1. ポッドキャスト・インサイダー // Whizzo Production
  2. Sticherのアプリが閉鎖/ビデ..

この番組は、名古屋を拠点にウェブとマーケティングの知識で、トータルにウェブ戦略・ウェブ制作、音声や動画コンテンツの制作を行うWhizzo Productionがお送りします。

「ポッドキャスト・インサイダー」では、ポッドキャスト関連のニュースを紹介する「Side-A」と、サブスク登録者向けに配信する「Side-B」を交互に配信します。

今回は「Side-A」、下記のニュースを紹介しました。

▶️米KidsPod社、3歳から13歳向けを対象とした子供向けポッドキャストアプリをリリース。子どもたちのスマホ画面の見過ぎを解消!

▶️最も古いポッドキャストアプリ「Stitcher」が8月29日に閉鎖

▶️Spotifyでビデオポッドキャストを配信する番組が10万を突破

▶️多くのポッドキャスターはビデオポッドキャストに興味がない?

※「Side-B」はApple Podcasts, Patreon, Substackで配信されます。
https://apple.co/46wIcTC

サマリー

米国の子供向けポッドキャスト会社、ポッドキッズ社が新しい子供向けポッドキャストアプリをリリースしました。Stitcherが閉鎖されたため、利用者はPandoraにリダイレクトされます。また、Spotifyではビデオポッドキャストが注目されています。一方、ポッドキャストの多くはビデオを使わない傾向にあります。

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Whizzo Production
ポッドキャスト・インサイダー、この番組は、名古屋を拠点に、
ウェブとマーケティングの知識で、トータルにウェブ戦略、ウェブ制作、音声や動画コンテンツの制作を行うWhizzo Productionがお送りします。
ポッドキャスト・インサイダーでは、ポッドキャスト関連のニュースを紹介するサイドAと、
サブスク登録者向けに、Apple Podcastでのみ配信するサイドBを交互に配信します。
より深く、ポッドキャストのことを知りたい方は、
佐藤新一
Apple PodcastのMy Cup of Teaチャンネルをサブスク登録してください。
ポッドキャスト・インサイダー、今回はサイドAとなりますので、
ポッドキャスト関連のニュースをお届けしたいと思います。
前回はサイドBということで、Apple Podcast限定で配信しましたが、
1週間だけ誰でも聞けるようにしましたけど、2週間に延ばそうかなとかも考えております。
なんとなくです。
それが、サイドBだね。2週間おきだからね。
今日は、ニュースを4つほどピックアップしておりますので、
そちらを紹介していきたいと思います。
では、いきましょう。
子供向けポッドキャストアプリの登場
Whizzo Production
米ポッドキッズ社、3歳から13歳向けを対象とした子ども向けポッドキャストアプリをリリース。
子どもたちのスマホ画面、見過ぎを解消。
米国では子どもを持つ親の71%は、
子どもたちがデジタルデバイスの画面の見過ぎを懸念しているという調査データがあります。
その一つの解消方法として、ポッドキャストの利用があります。
3歳から13歳のポッドキャストリスナーは、前年比30%以上の増加となっています。
しかし、ポッドキャストアプリ内で子どもたちがポッドキャスト番組を探すことは簡単ではありません。
ポッドキッズは、登録された子ども向けのポッドキャスト番組を直感的かつ安全に探すことができます。
登録された番組は300以上。
サイトでは登録申請のフォームがあります。
佐藤新一
ということで、子ども向けのポッドキャストアプリが登場ということで、
3歳から13歳向け、子ども用のポッドキャストというのは、
需要のあるジャンルだと思うんですけども、
需要に比べて数が少ないとは言われています。
なので、アップルポッドキャストとかのポッドキャストアプリから探すのって結構大変かなと。
カテゴリーはもちろん分かれているんですけど、
例えば親が選んでプレイリストを作って与えることができればいいんですけども、
子どもたちが自分で色々探したいということであると、
あのアプリから子どもたちが探せるかというとやっぱり難しいじゃないですか。
子ども向けじゃないやつのコンテンツに当たっちゃうし、
そういう意味では子ども向けのポッドキャストだけ探すことができる
ポッドキャストのプラットフォームというのがあって、
それがアプリになって提供されるということは、
これ意外と使いやすいんじゃないかなと思います。
子どもに好きなの聴いていいよという形で渡すことができれば、
それはちょっといいんじゃないかなというふうに思いますね。
3歳から13歳のポッドキャストリスナーも前年比30%とやっぱり増えているようで、
この確かに画面ずっと見続けるのはいけないというふうに言われながら、
とはいえやっぱりスマホとか便利で動画とかYouTubeとか見ちゃうっていうのはあると思うんですけども、
そこから離れるなんかしながら、ポッドキャストを流しながら動画は流せないからね。
そういう意味ではいいのかもしれませんね。
有料版と無料版があるようなんですが、無料版でも全部の番組が聞くことができるようです。
有料版だとちょっと使いやすいような機能があったり、
お絵かきの機能があるみたいで、だからお絵かきしながら聞くことができるということね。
それは無料版にもあってもいいんじゃないかなとは思うんですけどね。
ただそれだけで有料版にするかな。
別にそういうお絵かきアプリを聞きながらバックグラウンドで流せばいいですもんね。
ちょっとこれは需要はあるとはいえ、
一つのアプリとしてどこまで伸ばすことができるのかというのは興味深いですね。
日本でももしこういうのがあったとして、
300番組とかどれぐらいあるんでしょうね。子供向けの番組。
このポッドキッズのアプリはですね、そこに登録してほしい場合は登録申請があるようなので、
サイトからRSSとかを入れて申請するという形になっているようです。
海外向けの子供向けのポッドキャスト方がやっている人は申請してもいいんじゃないかなというふうに思います。
Stitcherの閉鎖とPandoraへのリダイレクト
Whizzo Production
最も古いポッドキャストアプリStitcherが8月29日に閉鎖。
Webブラウザーで利用できるStitcherラジオが公開されたのは2008年7月。
Apple App Storeが登場する前からあった最も古いポッドキャストアプリでした。
2014年にフランスの音楽配信サービスDeezerに買収されてから複数の会社に売却されていきました。
かつてはAndroidで一番のポッドキャストアプリとなっていましたが、現在は米国で6番目となり、
この2年間で4分の1のユーザーが減って市場シェアは1.3%までになっていました。
佐藤新一
Stitcherというポッドキャストアプリをご存知でしょうか。
StitcherというのはAppleのApp Storeが登場する前からあったサービスでして、
最初はWebブラウザーを利用するようなものだったのですが、
最初はStitcherラジオと言って、ポッドキャストだけでなくインターネットラジオが聞けるアプリだったのです。
世界中のインターネットラジオが聞けるというアプリで、そこにポッドキャストも聞けるようになったというところがあって、
その後ポッドキャストが残っていって、結構最古参な感じなので、
使いやすいかというと微妙に使いにくいところはあったのですが、
古い馴染みのアプリがなくなってしまうのは悲しいところですね。
Deezerというフランスの音楽配信サービスに買収された後、
結構いろんなところに買収されて、今はSiriusXMというところに所属していまして、
そこもSiriusXMというのが衛星を使ったポッドキャスト配信とかもやっているところなんですよ。
ポッドキャストを作ったアダム・カリリとかも最初関わっていたりしたんですけども、
そこはPandoraという音楽サービスがありまして、
Pandoraというのもポッドキャストが聞けるんですね、音楽配信サービスなんですけども、
ただPandoraは日本からはアクセスできないサービスになってまして、
買おうと思ったらゴニョゴニョしなきゃいけないんですけども、
そのPandoraで実はポッドキャストを聞く人も一定層いるんですよ。
Spotifyよりも早かったんです、ポッドキャスト対応がね。
逆にSpotifyが後からちょっとそっちに追いついて、追い越してしまったっていう感じなんですけども、
そのPandoraの方に今Stitcherで聞いている人はね、リダイレクトされるような感じにはなるようですね、
同じグループということでですね。
なので今利用者には救済措置はあるようなんですけども、
Stitcherの閉鎖とSpotifyのビデオポッドキャスト
佐藤新一
Stitcherというブランドがなくなってしまうというところで、ちょっと寂しいところがありますね。
Whizzo Production
Spotifyでビデオポッドキャストを配信する番組が10万を突破。
2023年6月29日、Spotifyでのビデオポッドキャストが10万を超え、注目が集まっていると発表されました。
ポッドキャストは主にアメリカ、ブラジル、メキシコ、イギリス、ドイツで制作されています。
フィリピンではビデオポッドキャストが多く見られ、すべてのポッドキャスト消費の半分以上を占めています。
一方、YouTubeはアメリカ以外ではポッドキャストがスタートできておらず、ほとんど利用されていないため、一部では詐欺行為と非難されています。
また、Apple Podcastも2005年からビデオポッドキャストに対応していますが、見つけるのが難しいなどの問題が状態化しています。
佐藤新一
はい、ということでビデオポッドキャストね。見られたりしますか?
特にアメリカではですね、ビデオポッドキャストが人気だという記事とかは見かけるんですけども、あんまり実感がないなーと思っていたんですけどね。
ちょっとニュースがありまして、10万番組を突破したと。
ただ10万番組って言ってもですね、どうやらポッドキャスト全体の2%らしいです。
これ多いと見るか、少ないと見るかですけども、それこそその昔はね、
Appleのポッドキャストのところはですね、ポッドキャストとビデオポッドキャストっていうタブがあってですね、切り替えることができたんですよね。
それがなんかビデオポッドキャストがすごく今見えないところに押しやられちゃって、あるはずだとは思うんですけどね。
ただ増えちゃいないだろうなー。ちょっと見にくいですもんね。
まあそういうことでですね、ビデオポッドキャストはAppleも昔から対応していましたが、
正直もう特に今だとね、どこにあるのかわからん。探しにくいと思っていますけども、
ほぼ音声のものですよっていう感じになっちゃってますね。
で、YouTubeはYouTubeで、一番ビデオポッドキャストとなったらね、有利なようにも見えますが、
今のポッドキャストの動画とやっぱりちょっと切り離す感じにはなるのかなとは思いますが、
ポッドキャスト設定をしてね、動画をアップしてですね、ポッドキャストってことはできますけども、
アメリカ以外でちゃんと機能していなくて、詐欺行為と呼ばれているということでですね。
確かにね、もう一体どうするのこれっていう感じはあるんですよね。
Apple Musicでも聞けるようになるはずですけども聞けないですし、
そういう意味ではSpotifyの、Spotifyだから今のうちにね、
ちょっと動画、ビデオポッドキャストっていうところを抑えたいとは思うんですけども、
まあ2%ね、皆さんどうでしょうか。
Whizzo Production
多くのポッドキャスターはビデオポッドキャストに興味がない?
ポッドキャストのビデオ利用状況
Whizzo Production
インディーポッドマニフェストが世界中、1200人の独立したポッドキャストにアンケートを実施した国勢調査によると、
51%のポッドキャストでは全くビデオを利用していません。
また、32%は将来的にも計画がないと回答しています。
12%がポッドキャストを作成するときにビデオの録画をしますが、
ビデオポッドキャスト用ではなくマーケティングコンテンツとして再利用するためです。
佐藤新一
ちょっとさっきのSpotifyのニュースに関連しますが、
Spotifyのほうではビデオポッドキャストの注目を集めているよっていうふうに出ていまして、
そのような記事も見かけますが、
多くのポッドキャスターにアンケートを取りました。
インディーポッドマニフェストというサイトでやってたことなんですけども、
世界中1200名のポッドキャストにアンケートを取りまして、
するとビデオポッドキャストをやっているのは、
約半数の51%がポッドキャストでは全くビデオを利用していませんという回答だったと。
そのうち32%は将来的にも全く計画がないという反応でした。
51%多いのかな。
その以外でも残りの49%はビデオを多少使っているところがあるようで、
そのうち12%がポッドキャスト制作をするときにビデオの録画をしていると。
このビデオの録画なんですけども、
ビデオポッドキャスト用ではなくて、
撮ったやつをショート動画にしたりとかして、
他のSNSにシェアするマーケティング用のコンテンツとして利用しているということです。
あとはですね、録画はしてないけども、
音声を動画に変換して利用したりというケースはあるようです。
ただいずれもビデオポッドキャストとして配信するためのものというものではなくて、
マーケティング用という使い方が多いのかなというふうに思います。
ということで、実態としてはそれほどみんなビデオポッドキャスト興味がないよというような感じの記事でした。
ということで、Podcast Insider Side Aをお届けいたしました。
実はですね、最後に紹介したインディポッドマニフェスト、
ここでの資料がダウンロードできるようになっていまして、
ビデオポッドキャストのこと以外にもですね、実はいろいろ書いてありまして、
そこでちょっと面白いデータがあったんですよね。
例えばソロポッドキャスター、私みたいな一人喋りのポッドキャスターで、
ソロポッドキャスターと2人でやるポッドキャスターだと、
どっちが長く続くかとかね。
そういうデータがあったり、
ポッドキャストを続ける上で一番重要なのは何かとかですね。
ちょっといろんなデータがありまして、
次回Side Bではそれをちょっとね、紹介していこうかなと思いますね。
Side B、サブスク向けにはなりますが、最初の2週間に伸ばします。
2週間は誰でも聞けるので、
Apple Podcastsで聞いていただければなというふうに思います。
ということで、今日は再度お届けいたしました。
Wizo Production 佐藤真一でした。では。
14:33

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