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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。
今回は、臨床心理師の収入など、おサイフ事情について少しお話しします。
みなさん、1週間お疲れ様でした。公認心理師、臨床心理師のわたるんと申します。
このチャンネルでは、みなさんの週末のお時間を少ーしだけ、
だいたい長めのJ-POPバラード1曲分くらいいただいて、
就職や復職など、働くのサポートをしてきたカウンセラーが、
主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識諸々を、
簡単にお伝えしていきます。
みなさんのお仕事や対人関係など、いつもの生活を少しでも楽にしたり、
カウンセリングをより身近に感じていただいたり、
有名な時間を一緒に過ごしたりできれば嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
今回は臨床心理師のお財布事情ということで、
心理師の厳しい経済状況についてお話しします。
なんでこれをお話ししようと思ったのかというと、
最近エピソードに投票機能というのをひも付けまして、
その中でこの話題がもっと聞きたいものかどうかという投票を募ったんですね。
そしたら、前回の臨床心理師って何者なの?のエピソードについて、
もっと詳しく聞きたいと投票してくださった方がいたので、
臨床心理師についてもう少し掘り下げて話そうと思ったんですね。
今回は収入面のお話です。
投票してくださった方、本当にありがとうございました。大変励みになります。
あと、今回の話題がそうじゃない感満載だったら、
遠慮なく投票やQ&A機能で思いの丈をぶつけていただけたら嬉しいです。頑張ります。
というわけで話を本題に戻しますが、臨床心理師の収入についてですね。
臨床心理師は大学院を出て資格を取得して、
その資格を維持するために更新制度があったりするにもかかわらず、
収入は世知辛いことに低いんですね。
どんな感じかというと、まず、上金のポストが限られています。
なので、社会保険とかの後ろ盾が薄い非常金を掛け持って収入を確保していくという方が多いです。
病院週3、学校週2とかですかね。
そして、非常金は時給制でかなり安いです。
病院とかだとそうですね、時給1500円とかあります。
ファミレスの夜勤並みですよね。
スクールカウンセラーだと時給5000円とかなんですが、
実は夏休みとか長期休暇には出勤できないというデメリットがあったりするので、
年収換算だと少しめめりしてしまいます。
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なので、心理師はちょっと破格の安さで使われている感じというのが否めないというのが今の状況です。
もう少し病院の話をすると、
病院では診療報酬といって、診察は何点、この検査は何点という感じで、
医療を行う種類によっていくらかかるかが決められているんですね。
病院の支払いのときにレシートみたいなところで見たことがあるんじゃないでしょうか。
その点数がですね、心理師が行うものがのきなみコストパフォーマンス悪いんですね。
例えば、知能検査とかをやると、実施する時間に1時間ちょっとかかって、
その解析とかを丁寧に書いて、短く3つ持っても1時間弱くらいかかるんですね。
なのに450点、4500円になるので、
つまり単純に考えると時給2000円ちょっとの働きになります。
なんていうか地味ですよね。これは時給が低い理由の一つになります。
保管に収入が低い理由としては、これは個人的な見解も入っているんですが、
心という見えないものを扱う以上、自信を持って自分の仕事は効果がありますと、
我々からアピールすることはやっぱり言いづらい部分があって、
それで少なからず軽んじられているところもあるんじゃないかなと思っています。
大事だと思っているからこの仕事をしているんですけどね。
あとは、そんな中でもしっかりお勉強もしないといけなくて、
研修を受けたり、書籍を買って読んだりする必要もあるんですね。
これも結構バカにならない資質になります。
そんなこんなで臨床心理師のお財布事情というのはかなり厳しいものがあります。
僕も当初は結婚を諦めてこの道を目指していました。
それでもこの道を選んだのは純粋に必要なことだなと思っていたし、
それを続けられているのは、実際やっていく中でもやりがいを大きく感じられたこともあるからなんですね。
ただ、やりがいだけでは飯は食べられないので、
頑張って心理師みんなで心理師の必要性を社会にアピールしたいなぁなんて思っています。
頑張っていきましょう。
皆さん今回はいかがでしたでしょうか。
ちょっと俗っぽい話になっていましたが、心理師の実情を少しでもお伝えできたら嬉しいです。
まだまだ年度が変わって1週間、体調は変化ありませんか?
こちらのエピソードを聞きになったらゆっくり寝て、いい休日を過ごす準備をしてくださいね。
それでは今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
