00:01
心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。
今回の予約。
少しハードルの高い行動を起こすときは、なるべく具体的に計画を立てましょう。
皆さん、一週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
このチャンネルでは、皆さんの週末のお時間を少ーしだけいただいて、
就職や復職など、働くを支えてきた心理師である僕が、
主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識や、
心理師のあれこれなどについてお伝えしていきます。
皆さんのお仕事や対人関係などなど、
いつもの生活を少しでも楽にしたり、
カウンセリング・メンタルケアをより身近に感じていただいたり、
ゆるめな時間を一緒に過ごせたりできれば嬉しいなーと思っています。
よろしくお願いします。
今回は、気持ちよく大掃除をするには、
スモールステップとそのコツ再びということで、
私ごとなんですけれども、今大掃除の真っ最中でして、
もうすぐ終わるところなんですが、なかなか肉体的にきつくてですね、
普段運動不足なんで筋肉痛がだいぶ来てます。
皆さんもこの時期ですから、同じような方いらっしゃるんじゃないでしょうか。
もしくはですね、大掃除をしないといけないんだけど、
なかなか手をつけられないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
このチャンネルでは第9回スモールステップのそのコツで、
大掃除のような長期的なタスクをこなすためのコツについて
少しお話したことがあるんですが、
今回はそれについてもう少し補足というか、
違う視点でお話ができればと思います。
ではまず第9回のおさらいからですが、
そこでは何か目標に向かうときはいくつかの段階に分けて取り組みましょうとお話しました。
大きな目標であればあるほど現状とのギャップが大きすぎてイメージが湧かず、
一歩目がものすごく重くなってしまうことがあるので、
やることを細分化して特に一歩目は低くらい簡単なものにしましょうというお話でした。
ご興味のある方はそちらも覗いてみてください。
そうですね、この話を大掃除に例えるなら、
一歩目はまずは雑誌巾を絞ってみるとか、
掃除のしやすいジャージに着替えてみるとか、
そういうところから入ってみるといいかもしれません。
ただそれでも、なかなかその一歩目が難しいんだよなという声もよく聞きます。
そんなときにお勧めしている方法が、
行動計画を立ててできれば周りに宣言するというものです。
行動計画というのは何なのかというと、
何月何日の何時にどこで何をするかということをなるべく具体的に書くものです。
これだけだととても簡単なように思えるんですが、
03:03
このなるべく具体的にというところが肝で、
ただ大掃除をするだと計画として弱いんですね。
なぜかというと、大掃除をする日時が決まっても、
そこで自分が何をすればいいのかがイメージできないからです。
なんとなく漠然と掃除するかと掃除を始めるよりも、
今日はこことここをこんな風に掃除していくという方が動きやすいというのは、
皆さんも納得できるんじゃないでしょうか。
そんな風にそのタスクをこなしている自分をイメージできるくらいに計画を練っていくんですね。
また、何をやるかが明確だと、その何かを達成できたかどうかがすぐにわかります。
達成できたかどうかがわかれば、第9回にもお話しした達成感と自己肯定感にもつながるんですね。
逆に目標が明確でないと、ある程度大掃除を達成できていたとしても、
ここのこの辺がまだ汚れているからダメとか、ここの掃除を忘れていたからダメとか、
自分を追い込む癖のある方は、穴を見つけて自分のやったことにイチャモンをつけたくなってしまいます。
そうすると、せっかく頑張ったのが認められずもったいないですよね。
そういったメンタル的な意味でも、目標を具体的にしていくのは大事なことなんです。
最後に、さらに行動を起こすために大事なことは、周りを巻き込むことです。
誰か信頼できる人に自分の行動計画を宣言することで、
ある種逃げ場をなくすというか、応援をもらうというか、そういう効果が望めます。
もしかしたら頑張ったご褒美とかももらえるかもしれないですね。
僕は自分でご褒美を用意しますけれども。
というわけで皆さん、今回はいかがでしたでしょうか。
行動を起こすということって結構大事なことなので、
今回の話は今後もまた違った角度でお話をしていければなと思います。
しわすということで忙しい時期かと思いますが、
うまいことご自身をいたわれつつ、ご褒美をあげつつ、乗り切っていきたいですね。
大掃除・年賀状などなど、そこそこに、そこそこに頑張りましょう。
ご視聴ありがとうございました。