1. 平日回帰φ瑠
  2. アヤコPの火曜回帰φ瑠「キラキ..
2023-08-01 21:31

アヤコPの火曜回帰φ瑠「キラキラしている人への嫉み」

spotify

平日回帰φ瑠、火曜MCを担当いたします孤独なPodcaster アヤコPです。

80億人分の1人が、365日中の1日の火曜の出来事をもとに、孤独にニヤニヤ語ります。

本日は、最近の架橋に入った朝ドラ「らんまん」を見て身がつまされるっていう話です。


=アヤコPについて=

ニュースレター「リベルタス」を毎日配信しております。

時折、乾燥した荒野に、地上八階 地下二階の「無限塔」という建造物が現れるので、その中二階にあがり、「無限塔の秘密」というPodcastを配信することがあります。

⁠⁠⁠⁠⁠https://ayakoizumi.substack.com/⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠@ayakoPizumi

サマリー

火曜MCのアヤコPはセミナーの司会をするために上京している。しかし、彼女は豪雨に見舞われてしまっている。一方で、まんたろうは田辺教授との関係に悩んでおり、彼は自分の論文に田辺教授の名前を載せない失敗をしてしまっている。私は田辺教授の気持ちもめちゃくちゃわかるし、キラキラしている人を見ると嫉妬してしまうこともあります。

セミナー司会と豪雨
孤独なポッドキャスターがお送りする平日回帰ファイル、火曜MCは、アヤコPが担当です。
こんばんは。えー、2023年、やばい、8月の1日の火曜日ですね。
火曜日、火曜日じゃない、いや、8月に入りました。今日はですね、あのー、セミナーがあるので、
ちょっとね、あの、司会をしないといけないセミナーがあるのでですね、都内に昼から上京をしたんですけれども、
なんとなんと、えー、何時ぐらいかな、12時半ぐらいからですかね、ちょうど私が会場に向かっているときに、
ものすごい豪雨、雷と豪雨が、あのー、降り始めましてですね、あのー、気持ちいいもんでしたね、とっても。
あのー、久しぶりに雨降ったので、しかもこんなに、なんか、ギリラ豪雨だとさすがに気温も下がって、とっても過ごしやすい1日だったかなと思います。
セミナーが終わって、えーと、17時ぐらいかな、会場の片付けとかをして、外に出てもかなり涼しくて、たまにはこういう日もないとね、大変ですよ、本当に。
えー、そんなわけでね、今日はまあ、セミナー、まあね、法人営業というか、エンタープライズ向けのお仕事もしているので、
いろんなね、企業さんとが来てくれて、で、ゲストの先生方、先生に講演をしてもらって、で、途中ネットワーキングというかミートアップみたいなですね、そういうものもして、
セミナーの段取りに関しては他の方がやってくださってて、かつね、業者さんが入ってたんですよ。知らなかったんですけど。
で、業者さんが入って、かなりカメラ、ビデオカメラの録画とか、うーん、なんか会場の設営とかもね、全部全部やってくれて、
すごいお金使って業者さんを雇うとこんなに楽なんだっていう感じでした。
なんかね、ちょっとでも若干業者さんの動きがイマイチで、スクリーントラブルとか結構かなり多かったんですけど、
まあそれでもね、自分があたふたせずにいられるっていうのはすごい楽だなと思いました。
いつもはね、外に出ると本当地獄の汗まみれ、汗だるま、みたいな風になるんですけど、
今日はおかげさまでね、ちょっと人前に出るときに汗のね、汗だらだらって本当に恥ずかしいんですけど、
今日はね、すごい快適でよかったです。
今日はどんな話しようかなと思ってたんですけど、
今ね、久しぶりに私はNHKの朝ドラを毎日欠かさず見ているんですよ。
欠かさず見たのはですね、実に何年ぶりかっていうと、最後に見たのがカーネーションだったかなと思うので、相当前ですね。
2010年の朝ドラかな?なので、やばい、実にもう13年ぶりに見てるという感じですね。
カーネーションもね、めちゃくちゃ面白くて。
これ、こしの三兄弟のお母さんが主役のね、物語でしたけど、
今回は富田万太郎先生ということで、高知県出身のね、植物学者という方をモデルにした、ほぼほぼノンフィクションに近い、
まあまあちょこっとね、アレンジしてるみたいですけれども、だいぶ設定とかは近いのかなと思っていて、
毎朝見てるんですよ。
最近ね、すごく胸が苦しくて、苦しいって言ってもそんな深刻にはなってないんですけど、
めちゃくちゃ私好みの展開になってきてですね、なんかすごく身につまされるなっていう感じでもあるんですけど、
何かというとですね、その万太郎さんっていうのは、高知出身で、作り坂屋なんですね、もう老舗で代々続いてる。
お殿様にも献上していた、すごく老舗の有名な酒蔵出身で、
本当はね、当主として、本家の当主としてつながらなきゃいけないんだけど、
小さい頃から植物とか葉っぱとかお花とか、そういうのが好きで、そっちの道に行きたいっていうことでですね、
どうにかそれをやるためには上京をして、何か大学とか植物、博物館とかで仕事をするなり、
もしくは自分の図鑑を作るとかね、最近そういう夢があるんですけど、そういうことをしたいからって言って上京したんですね。
で、実はその万太郎さんは小学校を中退してるんですよ。戦後の、戦後じゃないや、いつだ。
維新のあたりの話なんで、初めて人情小学校っていうのが全国にでき始めた頃の小学校を中退してて、
なぜかっていうと、頭良すぎてですね、小学校にいてもいられないというか、勉強しててもつまらないし、何かいじめっ子はいるし、みたいな感じで中退したんですよね。
それで自分の好きな植物にずっと没頭して、体も良かったから、何かそういう感じでいて、
大きくなって成長して上京して、いろんな博物館の門をたたいたりして、いろんな骨をね、どうにか骨というか筒をたどっていって、知り合いの筒とかをね、たどっていって、
ようやく東京大学の門を植物学研究室っていうのがあってですね、そこに行って、自分も研究したいんだと。
新種っていうものを見つけたり、分類をしていくっていうのかな。
ちょっとね、あの調べでもわかるんですけど、うまく言葉ができないですが、そういうのをしていきたいけど、そのためには道具とかもないし、
何か目録みたいなものとかもないので、それも資料がないとやっぱりできないんですよね、道具とか資料。
で、どうにかちょっとここで働かせてくださいじゃないですけど、自分も役に立つので、植物学教室の役に立つから置いてくださいということで、
頼みに行ったら、そこの教授の田辺教授っていう人がですね、これ金目順がやってるんですけど、いいよと、ウェルカムみたいな感じで、君の才能は素晴らしいねっていう感じでですね、受け入れてくれたんですよね。
で、どうにかこうにか自分で印刷をする石板印刷っていう技術も習得して、徹夜で石板印刷屋さんで修行したりとかしてですね、
自分で印刷ができるようになって、自分のそのものすごく繊細で非常に写実的というのかな、植物をスケッチをしてですね、
それを図鑑というか図録みたいな形で書ける能力が彼にはあるので、それをやってですね、学会紙を作るとか、図鑑。図鑑じゃないね。図鑑はこれから作ろうとしてるのかな。
そういう冊子をね、慈悲出版ですよね。泣けなしの、泣けなしっていうかその実家のお金を借りて、もう自分は働かずにそればっかりやってですね。
でも周り、応援してくれる人が周りにいて、奥さんも応援してですね、貧しいんですよ。だからね、長屋のすごいボロボロの中で過ごしてて。
みんなそのね、マンタロンのために応援してやってるんですけど、その田辺教授とね、だんだんだんだん反りが合わなくなるんですよね。
田辺教授っていうのは、そのマンタロンの才能をものすごく買ってる、買ってるというか認めてるんですよ。
まんたろうと田辺教授の関係の断絶
で、新種の発見する能力もすごい、そういうラッキーというか運に恵まれてる人でもあるから、そういうところも自分にはないって言ってですね。
嫉妬半分、彼が自分の右腕というか自分のものになる、自分の道具になるって言ったらいいのかな。
になるんだったらすごくウェルカムなんだけど、それは拒否するわけですよ。
マンタロンだって自分の名前で本を出したい、論文書きたいっていう立場なんでね。
でもそれはエゴもあるだろうし、本当にエゴというか好きが生じてるっていうか、そんな感じだと思うんですよ。
そういうマンタロンと田辺教授とかですね、ものすごく溝ができていって。
マンタロンは無邪気なんで、何が悪いのかわかんない。自分の行動が何が悪いのかわかんない。
で、先週ぐらいに書いてた論文に田辺教授の名前載せなかったんですよ。
それは載せるべきだったっていう文脈なんですけど、何かね、なぜか忘れてたのかな。
特に載せる必要性もないって思ってたんでしょうね。自分が見つけたから。
自分が見つけたけど、これはどこどこの種類じゃないかっていうのを見立てたのは田辺教授だったりもするので、絶対に助力はしてくれてるわけですよね。
なんだけれども、そういうことをうっかり忘れてしまったのか、多分わざとではないと思いますけど、そういうところがあるんですよね。
植物の種だったら、測り事とかそういうのが全くできない人だから気を遣ったりとか。
なので、論文に田辺教授の名前を書かなかった。
クレジットとして、田辺教授と自分の牧野万太郎で共同での論文にしなかったっていうことで、
もう田辺教授が怒り爆発で、もう出入り禁止と。
出禁ですよね。
それがいよいよ本気の出禁になってしまって、いくら許しをこうてもですね、全くもう遮断されてしまってるっていう感じなんですよ。
で、万太郎的には別に田辺教授がどうこうっていうよりは、そのデッキになったことがね、多分とんでもなくショックというか、
あそこの機材を使って調査をしたり分析をしたりとかっていうことができたり、いろんな他に標本があるから、自分の標本も比べたりなんだりって分析ができていると。
だからそういう潤沢なリソースがあるから自分の新種の発見とか分析とかもできているんだけれども、それが何でしょうね。
論文における田辺教授の名前の不問
万太郎の言い分としては、植物学を日本に普及させるとか、日本にだって植物学があるんだっていう一種のステータスを確立させるためという崇高な目的のもとに彼は動いている。
けれども、田辺教授は自分の名誉ですよね。
当然ながら、教授として大学でのいろんな見栄とかもあるだろうし、何か実績残さないと教室も維持していけないとか、
あとやっぱり自分の出世欲とか自己堅持欲とかもすごく強いと思うので、そういうものが真っ向から対立するんですよ。
当然ね、日本にとって植物学がまだまだその、夜明け前という時に他の国に送れないように、日本だってこんなに学問のレベルが高いし、
素晴らしい植物がいっぱい咲いてて珍しい新種だっていっぱいあるんだっていうことを世界中に知らしめたいという思いは一緒なんだけど、
結局でもマンタロウだって多分自分が発表したって言いたいんですよね。
それは名誉とかっていうよりは、自分が好きだからなんですよ。
僕が好きなんだ、僕がこれ見つけた、僕が大好きなんだっていうことを単純に好きだって叫びたいっていう。
だけどそこに、相入れないいろんなしがらみというか、その組織としての、なんかね、いろいろあるんですよ。
なんかそういうのが。やっぱり何かに付け寄れるのが、お前は小卒じゃない、小学校も中退してるじゃないかと。
何のキャリアもないとか、何の身分もない、そんなやつを植物学教室にそもそも出入りさせてることだけでもありがたいと思えっていうね。
だから実力主義と言いながら、実力があっても肩書きがない人は、要はその何かしらのレベル、あ、じゃあラベルか。
良いラベルがない人は、実力があったところで仲間に入れないよとか認めないよとか、そもそも階級として下でしょみたいなふうな、そういう言い分なんですよね。
いやこれね、ほんとどっちも分かるなというか、分かるなというか共感というよりは、なんかこういうのってほんと愛入れないし、
てね、ちょっとね思ってすごく複雑で、これからどうなっていくのかなっていうのが気になったんで、ついついネタバレっていうか、
マキノマンタロウの物語のマンタロウじゃなくて、モデルになったマンタロウさんがどうなったのかな、ちょっと見ちゃったんですよ。
ちょっと見ちゃって、言わないんですけど、いろいろ苦労をこれからもしていくけれども、どうなっていくのかなって。
そこらへんがね、非常にね、丁寧に描かれていてですね、すごくおすすめ。これもう、うちの父親も見てるらしくてですね、男性も本当に楽しめる。
いい感じの朝ドラですね、本当に。こういうね、仕事組織に対抗するみたいな、そういう文脈っていうのがね、やっぱすごい好きなんですよね、私は多分。
昨日ニュースレターで、君たちはどう生きるかではなく、君たちはどう仕事をするかっていうのがテーマだったと私は思っている、10年前の風立ちぬという話をしまして、
まあ、あそこで描かれている堀越二郎さん、主役のね、堀越二郎さんも、まあ牧野満太郎的だなと思ってですね、自分の夢を徹底的に追うと、これが大好き、こうしたい、僕はこうしたいっていうですね、
まあ、信念とか理念とかを持ってすると、まあいろんな人も巻き込むし、いろんな人振り回してるし、
まあそれがね、風立ちぬの方は、ゼロ戦をね、飛行機が好きだっていうのを講じて、世にも恐ろしいゼロ戦というものをね、作り上げてしまったっていう話で、まあ牧野満太郎とは違いますけど、まあそういうね、夢への没入、没頭、すごく素晴らしいけれども、
なんかね、そこに生じてくる、この周りの人たちのね、いわばその堀越二郎とか牧野満太郎のように、そこまで没頭できる何かを見つけられていない普通の人の、まあ巻き込まれようといったら半端ないというかですね、
まあ光と影じゃないけど、まあその巻き込まれてる人が影だって言ってるわけじゃないんですけどね、どうしてもそういうふうになってしまう時もあるし、私もねすごく今、影みたいな感じにとってもなっていて、まあいつもずっと影ですけどね、基本的にはあんまり人を巻き込んでどうこうっていう感じはないので、
基本ね、こう影で支えるみたいな立場がすごく多いですけど、まあまあそういうキラキラしてるね、夢があってキラキラしてる人を見ると、すごく田辺教授みたいに嫉妬しちゃうなとか、自分にはもう得がたいものをすごく持ってるっていうことを目の当たりにすると、なんか打ちのめされるというか、
自分の限界を感じるとか、そこでちょっと意地悪をしたくなっちゃうとかね、そういうのがすごく丁寧に描かれていて、なんか田辺教授がね、なんか悪者みたいにどうしても思えちゃうし、主役のマンタロウを擁護したくなる。
日本人は多分そうなんですけど、いや、なかなかどうして、すごい田辺教授の気持ちもめちゃくちゃわかるし、なんか同じ立場だったら、なんか本当意地悪しそうだなって、私も。
まあ、なんかあんな風に自分がこうなんていうのが、成り上がりたいとかっていうのはないんですけど、なんでしょうね。
自分が進みたいって思ってる道が別にあって、そこになんか知らないけど、自分のスタイルを貫くためにはなぜか無邪気な人がすごい勝ってる。無邪気な人に邪魔されるというか、邪魔してるつもりないですよね、無邪気な人。
なんだけど、なんかそういうシーンって結構皆さん日常的にあるんじゃないかなと思ってて、でもなんかそのね、キラキラしてる人って本当にキラキラしてるから、なんかそれをね意地悪したり、なんか自分をすごい卑下してしまって、なんか自暴自棄に陥ってしまったりとかってすることがあるよなって思って。
まあ皆さんないですか?なんかそういうのも結構乗り越えてるのかな?私は未だにやっぱりありますよ。あのね、意地悪はしないけど、なんかもうダメだなと思って引いちゃうときはすごくありますね。
自分探しと夢の追求
なんか自分探し、大学生ぐらいの時からやってますけど、未だに自分がわからない。自分がやりたいことがわからない。まあもう一生見つからない気もしていて、なので凡人の私は、名もなき私はですね、誰かのお力になれれば一番ね、いいんですけど。
昨日からのその、風立ちぬを思い出したっていうことと、最近のランマンがですね結構重なって、なんかね、夢を追うエゴ、そして振り回される周りの人、でもなんか純木なその無邪気な夢を追うということがいかに美しいか、そこに嫉妬する周りみたいな、なんかね、そういうのがあるなぁとちょっと思ったりしております。
はい、ちょっといいですね。平日回帰ファイルっぽい、すごいなんか家らしい話になりましたので、今日はいい感じだと思います。
明日は暑くなるのかな?わかりませんけど、たまにね、こうやって涼しい日があると気持ちがいいので、健やかに眠れるといいんじゃないかなと思います。
はい、それではまた来週お会いしたいと思います。火曜回帰ファイル綾子Pでした。おやすみなさい。
21:31

コメント

スクロール