Ryota Matsuzaki
いきなり書き起こしされちゃったら間違ってても難しいですよね。
いしたにまさき
そうそう、そうなんですよ。で、あと今誰喋ってんのみたいなところも、どうしてもかぶっちゃったりするじゃないですか、話をしてると。
じゃあそれで今ここは松崎さんみたいなことの指定もした状態でアップロードできるので、アップロードじゃない、した状態で公開できるので、それが良くなったので、じゃあこのタイミングで始めようっていう感じで始めてしまった結果、よくあるスタートのジングルの音みたいのもないし、
中村優子
ロゴも。
いしたにまさき
そう、番組のロゴもないっていうか、とりあえずKibidangoのロゴを適当に貼るっていうところからスタートして、でも新しいロゴになってるんですけど、これは松崎さんの方で紹介していただいて。
Ryota Matsuzaki
以前からお世話になっている面白い方がいらっしゃってですね、伊藤ネコっていう可愛らしい猫のイラストが得意な方で、谷中商店街があるじゃないですか、あそこにリアルの店舗があって、一つはTシャツ屋さん、戦うTシャツ屋伊藤製作所っていうところで、
もう一つはハンコ屋さんで、その名前が「しにものぐるい」って言うんですけども、すごい面白いシニカルな動物があって、可愛らしいんですね。
で、その方がKibidangoでも何回もプロジェクトやっていただいて、ロゴをどうしようかなっていうときに、ふと伊藤さんのネコが降りてきて、これはちょっとぜひお願いしたいなということで、無理を言ってお願いしたら、もうふたつ返事で引き受けてくださって、バッと作っていただいた。
いしたにまさき
猫が団子を食ってると。
中村優子
空っぽじゃんって。
Ryota Matsuzaki
そうなんです。
めちゃめちゃ好きで、なんかLINEスタンプとかもあるんですけど、すごい可愛らしいというか、ちょっとこう小憎らしい感じの猫ちゃんが、っていう感じですね。
いしたにまさき
で、せっかくなんでね、10周年でしたっていうので、一応10周年っていう文字も入れていただいて、まさかの初回放送でロゴを用意してなかったっていうのを、録音中に気づいたんですけど。
そうでしたっけ。
ないやと思って。
ないや。
どうしようかなみたいな。じゃあ後からやればいいかなみたいな感じで。
で、今日も前回と今回でスタートの仕方も違うんですけど、やっぱなんかちょっとジングルみたいのあるとね、これ始まったよねみたいながいいなっていうのをちょっと思っていたんですが。
Ryota Matsuzaki
これもなんか変な話クラウドファンディングっぽくていいですね。とりあえず走り始めてみる。
いしたにまさき
本当ですね。
そうそうそうそう。とりあえず始めるっていう。
Ryota Matsuzaki
やりたいことをとりあえず始めちゃってから考えるみたいな。
そうそうそうそう。
中村優子
走りながら考える。
いしたにまさき
はい。で、一応なんかジングルは、なんかね、僕は適当にガレバンでいじったりとかもできないことはないんですけども、なんかこれも松崎さんに知り合いがいそうな。
Ryota Matsuzaki
うん。
いしたにまさき
はい。
Ryota Matsuzaki
ちょっとまだ打診もしてないんで。
中村優子
また振ってきていたわけですね、でも。
いしたにまさき
きっといるだろうね。
はいはいはい。
じゃあそれは多分、運が良ければ。
そうですね。
はい。これが流れるときに音がついてるかもしれない。
中村優子
かもしれない。
いしたにまさき
ついてないかもしれない。
Ryota Matsuzaki
かもしれない。
いしたにまさき
はい。という感じかな。はい。で、あとね、本当にひどかったなと思うのが、
うん。
松崎さんは一応ほら、Kibidango代表っていうのはあるんですけど、それ以外の2人はお前ら誰だよっていう。
中村優子
私なんて今日中村優子がお送りしますって誰だよ。
Ryota Matsuzaki
そう言えばそうでしたね。
中村優子
みんな知ってるよねっていう前提ですよ。
はいはい。
もう当然知ってるよね。
Ryota Matsuzaki
うんうんうん。
それ大事ですよね。
はい。
中村優子
知らんがなっていうね。
Ryota Matsuzaki
知らんがな。
いしたにまさき
はい。なので、ちょっとなんでそのっていうところの話を自己紹介を交えてちょっとしといた方がいいかなとはもう1回思いまして、
で、かと言ってな、自己紹介本当に始めたらそれだけでなんか2,30分かかりますよね。
中村優子
ね、なんかかかっちゃう。私はそんなかかんないけど、いしたにさんかかっちゃう。だってブロガーでライターでアドバイザーのってまずこの3つ何?みたいな。
Ryota Matsuzaki
すごい組み合わせですよね。
中村優子
はい。どれが一番でもメインなんですか?それぐらいはちょっと教えていただくと。
いしたにまさき
えー。
中村優子
今は。
いしたにまさき
今は。
中村優子
アドバイザー?
いしたにまさき
使ってる時間で言うと、あーでもアドバイザーとライターが同じぐらいかな。
結局ライター仕事って意外と時間食うんですよ。
うん。
例えば取材行ったりとか。
うんうん。
するときもあるし、今はオンラインで済むときもありますけど、当たり前だけど書かなきゃいけないんでね。
中村優子
そうですよね。
いしたにまさき
はいはい。で、だいたい昼間は書けないので。
中村優子
うん。あ、そうなの。
いしたにまさき
はいはい。昼間は結局やり取りがボンボンボンボン発生してるので、下書きは進めますけど、
要は今書けることってバーっとこうメモ的に書くときはしますけど、仕上げるのはまあだいたい夜なので。
中村優子
うん。
いしたにまさき
はい。っていう感じだ。今は自分のブログと、あとえー今はなんだっけ、名前変わったんだよなそういうの。
昔はね、ヤフーニュース個人だったんですけど。
中村優子
あ、オーサーから何になりましたっけね、さらに。ヤフーオーサーだったんですか?
いしたにまさき
そうそうそう、ヤフーニュースオーサー、僕は一番最初から入ってるんですけど。
中村優子
へー。
いしたにまさき
えー。
中村優子
なんか最近名前確か変わりましたね。
いしたにまさき
そうなんですよ。
中村優子
コメンティーだ、違うな。
いしたにまさき
えーなんだっけ、エキスパート。
中村優子
エキスパートだ、そうだそうだ。
いしたにまさき
そうだ、ヤフーニュースエキスパート。
Ryota Matsuzaki
うんうん。
いしたにまさき
で、あんまり真面目に書いてないんですけど、一応100本ぐらいは書いてますね。
Ryota Matsuzaki
すごい。
いしたにまさき
一番古いのは、あー2012年だって。古。
中村優子
11年前。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。
いしたにまさき
すごい。
はい。11年前で10本、100本だからね、ほんと書いてないですよね。
中村優子
まあまあまあ。
Ryota Matsuzaki
まあまあまあ。
いしたにまさき
ただまあ、ここで、いわゆるメディアと違うんですけど、そうは言ってもやっぱりヤフーニュースという媒体の一部なので、
普通の媒体があんまり取り上げないような、ちょっと深掘りしたやつとか、これとこれ関係あるよねみたいな話であるとか、
で、わりとよく使うのは、動画の解説みたいのをやりますね。
要はパッと見ちゃうとただのコマーシャルなんだけど、それを角度を変えて見てあげると面白いよねってやるとか、
あとミュージックビデオとかも読み解きがいのあるものとかっていうものを読み解いてあげるとか、
Ryota Matsuzaki
面白い。
中村優子
文学批評みたいな感じで、ミュージックビデオ批評。
いしたにまさき
動画はみんな見たいんだけど、見る理由が欲しいんですよね。
で、なんか自分が好きな人とか知ってる人であればパッと見るんだけど、そうじゃないと何かしらの見る理由がやっぱ欲しくて、
で、それをちょっと解説してあげると、動画の方も見てもらえるし、こういう見方があったのねみたいな感じですね。
一番最近に書いたのは「日向坂46の日向坂チャンネルがファン動画のお手本すぎる」っていう。
中村優子
すみません、なんかちょっと笑ってすいません。斜め上からだったんで、日向坂が。
いしたにまさき
明日僕ライブ行くんですけど。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。
中村優子
日向坂って3番手とか4番手でしたっけ?
いしたにまさき
日向坂はね、本当にややこしいんですけど、もともと乃木坂があって、欅坂っていうのが出て、これが要はいきなり売れたんですね。
で、それからいろいろと細かい話があるんですけど、で、その中に後から一人だけオーディションに参加してないんだけどメンバーに呼ばれたっていう子がいて、
は?みたいに。
で、オーディション合格してないんだけどなんでいるの?みたいな話になって、
でもなんか、要は有望な子だからどうにかしたいみたいなのがあって、その子だけ、ひらがなのけやき坂になったんですよ。
中村優子
一人のね。
いしたにまさき
要は、言ってみればアンダーグループに近いんですけど、でもアンダーグループでは別になくて。
で、一人じゃしょうがないじゃないですか。
ソロじゃないですか。
だから、そうなっちゃったから、その一人じゃまずいからって言って、そのひらがなけやきだけ増員をかけられたんですよ。
いしたにまさき
そこはすごいちゃんとしてますよ。
もう実施されないんだけど、昔握手会ってあったじゃないですか、コロナの前に。
Ryota Matsuzaki
今やってないんですか?
いしたにまさき
今もさすがにやってないです。
結局接触がNGなので。
で、あれも僕も一回言われて、一回やらないといしたにさん分かんないからやりなさいって言われて、とある作曲家の先生にね。
で、やったんですけど、面白いのが売れてる子はファンが来て握手して、スタッフが剥がす。
で、これはアイドルからお客さんを剥がす。
でも売れてない子は客なんですよ。
要するにこいつ、今売れてない子だから、お客を次も来させなきゃいけないんですよ。
Ryota Matsuzaki
そうですね。
いしたにまさき
だから限界までがんばるんですよ。
だからその場合は、お客を剥がすんじゃなくて、アイドルを剥がすって感じになるんですよ。
前もここで君やめなさいって言っても次の人来ちゃうからっていう感じで変わるんです。
で、それはね、見てたら絶対に分からない。
とにかく何かしらの爪痕を必ず残して、次も必ず来てもらう。
一人でも多く来てもらう。
っていうことに対してすごくちゃんと力を使ってる。
で、その意識がずっと消えてないんですよ。
もうすっかりメジャーアイドルなんだけど。
で、その感じがちゃんとYouTubeのほうに出てるんですよ。
だからちゃんと再生されるんですよ。
もう再生数で分かっちゃう。
Ryota Matsuzaki
実力はすごくあるわけですね、みんな。
いしたにまさき
そうそうそう。
だって僕が今一番これ上に乗っけてるやつは、これなんか本当に、あーうるさい。
単に、とにかくみんなで人狼だけやってるっていう動画なんですよ。
中村優子
人狼ね、人狼ゲームね。
いしたにまさき
人狼ゲーム。
要は普段も楽屋とかで多分やってるんですよ。
それ120万再生されてるんですよ。
中村優子
何それ。
Ryota Matsuzaki
会話が面白いんですか。
いしたにまさき
やりとりが面白いんですよね。
でも本当に真剣に遊んでる。
だからそこが伝わってくるんですよね。
しかもこの人狼動画、確かね、ちょっと待ってくださいね。
これね、多分ライブ配信のやつを再生してて、確かね、ライブ配信してたときに同時接続2万人ぐらいいたはずなんですよ。
で、そうそう、やっぱこの動画は結局人狼を3マッチか4マッチぐらいやってるから、全部で2時間ぐらいあるんですよ。
2時間ぐらい、まあアイドルとはいえ、ただ人狼やってる動画が。
中村優子
すごいですね。
いしたにまさき
120万再生されるには理由があるんですよ。
で、それをこれだけ見てる人には理由がわからないじゃないですか。
だからそれを解説してあげるっていう。
Ryota Matsuzaki
で、戻ってきたわけですね。
中村優子
そういう話だ。
そうだそうだ。
いしたにまさき
そういう話。
中村優子
解説するよっていう話だった。すっかり忘れてた。
すみません、松崎さん、私が変な爆弾投げてしまった。
Ryota Matsuzaki
いやいやいや、すごい面白いですね。
いしたにまさき
他のやつでも、ただ中古車センターに車を選びに行くみたいなやつが、一人の女の子がやってるやつが、それも100万いっちゃってるし、他の子は包丁を買いに行くみたいな。それも30万とかいっちゃってるし。
中村優子
ちょっと私たちも買いに行きます?
Ryota Matsuzaki
ねえ、また50再生ぐらいされますかね。
中村優子
ねえ、桁が違う。
いしたにまさき
いや、だからこれも、松崎さんがキックスターターでどう見つけてどう買うのかみたいのは、たぶん面白がってくれるんですよ。
で、そこって見えない部分じゃないですか。
要はYouTubeをやる価値ってそこにあるんですよ。
普段のメディアだったら、見えないところを見せてあげるっていう。
Ryota Matsuzaki
なんかでも、ゲーム実況とかを見てて思うんですけど、みんなすごい喋りがうまいというか、あれですよね、ゲームしながらそもそも喋るっていう感覚がすごいなと思って。
中村優子
弾き語りみたいなね。
Ryota Matsuzaki
なんか自分がキックスターターで支援するときに解説しながらやってる絵がもう想像できないですね。
いしたにまさき
だから一人だと無理だと思うんで。
だからあれも、なんでゲーム配信ってブレイクしたかっていうと、みんなでやってるからみんなで喋れるんですよ。
Ryota Matsuzaki
コメントとか読んでね。
いしたにまさき
そうそう。だから誰かが黙ったら誰かが喋り始めるし、っていうとこなんですよ。
さっき言ってた日向坂ちゃんねる、この記事を書いたときに、10枚目のシングルの告知のライブ配信やるっていう話が出たんですけど、
当日蓋開けてみたら、キャプテンがずっと餃子を焼いていて、みんなそれを食べに来て、それをやっぱりまた1時間半だか2時間ぐらいやって、
で、最後に本当に手書きの紙にシングル出ますみたいな、えーみたいな。
中村優子
最後の最後に。
いしたにまさき
最後の最後に。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。みんな最初から最後までそれを見るんですね。
いしたにまさき
そうなんですよ。で、それは前に1回、1周年のときに餃子パーティーっていうのが行われているって過去があるんですよ。
Ryota Matsuzaki
お約束的なやつなんですか、じゃあ。
いしたにまさき
だから餃子パーティーのときには何かあるってのは知ってるんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごい面白い。
そうそうそう。
いしたにまさき
そういうのも含めて、結局ファンに対してちゃんと提供してるってことなんですよね。
ファンはわかる。ファンじゃない人は何だろうって思う。
でも読み解いていくと、これはこういう意味なのねっていうのがだんだんわかってきて、じゃあ次の動画をまた見ようみたいなふうになっていくわけですよね。
Ryota Matsuzaki
そこは解説してあげないと、途中から来た人は全くわからない。
いしたにまさき
全くわからない。
なんで餃子焼いてんのって話になるわけですよ。そうなんですよ。
で、そういうのがテレビとかそういうのも含めてやっているので、これは解説をしないと。
なんでこれが、すでに登録者数は25万人、当時の段階でね、2ヶ月前か25万人で、ただ人狼やってて100万人って意味がわかんないじゃないですか。
だって登録者数よりも4倍多いんですよ。
中村優子
すごいですよね。それすごいですよね。
いしたにまさき
普通逆じゃないですか。
いしたにまさき
登録者数よりも少ないのが当たり前なので、とかいうとこも含めて、解説が実は必要ですっていうやつですね。
でもキャッチで別にそのままただ女の子たちがキャキャ言ってるのを見て楽しむっていうのもそれはそれであるんだけど、実はそれには理由があるんですよっていう。
そうなんですね。これは相手がいれば1週間話ができるので。
中村優子
違う番組になってしまう。
いしたにまさき
これもね、面白くて、もう。日向坂のライブって必ず一番最後同じ曲で終わるんですけど、その時に客席が虹色になるんですよ。
要はペンライトみんな持ってるんで、こっからここの席の人は赤、こっからの人はオレンジとかっていう風になるんですね、必ず。
で、それは運営側は何も決めてないんですよ。
ツイッターでファンが有志で、今日のライブはこんな感じで行きますって言うと、それがわーって回っていって、本当にみんなそれをどっかから聞きつけて、ちゃんとわかってて、その曲始まった瞬間に、オレの席は緑だから緑つってペンの色変えるんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごい。
いしたにまさき
それね、3秒ぐらいで変わるんですよ、本当に。
Ryota Matsuzaki
もうみんな用意してるわけですね。
いしたにまさき
で、それがいつも繰り返されていくと、その最後の虹色のライトに参加をしたいっていう子たちが出てくるんですよ。
ここが面白いとこなんですよね。
ファンが勝手にやり始めたことだから、運営側はコントロールしてないんだけども、
ライブに行って、ファンが作る、行ってみればそのライブの演出じゃないですか、演出の一部に自分も入りたいっていう風になっていくんですよね。
Ryota Matsuzaki
ファンと一緒にやりたい。
いしたにまさき
本当に勝手にやってることなんだけど、だから今度もまたライブのBlu-rayが出るんですけど、その予告動画も最後のカットをファンが作ってる虹色の絵で終わるんですよ。
だから運営側も絶対に虹色になると思ってて、虹色が一番綺麗に撮れるところにカメラ用意してあるんですよね。
でも誰もコントロールしてないっていう。
もちろん発案者はいるんだけど、誰かが、アイドルをやってる側の人がやってくれってお願いしたわけではないっていうところがまた面白くて。
なんか面白いものが起きると、それにあれに自分も参加したいっていう動きが出てくるっていうのは。
Ryota Matsuzaki
乗っかってくるんですね。
いしたにまさき
そうなんですよ。そこが本当にすごく大事なとこで。
でも、この間も横浜球場でやったときは、そこら中のビルから見えたらしいですよ。ありとあらゆるビルから。
中村優子
虹色が?
いしたにまさき
そうそう、虹色が。
天井がないから。
Ryota Matsuzaki
おー。
いしたにまさき
そうそうそう。
で、あれ1人2本持ってるから、だいたいペンライト3万本ぐらいなんですよ。だから結構な光量になるんですよ。
中村優子
すごい。
いしたにまさき
そうなんですよ。
中村優子
そうなんだ。奥が深い。
Ryota Matsuzaki
深いですね。
中村優子
テーマが変わりましたけど、ちょっとクラファンにもつながってくるという話ですね。
いしたにまさき
いやでもね、基本ロジックは本当に同じなんですよね。
中村優子
へー。
いしたにまさき
だから必ずどっかに言い出しっぺがいて。
で、それに乗っかる人、乗っからない人っていうのがいて、で、どっかで必ず誰かが勝手に面白いことを始める。
で、それがネットがあるから可視化されていって、そこにみんながわーーーって乗っかっていくうちに、それが別の意味を持ち出すんですよね。
で、別の意味を持ち出すと、じゃあそれにさらに参加をしていこうみたいな。
うん。
だからアイドルのいわゆるライブとかのコールとかってだいたいそうですよみんな。
中村優子
へー。
いしたにまさき
だいたい運営側が言い出したことってほとんどなくて。
中村優子
へー。
いしたにまさき
それこそ最初は冗談のつもりで言ってたことが、うん、世界一になるぞみたいなことを冗談で言ってたら、だんだんそれが本当になっていっちゃうみたいなのとか、そういうのも含めて面白いですよね。
Ryota Matsuzaki
めちゃめちゃ面白いですね。
いしたにまさき
そうなんですよ。
Ryota Matsuzaki
なんかこう、人気が出る前からファンになってるっていうことは結構な勲章になるんですか?
いしたにまさき
いや、そこはあんま考えないな。ただ、Tシャツって基本的にそのときしか売らないので、古いのTシャツ着てるとお互いに目配せして、お前も古いなwみたいなのはありますよね。
Ryota Matsuzaki
なんかこう行列のできる店じゃないですけど、なんか行列があるとついつい並んじゃうみたいな話があるじゃないですか。
なんかクラウドファンディングもちょっと似ていて、やっぱりハイ達成してるやつとかは、え、なんでこれがそんなにハイ達成してんの?みたいな感じで。
いしたにまさき
はいはいはい。
Ryota Matsuzaki
なんか興味なかった人もだんだんだんだん興味が出てきて、そのうち支援しちゃうみたいなのはあるんじゃないかなって感じますよね。
いしたにまさき
うんうんうん。
Ryota Matsuzaki
なんかこう、ファンの人たちも2種類いて、未達成のときから目つぶって飛び込んで支援するみたいな人もいれば、いやいや、なんか100%達成しないと支援しにくいんだよねみたいな。
中村優子
いるいる。
いしたにまさき
ちなみに写真を見ないと伝わらないと思うので、あ、送信された。今メッセンジャーの方にスタジアムの様子の写真送りましたけど。
Ryota Matsuzaki
ありがとうございます。
すごい。
中村優子
うわ、うわ、うわ。
いしたにまさき
うわって、うわってなるでしょ。
Ryota Matsuzaki
確かにこれ虹色ですね。
中村優子
想像のレベルじゃなかった。
いしたにまさき
じゃなかったでしょ。
Ryota Matsuzaki
僕もなんか横縞だと思ってた、縦縞。
いしたにまさき
これなんかあれじゃないですか、普通だったらチームラボとかが仕込むやつじゃないですか。
Ryota Matsuzaki
うんうん。
いしたにまさき
そうじゃなくて、これは有志でやってるんですよ。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。なんか勝手にね、ペンライトにセンサー入ってて。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
Ryota Matsuzaki
自分のやつが勝手な色に光るみたいなやつはなんか見たことあるけど、これは違うんですね。
いしたにまさき
違うんです。
中村優子
ってことは7色持ってたんですか。
いしたにまさき
この手のやつのは、人数が多いんで、推しメンのカラーっていうのを2色のペンライトで表現するんですよ。
だから例えば赤赤だと誰。
で、赤白だと誰。
人数が多いの。
だからみんな7色に光るライトを2本持ってるんですよ。
中村優子
2本ずつね、14本持ってるんだ。
そうそう。
いしたにまさき
じゃなくて色が変えられるんで、ライトが。
中村優子
変えられるやつなんだ、もともと。
いしたにまさき
だいたいみんな2本は持ってるから、人数かける2本なんで、この万単位の数になる。
だから何にも知らない人は、なんか今日横浜球場7色に輝いてるってびっくりするっていう。
中村優子
やっぱダイバーシティーみたいな感じになってますよね。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
中村優子
いや、想像以上だった。これすごいですね。
やっぱ近隣住民から見ると、何昼?みたいな。
いしたにまさき
そうそう、ほんとに。
で、多分これを周りの人に見せたいから、やっぱりこの場所を選んでるんですよね。
Ryota Matsuzaki
あえて。
中村優子
オープンな、ね。
いしたにまさき
あえて。
中村優子
屋根がない。
いしたにまさき
屋根がない球場を選んでるっていう。
中村優子
これ、Kibidangoでこういうの出てきたら嬉しいですね。
Ryota Matsuzaki
いや、相当面白いですね。
なんかこう、ユーザーというか支援者の人たちが勝手にルール作って何かを始めるみたいなのがやっぱ面白いですよね。
いしたにまさき
そうなんですよ。で、そういうのは一回出来上がるとね、やっぱ強いんですよね。勝手にやってるから。
だから止められないんです。だから、これちょっと若干笑い話なんですけど、
例えば誰かの誕生日みたいなとか、なんかそういうのがあって、運営側が仕込むときってたまにあるんですよ。
メンバーには見えない裏側のスクリーンに、何秒後にこうなるから、皆さんこうしてください、掛け声をしてくださいみたいなのが出るんですよ。
誰もやんないの。
だって面白くないんだもん。急に言われて。
これをやって、面白いからやるんで、メンバーがこの曲のときには虹色になるのを待ってるからやるんですよね。
サプライズって面白くないの。
中村優子
そうなの?そうなんだ。
いしたにまさき
しかも、人に指示されてやらされるサプライズって何にも面白くない。
中村優子
厳しい。
Ryota Matsuzaki
すごいですね。だから、やらされてる感があると一気にしらけちゃうんですね。
いしたにまさき
一気にしらける。
Ryota Matsuzaki
深いな。
中村優子
すごい。
いしたにまさき
それは多分、日向坂の場合は、このみんなが自主的に始めたことで成功した事例があるから余計にそうだと思うんですよ。
中村優子
みんなでやろう、なんだ。
いしたにまさき
そうそう。みんなで作っていくってことに意味があるよねっていう。
でも、ほんとみんな調教されてるので、ほんとね、曲のイントロが鳴った瞬間にこの色になりますからね。
中村優子
調教?みたいな。
Ryota Matsuzaki
ファンが調教されているってすごい。
中村優子
されてるんだ。
いしたにまさき
されてます。
中村優子
すごいな。
いしたにまさき
これはたまたまこの曲の時は七色ですけど、例えば誰かのソロの曲とかが始まると、その子の色に一瞬でまた変わるんですよね。
中村優子
愛だ。