1. タイマーが大好き
  2. #48 HURT100 2023
2023-01-30 1:40:52

#48 HURT100 2023

今回は2023 HURT100に関してお話しします。


事前練習
補給
ハワイに入って
レース編
1周目
2周目
3周目
4周目
5周目
レース後・・・

★編集後記★
やっぱりH.U.R.T100は絶対にいつかは走ってみたいレースです。
過去2年連続でお話を聞きましたが、みんなが楽しそうな印象しかありません。
ただ、レース自体はかなり厳しいコースなのでいつでも走れるように準備をしておきます。
今回は2回にわたって色々お話いただきありがとうございました。

質問・フィードバック等は「#welovetimer」「#Timers」と付けTwitterより投稿お待ちしてます。
ドネーションを募集しています。ポッドキャスト維持に役立てますのでよろしければこちらからお願いします。
www.buymeacoffee.com/welovetimer

サマリー

HURT100大会の準備と練習方法について話し合われ、参加者たちはそれぞれのアプローチを共有します。特に小栗さんと田中さんは、練習量や補給戦略について具体的に述べ、ハワイの環境に適応しようとする姿勢が強調されます。今回のエピソードでは、ハワイでの初めてのレースやレース前の準備、エイドでの食事について触れられています。特にトレイルバターやポキ、ハートのレースに関する体験が共有されます。HURT100 2023のエピソードでは、参加者がレース中の体験やコース状況について述べ、レースの準備や道に迷ったことによる影響が言及されます。藤岡さんのサポートや大会の進行についても触れられ、各参加者が自身のペースでレースを進める様子が描かれます。HURT100 2023のエピソードでは、選手の疲労やペース管理、補給戦略について話し合われ、特に田中選手のレース体験が詳細に紹介されます。また、仲間のサポートとトラブルシューティングの重要性が強調され、成功と困難を乗り越える体験が共有されます。エピソード#48 HURT100 2023では、レース中の緊張感と無事にゴールできるかどうかの不安について語られています。参加者たちの精神的なプレッシャーや美しい景色、仲間との絆が強調され、ゴール直前のドラマチックな展開が印象的です。ハワイで開催されたハート100に参加した経験を通じて、参加者たちの友情やコミュニケーションの重要性が示されています。参加者は、レース後にコロナに感染したエピソードや、運動を通じて勇気を持つことの重要性について語ります。

HURT100の概要
では、始めます。
はい、よろしく。
よろしくお願いします。タイマーが大好き。何以来だ?ベア以来ですかね。
レースの話は…
レースの話。ベア。
3Peaksの話。
3Peaks。
で、今回も先週、田中さんと今回ゲストのだった小栗さんが参加したHURT100に関して、ちょっとお話を伺いたいと思います。
はい。
ご両輪よろしくお願いいたします。
お願いします。
よろしくお願いします。
ちなみに今回でHURTって何回目の大会なんですか?
21だっ…22?どっちだろうな。それぐらいだと思う、確か。
なんかちょっとウェブサイト見たら20年大会のなんかはあったんですけど、じゃあまだ21、2回目ぐらい。
確か2020年があれじゃないかな。20回大会だから。
20回大会。
まあ、23?ちょっと1回やってないから、22かな。
22?
20年の歴史を誇るHURT。
小栗さんの練習法
HURTってあれですよね。ハワイアンウルトラランニングチームの頭文字なんですよね。
そうです。その略ですね。
その略なんですよね。HURT100。
まあね、ちょっと各SNSで見ましたけど、まあ楽しそうでしたね。
楽しかったよ、すげえ。
すげえ楽しかったですね。
今日オンラインでね、我々やってるんですけど、これがもしオフラインでみんなしてバックル持ってこられた日には、俺もどうしようかなと思いましたけどね。
やっぱりやきもちというか、そこらへんのね、それはありますけど。
じゃあちょっと今回そのHURTに関してお話をお二人から伺いたいと思うんですけども、
まずHURTが決まったのが、HURTの当選って小栗さんはロールオーバーされたんで1年ぐらいですか?練習期間じゃないですか?
1年半前。
1年半ですね。田中さんは?
去年の8月か。
8月、そうすると5ヶ月ぐらいですか?
8月ぐらいということなんですけど。
当選も朝起きたらTwitterで藤岡さんからおめでとうってきて、あれ俺30日じゃねえんだけどなって。一瞬マジで分かんなくて。
HURTの当選日だっていうので、それで知ったっていう感じです。
ツイッターを覚え出しました。
じゃあまずHURTに対してどういう練習をされてきたのかなっていうところをちょっとお伺いしたいと思うんですけども、じゃあまずは小栗さん。
HURTに向けてどういう練習をされてたかちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。
HURTに向けてだと、1年前からLDARCに復帰して。
1年ちょっと休みの期間があって。
1年休んでて、2021年を休んでて、2022年の正月から復帰してHURTに向けて頑張ろうって入って。
特にHURTに向けてだから特別な練習を何かやろうっていうのは全然やってなくて、基本的に僕は練習量がとても少なくて、
その木曜日のLDARCの練習と、あとは日曜日に一人で家の近くのグランドを10キロ15キロぐらい走るっていうのをただただやってるだけなんですよね。
それだけ聞いてると、週2回しか走ってない。そんなことないですよね。
いや、週2回ですね。
あとはたまに週末連があるんで、週末連の時は山をがっつり走るって感じです。
基本的には本当これです。心の中では平日も1日どこか練習しようとは思ってるんですけど。
若干仕事のせいにしてあれなんですけど、9時10時までかかっちゃったり、なんだかんだして全然あんまり今年は走ってなかったですね、平日は。
そうするとLDに戻って練習のボリュームは増えたところはあるけれども、平日は仕事の兼ね合いもあるんで、基本的には週2回でプラスその月1回が山に行って累積約2000ぐらいですからね、LDの練習だとそのぐらいの練習をして。
よく皆さんがハートが近くなるとサウナ連とか初熱潤化をする練習をされてるケースがあるんですけども、何かそこら辺はされたんですか?
それは一応サウナはそれも毎日のようには通えないんで、長風呂をして40度ぐらいの風呂に4,50分入り続けるっていうのを結構やりましたね。週4ぐらいでやったかな。それを2週間ぐらいはやりましたね。
それは何かあれですか?何かでネタで調べたんですか?
誰かが言ってました。サウナ連行けないなら長風呂をやればいいって誰かが言ってました。
それはそうですね。私もコーチから聞きました。練習の後に長風呂40度ぐらいで長風呂してると、サウナと同じようなむさまず初熱潤化に対しての効果があるみたいなことは言われたことあります。
サウナプロトコルだよ。サウナプロトコルの中でサウナ行けない場合がそれをやっている。
これはトムさんから聞いたけどね。トムさんは多分海外のサイトから読んだんだと思うけど。
じゃあなんだかんだ小栗さんは体を使うよりも頭を使って頭脳系ランナーっていう感じですか?
いや頭も使ってはいないんですけどね。感覚だけです。
なるほど。限られた中でやることはとりあえずやったよっていう感じなんですかね。
一応12月の年末は天狗を2日連続天狗やったり、あとはその1ヶ月ぐらい前はこのまま距離は短いんだけど、
栃木の方にある小さい山をちょこちょこ走ったりっていうのはしてましたね。
ちょっとはハートに向けてボリュームを少し増やした?
1、2ヶ月前に慌てて上りの練習をしだしたって感じですね。
でも基本スタンスはあまり変わらなかったって感じなんですね。
練習量的にはもう月間100キロ走ってるぐらいですから、そんな200キロ、300キロなんて全然僕は行ってないんで。
その練習量で私乾燥するのすげえなと思うね。
そうですね、確かに。
ストラバ見ると100キロ行ってないときも全然ありますし、やっと今年になって100キロ超えだしたかなっていう感じですね。
150キロは全然行ってないですね。
勇気しか与えないですね、それは。
練習量なんてあんま関係ないですよっていうのは。
言いたいんだけど、そんなこと一言目いねえよ、俺。
練習量少ないから戸惑ってるような人がいたら、そんなことを考えないでさっさとハートのロッテリーに申し込めって思いますね。
いやー、特殊だと思うんですね、マジで。
かっこいいこと言いますね、小栗さんね。
昔から走ってたわけじゃない。
昔から積み重ねがあって、もともとのランナーで足ができてるからそういうこと言えるんだって言われるほど、もともと走ってもいないし、
自分でもなんで間奏できるのかっていうのが分かんないけど、そのぐらいでできるんだから、みんなもやりゃいいじゃんって思います。
そんな豪酷みたいな軽いノリではちょっとないと思うんですけど。
でもあれですよね、ある程度やっぱり登山ももともとされてましたし、趣味として。
LDAに入られてある程度登ることへの多分耐性もできてると思いますし。
それは多いですね、LDAでしっかり2,3年やってきたっていうのはもちろんあると思います。
だから急に走ってハート完走したわけではないわけじゃない。
それはさすがに、はい。
普通月間100キロ走っていきなりハートいったらダメだよね。
嘘でしょうね。
ある程度長年やってきた地ができたんで、そのぐらいでも、練習量ぐらいでもおぐりさんは結果的に間奏できるぐらいの走力はありそうな感じなんですね。
そうですね。
逆に田中さんはハートが決まってからっていうのはどんな練習をされてきたんでしょうか。
あんまり変わらないんですよね、田中さんもどちらかというと。
まずはあれだよね、ベアーがあった。
ベアーをターゲットにして練習をしてた感じかな。
ベアーが9月の中旬以降か。
3週ぐらいですかね。
3週ぐらいで終わって、2週間ぐらいちょっとダラダラ、ダラダラというかもうちょっとあまり走らずに休んだ感じで、そこから徐々に上げてって、それでもだいたい週10時間から12時間の間ぐらいかな。
で、練習したんですけど。
途中でバックヤードとかあって、走れない時期と、バックヤードの後に体調を崩してちょっと走れなかった週とかもあって、さっき言ったように10時間から12時間の間ずっとそのまま推移した感じでやってて。
12月頭ですね。そこでウエスタンステージに当選しましたので、カジロ完全にウエスタンステージに切り替えようかと思い、普段であれば12月だったらハートに向けてで結構なボリューム走るんですけど、今回はそれをせず、どちらかというとウエスタンステージに向けて強度の高いインターバルとかっていうのを始めたっていうようなそんな感じで。
なんで今年は結局12月も結局10時間から12、3時間ぐらいの中でも走ったという感じですね。本来だったらもうちょっともう1、2時間ぐらい、1週間長く走ってるんですけど、ちょっとそこまでやらなかったっていうのが今回かなと思います。
で、12月かな。12月は主に高尾でTENGU24体のコースですね。それプラスですね、城山に降りる道があるんですけど、そこを追加したっていうのが、追加したっていう練習が今回は多かったかなと思ってます。
それはやっぱりあれですか、上りというところですか、今の練習のお話から伺うところっていうのは。
下りだな、どっちかっていうと。
確かに田中さん、何だっけ、以前でしたっけ、ハートン時は死闘禁がやられたみたいなお話、なんかありましたよね。
そうだね。
じゃあどちらかというと、上りよりもその下りの体制っていうんですかね。
なんかね。
言葉が正しいかどうかわからないけど。
結構そのTENGU24体のコースの大樽に下るところってさ、後半ちょっとネッコネッコしてるとこあったりするじゃん。
してますね、はい。
あと城山に下るところもそうかな、そういうちょっと下りにくいところを下る練習をした、でTENGU24体を今回選んだっていう感じかな。
トラスタルだとちょっと走りやすいんで、そこをあえて走りにくい下りを練習するっていうのは、ちょっと主眼に置いた感じかな。
そうすると、じゃあ練習量自体はいつも例年に比べるとちょっと落とし気味ですけど、ただちょっとハートに特化した練習を。
田中さんの補給戦略
そうだね、そんな感じでやりました。
ちなみに田中さん、海外レースになるとポイントって補給のところがちょっとポイントになるところがあると思うんですけども。
今回何かその部分で事前にその補給に対してちょっとこう、例えばこれを取るとか、例えば前回だとUndoが良かったっていうのがお話がありましたけど、そこら辺でなんか補給に関してちょっとフォーカスというかちょっと研究された部分っていうのはあったんですか。
今回はですね、前半にGUのロクテインをメインにして、後半から一応Undoをメインっていう戦略にしようかなと思っていきました。
で、取る水はそのロクテイン以外に蛍光補水液、あとアミノバイタルのBCNH、あれが一応そのハイポトニック飲料つって水分を体に吸収しやすい液体なんで、
それを取るっていうような戦略でいこうかなというふうに思ってたというようですね。結果はちょっと後で話しますけど。
そうすると前回のところでうまくいったUndoと、あとやっぱりハワイのならではの暑さなんで、ロクテインってちょっと寒いと飲めないじゃないですか。いつも水分取らながちになると思うんで。
そうするとそこら辺を考慮したロクテインでカロリーも摂取して、あとはBCAAで。あまりそうすると俗に言うジェルみたいなものではあまり今回は望まれなかったんですか。
前半、ロクテインと取るときにUndoじゃなくてGUのリキッドタイプを買って、前半部分はリキッドタイプにしたんです。
なんで前半かというと、後半甘いのが嫌になるんで、前半元気なうちにそういうGUの違う、Undoじゃないやつを取るっていうような感じにしたかな。
なるほど。おぐりさんは補給って戦略立てたとこあるんですか。
補給は、僕もジェルをあげたり飲んだりしまったりっていうのがめんどくさくて嫌いなんで、ロクテインを使ってました。
何味を使われたんですか。
僕は甘いのも大丈夫なんで、いろいろ試したら何でも大丈夫だなって思ったんで、適当にカバンの中に入ってたやつを手に取って入れて作るって感じですね。
トモさんとか田中さんはサミットティーだけを持ってたんですけど、僕は何でも全然構わない。トロピカルとかストロベリーとかいろいろあるんですけど、最終的に全部同じ味に感じるんで。
あれ、最終的に全部同じ味になるよね。
飲んでると全部同じに感じてくるんですよね。グレープとかもいろいろあるんですけど、ただ甘いっていうだけになってくるんで、何でも構わないっていう感じで、手についたものを入れて一周ごとに入れて出ていくって感じですね。
おうりさんね、前回もそうですが、あんまりレースに出ないじゃないですか。そこら辺の補給に対してどう?心配とかあんまりそこら辺でないですか?もともと胃が強いんですか?
もともと胃を壊したことがない。そんな長いレースに出てないんであれなんですけど、TDTの時もイースタンの時も、エイドで出してくれるものをガンガン食ってたけど、全然胃を壊したり。そんなに高い強度で動いてないっていうのもあるかと思うんだけど、全然胃を壊したりっていうのがないんで。
ハワイでの準備
今回もエイドで出してくれてる食べ物をどんどん食べていこうっていうような作戦で、作戦っていうか考えで、別に自分でジェルもそんなに持っていってないし、全然ロクテインとトレイルバターを、ロクテインだけだと栄養あったりかもしれないんだけど、空腹でお腹がグググなってきちゃうんで、
トレイルバターを取ろうと思って。お腹を満たすために。それを持ってきましたね。ただ、ちょっと暑い中でトレイルバターばっか取ってると、やっぱりそれは若干もうトレイルバターいいなっていうのは3週目ぐらいで思ってきたんで。
日本の寒い冬のときはトレイルバターは良かったんですけど、暑いところだとトレイルバターを取り続けるっていうのはちょっときついなって思いましたね。
それは環境ならではのところなんですね。
暑さだとは思いますね。
田中さんはエイドにあるご飯っていうのはレース前から想定して走ろうと思ったんですか?
いや、してない。
全然してないんですか?
バナナの一切れとかスイカの一切れとかっていうのは食べてたけど、基本的には想定はしてなかったよ。
なるほど。面白いですね、レース前でもやっぱり。
で、事前の練習補給どういうのを取るかっていうのがあって、実際にハワイに入ってっていうところになるんですけども、楽しそうなところもありましたけど、実際にハワイに入っていかがでしたか?
グリさんどうでした?ハワイに入られて。
全くの初ハワイだったんで。
レース何日前に入られたんですか?
日本木曜出て、木曜の夜出て、ハワイの木曜の朝に着いたんですかね。
飛行機は皆さん、あれですか、田中さん、はじめ、太郎さん、甲子さんたちと。
みんな一緒でしたね。
みなさんと一緒で、あとあれか。
いや、その4名が一緒で、さっき言った。
その4人が一緒。
その4人が一緒だったんですね。
空港でそのまま車を田中さんが借りてくれてて、それ乗ってホテル行って、荷物預けてチェックインまでちょっと海を見に行ったりって観光しに行きましたね。
初ハワイなんで、ちょっと浮かれましたね。
浮かれそうですもんね。
あれがダイヤモンドヘッドか。
一応火山が好きなんで、いろいろ見て回ってましたね。
なるほど。田中さんはハワイに入って、さすがにもうハワイにも慣れたと思うんで、特にハワイに入ってなんちゃらではないと思うんですけど。
今回だからあれだよ。朝空港着いてチェックインが15時なんで、9時間くらいあったのかな。
どうやって時間を潰そうっていうのをすげえ考えたけどね。
なんかツイッターでも聞いてましたよね。ハワイのロコフードみたいな感じのところで。
いろいろ聞いて、俺がプランニングしてずらずらみんなで行ったっていう、そんな感じで初日はね。
レース前に食べたご飯でおいしかったのとかあったんですか。
フォーかな。
それベトナムのフォーですか。
ベトナム料理のお店がおいしかったですね。
あとはポキを買って。
ポキは黒のやつですね。
スーパーでポキを買って、日本からレンジで温める米を持って行ってたんで、それを乗っけて食べるっていうのをやってたんですけど、
スーパーで買ったポキは全然うまくないっていうのが分かりましたね。
それもあれですか、ハワイってよくABCがあるじゃないですか。
ABCではないスーパーですか。
1個はABC系列のスーパーで、もう1個は1月にできたばっかりの新しい綺麗な。
ツイッターで見ました、それ。
藤岡さんが教えてもらった。
見た目はすごいおいしそうなんですけど、両方とも漬けにしては漬かってないなみたいな。
すげー味の薄いポキみたいなのが出てきて、全然スーパーで買ったポキはおいしくないっていうのを2箇所で食べて痛感しました。
うりさんそれハワイで生きていけないんじゃないですか。
エイドでの食事
あの人たちだからマグロの食べ方を分かってないんじゃないかなって。
日本で舌濃いすぎですよ。
埼玉県民だから、寿司好きだから。
ちょっとつまらないかもしれないけど、俺とかMBとか、ご飯を持って行って、なるべく外食しないようにはしたんだよね。金かかるからすげー。
1日1食ぐらいかな。1食ぐらい外食するけど、それ以外は持って行ったものとか、スーパーで買ってきたものを食べるみたいな。
そんな感じだったかな。
例えば今回だと藤岡さんもハート走られましたし、チームジャパンのメンバーとはいつ頃合流したんですか。それはレースの受付の時とかに合流されたんですか。
藤岡さんとか、俺はレース当日だったかな。
そうなんですか。
それまではその4人で行動されてて。
金曜日に受付というよりはピックアップって言って、参加証とか、ドロップバックの税券とかを取りに行かなきゃいけなかったんで、
その時にはこんのさんとか、サモンさんとかと一緒に、あと太郎さんとか、ほしいと一緒に受付会場にはいったから。
ドライブスルー形式だって。
そうなんですよね。それをちょっと聞きたかったんですけど、なんすかドライブスルー形式ってあれ。
だから行くじゃん。行って、名前を言うと参加証とかを持ってきてくれるって、そういう感じ。
非接触の観点ってことなのか、そこすらも。
去年がそうだったんだけどね。
味を染めたら楽だったから。
確かに楽なほうがいいですもんね、それは。
ブリーフィングが結局ビデオになっちゃってるから、ブリーフィングしないんだよ。
だから渡すもんだけ渡しても素通りなんで、お互い早いよね。
半雑な作業もなく。
そうだね。
それはちょっとあれですね、日本でも取り入れてくれたらありがたいところありますね、そういうのは。
一番手っ取り早く全部送りつけてくれればそれで済むんじゃないか。
確かに、それが一番いいですよね。
確かに、それは間違いないです。
確かに。
で、レース前日等々はどうでした?レース前日、おぐりさん、ハワイでの初めてのレースに対して緊張するんですとか。
そうですね、緊張はなぜかあんまりなかったんですよね。
荷物の準備も、ドロップバッグを作るのも作ってたけど、あんまり入れるものもないし、
だから結局全部食べ物とかもエイドで賄おうっていうような感じなんで、
あんまり持ってるものも一応念のための替えの靴下とか着替えとか、
着替えは全然結局ほとんど着替えなかったんですけど、
本当は3つ置けるけど、結局特に置くものないから2つだけ。
ミネーチャーセンターと、あともう一個マノワにだけ置くっていう感じで、
2つだけにしてさっさと作っちゃって、
特にあとはやることはないなって感じでしたね。
ふとちょっと今思い出したんですけど、
おぐりさん、ハートに旅立つ前に荷物が少なすぎて田中さんに正気かって言われてましたよね。
ちょっとバッグがあまりができるなっていうのは、
アンサーフォーの半透明に入れてたんだけど、
それほど荷物多くねえなと思って、
これでいいのか、逆に不安だってつぶやいたら、
ちゃんと持っていけるものは全部持っていけって言われて、
一応はパンパンになるぐらいは持っていったんですけどね。
結局そこの答え合わせはどうだったんですか。
そうですね、増やしたものは白いご飯とかを増やしたんで、
それでパンパンになったって、そこは正解だったと思いますね。
ご飯持ってきてよかったって思います。
それ以外の走る道具はそんなに使わなかったですね。
そういうもんなんですね。
不正解の部分があって、
参加賞とかお土産を入れることも考えてなかったっていう。
それは帰りが大変だった。
でかいバッグを持ってきてそこで済んだのは分散したとかっていうので、
そこが不正解だったかな。
よくいますもんね、トランクもお土産用に開けとくみたいな。
お土産のことを考えてなかった。
でもハートのドロップバッグとかすげえ使いやすそうですもんね、
レースの展望
いつも見てて。
今回はショルダーバッグだったの?
リックサックみたいなやつだったんだけど。
今回はドロップバッグ自体はもらえなかったですね。
そうなんですね。いつもあのドロップバッグ見ていいなと思ったんですけど。
なるほど、じゃあ特に小栗さんはハートに。
初めてのハートはいつも通りな感じで。
そうですね。いつも通りって言っても、
いつも大会も出てないくせに、
いつもの週末連みたいな感じで行きましたね。
田中さんはあんまり寝れてないって言ってなかったっけ?
そうですね。外がうるさかったのか、
何なのか時差ボケなのか、
ずっと横になって夢を見てるような、
何か起きてるようなをずっと繰り返してましたね。
最後の1,2時間だけスパッと寝れたって感じですかね。
それは緊張じゃないですか。緊張でもないんですか。
緊張ではないとは思うんですけど。
田中さんこのハート、例えばウエスタンが今、
田中さんの中でAASだと思うんですけども、
このハートに向けては、ある意味、
言い方悪いですけど通過点ではないと思うんですけど、
どんな感じで望まれようと思ったんですか、このハートに関しては。
まずは感想ですよね。去年DNFしてるんで。
まずは感想で、なるべくトラブルなく走るっていうのがその次かな。
一応実は目標設定をタイムを持っていって、
それが26時間かな。で行こうと思ってました。
だから4時間半、4時間半、5時間、6時間、6時間で26時間なんで。
一応それで行こうかなっていう感じでした。
なるほど。ではじゃあ実際にレースに向けて、
レースのお話をお伺いしたいなと思うんですけども。
まずは1週目からお二人のお話。
ここはどうなんですかね。
俺が聞くよりお二人でお話したほうがいいのか、
難しいところもありますけども。聞いてくれていいよ別に。
1週目、まずはオグリスさん。
はい。
グループ1。
僕は1週目はLDARCのまさこさんとまーちゃんとずっと一緒に走ってましたね。
まーちゃんがトモさんからタイムテーブルもらってたのかな。
で1週目は6時間10分で走れって言われてて、
それ以上速く走ってもダメだよって言われてたみたいなんで。
僕も全然実力的にそんな急いでタイムを狙うっていうわけじゃないんで。
あとまーちゃんは1週目ぐらいは一緒にコース見て一緒に走ろうかなと思ってたんで、
まーちゃんとずっとペース合わせていきました。
なので時間もちょうど6時間ちょいで1週を回ったって感じですね。
思想って感じです。
まーちゃんと一緒にいて話聞き疲れたとかそういうことは特になかった?
そんなことはないですよ。
結構登りでまーちゃん的には頑張ってるところもあったみたいなんで、
そこまで結果からあれだけど若干熱かったのかな。
若干1週目からやっぱり疲れはまーちゃん出ちゃってたのかもしれないんで、
そこまでおしゃべりではなかったですね。
そこらへんじゃあ小栗さんはあまり気温が高かったっていうところは想定の範囲外?
範囲ないぐらい。そこまでびっくりするほど熱いっていうのはなかったですね。
こんなに熱いわけないだろうっていうようなことはなくてこんなもんだろうっていうぐらいの熱さだったんで、
全然驚きはしなかったですね。
じゃあ1週目に関してはある程度1週の疲れはあると思う?
特に想定の範囲内の疲れと。
1週目は全く足も使わずに回ったって感じですね。
かっこいいですね。足も使わずに回るって。
そう言ってみたいな。
どうでした?ご飯はエイドの1週目。
いろいろ聞いてるじゃないですか。
トモさんの100×100もそうですし、ハートって優しい人がたくさんいるっていうね。
人はやっぱりすごい優しくて、
エイド入るとタタタって寄ってきて水入れるか何入れるんだってボトルを取ってやってくれたりして、
何食べる?ってフルーツとかトルティーヤみたいな薄い皮にいろいろ挟んだやつとか、
あとはピンポン玉ぐらいのおにぎりみたいのをいっぱい作ってくれてたりして、
それをその場で食べたりジップロックに入れて持って行っていいよって言ってくれたりして、
何でもやっぱりやってくれるんですよね。
なのでそこで僕はロクテインを入れてるアンサーフォーのプリストボトルを、
大体エイドまで10キロちょい行くと半分強、3分の1ぐらい減ってるんで、
そこに水を足してもらって。
1本だけですか?2本ですか?
1本だけです。
一応念のためでソフトフラスクに、前の日にスーパーで買ったオレンジ色のビタミンドリンクみたいのが余ってたんで、
一応念のためと思ってそれをソフトフラスクに入れてウエストベルトに入れて持ってってはいたんですけど、
レースの準備と初周の体験
基本的に飲むのはロクテインだけで、それを10キロで半分行くか行かないかぐらいを飲んでて、そこに水を足してもらうっていうのを繰り返してましたね。
プリストはハンドボトルタイプで行ったんですか?
フォーカスウルトラを背負って、小さい方を背負って、ウエストベルトをしてました。
一緒見に関しては、今まで聞いてたハート通りな楽しみ方をやさしい人がたくさんじゃん。
ゆっくり走って、コースを見て、こんなコースなんだなっていうのを感じながら走ってたって感じですね。
そこだけ聞いてるとクロート感がすごいですよね。
初めてだから、これから5周するからどんなところかなっていうのを思想してた感じですね。
そんなかっこいいそうでしたっけ?
一方、田中さんは1周目っていうのはどうでしたか?
僕ですね、最初スタートして、女性が前にいたんですけど、それを抜いて、女性の前を走ってたんですね。
結局抜いた女性が、最終的には総合2位になった女性なんですけど。
僕はですね、いきなりロストしたんですよね。
前回のベイは同様に。
ベイはあそこまでロストしなかったんですけど、10分くらいかな。
ちょっと10分くらいロストして。
ハートって木道みたいなやつがあるんですよね。木の板の木道があるんですけど。
なんか聞いたことあります。
いきなりそれが現れて、こんなところにあるわけねえじゃんって思って、それで自分がロストしたのを気づいて引き返したっていう。
そのおかげでですね、女性に抜かれて、10分ロストして走ったんですけど。
結果的にですね、さっき2位になった女性と一緒に走ってたらですね、多分頑張っちゃったんじゃないかなと思いますね。
結果その人と走らなくてよかったなっていうのが、僕の中で良かった点ですね、今回。
なんかでも今回ハート、藤岡さんもツイッターでおっしゃってましたけど、走りやすかったんですか?
いつもぐちゃぐちゃなところが整備されててみたいなことをおっしゃってましたけど。
めちゃめちゃ走りやすかったですね、今回本当に。
去年も田中さん出られてるじゃないですか。
去年比、何%走りやすかったですか?
30%ぐらい走りやすかったじゃないかな。
本当ですか?
全然濡れてるところがなくて、足の置き場もちゃんと考えればあるような感じだったんで、そこはすごい良かったなと思って。
じゃあ田中さんは、不幸中の幸いじゃないですけど、ちょっとロストしたことによって頑張らずにマイペースで行けた感じがあったって感じなんですか?
最初の想定が4時間半なんですけど、ロストしても4時間25分ぐらいかな。で、行けてるんでまあまあ。
なるほど。
良かったかなと。ロストしなかったらもっと早く俺できたんだろうと思うけど。
ちょっとしてなかったらどうなってたのかっていうのがまたわかんないんだけど。
結構前の方のペースも早かったんで、それの波に乗っちゃってたのかもしれないし、そこが良かったのかもしれない。
もしかしたら勝負の分かれ目というか瀬戸際だというか、勝ったかもしれないですね。
そうだね。
残念ながらコーチの藤岡さんは13マイルでニックバナナでちょっとやめられてしまったっていうのがあったので。
2周目の走行とペース
あとはその後本当に現地から特派員という形になってしまって、皆さんのレースをツイッター上で見ることができたんで。
助かったって言い方も失礼なんですけど、良かった部分はあるんですけど。
じゃあまずは次、2周目。ちょっと小栗さんからまた聞きたいと思うんですけども。
1周目を思想という形で走られて、無理もせず、頑張りもせず、ある程度こういうコースなんだなっていうのを雰囲気分かって、今度2周目に入るんですけども。
いかがでした?2周目というのは。
2周目は、2周目出るところまではまたマーちゃんと一緒に出たんだけど、最初の上りのところで若干マーちゃんが遅れてきて、腹が痛いとかなんとかって言ってたんで。
水取ってとかって言って、一応先行きますよって言って、ゆっくり先に行っちゃったんで、そこで別れちゃったんですけど、そこからはずっと一人旅で、それでもやっぱりまだ残り4周あるんだからということで、特に無理もせず、淡々とゆっくり行ってた感じですね。
おぐれさん、Twitterでタイムテーブルよりも若干遅くなってしまったみたいなところを呟いてたと思うんですけど。
1周目が6時間ちょいで、その時はマーちゃんと一緒に走ってゆっくり走ってた感じで。2周目は一人になったからちょっとは行こうと思って、1周目よりかは少し頑張ったつもりなのに、なぜか1周目よりも結構遅いんですよ。
なんでかなっていうのを考えて、若干エイドで時間がかかったかなとかあったんですけど、それでもちょっと遅いな、もしこの後また夜のパートになってもっと遅くなってきたら嫌だなと思ったんで、少し頑張ろうって思いましたね。
特にまだ焦りは生まれなかったんですか?
親指の足の爪がどんどんどんどん死んでいってるのが分かったんですよね。それは嫌だな、だんだん足の親指の後ろをつくのも痛くなってくるのが2周目からあったんで、それはちょっとなんでこんなに今回は足のつま先をぶつけるんだろうなって思いながらずっと走ってたっていうのはありますね。
あれですよね、足が上がらなくなったらつま先を打つっていうのはよくあることですけど。
後半になったらぶつけるのはよくあるんですけど、今回1周目からずっとそうだったんで。
ちょっとそこが想定外なところが。
はい。
一方田中さん、1周目はちょっとロストしたけれども4時間25分で回られて、2周目っていうのはいかがだったんですか。
2周目4時間半かな、ちょうどぐらいで走って。
それでも4時間半で、はいはいはい。
1周目の走り方は各セクションごとのタイムテーブルを持ってたんで、1周目と照らし合わせながらこんな感じで行けばいいんじゃないかなっていう感じで、多分ほぼ予定通り行ってたかな。
で、その時、また違う女性が僕と前後してて、その女性を上りで抜いて、その人が下りで俺を抜くみたいなことを繰り返してた。
なるほど、はい。
そんな感じかな。
あとその時ちょうど2位になった人とも前後してて、その人ともそんな感じで走ってたかな。
2周目はほぼ淡々と。
あと暑かったんで、ちょうど2周目から氷バンダナと帽子の中に氷入れて、体が冷えるような形でやる感じだったかな。
これ実際に2周目のエイドになると、何でしたっけ。
マミコさんでしたっけ、このルールの。
マリコさん?
マリコさん。
マリコさんとか藤岡さんとかも皆さんのサポートをされてたような感じだったんですけども、やっぱそこら辺で知り合いがいるとやっぱり気分ってのは変わるもんなんですかね。
俺2周あんまりマリコさんと会わなかったんだよね。
会わなかったんですか。
タイミング的に。いっぱい日本人いたしね、かな。そうだね、藤岡さんと会ったから。
田中さん今回ストックは1回も使ってないんですか。
1回も使ってない。
小栗さんは。
僕はストック自体持っててないです。
イースターの件もありますからね。
ウェポンと思われちゃうところも。じゃあ2人ともストックは使わずに。
はい。
で、3周目も。3周目になるとほぼ夜ですか、これは。
眠気とレース進行
そうですね、僕は夜ですね。
どうでした、3周目は。
田中さんは。
僕は3分の2が昼、3分の1が夜。日が出てたかな、3分の2が。
では3周目。3周目だともう約半分いくぐらいなところですよね、たぶん40。
3周目の半分で半分ぐらい。
そうですよね。いかがでした、小栗さん3周目は。
3周目はまた夜パートになって、ずっとだいたい同じ人と前後してるんで。
日本人の女性の方もいたし、あとは外国の方とももうだいたい同じ人と。
僕、基本登りが不得意で、下りが得意なはずなのに、今回のレースだと登りでやっぱり外国の人抜いて、下りで抜かれるっていうふうになってるんですよ。
あれって思って、いつもは逆なのにな、日本では逆なのになと思ってたんですけど、やっぱり外国の人は下り早いなとは思ってたんですよね。
遅い団体ながらも遅いなと。
で、淡々と走ってたんですけど、3周目の途中から眠さが結構きて、3周目の後半からは立ち寝も始めるような感じになってきて、それでタイムもガンガン遅くなってきましたね。
もともとイースタンの頃、イースタンの時は夜のパートはどうだったんですか?
眠かったですね。
あまり眠気にはそこまで強い?
眠気は強くないです。もともと強くないです。
イースタンの時も初めて天狗24隊やった一騎の最後の時も、すげー寒かったのに外で寝たりしてましたから、眠気には弱いんですよ。
立って普通に進んでるはずなのに立ち止まって寝てたりっていうのはしてるんで。
で、3周目はそれでもなんとか一人でギリギリ帰ってきたって感じですね。
ただ時間は一番3周目かかってますよね。
そうですね。
エイドも含めて7時間48分だから、これのかなりの時間寝てたって思います。
確かにこの頃からライブトラッキングしてましたけど、ちょっとドキドキドキドキは私もしました。
しみさんもしてたんですけど、ドキドキしました。
最初1周目2周目は自分の中でかなり余裕があったのに、この辺から余裕がなくなってきて、いつの間に余裕なくなったんだろうなと思ってましたね。
ここがちょっと100マイルの怖いところではありますよね。
全然足とかは本当に残ってるのに進めないって感じですね。
田中さん、3分の2が昼で3分の1が夜っていう話だったんですけど、この3周目っていうのは田中さんいかがでしたか。
これ5時間ぐらいで走る予定だったんですけど、これも予定通りですね。ほぼ5時間4分とかかな。
帝国通りで。
俺すごいよね、マジで。
いやすごいですね、これ2周3周。
ここはあれだね、最初飛ばしてた連中が落ちてくるパートだったかなっていう気がしますね。
もう見たくれで、こいつらダメだなっていうのが顕著になって。
多分ここの周回が終わって3位になったんじゃないかな。
そんな感じですね。
日が暮れててもやっぱりでも暑いんだよね。
氷のバンダナを置いてこうかなと思ってたりもしたんだけど、それも実は置き忘れて持ってたんだけど、
それは後でまた活躍するとは思わなかったんだけど、夜中でもやっぱり暑いような感じでしたね。
ハワイって基本的に日本とは違って湿度があまりない暑さ。
いやー。
そんなことないんですか。
そんなことないと思うけどな。
例えばちょっと熱がこもりやすいとかそういったところでなんですか、このハワイのこのハートの地域って。
そういうわけでもないんですか。
めちゃめちゃ熱こもるよ。
やっぱこもるんですね、やっぱり。
それは日本からいって暑さ慣れしてないっていうのもあるかと思うけどね。
いくらサウナとか入って慣れたとしても、やっぱり100%適応できてないんじゃないかなって気がする。
確かに藤岡さんのツイッターの情報だと、田中さんがおっしゃったように上位の選手はみんな落ちてきて、
田中さんこのままいけば上位入賞狙えるっていうツイートぐらいだったんで。
そうだね。
そうすると田中さん的に補給も特に3週目でも特に胃腸トラブル等もなく。
3週目で6.4辞めようと思ってたんだよ。
前半は6.4はそこまでっていうような感じでやってたね。
そっからはアンドゥ。
アンドゥ。
のみですか。
アンドゥと。
とはBCAか。
と、あと蛍光水液。
な感じでやってたね。
面白いですね。
アンドゥって自分もFTRに乗りましたけど、ちょっと胃が気持ち悪いかなと思ってもあれ入りますよね。
そうだね。
ただね、ちょっと先に話しちゃうと、ハートの熱さでアンドゥのあんまり良くなかった結果的に言っちゃうと、結局最後取らなくなっちゃったんで。
そこら辺やっぱり気候との兼ね合いもありますよね。
熱いのに甘いのはちょっと辛かったから。
そうですよね。確かにありますよね。
夏にあんこ取りたいか、取りたいかないですよね。日本でもそうですよね。
じゃあ続いて4週目も、4週目になるとカットオフが。
カットオフは5週目に入る前でしたっけ。
から出る。
29でしたっけ。
そう、29時間だから。
じゃあこの4週目っていうのはちょっと3週目で眠気がすげー襲ってきて、ちょっとそろそろタイム的にも若干一番伸びてしまって、どうしようどうしようと思ったか思わないかわからないんですけど、この4週目って本栗さんどうでした。
4週目は3週目終わった時点で、タイム的にまだ同じぐらいで行けば全然大丈夫っていうことだったんで、足的には全然余裕はあったんで、全然頭の中では行けるって思ってて、
レース中のペース管理
眠さがどうしようもなくて、一人で走ってても、一回4週目出ててすぐのところの分岐で迷っちゃったんですよね。あれどっちだっつって。
間違った方へ引っ掛けたときに、後ろから女性のランナーとそれのペーサーの男の人がワーってきて、お前はどっち行くんだ。マキキに行くのか、マノアに行くのか。マノアだっつったら、こっちだよっつってきて、前をそれで走ってくれたんですよ。
だからそれに勝手にくっついていった。それに勝手にくっついていったんで、迷わないでずっとついていけた。ついていってる間も途中で立ち寝しちゃう場合もあるけど、パッと起きたときに、その2人のライトが見えるからあっちだっつって、すぐに修正できて追いかけていって、
その2人についていけば、タイム的にちょうどよく走ってこれたっていう感じですね。
タイム的に同じペースぐらいでいけば間に合うっていうのは、それも自分の中で分かったんですか?それと誰かに言われたんですか?
自分の中でずっと走りながらずっと計算してましたね。今こんぐらいだからこの時間。だからラウンド、周回はそういうのがすごい頭の中で計算しやすいから楽だと。
1周目からずっと何時間だから何時間で、あと何時間でっていうのはずっと計算しながらずっと走ってたんで、1周走ることによってこのパートはこんぐらいの時間だっていうのはやっぱり計算できるようになるんで、この上りを何分で走れば間に合う。
この上りを何分で上り切れば全然間に合うっていうのは計算できたんで、そこがかなり心の余裕はあった感じはあるんで。なのであいつらについていけば間に合うなっていうのがあったんで、とりあえず眠くてもついていこうと思ってフェーサーについていきましたね。
めちゃくちゃ考えてますね。
時間に関してはずっと考えながら走ってましたね。それはやっぱりカットオフになっちゃうのが一番もったいないんで、ならないようにっていうのは考えながら、結構それはレースだけじゃなくていつでも何分ここは何分で走るっていうのは考えながら走るようにはしてますね。
俺そんな何分って考えたことないな。
マジで?
あんまりないっすね。
ハートずっと考えてたよ、俺も。
俺もその考えを身につけなきゃダメなんすね、じゃあ。
ラウンドだからできるんだけどね。
5週目の補給戦略
ラウンドだからわかります。
確かにコーミーの時はそうですよね、確かに。
あれ俺さ、MBを抜いたんだよね、たぶんね、4週目で。
ぬあぬのエイドかな。
ぬあぬのエイドで俺が先に出た感じだっけ?
僕がいて、僕が3週目でいて、田中さんが4週目で来て。
あれそんな早くだっけ?4号じゃなくて3週目?
4号でしたっけ?4号か。ぬあぬのエイドですね。
田中さんが後から入ってきて、僕がちょっと先に出て、またすぐ抜かれたって感じです。
そういう会うこともできるんですよね、このハートのレグ上で見ると。
田中さんとは結構会いましたね。
そうだね、3、4回会ってるか。
4回会ってるかなって。
こっしーさんとか太郎さんとかとこもすれ違ったりっていうのがあるんで、
あとはトップ選手とかも見てるから、すげえな、こんなスピードでずっと走ってて、なんでいけんだよって思いながら走ってました。
いい意味でも悪い意味でも刺激にはなりますよね。そういうの見てると。
田中さん4週目はいかがだったんですか?
4週目多分、これも6時間、目標6時間で6時間でやったよね。6時間1分とかじゃないの、これ見ると。
ここまで来ると天才の料金になりますね。
4週目8時に出て、8時に出て、2時に帰ってきてんのか。
そうだね、6時間で帰ってきてんね。
4週目はね、もうちょっとこの辺から気持ち悪くなりかけてるんだよね、後半の方が。
そうなんですか。
もうちょっとやっぱり、今考えると水分取ってなかったんで脱水と熱中症っぽくなってきていった感じかな。
この水分を取らなくなるというのは、どういうタイミングで取らなくなるんですか?
飲むのが気持ち悪くなっていくんだよね。
本当はそれは良くないんだけど、逆に気持ち悪くなっても飲み続けた方がいいんだけど、それをちょっとおろそかなったかな、この辺から。
その時はもう6点じゃないんですよね、ただの水なんですよね。
さっき言ったBCCと、あと、蛍光水液。
じゃあちょっと酸味と甘味があるような水。
まあそうだね。
ことだったんですね。
で、去年4週目でリタイアしてるんで、そこがまた同じことやっちゃうんじゃないかなと思いながらも、そこは我慢しながら走った感じかな。
それでもう一応予定通りの6時間で。
予定通りの6時間で行けた感じですね。
行けた感じなんですね。
で、最後5週目に入るんですけども、ちょっと5週目はここは順番を逆にやって、先に田中さんの方からお話を伺おうかなと思うんですけど、ラスト。
ラスト。
これもう4週目終わって、あれですよね、あれ4週目じゃなかったでしたっけ、ちょっと藤岡さんに話しかけられてませんでしたっけ、あれ3週目かな。
なんかツイッターで田中さんどうですかみたいなこと言われてませんでしたっけ。
ツイッターで俺?
はい、藤岡さんのツイッターで。
撮られててませんでしたっけ、あれ3週目か4週目かわかんないですけど。
写真?
動画です。
あー、撮られてたかもしれない。
で、その時にちょっと疲れてそうな感じは見受けられたんですけど、画面越しには。
で、そこで確か5週目向かうところだったような気がするんですよね。
やっぱりあれですか、肉体ちょっと100マイル走れば疲労はあるんでしょうけど、そこへの疲労具合っていうのはどうだったんですか。
だからね、要はさっきも言ったように気持ち悪くなってきてからジェル取れなくなったんですよ。
だけど、マリコさんが江戸で最初の巻き木かな、巻き木でスタートゴールのところでお粥とかを準備してくれてたんで。
もうそこでちょっとお粥とかをすげー食べて、基本的に走ってる間は補給せずに江戸でご飯を食べるっていう戦法にそこで切り替えたんだよ。
リアルフードに切り替えたんですか、5週目は。
もう5週目は全部リアルフード。
何を食べたんですか、江戸で。
お粥。
江戸にもお粥があったんですか。
いや、マリコさんが準備してくれてたんです。
で、マリコさんがいらっしゃって、そこで食べたって感じなんですか。
なるほど。
どうでしたか、お粥っていうのはやっぱり温かい分、活発になって元気になるとかもあったんですか。
いや、温かくないや。温かくなかったんじゃないかな。でも別に温かくなくても全然関係なかったんで、全然食べれるし。
冷たくても全然オッケーだったんで。
じゃあ特に、はい。
大丈夫?
どうぞどうぞ、すいません。
5週目は6時間で走る予定だったんですけど、ここはちょっとさっきも言ったように気持ち悪くなったんで、江戸で補給とかをする点で6時間半かな、なってしまったっていうような感じかな。
で、5週目出るとき3位だったんですけど、次のマノア、マノアの映像ついた後に追いつかれてしまって、そこで4位になった感じかな。
で、マノアでもマリコさんがいたんで、お粥を食べて行くような感じで走ったかな。
その時はすげえオエツとか出てたけど、とりあえず行くしかないから、とりあえず頑張って走った感じだね。
じゃああれですね、結果的にもしマリコさんが死んだったら結構危険なところもあったって感じなんですね。
まあそうだね。ただ最後のヌアンのところはサポートが入れないんで、そのヌアンには日本人の女性の方がいて、山田博美さんって方がいて、その方がいろいろやってくれたんで、ボランティアでいたんだけど。
で、その方に例えばスープにですね、さっきMBが言ってたようにご飯のちっちゃいのがあるんで、それをスープにぶち込んで、それを補給して行くっていう。
で、そこで補給をして、ラストは一生懸命走ったっていう感じかな。
トラブルとゴール
ちょっとトラブル的なやつが、ヘッデンのライトが切れてやばかったんだけどね、最後。最後どれくらいだろうな。日の出30分前くらいにヘッデンの電池が切れて。
ただ腰ライトはあったから、腰ライトだけでも走れた。上りだけだったから、腰ライトだけでも行けたんで、良かったんだけど。ちょっと危険だったかな。
もう少しちょっとタイミングが変わったらちょっと。
やばかった。
ことなんですね。
で、結局ですね、気持ち悪いのはですね、さっきも言ったように、最終的に無理やりBCAを飲み続けたら治ったんですよ。
それがBCAの影響か時間かわかんないですけど。
いや、多分ね、単純に水を入れることによって気持ち悪くなるのが治るんだと思う。
そのBCAのやつはハイポトニック飲料って吸収が良いわけだから、無理やり取ればそれだけ吸収するんでね。
最終的にはそれでもやっぱジェルが取れるようになって。
なんだかんだ言って、復活したって言い方も変だけど、最後は普通に走ってそのままゴールできたのかなっていう感じがね。
あれ、そのBCAって普通に市販の日本でも売ってるやつですか?
日本で売ってる粉状のやつを溶かして飲むやつかな。アミノバイタルが出てるやつ。結構安い。
味の素のやつですか。
なるほど。
結果、田中さん。田中さんの予想のゴールは何時間想定だったんですか?
8時26時間想定。
そうすると、じゃあほぼ正確に帝国通りに。
30分くれたのは補給とトラブルとか、途中でウェーとかやってたから。
その辺がなければ、ちゃんと想定通り走ってたら3位にもなれたのかもしれないけど、3位の方もペーサーがいたからさ。
その差も大きいですね。
なかなかね。そういう意味では、ほぼ予定通りに走れて満足した感じですね、今回は。
久しぶりだね。トラブルはあったんだけど、こんだけちゃんと普通に海外レースを走れたのはすげえ久しぶりだなっていう、そんな感じだね。
結果、タイムとしては26時間30分52秒という、ほぼ想定の範囲内でゴールされて、総合4位?
総合5位。
総合5位ですか。
男子4位。
男子4位ですか。っていう、会心のレースが。
会心は。
会心までいかないですか。
会心までいかないかな。俺の中では満足いくレースってあるけど。
でもウェスタンに、ウェスタンステージに向けてちょっと弾みのある。
そうですね。ちょっと拾おこせとしちゃってあれなんですけど。
なったなっていうところなんですね。
そうですね。弾みになったらいいなと思いますね。
で、一方、奥利和紀夫さんですよ。5周目。
まず4周目のその最後、ヌアヌを出て、ヌアヌの前に入る直前にやっぱりどうしても眠すぎたんで、
一旦でっかい木の根元で座って5分くらい目をつぶったんですよ。
で、若干復活して、ヌアヌのエイド入って、
で、ヌアヌからマーキキに一旦ガッと登った後、フェンスを開けて通る道が一個あって、
そこを越えると結構走れる下りになるんで、そこを結構気持ちよく下ったんですね、4周目の最後。
で、タイム的にも多分それが一番4周目のヌアヌからマーキキっていうのが早いタイムになってるのは、そこで若干復活したっていうのがあって、
で、これでもうカットオフは間に合うなということで、4周目終わりかけたところで、あと50メートルでネイチャーセンターってところで、
もっかいまた左足のつま先をぶつけたんですよ。
で、今までずっとあれしてたのを、一回そこでパッとぶつけたら、なんか今までいないパキっていう感じがして、若干足引きずる感じになっちゃって、あれやべえなって、エイドに入ってったんですね。
で、今まではぶつけてて、多分もう爪死んでるだろうけど、めんどくさいから靴下脱がないでそのままで行ってたんだけど、なんかちょっとやばい感じがしたんで、
田中さんとかゴールしてみなさんいたんだけど、一旦座って靴下を脱いだら、爪が何だろう、完全に割れてたんですね。爪の根っこからもう割れて、パカッて開けば取れる状態になってたんですよ。
はいはいはいはいはい。なるほど。すげえ言い手いいですね、それね。
で、あれと思ったけど、ちょっと変な駅が出てきたりしてたんだけど、田中さんが大丈夫大丈夫行けるよって普通に言ってくれたんで、僕もじゃあいいかなと思って、バンドエイドだけ二重で貼って、
で、靴下だけ新しいの片方だけ変えて、靴履いたら、ぶつけたばっかりの時は足引きずってたんだけど、靴履き直したらバンドエイド貼ったら大丈夫な感じになったんで、これなら大丈夫かなって感じで5周目をスタートした。
で、結構カットオフタイムの15分前くらいに出てったんだっけな。
なので、それなりに時間は自分の中ではまた7時間半で帰ってくればいいっていうのがあったんで、行けるなっていうのは全然あったんですよ。足も全然まだあるし、コースももう4回も行ったとこだから分かってるし、これからもう昼間の時間だから暗くもないし、眠気も。
レース中の心情と計算
とりあえず眠気っていうのは落ち着いたんですね。幻覚はずっと見えてるんだけど、眠気自体はないんで、ずっと動き続けることはできるなって思ったんで、自分の中ではもう大丈夫っていうのは思いながらずっと、それでも一応計算はしながら、ここからここまで、こんくらいの時間っていうのはそれぞれセクションの中でもさらに小分けして、
覚えてたんで、時間計算しながらずっと走ってたっていうのがありますね。だいたい自分で走ってても、僕は最後だなっていうのは分かってたから、これから抜かしていく人はもうみんなゴールできないなと思いながら、みんな抜かしていってて。
なんかそれちょっと感じ悪いですね。
だって今更僕に抜かれるようじゃ、この後間に合うわけねえなと思ってたんで。
死神だったんですね、もう。
で、マノアに入って、マノアに入ったら日本人の人が一人、もうその場でDNFするって言って座ってたりして。
あとさらに僕の後ろから3人ぐらい、まだ向かってるっていうのがいたのは分かってたんですよ。追いかけてるっていうのは。
それの中に日本人の女性の方も一人いて、その人たちが間に合うのかなと思いながら、僕はそれなりに時間計算してあるから大丈夫だなと思って。
味噌汁にやっぱりご飯入れてくれて、それ食ったりなんたりしてた。
お前ちょっともう早く行けよみたいな感じで、映像の人からも急かされながら。
言われますよね。
分かった分かったっつって。で、出たりして。
で、マノアの滝っていうのがあって、そっから遊歩道からトレイルに入るんですけど、そこでその後から来た人たちとすれ違ったんで。
これ、そっからまたマノアの江戸まで頑張って走って10分ぐらいあるんで、もうその時点でちょっと厳しいんじゃねえかなと思って。
すれ違って、日本人の人もいたんで、もうちょっとだから頑張ってって言ったりしたんですけど、
結果的にその人たちはもう1分足りなくて、もうそこでカットオフになっちゃったって感じだったんですね。
だからやっぱりそこで、もうまた僕がラストランナーになっちゃって。
で、またヌアヌに向かうところでもずっと、また淡々と計算しながらも走ってて、ヌアヌに着いて、
もうその時点で後ろ、そこでヌアヌの江戸の人に僕の後ろにいるのって聞いたら、よくわかんないみたいなことで、
全然把握してなかったんで、その後ろの人たちがその時点ではまだ間に合ってるかどうかはわからなかったんですけど、
で、またヌアヌでゆっくりしてたら、早く行けよみたいな感じで言われて、
で、そこでジュースを、スムージーをなんか作ってて、マンゴーバナナオレンジジューススムージーをなんか大量に作ってて、
それを飲んだらすげーうまいから。
港区女子みたいな飲み物だったね。
それが4周目の時も出てて、その時も2杯飲んで、5周目来たらまた新しく作ってるから、
それ欲しいからもっとちょうだいって言って、何杯かもらってたら、
分かった分かった早く行けよって言って、やっぱり早く行けって、
ちょっとトイレ行ったら行くからちょっと待っててって言って、
で、トイレ行ったりして、で、またみんなにありがとうって言って出てったんですよね。
なんかちょっとわがまま男子みたいな感じになってましたけど大丈夫ですか?
僕の中では間に合うっていうのはあったって。
計算上ね。
だからそんな焦らなくていいんだよっていうことを思ってたんですけど、
一応みんなが心配してくれて、
それに僕が最後行けば後は片付けだけだから、
早く早く早く行けって追い出してくれた感じなんですよね。
ちょいちょい感情悪いとこ出しますけど大丈夫ですか?
レースの後半の展開
いやいやみんな優しいから。
ずっと優しかったんで。
で、後はまた来た道を返すって感じなんで。
帰って、で、上りは上って頑張って、
で、この最後の上りのもうちょっとで頂点っていうところで、
その前、最後の前を走ってたおじさんのランナーがいて、
オレンジ色の蛍光のTシャツを着てて、
で、僕よりも年は上そうなおじさんが結構へばって登ってたんだから、
追い越すときに一応ちょっとつたない英語で、
お前は時間内にゴールできると自分で思ってるの?って言って
Do you think? 言ったら頑張って走るみたいなことを言ってたから、
本当は後から考えると、ここでじゃあついてこいって言って
引っ張った方が良かったかなと思ったんだけど、
その時は自分も一応自分のペースで行かなきゃなと思ってたから、
じゃあ頑張れよって言って
ジミーちゃんじゃないですか?
お前もなって、で、置いてきちゃったんで、
ちらちら後ろ見ながらも走ってはしたんだけど、全然来なくなっちゃって、
で、柵を越えて下りの走れるところもバーって走って、
ぶっちゃけ全然足は残ってたんで、ワーって走って降りてきて、
もう自分の計算では15分前ぐらいにはゴールできるなっていう感じがあって、
それで走ってて、
それでもさっきのおっさんがもしかしたら来るんじゃないかと思って、
ちらちら後ろを振り返ってたんですよね。
で、今考えると、コースマーキングのテープが、
確か、
コースマーキングが3色分かれてて、
最後のヌアーヌからマーキキに帰ってくるのは、
オレンジ色のコースマーキングだったと思うんですよ。
レグごとに違うってことなのかね?
レグごとに色が。
それでパッと振り返ったときに、
オレンジがたまにおっさんに見えたのかなって思う。
大栗さんが。
はい。幻覚なのか何なのか。
幻覚っぽく、はい。
オレンジのTシャツを着てるおっさんっていうのが頭の中にあって、
で、パッと振り返ったときに、
オレンジの光ってるコースマーキングが見えたときに、
頭の中であれはあのおっさんかなっていうのを考えちゃってて、
もうすぐ来るんじゃねえかっていうのを
頭の中であったんですよ。できちゃった。
で、じゃあ一緒に行くかと思って、
ちらちら後ろ見ながら、
おっさん待ちながら走ってたんですね。
ゴール2、3キロ前ぐらいかな。
自分の中ではこれならもう大丈夫だなっていうような。
で、そこでそうやって後ろを振り返りながらゆっくり出て、
まだかな、まだかなって言ってたんだけど、
結局来ないんです。
その方が、はい。
おっさん来なくて、来ないなと。
残り1.5キロ、2キロから1.5キロぐらいになったときに時計見たら、
あれ、もうこんな時間だ、やばいなっていうのを最初に気づいて、
はい。おじさん心配してて余裕じゃねえと。
これちょっとまずいってなって、
そっからはかなり本気で走ったんですね。
で、それでもう登りも走るようにして、
1.5キロぐらいを本気で走って、
ギリギリ何分前だっけ。
3分約もう。
3分半ぐらい。
3分前ぐらいですね。
3分半だね。
で、駆け込んだって感じですね。
本当に最後だけ、最後が一番早いんじゃないかってぐらいのスピードで走って駆け込みましたね。
はい。それでラストマンで。
ラストマンってことだよね。一番盛り上がってるというか。
どうでした、田中さん、このゴールを現地で見られていて。
最終ランナー。
マジで来ねえと思ってたね。
MVの前の人とのタイム差を考えると、
たぶん前の人がNUANのMVの30分くらい前に出たのかな。
計算すると結構やべえんじゃねえかっていう感じだったよ。
そうですね。すれ違ったのは結構上の方ですれ違った感じはありましたね。
たぶん白賀のおじさんだったと思うんですけど。
なんでちょっとやべえんじゃねえかっていうような、NUANの出たのは最後なんだけど、その最後の前の人は来ないんじゃない。
はいはいはいはい。
本来それが来てMVが来るからさ。その人も来ないしMVも来ないから。
現地にいた人たちはもうちょっとダメかもねみたいな雰囲気が流れてた。
めちゃくちゃ興奮の渦でしたもんね。
そうだね。
藤岡さんの動画見ましたけど、コッシーさんとか超興奮しましたもんね。
誰が来るかわかんないからさ。
誰が来たのかわかったけど、それがMVなのか違う人なのかっていうのがあって。
それでMVだったからやっぱすげえ興奮したよね。
はあ。
練習はあまりしないけど、レースはずっと計算はしてるよってことなんですね。
そうですね。計算だけはずっとしてましたね。
それはループだからっていうのはあると思うんですけど。
これがワンウェイだったらちょっとまた違ったところっていうのは。
ワンウェイだともう全然多分わかんないですね。
そのイッツさんの時なんて計算も何もできないから、
次のエイドまであとどんぐらいかっていうのも全然わかんなくて、
まだかまだかっていうのをずっと思ってたけど、
ループだからもうあとどんぐらい走ればエイドがあるっていうのも完全にわかってるから、
計算も何でもずっとできますんで。
それは楽ですね。
なるほど。
まあね、確かにまさかとは言わないですけど、
びっくりしましたよね、このゴールシーンは。
日本にいる人間わからないじゃないですか。
シンさんとやりとりしてて、
コーシーさんとタローさんは大丈夫だと。
やっぱオグリさんがちょっとギリギリじゃないかと。
どこなんだろう、どこなんだろうっていうのをちょっと2人で話してて、
いやこれオグリさんいけるよって言ったら、
言ったらまさかの3分前ゴールっていう。
本当はもっと楽にゴールができたんだけど、
余裕があったはずなんだけど、
ちょっとオッサン待ってたら大変なことになっちゃった。
普段出さない優しさを出すから、
やっちゃったっていう。
オグリさんくんじゃねえかなと思ってて、
だけど潰れてたかなと思いながら、
振り返ったらオレンジの方がチラチラ見えたから、
レース後の振り返り
あれかなと思ってよく見たりしたんだけど、
結局ダメだった。
なるほど。
そんなハートを終えられて、
このレース後というのもちょっとお話を伺いたいんですけど、
田中さんレース後26時間、
ほぼ想定通りで走られたんですけども、
やっぱりそこら辺の疲労度、疲れ具合っていうのはいかがだったんですか。
それも想定の範囲内でしたか。
今回すごかったのは、
大体死闘筋が全く痛くなかったね。
それじゃあ下りでやっぱり練習積んできた成果が。
ちゃんと脱水に気をつけたからだと思うよ。
筋肉の損傷が少なく済んだみたいな。
熱中症にならなかったから結局、
氷を首から巻いたりとか。
最後は気持ち悪くなったけど、
とはいっても3週4週目の途中まではちゃんと水分補給できてたし、
そこが良かったんじゃないかなと思うんだよな。
だから走りながら終わったのは、
去年がダメだったのは、
やっぱりちょっと金曜日に入ったりとか、
時差ボケの段階でちゃんと水分補給の計画とか、
ちゃんとできてなかったとか。
時差ボケプラス熱中症みたいな感じだったんじゃないのかなって今思えば。
そこをちゃんと対処できれば、
足も痛くならずゴールできたなという感じかな。
何気に今回は前日でもちょっとビールを飲んでたからね。
珍しいですよね。
1本ぐらいだけどね。
じゃあやっぱり海外レースはギリギリに現地に入るよりも、
やっぱりちょっと余裕を持たせて。
そうだね。
あとやっぱり熱さ対策だろうね。
熱いところで走りになったらそこをちゃんとやるべきかなっていう気はするね。
相変わらず補給が最後までうまくいかないんです。
そこはまだまだ課題があるかなと思ってはいるので、
また考えなきゃいけないかなと思ってるけど。
あと半年ですかね。
半年もないよ。
半年ないですか。
半年ない。
なるほど。
じゃあ一方、おぐりさん。
バンクエット等々もあったと思うんですけども、レース後いかがでしたか。
レース中から特に負傷も全くないし、
足も爪が死んでるっていうのはあるんだけど、
そこまで筋肉の変な痛みっていうのもそこまで残らなくて、
もちろん次の日は歩きにくかったりっていうのはあるんだけど、
多少レース終盤ぐらいから咳が出るなっていうのがあって、
風邪かなみたいな感じがあって。
バンクエットがゴルフ場のセレモニーホールみたいなところでやるんだけど、
そこがもう冷房が異常で。
外人仕様な。
もう本当に半袖短パンで、ハワイだと思ったら半袖短パンで行ったら骨幹で、
そこでずっと座って、
ハワイ帰国後の健康問題
外国の人が何か面白おかしく喋ってるおしゃべりをずっと聞いてるっていうのを
3、4時間ずっとやってたんで、
風邪ひかない奴はいないみたいな感じになってたんですよね。
レース後、免疫も落ちますからね。
免疫も落ちてるから、風邪ひいたなと思って、
咳も出て寒いなって帰ってきました。
日本に?
日本に帰ってきました。
しっかり帰ってきて、飛行場もしっかり通って、
お家まで帰ってきたんですけど、
なんかどうもやっぱり具合が悪いなと思ったんで、
病院に行こうと思って、
最近は熱が出てると、
すごいそれと見てくれるところがないんで、
発熱外来があるところじゃないと無理ですもんね。
発熱外来があるところじゃないとダメなんで、
家の近くの発熱外来あるところを探して、
水曜日に帰ってきたんで、
木曜日の朝、朝一で電話して予約して、
すぐですよって言って、
10時に来てくださいって言われて、
10時に行って、PCR受けて、診察受けて、
一応そのお医者さんにもハワイに行って、
いっぱい走ってきたりしたんですけどね、
その頃はまだ風邪だと思ってるんで。
吹かれたやつが来たぞ。
ちょっと帰って帰ってみたいなことを言って、
風邪薬でももらって帰ろうと思って、
ちょっと咳が出て熱があるぐらいで、
他には頭痛とか何もないですって言って、
薬もらって帰ったんですけど、
昼過ぎに電話があって、
はーい陽性ですよって言われて、
しっかりコロナも持って帰ってきましたね。
ハート100の体験
ポジティブだったんですね。
しっかりポジティブでしたね。
まあね、仕方ないっちゃ仕方ないんでしょうけどね。
どこでもらったかっていうのが全く、
分からないですもんね。
出国の時なのか飛行機なのか、
日本かもしれないですからね、それは本当に。
発症したのが既にレース後半、
終盤というか終わったぐらいから、
もうなんとなく咳は感じてたんで、
2,3日前って考えると、
もしかしたら日本ですでにもらってたかもしれない。
じゃあ死にないですね。
でも今お話ししてる限り、
先ほどそこまで何か症状が重そうな感じでもないので。
そうですね、もう熱も下がって、
若干咳は残ってる感じがあるぐらいですね。
でもこのお話ししても、
特に咳されてるタイミングなかったんで、
良かったですね、本当に。
軽症というのか分からないですけど。
そうですね、逆にそれで分からないまま仕事行っちゃって、
仕事場で一番よくなかったんで、
長い休みの間で良かったって感じですね。
ちょっと休みが伸びちゃって、
迷惑はかけてるんですけど。
でもいいんじゃないですか、
疲れてると思うと。
皆さんにはちょっと妨害なくても大丈夫ってことが
1週間かけて分かったんで、
それがちょっと伸びただけなんで、
大丈夫です。
そんなもんですよ。
じゃあ掃除で、
小栗さん、初めて参加されたハートというのは、
総評をしていただきたいんですけど、
どうでしたか、初めて参加されたハート。
ハート、初めてのハワイもそうですし、
トモさんからも、今まで参加した人からも
いろいろ話聞いてた、
ポッドキャストでもずっと聞いて夢に見てた
ハートもそうですし、
やっぱり話し通り最高の大会でしたね。
関わってる人みんな優しくて、
ランナーも早いランナーも遅いランナーも
みんなすれ違う度に、
ナイスワークとかグッジョブとか、
みんな声かけ合って、
ずっとそれを、
それ言い続けてるから喉を悪くしたんじゃないか
っていうぐらい、
ずっとそれをみんなで言い合ってたんで、
みんな優しくていい大会でしたね。
なんでみんな申し込まないんだろうなって思いますよ。
やっぱあれですか、ハワイに行くと
ちょっと人見知りは良くなる傾向はあるんですか。
今回タローさんとかコッシーさんと初めて、
本当初めて会ったって感じじゃないですか。
なのにもう同い年っていうのもあって、
帰りにはもうコッシー、タローちゃんって
言い合ってましたね。
ひとつあげていいですか。
お前たちそれ偉そうだろうな。
それどういうことだったの?
Dさんたちに対して。
一緒にハートの旅をした仲だから、
そのぐらい仲良くなっちゃうって感じですよ。
ほんのほんま。
でもそのくらいに暗くを共にするとやっぱり
挑戦への勇気
短い人見知りの小栗さんでも
心打ち解ける時間が短くなるってことなんですね。
一緒に長い、
短い間だけど濃い時間だったから。
ハートじゃなくてハワイ行ったことあるんですか。
私あります。
ハワイ行くとみんな親指と小指が立つじゃないですか。
ルーズハングってやつですよね。
そう呼ぶんですか。
僕も行く前はそんなの恥ずかしくて
僕は行ってもできないなと思ってたんですけど、
不思議とハワイ行くと親指と小指伸びるもんだなって。
走りながら。
大丈夫ですか。オウムと写真は撮らなかったですか。
なにそれ。それは全然わかんない。
そういう詐欺があるんですよ。ハワイに行くと。
オウムを肩に乗せられて写真撮られて。
トルコで聞いたことあるけど、
ハワイではそんな人は田中さんいなかったですよね。
いなかった。
目抜き通り行くとあるんですけど、
詐欺にも引っかからず。
危なく飯屋ではぼったくられそうになった。
なるほど。それはありそうですね。海外は。
事前にギリギリ不正だから大丈夫です。
さすがです。
田中さん、今回ハート何回目ですか。3回目ですか。
3回目。
3回目ですよね。いかがでしたか。3回目のハートは。
過去のハートと比べて今回が一番良かった。
ちゃんと走れたかなと。
じゃあ今後もし機会があれば、
ハートは参加したい大会の一つ。
ベテランになりたいからとりあえずあと1回は走りたいかな。
ベテランになると、ちょっと自分も富城さんに来ましたけど、
もうあれですよね。ほぼ出られるみたいな感じになるんですよね。
まあまあそうだろうね。
いいですね。
ハワイの人たちみんな僕のこと知ってくれてるんで。
さすがにハワイの人もJRって言うんですか。
ハワイの日本人の方だね。
でも田中さんインタビューされてましたもんね、ハートの。
でもあのインタビュアーは今回初めてかって聞いてましたよね。
インタビューしてるんだったら外人だもんだって。
外人の方なんですよね。
日本人の方はやっぱり田中さんのことを。
多分知ってると思うけどね。
今回なんかあれなんだっけな。
男性でね、5位に入った。
総合でね、総合で7位かな。
男性で5位の山田たけしさんですね。
山田たけしさんはい、いらっしゃいますね。
山田たけしさんはすごい言語知ってて、
このポッドキャストも聞いてくれてるっていう風に言ってたんで。
この方はハワイ在住の方なんですね。
楽しく聞いてくれてるって言ってましたんで。
ありがとうございます、本当に。
行ってお会いしたいかなと思いますね。
そうですね。
行ってみたいな。
レースに出てみたいですね、ハワイ行ったことあるんで。
まっちゃんも行けば山田さんに話しかけられるんで。
恥ずかしい限りでございますが。
そこは向こうの人も知ってると思うんで。
ちょっとね、当選するように頑張ろうかなと思います。
おぐりさんもじゃあ、もし機会あればまた。
また機会あれば出たいと思ってますね。
今度はもうちょっと違う形で。
前、ゆうかさんがワラチで完走してたんで。
僕も今度ワラチで出たいなと思ってますね。
詰めなくなっちゃうよ。
ワラチで走ると足ぶつけないってゆうかさん言うんで。
人に言うんじゃないの。
ちょっと今年はワラチ練習しようかなって。
去年ワラチであれ、
どこんだけ100出て半分で辞めちゃったんで。
もうちょっとワラチの練習もしようかなと思ってますね。
じゃあ2023年はワラチということですね。
今年はワラチの年ですね。
以上です。
頑張ってくださいね。
サンダルラーマは我々も全然わからないんでした。
そうしてやっぱりハワイのハートは楽しい大会というのが伝わりました。
最後に今回おぐりさんが話してましたけど、
勇気と希望を持たせたいっておぐりさんおっしゃってたんで。
これからハートを走る方ですとか、
これから100マイル挑戦される方に言ってましたね。
僕でも走れるからみんな勇気を持ってっていうのがありましたけど、
メッセージがあれば楽しいです。最後に。
しねえですからねこれ。
本当に僕みたいな練習量も少ないし、
毎日のようにも走ってないような、
もう45歳のおじさんでも、
一応真面目に練習はしてるつもりですけど、
量的にはそんな多くないんで、
本当に200キロ、300キロ走ってる人が、
まだ100キロ踏んでから行きますみたいなことを言ってるんで。
そんな面倒くさいこと言ってないで、
100マイル走りたいんだったら、
なんでもいいから早くエントリーして、
そのためにちょっとした練習すれば、
誰でも走れますよっていうようなことは思いますんで。
躊躇してるぐらいなら、
さっさとエントリーしちゃえばいいと思いますんで、
皆さんどうぞ怖がらずに走ってください。
すぐに。以上です。
猪木さんで言うあれですよね。
迷わず行けよ。行けば分かるさってことですね。
そうです。見る前に飛べってことです。
とは言ってもおぐりさんもある程度バックボーンもあるんでね。
急には無理ですよね。
急には無理ですけど、
結果に300走ってる人って急にではないとは思うで、
そんな人はいつでも走れると思う。
走り方さえやれば誰でも走れますんで。
そうですよね。
申し込みすればちょっと心も変わるかもしれないですからね。
僕もイースターンだって、
100キロさえ走ってないときに申し込んだんで、
とりあえず申し込んで走ればいいと思いますんで、
皆さん頑張ってください。
ありがとうございます。
ではハートの貝、素敵なお言葉頂戴頂けたので、
これで終わりにしたいと思いますが、
最後に業務連絡させて頂ければと思います。
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投稿お待ちしております。
また、ドネーションも引き続き募集しておりますので、
よろしくお願いいたします。
今回もスピンオフ企画、スピンオフではないですけど、
レースの企画としてお話しさせて頂きました。
今回は1週間前に参戦されたハート100人に関して、
田中さんとぐりさんからお話聞けました。
お二方ともありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
失礼します。
失礼します。
01:40:52

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