えば企業にとっては一番大事。
この事業計画がきちっと練られていれば、何なら創業補助金とか創業融資とかは受けられる可能性は出てまいります。
だけど事業計画なしにお金貸してくださいと言って貸してくれる人は誰もいないと思います。
もし貸してくれたとしてご両親ぐらい、親族ぐらい、それ以外はまず貸してもくれないでしょう。
お友達なんかも貸してくれないと思います。
ましてや公的な期間は一切貸していただけませんし、出資もしていただけない。
そういう意味で事業計画が一番重要ですね。
先日ビジネスアワードみたいなので、グランプリ取った方と私も審査員になったので面談をしましたが、
ぜひいいビジネスモデルなんで、もうやってらっしゃっていいビジネスモデルなんで、
ぜひ出資したいなということで面談したんですが、
上場に向けての事業計画ができていなくてというので、
ぜひ早期に作ってください。それがないとお金の調達もできない。
だからいくらぐらい必要でどういう風になって、どういう風になるのかというのをしつこく私は言うと、
これから作りますとこういうことになるんですね。
上場を目指す上ではベンチャー企画というかお金を出すには、
もう5年の事業計画というのは当たり前。
かつどういう風に未来がなっていって、どういうお金を使うとどんな風に変わっていくから、
だからお金を出資してください。こんな感じにならないといけないので、
事業計画は当たり前だし、それもより具体的じゃなきゃいけませんね。
じゃないと出資もしてくださいません。
そういう意味でですね、ビッグになることはぜひなっていただきたいと思いますが、
事業計画は何としても作らねばならないと思って、
ぜひ作っていっていただきたいなと思います。
ちなみにインタビューの中でも出てますが、上場企業の社長さんだったと思いますが、
事業計画を作れとお父さんに言われて、お父さんがすごい突っ跳ねて、
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何度も何度も言って、何とか事業計画ができて、この会社を創業することができて、
あの時それがあったから上場までいけたみたいな話のインタビューがございましたので、
ぜひそれも聞いていただいて、ぜひですね、企業を目指していただければなと思います。
本日の3分コンサートになります。ここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズではここまで。また来週。