1. Kibidangoは10周年でした
  2. クラファンとアイドルにおける..
2023-10-04 44:48

クラファンとアイドルにおけるファンとその行動の意味 #Kibidango02 01

前回の反省と前回の宿題についての話をするつもりだったのですが、ライブにいく前日の収録だったために、軽いきっかけで、私のアイドルトークが止まらなくなってしまいました。

でも、クラファンとアイドルのファンの関係には共通点が多く、参考になることばかりというのは、ホントの話です。この話は、一度したかった話なので、ある意味本望ですw

#Kibidango02

#クラウドファンディング

サマリー

今回のエピソードでは、ポッドキャストの始め方やロゴの話、石田に正規さんの仕事の内容について話し合われています。がけやき坂46のメンバーが漢字とひらがなの兼務からひらがなの専任になるまでの経緯や彼女たちの転機について語られています。彼女たちの特徴として、アウェー戦で強いことやプレゼン大会での意識的なファン獲得などが挙げられ、その意識がYouTubeにも表れていることが紹介されています。クラウドファンディングとアイドルにおけるファンとその行動の意味について語られているエピソードです。ファンが自ら始めた行動がアイドルのライブに影響を与えており、ペンライトの色や演出にも反映されていることが紹介されました。アイドルとクラウドファンディングの共通点やクラウドファンディングの面白さについて話し、アイドルの推し活動やクラウドファンディングへの投資と写真集の関係などを語っています。

ポッドキャストの始め方
中村優子
どうも皆さん、こんにちはの人も、こんばんはの人も、おはようございますの人もいると思いますが、はい、Kibidangoは10周年でした。今回第2回となります。
今回もブロガー、ライター、アドバイザーのいしたにまさきさんと、Kibidango代表の松崎良太さん、そして私、中村優子でお送りいたします。
いしたにまさき
はい、よろしくお願いします。
第1回公開して、こう言ってしまっていいものかどうかっていう感じで言うんですけど、思ったより聞いていただいて。
中村優子
みんなありがとうって感じ。
Ryota Matsuzaki
期待値はわりと低かったですかね。
中村優子
そうなんですよ。私、10回ぐらいとかかなと思ってたら。
いしたにまさき
いや、ポッドキャストとかって大体、どっかでだんだん聞く人が増えてきて、過去のやつがだんだん聞かれていくみたいなパターンが多いので、それもあって、僕はかなり見切り発車で始めちゃったっていうのもあって。
中村優子
いや、まだ聞かせていい内容だったかどうか。
いしたにまさき
っていうのも含めてね。
Ryota Matsuzaki
最初は助走みたいな感じでしたね。
中村優子
いしたにさんのインフルエンサー力に私は脱帽ですよ。
いしたにまさき
いや、それも結局なんで今このタイミングで始められたかっていうところの話になってくるんですけど、前々からポッドキャストって、それこそAnchorとかGoogleもあるし、今Spotifyか。
だったり、要は老舗もあるし新しいとこもあるしみたいな状況だったんですけど、本当にただの要は音声ファイルを配信するプラットフォームでしかなかったんで、ちょっと前からはてなを始められた近藤さんがLISTENっていうのを始めて、最初は他のプラットフォームで流れてきた音声ファイルを読み込んで、
それをAIを使って自動文字起こしをして、いろんな処理をしてみたいな。
で、要は喋っただけなんだけど、ちゃんとページが出来上がるっていう、で、テキスト付きの。
で、しかもそれをテキスト付いてるんで、前回で言うと、例えば松崎さんがテスラで5年待ちましたっていうところのリンクを共有、シェアできるっていう、それをやりたかったんですよね。
で、でもどうすべかなみたいなのもあって、なんとなくちょっと待っていたら、LISTENの方が自分たちのLISTENに音声ファイルをアップロードすればLISTENでスタートできるっていう風に変わったんですね。
で、そうするとこれ何がいいかっていうと、下書きの音声ファイルをLISTENにアップできるんですよ。
そうすると、まだ公開してない音声ファイルに対して文字起こしが走るんですよね。
で、それで自動文字起こしなんで、今のAIなんで100%は無理なので、要するに公開前にテキストを直せるんですよ。
で、その直した状態で公開できるから、あとでこれ漢字変だよとかってちまちま直すんじゃなくて、ちゃんと直した状態のやつでスタートするっていうのをLISTENを元にする、スタートのところにするっていうプロバイダーとして使うっていうところで、
聞いてる人はほとんど差がわかんないと思うんですけど、やる側からするとこれ結構大きくて。
音声ファイルの処理
Ryota Matsuzaki
いきなり書き起こしされちゃったら間違ってても難しいですよね。
いしたにまさき
そうそう、そうなんですよ。で、あと今誰喋ってんのみたいなところも、どうしてもかぶっちゃったりするじゃないですか、話をしてると。
じゃあそれで今ここは松崎さんみたいなことの指定もした状態でアップロードできるので、アップロードじゃない、した状態で公開できるので、それが良くなったので、じゃあこのタイミングで始めようっていう感じで始めてしまった結果、よくあるスタートのジングルの音みたいのもないし、
中村優子
ロゴも。
いしたにまさき
そう、番組のロゴもないっていうか、とりあえずKibidangoのロゴを適当に貼るっていうところからスタートして、でも新しいロゴになってるんですけど、これは松崎さんの方で紹介していただいて。
Ryota Matsuzaki
以前からお世話になっている面白い方がいらっしゃってですね、伊藤ネコっていう可愛らしい猫のイラストが得意な方で、谷中商店街があるじゃないですか、あそこにリアルの店舗があって、一つはTシャツ屋さん、戦うTシャツ屋伊藤製作所っていうところで、
もう一つはハンコ屋さんで、その名前が「しにものぐるい」って言うんですけども、すごい面白いシニカルな動物があって、可愛らしいんですね。
で、その方がKibidangoでも何回もプロジェクトやっていただいて、ロゴをどうしようかなっていうときに、ふと伊藤さんのネコが降りてきて、これはちょっとぜひお願いしたいなということで、無理を言ってお願いしたら、もうふたつ返事で引き受けてくださって、バッと作っていただいた。
いしたにまさき
猫が団子を食ってると。
中村優子
空っぽじゃんって。
Ryota Matsuzaki
そうなんです。
めちゃめちゃ好きで、なんかLINEスタンプとかもあるんですけど、すごい可愛らしいというか、ちょっとこう小憎らしい感じの猫ちゃんが、っていう感じですね。
いしたにまさき
で、せっかくなんでね、10周年でしたっていうので、一応10周年っていう文字も入れていただいて、まさかの初回放送でロゴを用意してなかったっていうのを、録音中に気づいたんですけど。
そうでしたっけ。
ないやと思って。
ないや。
どうしようかなみたいな。じゃあ後からやればいいかなみたいな感じで。
で、今日も前回と今回でスタートの仕方も違うんですけど、やっぱなんかちょっとジングルみたいのあるとね、これ始まったよねみたいながいいなっていうのをちょっと思っていたんですが。
Ryota Matsuzaki
これもなんか変な話クラウドファンディングっぽくていいですね。とりあえず走り始めてみる。
いしたにまさき
本当ですね。
そうそうそうそう。とりあえず始めるっていう。
Ryota Matsuzaki
やりたいことをとりあえず始めちゃってから考えるみたいな。
そうそうそうそう。
中村優子
走りながら考える。
いしたにまさき
はい。で、一応なんかジングルは、なんかね、僕は適当にガレバンでいじったりとかもできないことはないんですけども、なんかこれも松崎さんに知り合いがいそうな。
Ryota Matsuzaki
うん。
いしたにまさき
はい。
Ryota Matsuzaki
ちょっとまだ打診もしてないんで。
中村優子
また振ってきていたわけですね、でも。
いしたにまさき
きっといるだろうね。
はいはいはい。
じゃあそれは多分、運が良ければ。
そうですね。
はい。これが流れるときに音がついてるかもしれない。
中村優子
かもしれない。
いしたにまさき
ついてないかもしれない。
Ryota Matsuzaki
かもしれない。
いしたにまさき
はい。という感じかな。はい。で、あとね、本当にひどかったなと思うのが、
うん。
松崎さんは一応ほら、Kibidango代表っていうのはあるんですけど、それ以外の2人はお前ら誰だよっていう。
中村優子
私なんて今日中村優子がお送りしますって誰だよ。
Ryota Matsuzaki
そう言えばそうでしたね。
中村優子
みんな知ってるよねっていう前提ですよ。
はいはい。
もう当然知ってるよね。
Ryota Matsuzaki
うんうんうん。
それ大事ですよね。
はい。
中村優子
知らんがなっていうね。
Ryota Matsuzaki
知らんがな。
いしたにまさき
はい。なので、ちょっとなんでそのっていうところの話を自己紹介を交えてちょっとしといた方がいいかなとはもう1回思いまして、
で、かと言ってな、自己紹介本当に始めたらそれだけでなんか2,30分かかりますよね。
中村優子
ね、なんかかかっちゃう。私はそんなかかんないけど、いしたにさんかかっちゃう。だってブロガーでライターでアドバイザーのってまずこの3つ何?みたいな。
Ryota Matsuzaki
すごい組み合わせですよね。
いしたにまさきさんの仕事
中村優子
はい。どれが一番でもメインなんですか?それぐらいはちょっと教えていただくと。
いしたにまさき
えー。
中村優子
今は。
いしたにまさき
今は。
中村優子
アドバイザー?
いしたにまさき
使ってる時間で言うと、あーでもアドバイザーとライターが同じぐらいかな。
結局ライター仕事って意外と時間食うんですよ。
うん。
例えば取材行ったりとか。
うんうん。
するときもあるし、今はオンラインで済むときもありますけど、当たり前だけど書かなきゃいけないんでね。
中村優子
そうですよね。
いしたにまさき
はいはい。で、だいたい昼間は書けないので。
中村優子
うん。あ、そうなの。
いしたにまさき
はいはい。昼間は結局やり取りがボンボンボンボン発生してるので、下書きは進めますけど、
要は今書けることってバーっとこうメモ的に書くときはしますけど、仕上げるのはまあだいたい夜なので。
中村優子
うん。
いしたにまさき
はい。っていう感じだ。今は自分のブログと、あとえー今はなんだっけ、名前変わったんだよなそういうの。
昔はね、ヤフーニュース個人だったんですけど。
中村優子
あ、オーサーから何になりましたっけね、さらに。ヤフーオーサーだったんですか?
いしたにまさき
そうそうそう、ヤフーニュースオーサー、僕は一番最初から入ってるんですけど。
中村優子
へー。
いしたにまさき
えー。
中村優子
なんか最近名前確か変わりましたね。
いしたにまさき
そうなんですよ。
中村優子
コメンティーだ、違うな。
いしたにまさき
えーなんだっけ、エキスパート。
中村優子
エキスパートだ、そうだそうだ。
いしたにまさき
そうだ、ヤフーニュースエキスパート。
Ryota Matsuzaki
うんうん。
いしたにまさき
で、あんまり真面目に書いてないんですけど、一応100本ぐらいは書いてますね。
Ryota Matsuzaki
すごい。
いしたにまさき
一番古いのは、あー2012年だって。古。
中村優子
11年前。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。
いしたにまさき
すごい。
はい。11年前で10本、100本だからね、ほんと書いてないですよね。
中村優子
まあまあまあ。
Ryota Matsuzaki
まあまあまあ。
いしたにまさき
ただまあ、ここで、いわゆるメディアと違うんですけど、そうは言ってもやっぱりヤフーニュースという媒体の一部なので、
普通の媒体があんまり取り上げないような、ちょっと深掘りしたやつとか、これとこれ関係あるよねみたいな話であるとか、
で、わりとよく使うのは、動画の解説みたいのをやりますね。
要はパッと見ちゃうとただのコマーシャルなんだけど、それを角度を変えて見てあげると面白いよねってやるとか、
あとミュージックビデオとかも読み解きがいのあるものとかっていうものを読み解いてあげるとか、
Ryota Matsuzaki
面白い。
中村優子
文学批評みたいな感じで、ミュージックビデオ批評。
いしたにまさき
動画はみんな見たいんだけど、見る理由が欲しいんですよね。
で、なんか自分が好きな人とか知ってる人であればパッと見るんだけど、そうじゃないと何かしらの見る理由がやっぱ欲しくて、
で、それをちょっと解説してあげると、動画の方も見てもらえるし、こういう見方があったのねみたいな感じですね。
一番最近に書いたのは「日向坂46の日向坂チャンネルがファン動画のお手本すぎる」っていう。
中村優子
すみません、なんかちょっと笑ってすいません。斜め上からだったんで、日向坂が。
いしたにまさき
明日僕ライブ行くんですけど。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。
中村優子
日向坂って3番手とか4番手でしたっけ?
いしたにまさき
日向坂はね、本当にややこしいんですけど、もともと乃木坂があって、欅坂っていうのが出て、これが要はいきなり売れたんですね。
で、それからいろいろと細かい話があるんですけど、で、その中に後から一人だけオーディションに参加してないんだけどメンバーに呼ばれたっていう子がいて、
は?みたいに。
で、オーディション合格してないんだけどなんでいるの?みたいな話になって、
でもなんか、要は有望な子だからどうにかしたいみたいなのがあって、その子だけ、ひらがなのけやき坂になったんですよ。
中村優子
一人のね。
いしたにまさき
要は、言ってみればアンダーグループに近いんですけど、でもアンダーグループでは別になくて。
で、一人じゃしょうがないじゃないですか。
ソロじゃないですか。
だから、そうなっちゃったから、その一人じゃまずいからって言って、そのひらがなけやきだけ増員をかけられたんですよ。
けやき坂46の兼務から専任へ
中村優子
じゃあ、その一人のために集められたメンバーってことですね。
そうそうそうそう。
Ryota Matsuzaki
すごい動機が。
いしたにまさき
そうなんですよ。だから、言ってみればアンダーグループに近いんだけども、結局その子が当たり前に売れてしまって、兼務になっちゃったんですよ。
中村優子
けやき坂と。
いしたにまさき
漢字のけやき坂とひらがなのけやき坂の兼務になってしまったんですね。
で、売れてる子だったので、そうこうするうちにその子が兼務じゃなくて、漢字のほうの専任になりますって話になって、おいおい、え?みたいな。どういうこと?みたいになっていき、
で、その子のために作られたグループなのに、その子いなくなってみたいな。は?みたいになって、
だから、いわゆるメジャーな坂道のグループの一員として呼ばれたのに、曲もないわ、テレビにも滅多に出られないわ、とかいう状況なんだけど、この子たちが腐らなかったんですよ。
腐らずにやっていったら、上のほうは、これファンがいっぱいいるから、あんまり言うと面倒なんだけど、ざっくり言うと、とある年始か、要するに漢字の平仮名を2日間、ひらがなのライブを1日で武道館3日間っていうのが設定されたんですよ。
で、大人からすると、ひらがなで満員になるの?みたいな、っていう位置づけで、それに合わせたような曲まで作られたんですよ。君たちにはできるの?みたいな感じの。
で、ふたを開けたらですね、当時の漢字のほうのセンターの平手友梨奈が体調を壊して、漢字の2日間が飛んだんですよ。
で、ひらがなが3日間になっちゃったんですよ。
2日間だったかな?ちょっとそこ、あやふやで。
1日入るの?みたいな状況が、急に2日になったんですよ。
そしたら、2日ともチケット瞬殺だったんですよ。
中村優子
えー、すごい。
いしたにまさき
で、そこで、まさかの瞬殺で、ちゃんとファンついてたっていうのがわかって、そこからフルアルバムが発売されて、やっと持ち歌ができて、
で、これ面白いのが、結局持ち歌がないから、口パクができないんですよ。
自分たちの声が入っているトラックがないから。
だから、結果的にどさまわりして、みんな力がついたんですよ。
みんなそういうところをずっと見てるから、ついにアルバム出るぞって言ったら、わーって盛り上がるわけですよ。
中村優子
応援、推し活ってすごいな。
いしたにまさき
その辺の経緯を知らないとわからないんですよ。
アウェー戦への強さとプレゼン大会でのファン獲得
いしたにまさき
だから、この子たちのすごい特徴があって、とにかくアウェー戦に強い。
Ryota Matsuzaki
アウェー戦に強い。
いしたにまさき
要するに、ずっとホームがなかった立場の子たちだから、常にアウェーっていう意識があって、とにかくアウェー戦に強いんですよ。
だから、坂道だとあんまないですけど、よくあるアイドルとかだと、なかなか最初はソロでライブできなくて、何グループか合同でやったりするんですよ。
そうすると、そこで他のグループの客を取りに行くわけですよ。
Ryota Matsuzaki
なるほど。
いしたにまさき
そうそう。で、そういうのにめっぽう強いんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。なかなか戦闘派なんですね。
いしたにまさき
そう。だからTIFっていうイベントでも、なんか最初ひらがなけやき出たときに、そこは割と本当にライブアイドルの年に1回のお祭りなので、いろんな子たちが出てくるから、正直その年の空気は坂道くんなよみたいな空気だったんですけど、
終わってみたら、ベストライブひなた坂、ひらがなけやきってみんな言って、やっぱりひらがなけやきすげーみたいに言って、その爪痕を残して、で、客ごそーっかっさらって帰るっていう。
っていうのを繰り返していて、で、いよいよ、どんなに売れても下部グループに見えちゃうんですよ、同じ名前でひらがなだと。
検索してもよくわかんないし。で、今みたいな話を、僕みたいなファンが知らない人に一通りこうやって説明しなきゃいけなくなっちゃうんですよ。
なんでひらがななの?みたいなところも含めて。だから、とあるタイミングで名前を変えて。
だから、なんでこの人たち呼ばれちゃったんだろう?っていうか、呼ぶ理由もどっかに行っちゃったのに、みたいな人たちが、まさかの別グループで名前変えて独立するっていうありえないことをやり遂げたっていう。
で、なんでこんな話になっちゃったんでしょうか?
Ryota Matsuzaki
わかんないんですけど、知りたいのは、いしたにさんがここまで熱を持って、最初のおっかけを始めたきっかけとかね。
本当ですよね。
いしたにまさき
で、それを僕らオンタイムで見てたんですよ。
Ryota Matsuzaki
オンタイム、最初から見てた?
いしたにまさき
そうそうそうそう。
中村優子
これって、クラファンにつながる何かってあります?
いしたにまさき
でも、ほとんど一緒ですよ。コミュニティだから。
Ryota Matsuzaki
なんか話し聞くと思いますね。
いしたにまさき
結局、実力を持ってない人たちは無理する必要ないんですよ。自分たちが今やれることをやればいい。
ただし、じゃあ例えば、みんなでプレゼンする機会とかあったら、もう必ず他の来てる人からちゃんと客を取るぞっていう。
意識でちゃんとやるっていう。
中村優子
え、客取るっていうのは奪うって意味ですか?
いしたにまさき
そう、だから結局プレゼン大会みたいのあるじゃないですか、例えば。ピッチじゃないにしても。
で、そういうのがワーッと横並びで来た時に、他のものを目当てに来た人もうちのを買わせて帰らせるみたいなね。
YouTubeでの活動とファン提供
いしたにまさき
そこはすごいちゃんとしてますよ。
もう実施されないんだけど、昔握手会ってあったじゃないですか、コロナの前に。
Ryota Matsuzaki
今やってないんですか?
いしたにまさき
今もさすがにやってないです。
結局接触がNGなので。
で、あれも僕も一回言われて、一回やらないといしたにさん分かんないからやりなさいって言われて、とある作曲家の先生にね。
で、やったんですけど、面白いのが売れてる子はファンが来て握手して、スタッフが剥がす。
で、これはアイドルからお客さんを剥がす。
でも売れてない子は客なんですよ。
要するにこいつ、今売れてない子だから、お客を次も来させなきゃいけないんですよ。
Ryota Matsuzaki
そうですね。
いしたにまさき
だから限界までがんばるんですよ。
だからその場合は、お客を剥がすんじゃなくて、アイドルを剥がすって感じになるんですよ。
前もここで君やめなさいって言っても次の人来ちゃうからっていう感じで変わるんです。
で、それはね、見てたら絶対に分からない。
とにかく何かしらの爪痕を必ず残して、次も必ず来てもらう。
一人でも多く来てもらう。
っていうことに対してすごくちゃんと力を使ってる。
で、その意識がずっと消えてないんですよ。
もうすっかりメジャーアイドルなんだけど。
で、その感じがちゃんとYouTubeのほうに出てるんですよ。
だからちゃんと再生されるんですよ。
もう再生数で分かっちゃう。
Ryota Matsuzaki
実力はすごくあるわけですね、みんな。
いしたにまさき
そうそうそう。
だって僕が今一番これ上に乗っけてるやつは、これなんか本当に、あーうるさい。
単に、とにかくみんなで人狼だけやってるっていう動画なんですよ。
中村優子
人狼ね、人狼ゲームね。
いしたにまさき
人狼ゲーム。
要は普段も楽屋とかで多分やってるんですよ。
それ120万再生されてるんですよ。
中村優子
何それ。
Ryota Matsuzaki
会話が面白いんですか。
いしたにまさき
やりとりが面白いんですよね。
でも本当に真剣に遊んでる。
だからそこが伝わってくるんですよね。
しかもこの人狼動画、確かね、ちょっと待ってくださいね。
これね、多分ライブ配信のやつを再生してて、確かね、ライブ配信してたときに同時接続2万人ぐらいいたはずなんですよ。
で、そうそう、やっぱこの動画は結局人狼を3マッチか4マッチぐらいやってるから、全部で2時間ぐらいあるんですよ。
2時間ぐらい、まあアイドルとはいえ、ただ人狼やってる動画が。
中村優子
すごいですね。
いしたにまさき
120万再生されるには理由があるんですよ。
で、それをこれだけ見てる人には理由がわからないじゃないですか。
だからそれを解説してあげるっていう。
Ryota Matsuzaki
で、戻ってきたわけですね。
中村優子
そういう話だ。
そうだそうだ。
いしたにまさき
そういう話。
中村優子
解説するよっていう話だった。すっかり忘れてた。
すみません、松崎さん、私が変な爆弾投げてしまった。
Ryota Matsuzaki
いやいやいや、すごい面白いですね。
いしたにまさき
他のやつでも、ただ中古車センターに車を選びに行くみたいなやつが、一人の女の子がやってるやつが、それも100万いっちゃってるし、他の子は包丁を買いに行くみたいな。それも30万とかいっちゃってるし。
中村優子
ちょっと私たちも買いに行きます?
Ryota Matsuzaki
ねえ、また50再生ぐらいされますかね。
中村優子
ねえ、桁が違う。
いしたにまさき
いや、だからこれも、松崎さんがキックスターターでどう見つけてどう買うのかみたいのは、たぶん面白がってくれるんですよ。
で、そこって見えない部分じゃないですか。
要はYouTubeをやる価値ってそこにあるんですよ。
普段のメディアだったら、見えないところを見せてあげるっていう。
Ryota Matsuzaki
なんかでも、ゲーム実況とかを見てて思うんですけど、みんなすごい喋りがうまいというか、あれですよね、ゲームしながらそもそも喋るっていう感覚がすごいなと思って。
中村優子
弾き語りみたいなね。
Ryota Matsuzaki
なんか自分がキックスターターで支援するときに解説しながらやってる絵がもう想像できないですね。
いしたにまさき
だから一人だと無理だと思うんで。
だからあれも、なんでゲーム配信ってブレイクしたかっていうと、みんなでやってるからみんなで喋れるんですよ。
Ryota Matsuzaki
コメントとか読んでね。
いしたにまさき
そうそう。だから誰かが黙ったら誰かが喋り始めるし、っていうとこなんですよ。
さっき言ってた日向坂ちゃんねる、この記事を書いたときに、10枚目のシングルの告知のライブ配信やるっていう話が出たんですけど、
当日蓋開けてみたら、キャプテンがずっと餃子を焼いていて、みんなそれを食べに来て、それをやっぱりまた1時間半だか2時間ぐらいやって、
で、最後に本当に手書きの紙にシングル出ますみたいな、えーみたいな。
中村優子
最後の最後に。
いしたにまさき
最後の最後に。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。みんな最初から最後までそれを見るんですね。
いしたにまさき
そうなんですよ。で、それは前に1回、1周年のときに餃子パーティーっていうのが行われているって過去があるんですよ。
Ryota Matsuzaki
お約束的なやつなんですか、じゃあ。
いしたにまさき
だから餃子パーティーのときには何かあるってのは知ってるんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごい面白い。
そうそうそう。
いしたにまさき
そういうのも含めて、結局ファンに対してちゃんと提供してるってことなんですよね。
ファンはわかる。ファンじゃない人は何だろうって思う。
でも読み解いていくと、これはこういう意味なのねっていうのがだんだんわかってきて、じゃあ次の動画をまた見ようみたいなふうになっていくわけですよね。
Ryota Matsuzaki
そこは解説してあげないと、途中から来た人は全くわからない。
いしたにまさき
全くわからない。
なんで餃子焼いてんのって話になるわけですよ。そうなんですよ。
で、そういうのがテレビとかそういうのも含めてやっているので、これは解説をしないと。
なんでこれが、すでに登録者数は25万人、当時の段階でね、2ヶ月前か25万人で、ただ人狼やってて100万人って意味がわかんないじゃないですか。
だって登録者数よりも4倍多いんですよ。
中村優子
すごいですよね。それすごいですよね。
いしたにまさき
普通逆じゃないですか。
ファンの自主的な行動
いしたにまさき
登録者数よりも少ないのが当たり前なので、とかいうとこも含めて、解説が実は必要ですっていうやつですね。
でもキャッチで別にそのままただ女の子たちがキャキャ言ってるのを見て楽しむっていうのもそれはそれであるんだけど、実はそれには理由があるんですよっていう。
そうなんですね。これは相手がいれば1週間話ができるので。
中村優子
違う番組になってしまう。
いしたにまさき
これもね、面白くて、もう。日向坂のライブって必ず一番最後同じ曲で終わるんですけど、その時に客席が虹色になるんですよ。
要はペンライトみんな持ってるんで、こっからここの席の人は赤、こっからの人はオレンジとかっていう風になるんですね、必ず。
で、それは運営側は何も決めてないんですよ。
ツイッターでファンが有志で、今日のライブはこんな感じで行きますって言うと、それがわーって回っていって、本当にみんなそれをどっかから聞きつけて、ちゃんとわかってて、その曲始まった瞬間に、オレの席は緑だから緑つってペンの色変えるんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごい。
いしたにまさき
それね、3秒ぐらいで変わるんですよ、本当に。
Ryota Matsuzaki
もうみんな用意してるわけですね。
いしたにまさき
で、それがいつも繰り返されていくと、その最後の虹色のライトに参加をしたいっていう子たちが出てくるんですよ。
ここが面白いとこなんですよね。
ファンが勝手にやり始めたことだから、運営側はコントロールしてないんだけども、
ライブに行って、ファンが作る、行ってみればそのライブの演出じゃないですか、演出の一部に自分も入りたいっていう風になっていくんですよね。
Ryota Matsuzaki
ファンと一緒にやりたい。
いしたにまさき
本当に勝手にやってることなんだけど、だから今度もまたライブのBlu-rayが出るんですけど、その予告動画も最後のカットをファンが作ってる虹色の絵で終わるんですよ。
だから運営側も絶対に虹色になると思ってて、虹色が一番綺麗に撮れるところにカメラ用意してあるんですよね。
でも誰もコントロールしてないっていう。
もちろん発案者はいるんだけど、誰かが、アイドルをやってる側の人がやってくれってお願いしたわけではないっていうところがまた面白くて。
なんか面白いものが起きると、それにあれに自分も参加したいっていう動きが出てくるっていうのは。
Ryota Matsuzaki
乗っかってくるんですね。
いしたにまさき
そうなんですよ。そこが本当にすごく大事なとこで。
でも、この間も横浜球場でやったときは、そこら中のビルから見えたらしいですよ。ありとあらゆるビルから。
中村優子
虹色が?
いしたにまさき
そうそう、虹色が。
天井がないから。
Ryota Matsuzaki
おー。
いしたにまさき
そうそうそう。
で、あれ1人2本持ってるから、だいたいペンライト3万本ぐらいなんですよ。だから結構な光量になるんですよ。
中村優子
すごい。
いしたにまさき
そうなんですよ。
中村優子
そうなんだ。奥が深い。
Ryota Matsuzaki
深いですね。
中村優子
テーマが変わりましたけど、ちょっとクラファンにもつながってくるという話ですね。
いしたにまさき
いやでもね、基本ロジックは本当に同じなんですよね。
中村優子
へー。
いしたにまさき
だから必ずどっかに言い出しっぺがいて。
で、それに乗っかる人、乗っからない人っていうのがいて、で、どっかで必ず誰かが勝手に面白いことを始める。
で、それがネットがあるから可視化されていって、そこにみんながわーーーって乗っかっていくうちに、それが別の意味を持ち出すんですよね。
で、別の意味を持ち出すと、じゃあそれにさらに参加をしていこうみたいな。
うん。
だからアイドルのいわゆるライブとかのコールとかってだいたいそうですよみんな。
中村優子
へー。
いしたにまさき
だいたい運営側が言い出したことってほとんどなくて。
中村優子
へー。
いしたにまさき
それこそ最初は冗談のつもりで言ってたことが、うん、世界一になるぞみたいなことを冗談で言ってたら、だんだんそれが本当になっていっちゃうみたいなのとか、そういうのも含めて面白いですよね。
Ryota Matsuzaki
めちゃめちゃ面白いですね。
いしたにまさき
そうなんですよ。
Ryota Matsuzaki
なんかこう、人気が出る前からファンになってるっていうことは結構な勲章になるんですか?
いしたにまさき
いや、そこはあんま考えないな。ただ、Tシャツって基本的にそのときしか売らないので、古いのTシャツ着てるとお互いに目配せして、お前も古いなwみたいなのはありますよね。
Ryota Matsuzaki
なんかこう行列のできる店じゃないですけど、なんか行列があるとついつい並んじゃうみたいな話があるじゃないですか。
なんかクラウドファンディングもちょっと似ていて、やっぱりハイ達成してるやつとかは、え、なんでこれがそんなにハイ達成してんの?みたいな感じで。
いしたにまさき
はいはいはい。
Ryota Matsuzaki
なんか興味なかった人もだんだんだんだん興味が出てきて、そのうち支援しちゃうみたいなのはあるんじゃないかなって感じますよね。
いしたにまさき
うんうんうん。
Ryota Matsuzaki
なんかこう、ファンの人たちも2種類いて、未達成のときから目つぶって飛び込んで支援するみたいな人もいれば、いやいや、なんか100%達成しないと支援しにくいんだよねみたいな。
中村優子
いるいる。
いしたにまさき
ちなみに写真を見ないと伝わらないと思うので、あ、送信された。今メッセンジャーの方にスタジアムの様子の写真送りましたけど。
Ryota Matsuzaki
ありがとうございます。
すごい。
中村優子
うわ、うわ、うわ。
いしたにまさき
うわって、うわってなるでしょ。
Ryota Matsuzaki
確かにこれ虹色ですね。
中村優子
想像のレベルじゃなかった。
いしたにまさき
じゃなかったでしょ。
Ryota Matsuzaki
僕もなんか横縞だと思ってた、縦縞。
いしたにまさき
これなんかあれじゃないですか、普通だったらチームラボとかが仕込むやつじゃないですか。
ファンの創造性とアイドルの反応
Ryota Matsuzaki
うんうん。
いしたにまさき
そうじゃなくて、これは有志でやってるんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。なんか勝手にね、ペンライトにセンサー入ってて。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
Ryota Matsuzaki
自分のやつが勝手な色に光るみたいなやつはなんか見たことあるけど、これは違うんですね。
いしたにまさき
違うんです。
中村優子
ってことは7色持ってたんですか。
いしたにまさき
この手のやつのは、人数が多いんで、推しメンのカラーっていうのを2色のペンライトで表現するんですよ。
だから例えば赤赤だと誰。
で、赤白だと誰。
人数が多いの。
だからみんな7色に光るライトを2本持ってるんですよ。
中村優子
2本ずつね、14本持ってるんだ。
そうそう。
いしたにまさき
じゃなくて色が変えられるんで、ライトが。
中村優子
変えられるやつなんだ、もともと。
いしたにまさき
だいたいみんな2本は持ってるから、人数かける2本なんで、この万単位の数になる。
だから何にも知らない人は、なんか今日横浜球場7色に輝いてるってびっくりするっていう。
中村優子
やっぱダイバーシティーみたいな感じになってますよね。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
中村優子
いや、想像以上だった。これすごいですね。
やっぱ近隣住民から見ると、何昼?みたいな。
いしたにまさき
そうそう、ほんとに。
で、多分これを周りの人に見せたいから、やっぱりこの場所を選んでるんですよね。
Ryota Matsuzaki
あえて。
中村優子
オープンな、ね。
いしたにまさき
あえて。
中村優子
屋根がない。
いしたにまさき
屋根がない球場を選んでるっていう。
中村優子
これ、Kibidangoでこういうの出てきたら嬉しいですね。
Ryota Matsuzaki
いや、相当面白いですね。
なんかこう、ユーザーというか支援者の人たちが勝手にルール作って何かを始めるみたいなのがやっぱ面白いですよね。
いしたにまさき
そうなんですよ。で、そういうのは一回出来上がるとね、やっぱ強いんですよね。勝手にやってるから。
だから止められないんです。だから、これちょっと若干笑い話なんですけど、
例えば誰かの誕生日みたいなとか、なんかそういうのがあって、運営側が仕込むときってたまにあるんですよ。
メンバーには見えない裏側のスクリーンに、何秒後にこうなるから、皆さんこうしてください、掛け声をしてくださいみたいなのが出るんですよ。
誰もやんないの。
だって面白くないんだもん。急に言われて。
これをやって、面白いからやるんで、メンバーがこの曲のときには虹色になるのを待ってるからやるんですよね。
サプライズって面白くないの。
中村優子
そうなの?そうなんだ。
いしたにまさき
しかも、人に指示されてやらされるサプライズって何にも面白くない。
中村優子
厳しい。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。だから、やらされてる感があると一気にしらけちゃうんですね。
いしたにまさき
一気にしらける。
Ryota Matsuzaki
深いな。
中村優子
すごい。
いしたにまさき
それは多分、日向坂の場合は、このみんなが自主的に始めたことで成功した事例があるから余計にそうだと思うんですよ。
中村優子
みんなでやろう、なんだ。
いしたにまさき
そうそう。みんなで作っていくってことに意味があるよねっていう。
でも、ほんとみんな調教されてるので、ほんとね、曲のイントロが鳴った瞬間にこの色になりますからね。
中村優子
調教?みたいな。
Ryota Matsuzaki
ファンが調教されているってすごい。
中村優子
されてるんだ。
いしたにまさき
されてます。
中村優子
すごいな。
いしたにまさき
これはたまたまこの曲の時は七色ですけど、例えば誰かのソロの曲とかが始まると、その子の色に一瞬でまた変わるんですよね。
中村優子
愛だ。
アイドルとファンの関係性
いしたにまさき
そう。これは愛なんですよ。
Ryota Matsuzaki
予習していかないと、一見さん行ったら大変なことになりますね。
いしたにまさき
でもね、教えてくれますよ。
Ryota Matsuzaki
そうなんですか。
いしたにまさき
で、別に曲って5秒で終わらないから、周りを見て、あっ、今はこれなのかみたいな。
Ryota Matsuzaki
この色なんだ。
いしたにまさき
この色なんだみたいな。
中村優子
いつかちょっとツアーに行きたいですね。
Ryota Matsuzaki
僕もちょっと正直一番遠い世界なんですけど、今の話を聞いてちょっと興味出ました。
いしたにまさき
ただですね、今ですね、プラチナチケットとなっておりますので、
中村優子
日向坂さんは?
いしたにまさき
まず当たりません。
中村優子
でも明日行けるんですよね。
いしたにまさき
僕はちょっと友人が一緒に取ってくれたら。
中村優子
どのアイドルでもいいから行ってみたいですね。
いしたにまさき
でもこれをやってるところはあんまないですね。
中村優子
ないんだ。
いしたにまさき
で、これも結局、これクラファンの話にまたつながっていくんですけど、
もうアイドルトークになっちゃったからアイドルトークもうちょっとしますけど、
岡田さんっていう方の「アイドルのいる暮らし」っていう非常にいい本があって、
で、よくほらファンって変わっていくっていう話あるじゃないですか。
で、それは売れちゃったから僕はもういいやと勘違いされやすいんですけど、
そうじゃなくて、アイドルを見ることを生活の中の一部に入れてる人たちっていうのは、
自分の好きな距離感を持っている。
だから、それこそ本当も路上で20人ぐらいしかいないところで見るのが好きな人は、
その人が売れていくと会場が変わってっちゃうわけですよ。
だから、次の20人ぐらいの誰かを探すって。
Ryota Matsuzaki
距離感が好きだ。
いしたにまさき
そうそう。その距離感を楽しむ遊びなんだよっていう本で、非常に僕は腑に落ちた本で、
だから、そこにずっといてくれればずっと応援し続けるけども、
そこから自分の違う距離感になっていくと、今度は違う人を見つけていこうとするっていうのなんですよね。
中村優子
そういう人も。
いしたにまさき
そうそう。それで言うと、僕はもうすぐ武道館ぐらいが一番好きなんですよ。
中村優子
あの甲子園の前の地区予選を応援してしまうみたいな。
いいですね。
いしたにまさき
もうちょっと頑張ると武道館行けますぐらいの規模感が僕は一番好きで、
そういうのを常に探してるみたいなところは、
アイドルとクラファンの共通点
いしたにまさき
なるほど、なんで僕が見る相手を変えていくのかっていうのは、そこで非常に腑に落ちた。
で、たぶんクラファンもそれがあるんですよ。
超アーリーアダプターがすごい好きな人と、ある程度出来上がっていて、
そこからさらにもう一回第二弾ロケット行きたいっていうところに乗っかりたい人。
で、もう成功がほとんど決まっていて、
こんなにたくさん応援してる人がいるんだったら、僕も乗っかっておこうみたいな感じで、
金額だと言い切れないところがちょっと難しいので、
アイドルだと会場キャパとかでわかりやすいからあれなんだけど、そうじゃない感じ。
ほぼ自分の好きな距離感っていうのが、たぶんクラファンってあるはずなんですよね。
Ryota Matsuzaki
面白いですね。
いしたにまさき
で、それと同じ感じ、自分と同じ感じの人を見つけると、
これ遊びとしては非常に楽しくなる。
あれ、あいつ買ってるみたいな。
そうそうそうそう。
Ryota Matsuzaki
会社の規模とかも結構似てません?
いしたにまさき
あると思いますね。
もちろん投資の世界もそれはありますよね。
Ryota Matsuzaki
そうなんですよね。
私の前職で楽天にいたんですけれども、
入ったのが90人の時だったんですよ。
で、やっぱりその時の会社と、私辞めた時1万人いたんですけれども、
1万人の時の会社ってやっぱり違うものになってるので、
いしたにまさき
確かにですね。
Ryota Matsuzaki
どのステージの会社が好きとかっていうのもたぶんあるだろうなと思いますし、
いしたにまさき
そうですね。
Ryota Matsuzaki
それこそ私、投資とかもすごい好きなので、
投資する対象とかもやっぱり当たり前なんですけど、
当然大きい会社とかだと、公開してれば株は買えますけれども、
そうじゃない、まだ公開する前、
それどころか、もうベンチャーキャピタルとかもまだ入れてないようなアイディア、
ちょっと毛が生えたぐらいのところってすごくやっぱり面白いんですよね。
まだどうなるかもわからないみたいな。
いしたにまさき
で、アイドルがなぜいいかっていうと、
これ良くも悪くも回転が早いんですよ。
だからこういう状況の時にこういうことが起きるとこうなる。
もしくはこういう時にこれで一手を間違えるとこういう風になってしまうみたいなことが、
非常に早いスピードで見れるんですよね。
Ryota Matsuzaki
この辺は既視観とかもあるわけですか。
いしたにまさき
あります。
Ryota Matsuzaki
同じような運命。
いしたにまさき
あっ、これまずいやつ来たみたいな。
Ryota Matsuzaki
展開とかが。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
ってなるので、他のジャンルにそこで得たノウハウみたいなものを持っていくときに参考事例がいっぱいあるんですよ。
Ryota Matsuzaki
面白そうですね。
今の話はかなりクラウドファンディングに近いですよね。
いしたにまさき
そうなんですよ。
Ryota Matsuzaki
クラウドファンディングでもう次から次へとどんどんどんどん面白いの出てくるじゃないですか。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
Ryota Matsuzaki
スタートアップ投資とかになるとそんなに数多くできないので。
いしたにまさき
そんなできないじゃないですか。
写真集の制作、販売について
Ryota Matsuzaki
キックスターターで支援とかってね、毎日やっても別に新しいプロジェクトがどんどん出てくるので。
中村優子
アイドルの推し活と、クラファンへの投資と意外な共通点。
いしたにまさき
だから売れてくると例えば写真集みたいなの出したりするんですよね。
そうすると今は写真集の当然SNS、Twitterのアカウント作られてくるんですよ。
でもそれのフォロワー数で大体もう売れる部数は読めちゃいます。
Ryota Matsuzaki
なるほど。
いしたにまさき
ほとんどブレがないですね。
で、やっぱりそれはもちろん本人がやるわけじゃなくて写真集を出そうっていう出版社とか編集部が運営をするので、
うまくやらないと、あそこの出版社下手だよね。
Ryota Matsuzaki
在庫の山抱えちゃったりとか。
いしたにまさき
そうなったりとか。
Ryota Matsuzaki
全然売れなかったりとか。
いしたにまさき
で、あと当然写真集だから小出しにするわけですけど、その小出しのタイミングであるとか。
そういうのも含めて、本当に短期間に非常にいろんなものが見えるっていうのは面白さのひとつではある。
で、でありながらまあ。
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