どうぞ。
無事フェスが終わりまして、翌日ちょっと我々は朝霞浄流場の見学にちょっと伺ったんですよね。
はい。
なかなか豪華なメンツになりましたね。
そうですね。
こんなメンツの中に入っていいのかって感じではあったんですけども。
ちょっと急遽お願いして入ってもらったんですけど、意外とそういった人が他にも数名いらっしゃるみたいで。
そうなんですよ。
この人もみたいな感じで。
実はびっくりしたのは金沢からまた別の方が来られてたんですよ。
そうなんですか。
せっかくなんでお伝えしますと、金沢にですね、柏さんっていう居酒屋って言えばいいんですかね。
居酒屋がありまして、いわゆるジャパニーズの多分北陸で一番置いてあるお店なんですよ。
気合い入ってますね。
死ぬほど新入荷が入ってて、全部クラフトのジャパニーズのジンとかなんですよ。
ちょっと入荷小屋がイカれてるんですよ。
普通の全然庭科のレビューじゃなくてですね、やっぱり本当にいろいろ入っててですね。
ウィスキーコレクションコーリアンも来てたしんですね、当然。
今日来るってことだと。
それが金沢ですね。
しかも何だろうな、普通居酒屋でなぜかラダーさんとかとも取引してたりとかですね。
なぜか金沢だね。
めっちゃ入ってるんですよ。
お酢漬けジンとかも大量に入ってますしね。
褒め言葉としてイカれてる。
いいですね。
いいですよ。
今回のソードは浅賀蒸留所の見学ですよ。
今ちょっとお話しした須崎蒸留所の新里さんと。
あと新潟蒸留所の堂田社長を率いる上田蒸留所の方々とですね。
あとはモビスキーサロンの方などもいらっしゃってですね。
ジェイズバーの人もいましたし。
関係も何だかよくわからない。
もちろん新里さんもいましたし。
新里さんもそうです。
スタジオ蒸留所の新里さんももちろん。
名古屋からも来てましたしね。
そうだったんですね。
豪華でしたね。
豪華な店でしたね。
我々がいていいのかと思うぐらいの。
おかげでいろんなことが聞けてよかったですね。
そうですね。
その話とかもちょっと振り返ってみましょうか。
もちろんですよ。
言ってみれば僕は浅賀蒸留所はですね。
たぶん3回か4回ぐらいでした。
今回が3回目か4回目になるかなっていうぐらいで。
直近でも年内実は他のイベントでちょっと1回行ってたりとかしてるんですよ。
ダイアリーさん今回初めてだったじゃないですか。
はい。
どうでした?
事前の情報とかとだいぶ変わったなというのが
ワーストインプレッションで。
僕もせっかく行くならっていうので結構実は調べていってですね。
はい。
どんなことが事前にあるのかっていう。
結構下調べをして質問内容とかも実は考えていったんですけども。
はい。
これは鳥谷さんには先に共有をしたと思うんですが。
はい。
いろいろ見ていくとやっぱりだいぶ変わったところもあるなっていうのとかですね。
そうですね。
結構マニアックなしもいろいろあったりとかですね。
はい。
特徴的なのは1バッチ400ってことですよね。
バッグが400キロぐらいなので。
25キロとか20キロを入れてるっていうので。
はい。
国内産20キロでしたね。
そうですね。
使ってるバッグが主にクリスプのものを使っていて。
はい。
あとは試験的に国産のバッグ側も使うようになって。
あとは都知事のほうで有機栽培のバッグが取り扱えるようになったから
今後ちょっとそれも作りたいっていうのこともおっしゃってましたし。
はい。
そうですね。
あと東松村港市機構の大麦まくかですね。
モルティングはサントリーでやってるそうですけど。
そうなんですか。
言及しなかったですがどう見てもサントリーって言われてましたね。
あとなんかあれですね。
常時所見学なんで最初製造工程に沿うような形での見学になるわけじゃないですか。
最初バッグがこんな感じだよから始まって砕くよ。
お湯を入れてこうなるよ。
上流するよ。
タンクに詰めるよって言って最後熟成工っていう流れとしてはそういった流れなんですけど。
僕思ったんですけどやっぱり他の蒸留所の方々との見学っていうのが結構レアな体験で。
質問内容が本当にニッチなんですよね。
僕ですねコロナ前にとある蒸留所の方々と結構回ってたんであれぐらいが普通っていうイメージなんですよ。
だってあれもう作ってないと出てこない質問じゃないですか。
そうなんですよ。だからこそみんな何を聞くかってちょっとずつ分かってきたっていうのは7,8年前ですかね。
なんか僕は実は懐かしいって感じだったんですよ。
そうなんですね。
僕マッシングのこともちょっと聞かったですね。
なるほど。
2回取りしてるって言ってましたもんね。
これドリアさんが確か聞いてていいとこ聞いたなっていうのは、
マリスウォッターはアルコール処理数下がってたけどもクリスプと国産爆があんまり糖度の低下が変わらないっていうんですね。
言ってましたよね。
これは結構意外で。
そうですね。
どういうことかというと糖度がある程度保たれないと、要はたくさんアルコールを取りたいわけですよね。
無理たくさん仕入れてアルコールが1%しか取れませんでしたと10%しか取れませんでしたって絶対10%の方がいいわけですよね。極端な話ですけども。
アルコールをたくさん取るためには糖をたくさん取らなきゃいけないんですよね。糖がないと糖をアルコールに変えるので。
はい。
というところで糖が糖度が高く取れる方がアルコール処理数が高いからありがたいっていうことですよね。
作る側で。
ありがたい。
それの無理ってことですね。
で、その中で国産爆がに関してはちょうど20%っていうことをおっしゃってましたね。
はい。おっしゃってましたね。
あまりハスクグリスフラワーとか変えてないというふうにおっしゃってたので。
そうですよね。
意外というほどでもないですか。そうなんだって感じでやってらっしゃるんだなと思いましたけど。
こういうところは割と秩父っぽいと言いますか。変数はあまり変えないっていうのは秩父っぽいなっていう感じはちょっとしましたね。
そうですね。でも朝霞常理所の黒馬さんは最初は細かくちょっと2.7対1の比率を2.5対何対とかってちょっと変えたりもしたけど結局元に戻っちゃったっていうようなこととかも。
そうですね。で、あと木桶にしたっていうのがですね、発酵層での変化で。
そうです。
コーポ何使ってるか聞き忘れましたね。
確かに。
これはちょっと僕、非常に残念なとこでしたけども。ただそうそう、発酵時間が120時間だったってことですね。
110じゃん、確か。
110から120って言ってましたね。
そうですね。
110から120。
もっと言ってた気がする。
結構長いな。
そうですよね。110でしたっけ。
110ぐらい前後みたいな。
なるほど。僕のメモだと120だったんで110かもしれないですが。
もともとは70、80時間でそれでも長いんですけども。80、90時間って書いてるな、僕のメモだと。
80、90が120になったっていうので長くなって、公民の複雑性を狙ってるという話をしてましたね。
あとは、冷房入ってるということでしたね。
そうですね。ステンレス、木桶の発酵槽は夏場の温度変化がステンレス製だと大変だということで冷房を入れて加えて木製に2020年から変えたっていうのが直近だと一番大きな変化で。
これは大きな変化ですよね。
あと絶対もうちょっとしたらしゃべるんですけど、原子の味わいにも大きく影響してたっていうところが多分今回の見学のやっぱり最大の目玉っていうか一番の驚きポイントだったと思います。
そうですね。ここはまず製造工程をいろいろ聞いた中でテスティングさせてもらって、なんか違うぞっていうのがありましたよね。
またちょっと後で話ができたらと思うんですが、木桶の発酵槽だともろみが腐りやすいっていう問題もあるようで、他の蒸留所の話を聞くとですね。
なので冷房の入れた理由の一つになるのかなというふうにちょっと思ったりはしましたね。
そうですね。
さらに生産量を増やすことも備えてるって話もしてましたし。
おっしゃってましたね。ステンレスから木桶に切り替わりはしたんですけども、生産量を増やすっていう意味でステンレス性もまだないという予定があるということだっておっしゃってて。
完全な工業製品だけではないよねっていうのはすごく大事にされてるなって気がしますよね。
地元とのつながりだったりとか、地域振興だったりとか、今お話に出たようなサッセナビリティだったりとか、
結構本当に企業として考えなきゃいけないことってすごいちゃんとやってるなっていうのはあって、
考えられたらいいなっていうようなことをちゃんとやってるなっていうところがすごい地に足についたけれども、
ちゃんとこの第三熟成粉、稲橋六湖のほうでしたっけ。
そうですね、稲橋六湖周辺っていうとこは廃校の小学校を使うという話はありましたよね。
本当にちゃんと拡張路線にも乗っていてですね、すごい堅実だなと思います。
そうやってちょっと多様性を強くしようという話はされてましたよね。
ここからテイスティングの話になっていこうかなと思うんですけども、
まずドリネスさんのほうから言われたとこが2019年と2020年以降の現象を比較しましょうという話が出ていて、
それで確か飲ませてもらったのが、ちょうどニューポッドもそうなんですけども、
あれ何でしたっけ、木桶発酵槽のボトルが確か出てましたよね。
なんてやつでしたっけ、ファーストウッデンウォッシュバッグですか。
そうですね、ファーストウッデンウォッシュバッグっていうのが。
っていうのが出ていて、それが今後発売されるというところのようですけども、
SNS上げていいということで、ここでも言及させてもらいますけども、
飲んで思ったのが、まず朝霞浄流所のハウススタイルってなんだろうって考えたときに、
僕の中ではですね、これここでも言及したような気がするんですけども、
赤い独特の果実香、言うならば梅ジャムのようなですね、酸味を伴うちょっと赤みのがかった甘い味わいっていうのが朝霞らしさだと僕は思っていたんですね。
これドリル寺さんはどう思います?
僕もほぼほぼ同じような印象で、朝霞のファースト3年熟成から7、8年ぐらいの熟成まで、
諸々飲んでもですね、やっぱり独特の酸味甘酸っぱさですよね。
っていうのはやっぱり味わいの基調にあって、これは個性なんだろうと。
むしろというかですね、その後に朝霞のピーテッドがリリースされるにあたって、
朝霞のピーテッドの3年5年ぐらいの若い熟成のものから7、8年ぐらいに熟成が伸びたときに、
酸味が緩やかにフルーツに変わって、そのピーテッドとの合わせがですね、非常にアイラモルトっぽいというか、
に変わっていく過程をちょっと見たりもして、
これはこの酸味はそういった意味でもちゃんと正しく個性だなっていうふうに捉えてたんですよ。
なるほど。そういう感じのフルーツ感に変わっていくんですかね。
そうなんですよ。
なるほど。僕はですね、何かでXで書いたのかもしれませんけども、
あの甘み、梅ジャム感ってスコッチに実はあまりないんじゃないかと思ってたんですけども、あるのか。
わからない。例えるならばっていうところなんで。
正直言うと、あんなに甘酸っぱい感じっていうか酸味強い感じっていうのはスコッチだとあまり見ないですよね。
で、そうなんです。あれ美味しいんですけども、美味しいんですけど評価不能というか。
なるほど。
あれが良いものというふうになるのかどうかっていうのを、僕の中で定められなかったっていうのはちょっとあるんですよね。
そうですよね。
例えばどういうことかっていうと、オールドにある美味しいものの好みがありますってなるとこれ大体評価高くなることが多いと思うんですけども、
経験したことないけどもプラスだよなっていうのは、プラス側にはいくけどもどれぐらいプラスかっていうのは好みによるよねっていう評価になると思うんですよね。
そういうものの類だと思ってたんですよね、初めて。
それがハウススタイルだと思っていたんですけども。
で、前置きが長くなりましたけども、これが2020年以降の木桶発酵熟成によって無くなったんじゃないかという説ですよね。
端的に言うとそうですね。
で、無くなってこれマイナスのように聞こえますけどそうではなくて、原種の厚みがすごい厚くなったと言いますか。
そうなんですよ。
僕も初めて、実は今回の氷山の時に飲んだのが最初ではなくて、ちょっと前に行った時に同じような形で飲んでまして、
その時にSNSで発信もしてたんですけど、これは飲んでもらわないことにはいくら説明しても分かってもらえんだろうというふうな思いもありまして、
今回は本当に飲んでもらってよかったなと思ったんですけど。
本当に飲ませてもらって、ありがたい朝方蒸留所の方々にありがたいなというふうに思った次第なんですけども。
朝方蒸留所の原種はハウススタイルが結構レベルアップしてるというか、アップデートされてるというか、ある種少し違う形になったなっていうふうに思うんですね。
熟成の酒だとファーストウォッシュバック1個しか飲んでないので、今後どうなるかわからないんですけども、変わったのは間違いないですよね。
間違いないですね。
好ましい方に変わってる気はする一方で、ちょっと寂しい思いも若干あるかもっていう気もするっていうのが一つと、
それはさっき言ったようにNHM感ちょっと減ってないかな、なくなったような気がするなっていうのが、
抑えられてますね。
ゼロじゃないかもしれません。たまたま飲んだファーストウォッシュバックがそうだったってだけかもしれませんけども、
あれっていうふうに思って、なんか垢抜けていったものを見るような印象ですかね。
もう一つは、これブレンダーさん大変だろうなっていうのは、原酒が、ウイスキー自体の芯が太くなった感じするじゃないですか。
そうですね。
すごく飲み応えのある原酒になって、じゃあそうすると何が大変だっていうふうに僕は勝手に思ってるかというと、
全然大変じゃないかもしれない可能性あるんですが、私個人の意見としては、
ライトなモルトだから樽感がうまく乗るとか、ヘビーなモルトだから樽感がこう乗るっていうのはやっぱりあると思うんですよね。
今まで浅川さんっていうのは結構タル使い面白いのが多いと思うんですよ。
気を照らすように見えるけども結構おいしいっていうのは結構あったなと思っていて、
それが僕もどうなるかわかんないんですけども、原酒の芯が太くなった時にどういう乗り方をするのかっていうのは、
これブレンダーさんもわかんないんじゃないかなと思って。
確かに作ってみないとっていうところはある。
だから例えば今まで3年寝かせましたっていうのを1年とかなるかもしれないし、
多分カスクサンプルを撮るときに、あれ何か違うぞっていうのは何かもうあるんじゃないかなと僕は勝手に思っていてですね。
そこが大変なんじゃないかと思っているゆえになって。
いや、わかります。面白いだろうなとは逆に思いますけどね。大変だけど面白いっていう感じなんだろうなと思うんですけど。
面白くあってくれると思います。
面白くあってくれると思います。
あとは味わいの話にちょっと戻りますけど、比較的酸味が強い脂質。
酸味は強いけどボディーはやや軽めっていうような脂質なのが僕の朝霞の捉え方なんですけど、
それが酸味がある程度抑えられて、ある程度っていうか結構抑えられて、
代わりにボディーの厚さがすごく変わったっていうのが、木桶発酵素になってからの朝霞の脂質の変化だなと思うんですよ。
で、さっき今ダイヤビーさんが言ったみたいに、それによる熟成ダルから出て、熟成ダルとの好味の影響とか掛け算も変わってくることになるわけですね。
本当にこれからの朝霞は、何ていうかかなり面白いなと思ってます。
味わいとしては結構古典的なスコッチのシングルモルトみたいな感じにちょっと寄りつつある印象があるので。
今まででも美味しいんですけど、そういうのを、何ていうかな、垢抜けた感じがやっぱり全体的にあるなっていうふうに僕は感じてですね、今の新しい朝霞ですね。
なので全体的に、寂しいとかいろいろ言いましたけども、基本的に良い方向に行ってるんじゃないかというふうに思いました。
本当に今のダイヤビーさんの話聞いてて、ちょっと前に言った朝霞の見学はJays Barの皆さんと言ったんですけど、本当に同じような意見出てたなと思って。
そのJays Barさんで詰めるボトルを選ぶみたいな感じで言ったんですよ。
候補となるサンプルがいくつかあって、新しい2020年以降のNon PeteとPTED。
あと19年以前のNon PeteとPTEDとか、あとタレが違うやつとかいろいろあったんですけど。
やっぱり本当に、のもと印象が全然違くて、このアンドこれ面白いぞってなって。
結構その新しい朝霞は大人気だったんですけど、そっちが選ばれたんですね、2020年以降のやつが。
やっぱりその19年以前のアジア外をやっぱり、だからこそやっぱり出した方がいいんじゃないのかなとかっていう感じの意見もあったりとかして、かなり面白かったんですけど。
本当にその通りだなっていうか、言ってることの意味もよくわかるなというかですね。
今後も面白いですし。
あと言ってみれば、増産をするっていう計画があって、ステンレスの発酵層は全然また使う可能性があるってことを考えると、失われた味になるとかそういう話じゃないと思うので。
どうなんですかね。
どうですかね。
どうなんですかね。
いや僕思うのは、あれはステンレスだから出てたんじゃなくてですね、僕の持論ですよ。
発酵層蒸留機の方にあったって言ってたじゃないですか。
え?
部屋の蒸剤機なんじゃないかっていう。
ああ、はいはいはい。
だってステンレスには蒸剤機、理論上住みつかないじゃないですか。
はい。
なので部屋の問題だと思うんですよ。
なので場所が変わったから、違うんじゃないかなっていうのが。
ああ、なるほど。
まあでも結構早めの段階で、あっち側に移したり、あっち側っていうかちょっと壁へだって向こう側に移したり。
そうなんですか。ステンレスではあっち側に移すんですか?
ステンレスでっていうか、壁ができたりとか空調を入れたりとかっていうのは結構後からなんですよ。
なので、壁が入って空調が入れた状態でのステンレスと、部屋の場所が違うので、前の部屋にいた蒸剤機と同じ蒸剤機がステンレスの方に入るかっていう問題があるんじゃないかっていう。
なるほど、まあそうですね。確かにステンレスには蒸剤機に住みつかない。本当にそういうことですね。
そうですね。ダグラスファーの発酵所の隣にあったらやっぱりその蒸剤機もおそらくダグラスファーの方の蒸剤機が増えていくと思うんですよ。
なるほど、なるほど。
部屋に住みついている蒸剤機がまたダグラスファーの方に移り込んでいると思うんですけども、そこの多分菌の蘇生って変わると思うんですね。
というタイプのものの味だとしたら。
でも確かにその可能性は全然ありますよね。
僕はそっちに1票かなと思う。
なるほど、なるほど。じゃあもしかしたら初期のアサカナ味は初期のアサカナ味として認められる世界線もあるかもしれない。
認められる世界線というか、失われたものというか珍しいものになってしまうのかもしれないということですね。
ただ、じゃあ新しいものはどうかというといいものだと思います。
新しいものはいい、僕もいいと思いますね。
そこは勘違いしてほしくないってところですね。
というのを何か思ったところでございます。
はい、非常に面白かったですね。
本当に面白かったですね。
やっぱりテンション上がりますよね。
テンションっていうのはウイスキーに対する意欲が上がるというか。
いや上がりますよね。見学する皆さんの熱量が高かったっていうのもありますし。
本当に飲みの幅を広げてくれるんで、蒸留所見学はおすすめですね。改めて行ってみて本当にやっぱり面白いなと思いましたね。
それでいろいろ話をしていてですね、僕割とスコッチしか買ってないというふうに思われてたようで、フェスで言われてたんですけど。ダイアリーさんってほぼスコッチしか買ってないんですよねっていうのは。
いや違いますよって、最近はジャパニーズ比率上げてますよって話をしたんですけども。
えー。
ドリルさんはどうです?
僕は、僕もやっぱり、むしろ僕の方が基本スコッチなんじゃないかなって。
まあ確かにそうかもしれないですね。
はい。
ジャパニーズは、そうですね、ここ最近で買ったジャパニーズ、なんかあるかな?
いやまああるか、そうですね、アッケーションが出るたびに買えたら買うみたいな感じだし。
まあちょっと僕の買い方、ちょっとなんか変な話なんですけど。
はい。
なんかその、血まなごになって探すっていうか案内が来て、あ、じゃあよかったなみたいな感じで買っちゃうことがちょっと多いんで。
あれなんですけど。
まあ全然、確かにジャパニーズ。
まあそれともかく、ジャパニーズ買ってないわけじゃないですが、スコッチの方が多いです、全然。
最近買ったジャパニーズは、あれですね、パッと出てこないけど、アッケーシと、アッケーシのパノン24世紀と、それからイチローズモルトグレーン、モルトアンドグレーンのどこかの、
そうですね、20周年記念のやつ。
まあそうなんです。僕はこれ最後に一つ言おうかなと悩みながら言うことにしましたけども、チラッと多分ドリルさんに話したことあると思うんですが、話してみて。
2010年代後半ぐらいから、ジャパニーズを買った方が面白いんじゃないかと思うな。
2010年代の前半ぐらいまでは、僕はスコッチの前世紀と胸を張って言える気がするんですけど、
2010年代後半は、物によってはちょっと怪しいウイスキーが出てきてんじゃないかっていう懸念があって、
それよりもちゃんと作ってる、ちゃんと作っているジャパニーズであれば、そっちの方が楽しいんじゃないかっていう風に思ってるんですよ。
まだスコッチのその単熟のも全然飲んでないからわからないんですけども、最近はなんかあれらしいですよね。
スコッチでも樽買いまたできるようになってきてるという話もある。
そうなんです。
なるほど。
確かにリリースされたボトルだけを飲むんですけど、我々、僕にとってもですね、ちょっとそこを感じるところがあるんですよ。
なんか言っちゃうですけど、ペライゾっていうのは思う時もあってですね。
全てがそうかというとまた話が変わってきますけども、ペライゾっていうところが結局どういうところにつながるかっていうと、
若くしてこれだった時に果たして熟成した時にこうなっていくのかどうかっていうのをですね、
僕の好きな味わいとちょっと違う方向に行くんじゃないかっていう。
そのライトなモルトが好きな人は別にいいと思うんですけど、僕はそうではないので、ライトなウイスキーも美味しいと思いますけどまた違うと思うので、
そうなった時に、ジャパニーズの単熟の方が、
出質の太くて麦感のしっかりしたボディーのあるウイスキーっていう点では、なんか勝ち目があるんじゃないかという点と、
熟成が少し短くて済むので、昔のスコッチの単熟のめちゃうまいっていうところに近づいていく可能性があるんじゃないかというのがちょっと思うとこなんですよ。
なるほど。
例えば僕が好きなボトルの一つにですね、ソサイティの何周年かでは忘れたんですけども、グレンリベッジの885年っていうのがあるんですよ。
これキャンベルの周年かなんかに飲ませてもらったんですかね。
で、ものすごい綺麗な麦感、クリアーで太い麦感でプレーンなんですけど、ずっとそのいわゆる瓶塾といわれる瓶内変化によるアルコールの棘感がなくなって、麦感が全面に出てくるという味わいすごく美味しかったんです。
ああいうのすごい好きで。
それ分かります、そういうの。
で、そういうボトルを育てたいなって思いがちょっとあるんですよ。
で、そうなった時に若いスコッチなのかっていうのはちょっと思うところで。
なるほどなるほど。
いや、ジャパニーズなんじゃないか。
それは面白い視点ですね。
すごい伝わります。僕はジャパニーズっていうのの一個前の段階で、スコッチの今はある程度落ち着きましたけど、スコッチウイスキーが日本で流行ったじゃないですか。
日本ドールが世界的に流行って、オフィシャルボトルにしてもボトラーズにしても、年数表記の熟成年がどんどん短くなっていって、10年になったものが10年になり8年になりみたいな。
あと5年になりとかっていう感じでリリースがオフィシャルでも続きましたし、ボトラーズのリリースも短時間が非常に増えたっていう時期があったじゃないですか、本当にコロナ前ぐらい。
そうですね。
その時にもう長寿が出ないのかっていう感じで、ちょっと悲観的な意見もあったんですけど。
ただ逆を振り返ってみると、こういった今だやりさんが言ったみたいな88リベットの5年とかって、言ってみればやっぱり80年代、80年代88リベットの5年は確かめっちゃ珍しいですけど、
短熟のウイスキーがたくさんリリースされた時期って他にいつがあるのかって言ったらやっぱり60年代、70年代とかそのあたりですよね。
そうですね。
ウイスキーが非常にブームだった時期、たくさん作られた時期の原酒は短熟のリリースっていうのはやっぱり増えてきてたわけですよ。
はい。
それと同じように、コロナ前ぐらいの一時期短熟のリリースが非常に増えたのはウイスキーがブームになって、長熟の原酒というのがなかなかおいそりとリリースできなくなって短熟が増えたっていうのがあるわけなんですけど、
結果と同じものなんじゃないかなと僕は思って、その時には思って。
なるほど、そういう時代流れとですね。
時代流れとして。
改めて60年代、70年代くらいにリリースしたのか上リリースしたのかちょっとあれですけど、
その短熟のウイスキーですね、リベットの5年もそうなりますし、
エングラントの8年とか、キャパガニックとかでも8年とかあったと思いますし、
そういったことで改めて飲むと非常に面白いというか、おいしいわけですよ、簡単に言うと。
そうですよね。
そういった、もっとまた今はただ短熟としてリリースされてるだけのボトルのように見えるけれども、
やっぱりそれを何年か置いておくと、当時短熟でも伝説的においしいっていうようなボトルと同じようなものっていうのが出てくるんじゃないかなということで、
ウイスキーブームを歓迎するみたいな感じのことを多分、
YouTubeだか動画の時に言ったことがあるんですけど、
ジャパニーズに関しては全然そういう見方できてなくて、
ジャパニーズに関しては僕はどっちかというと、熟成が長くなった姿を見たいなっていう視点の方が強かったんですよ。
なるほど。
3年ぐらいだと、どちらかというと上流者の個性っていうものに結構強めにフォーカスしてたので、各上流者の個性。
こっちの方は各上流者の個性はあるものとして、
ヴィンテージだったりとか熟成年数による味わいの違いっていうようなところでフォーカスしたんですけど、
ジャパニーズはどれをとっても熟成年数短いので、まずは個性を確立っていうところにフォーカスしたいなと思って見てたんで、
そういった見方、今ダイレイさんが言ったみたいな、単純に置いておくとジャパニーズもすごいの出てくるんじゃないかみたいな、
ってしても正直全然なくて、
チチブが10年ぐらい経った、10年をリリースして、
間違いなくチチブとしての個性は確立できたなっていうふうに感じたりとか、
三郎丸とかも個性を確立しつつあるとか、今回のように朝霞さんも緩やかに個性を変えながらも、
これが今確立している最中なのかなとか、本当にそういう見方でしたね。
なので熟成伸びたやつをもっと伸びたいなと思ったんですけど、面白いですよね、今のその話。
そういうのはやっぱり日本にいるからわかりやすいと言いますか、
ウォッチしやすいんじゃないかなというふうに思っていまして。
今回の朝霞の件もあるんで、短熟のリリースみたいなものでおっと思ったら、
やっぱりちょっと積極的に買ってあえて置いておくっていうのは、
これがまさかジャパニーズでもできるかもしれないっていうのはなかなか、今今日初めて聞いたんですけど、
ダイアリーさんとの話。
あんまり言ってなかったですかね。
言ってたかもしれないんですけど、ちょっと僕が初めてだっただけなんで。
誰に言ったか覚えてないですけど、何回か言ったことあるんですよ、誰かに。
確かにそれは本当に面白いですよね。
そういう視点で見ると、やっぱりそういう原集を書いたくなるんですよね。
なるほど。
いいですね。
そういうやり方もあるよねっていう、個人でボトルを抱えるっていうのは、こういう視点に立てるかどうかだと思うんですね。
これも以前言ったことあるかもしれませんが、
すぐ開けるっていうのを良しとする文化もあっていいと思うんですけども、
もうたくさんボトルがあるので、
という時は先を見据えて買うっていうのが、今やるべき。
その方が僕がやるべきとこかなというところで。
その先を見据えるというところは何かというと、今言ったような人類変化を見据えて飲むことだし、
そういうのに耐えるジャパニーズウィスキーっていうのは既に存在してると思いますし。
なるほど。
それはちょっとプレーンな感じなものもあるんじゃないかなというのもありますし、
いろんな楽しみ方があるんじゃないかなというふうに思うところですね。