1. PODCAST AMBASSADOR / ポッドキャストアンバサダー
  2. #67 ポッドキャストの数は今い..

音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

今回は、世界中に存在するポッドキャスト番組の数を振り返ります。

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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、地上オーディオジャーナリストであるあらいりなが、音声を通じて、音声業界の気になるニュースや注目の動きをお伝えします。
音声配信者やポッドキャスターが知っておきたい情報、音声配信が気になっている企業に役立つ視点を、業界目線とリスナー目線でお届けしていきます。
さて、今週月曜日の放送では、これから配信を始めるニュースレター、PODCAST NEWSLETTERについてお伝えをしたわけなんですが、
皆さん現在、PODCASTを世界中に、そもそも何番組あるかご存知でしょうか。
今、どれだけ大きなマーケットなのかという視点、そして実際その中で、ちゃんと更新している番組数はどうなのか、そこを今回は数字で振り返ってみたいと思います。
本編は、今年4月に配信したエピソードの再放送になります。
それでは、PODCASTの数、世界中に今いくつ存在するのか、皆さんの予想と現実のギャップがあるのか、ぜひ確認をしていきましょう。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください。
さて、今回は世界中にどれだけのPODCASTが存在するのかということを話していくわけなんですが、まずは全体像からいきたいと思います。
最初の数値は登録上の数、iTunes上で登録されている番組がどれだけあるのかというところなんですが、皆さんどれぐらいもあると思いますか?
実はその数、200万以上。2021年4月現在で登録されている番組数というのは200万以上にも上るんですね。
そんな中でも、昨年1年間で増えた数というのは100万。要は、コロナ禍で番組数が2倍に増えたんです。すごい伸びようですよね。
ただ、この合計200万という番組、全てが全て継続して更新されている番組とは限らないんです。
一つの例としては、番組の特性上更新されていないもの。
例えば、シーズンものの番組はその一つです。ちょうど今週、月曜日に配信をしたエピソードで紹介した番組は、ワンシーズン6話完結のフィクションの番組でした。
こういう番組の場合は、例えばリリースされてすごく人気が出たとしても、完結をしているので継続して更新されないという一つの例になると思います。
そしてもう一つの更新されない例は、いわゆる三日坊主だった番組。配信をしてみたものの続かなかった例です。
こういう例も実は登録数200万の番組の中に含まれるんですね。
さてここからは、その三日坊主だっただろう番組を段階的に洗い出していって、その先にある現実的なポッドキャストの数に迫っていきたいと思います。
まずはエピソード1本で終了した番組。これが200万の番組のうちどのぐらい占めていたかというと、なんと4分の1です。25%。
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番組の数にすると50万もの番組がエピソード1本配信したきりでほっとかれているということなんですね。三日坊主ならぬいわば一日坊主ですよね。
次はエピソード3本まで配信して終了した番組の割合です。これが実は全体の43%ほどもありました。
この時点で単純計算すると最低4本以上のエピソードを配信した番組というのが120万本をかけるぐらいというところなんですね。
当初の登録数200万からここまで下がりました。最後にもう一段階踏み込んでみたいと思います。
では10本以上のエピソードを配信した番組は全体のうちどのぐらいだったのかというところ。
これは定期的にがっつりと配信している番組というイメージですね。これは実は全体の36%ほど番組数で言うと72万ほどしかなかったんですね。もう100万の大台を切ってしまいました。
もちろん番組の特性や目的によっては先ほど例に挙げたようにフィクションドラマ10話もいかずに完結する番組というのも多くあります。
なんですがこの数字、日本国内では毎日配信というスタイルが多いところと比べると配信エピソード数にも大きな差が出てますよね。
それこそ一丁前のポッドキャストと呼ばれるには最低何本のエピソードが必要でどれだけ定期的に配信をされていればいいのかという議論はありますが、先に挙げた1本で終わった番組というのはやはり三日坊主だったんではないでしょうか。
実はこの三日坊主説をさらに裏付けるもう一つのデータもありました。
それはですね1本で終わった番組がどのプラットフォームから配信をされていたのかというデータです。
これがですね6割以上67%がアンカーからの配信でした。
アンカーというのはですねご存知の方もいらっしゃるかと思いますがポッドキャスト配信アプリの一つです。
2019年にスポティファイに買収されているおそらく一番知名度があるとも言えるアプリだと思います。
私もですねこのアンカーのアプリを通じてポッドキャストの収録編集配信まで一気にしています。
それこそですねスマホ1台あれば誰でもポッドキャストが作れてしまうという手軽さが魅力なんですね。
ただ今回のデータを総合的に見た場合この手軽さというところで音声配信に参入する人が増えたということはしっかりと読み取れると思います。
今回の1本で配信を終了してしまった個人の視点ではこのデータを見た場合結局長続きをした人はいなかったで終わってしまうと思うんです。
ただですね業界目線で見た場合ここまで音声配信に参入しようという人が増えた。
しかも1年でですね2倍近くの伸びを見せた市場というのはまあそう普段見れる成長スピードではないと思います。
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もちろんアンカーなどのアプリによって配信するハードルが一気に下がったからといってですね今までの2倍3倍の人たちがいきなり本気で継続してポッドキャストを作りにかかるというのは考えにくいんですよね。
ただ配信者の数は増えなかったとしても音声メディアに対して興味を持っている人は確実に増えているということがわかりますね。
例えば元々は聞くこと専門だった人が実は去年一度自分でも音声反省をしてみた。
だけどやっぱり合わなかったからやっぱり聞く専門に戻ったなんて人もいると思います。
あとはですね例えば日本国内の事例を見てもボイシーだったりスタンドFMなんかのそれぞれの配信プラットフォームごとにあるコミュニティに惹かれてそれが好きで聞き続けている個人配信者を応援し続けているというファンも増えてきています。
そういった意味では今回の200万という番組数は配信者という点からは三日坊主がいるのはいるんだけれども実際は音声メディアを媒介としたマーケットが配信者というクリエイターの側からもリスナーというファンという側からもですね両方からマーケットが成長しているということが感じ取れるデータでした。
さて今回のエピソードいかがでしたでしょうか。
今回はアップルポッドキャストからのデータをもとに世界中にどれだけのポッドキャスト番組が存在するのかお伝えをしていきました。
登録上は200万を超える数もあるもののそのうち4分の1はエピソード1本で終了したもの。逆に本気で10本以上配信し続けている番組数は100万を切っているという筋でした。
ただコロナ禍でですね2倍にまで跳ね上がったポッドキャストの番組数伸び率すごいですよね。
誰もが気軽に配信者になれるプラットフォームが整ってきた上にまた注目されることでリスナー数も増えていっている双方の角度から音声市場が盛り上がりを見せているというふうにも見える今回の数値でした。
さて今回のように音声の今をお届けするニュースレターポッドキャストニュースレターを今月10月から配信をしていきます。
初回配信は10月の6日来週の水曜日日本時間の朝7時です。登録・購読は無料。登録方法は公式ツイッターアットマークポッドキャストレターからまたはウェブサイトからご登録いただけます。
毎週皆さんのメールボックスに直接音声の今をお届けしていきます。ぜひお待ちしております。
今回のエピソードの感想は書き起こし配信をしているノートのコメント欄やツイッターにてお待ちしております。
そして今回の放送が役に立った面白かったという方はぜひアップルポッドキャスト用スポティファイからのフォローやレビューも嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
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