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2025-07-09 26:35

006_The Story Behind WanderZINE/番組を始めたわけ

今回はちょっと特別回ということで、そもそも、どうして私がこのPodcastを始めようと思ったのか?その背景をお話してみました。

This episode’s a little different — I talk about why I started this podcast and share the story behind it.


家事をしながら、通勤・通学の途中に、お菓子でもつまみながら。どうぞ気ままに聞いてみてください。

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サマリー

ポッドキャスト「WanderZINE」では、ホストのポコが旅や言葉に関する体験を語り、番組を始めた理由について掘り下げています。特に、彼女は過去の海外旅行の経験や日本語への愛情、AI時代における自分の役割について考察します。また、AIの影響下でのライティングの変化や自身の声を使った表現の可能性についても語られています。さらに、「Wander」という言葉を通じた自由な探求の意義についても触れられています。

旅と自己のつながり
どうぞあはお!メルハバ!グッデンタック! こんにちは、WanderZINE 気ままびとへようこそ。
ホストのポコです。
この番組は、世界の隅っこで言葉と遊ぶをもとに、いろんな言葉にふらっと出会いながら、気ままに言葉の旅を楽しんでいます。
なんですけども、今日はちょっと特別回みたいな感じで、そもそもどうして私がこのポッドキャストを始めようと思ったのか、みたいなところをお話ししてみたいなと思いました。
今回はちょっとフリートーク的な感じでいきたいので、日本語をメインにしつつ、要点だけところどころ英語を挟んでいくような感じで進めていきます。
日本語がわからない方も、ぜひ日本語の音やリズムそのものを楽しみながら、一緒にゆるく旅をしてもらえたら嬉しいです。
ということで、どうしてこの番組を始めようと思ったのか。
これはですね、なんか一つのこれっていう大きい理由があったっていうよりは、なんかたまたまいくつかの要素が同じ時期に結構重なったっていう感じが近いかなと思ってます。
ちょっとこう考えてみてたら、大きく分けると3つくらいの要素かなと思いました。
それぞれがどんな要素かっていうのをここからお話ししていきたいなと思います。
はい、一つ目。
まず一つ目はですね、やっぱり旅とか世界っていうものと自分がつながっていたいっていう気持ちがありました。
20代の時は結構海外に旅をしていたんですよね。
なんか観光とか言うよりも、どっちかというと私は外国での旅をしていたんですよね。
で、海外旅行をしていたんですけど、
20代の時は結構海外に旅をしていたんですよね。
なんか観光とか言うよりも、どっちかというと私は外国での生活とか暮らしとかに興味があったので、
まず半年ほどフィジーっていう南の島の国で暮らしてみたり、
そのまま日本には帰らずフィジーから直接オーストラリアに渡って1年くらいワーキングホリデーをして、
そのワーキングホリデーも半年間前半は都市部で働いていて、
その後は田舎に行って、UUFって呼ばれる仕組みを使って、田舎の農家さんのご家庭を転々とさせてもらったりしてました。
ちなみに余談ですけど、UUFって知ってます?
UUFってWWOOFって書くんですけど、
確かウェディングワーカーズオンオーガニックファームだったと思うんですけど、
簡単に言うと、そういうファームステイなんだけれども、その交換の仕組みなんですよね。
半日くらいその農家さんの農作業とか、家事とかをお手伝いする代わりに、
宿泊場所と食事を与えてもらうっていうお金を返さない交換の仕組みで、
農家さんがいろいろ登録をしていて、そこに私たちも登録をするんですけど、働きたい側も登録をして、
それぞれ連絡を取り合って、今この時期にそこに働きに行っていいですか?というか、UUFしに行っていいですか?っていうやり取りをして、
都合が合えばそこにステイさせてもらえるっていう仕組みがあるんですけど、
それを使って、だから収入はないけど、宿泊場所と食事をいただけるので支出もないっていう旅人にはすごく面白いし、いい環境かなと思います。
それを使って田舎の家庭を点々として、やっぱりそれも暮らしに興味があったから、生活現地のいろんな家庭にお邪魔させてもらって、
オーストラリアだったので結構、やっぱり移民とかも多いので、ルーツが別の国にあったりとか、そういうご家庭も多くて、いろんな、
いろんな、やっぱり一つのオーストラリアっていう国の中でもすごくいろんな多様性があって、とてもいい経験になりました。
本当に何だろう、日本の常識は世界の非常識とかってよく言ったりしますけど、
やっぱり場所が変わると、当然だけどその当たり前っていうものが変わるので、
他の生活とか暮らしに触れれば触れるほど、自分が見ていった世界の狭さにどんどん気づいていくというか、
例えばその日本では行きづらいとか感じてても、他の国では行きがしやすかったりするみたいなことって、
本当にあるんだなぁっていうのをすごく身をもって、その頃、体感していたなと思います。
ただですね、その後、一旦日本に戻って、しばらく働いて、
その後も縁あって、結婚して、出産して、みたいな流れがある中で、全部言い訳と言えば言い訳なんですけど、
やっぱりいろいろ、なんか忙しくなっちゃって、この10年くらいは海外へ全く行ってなかったんですよね。
そう、で、たまたま今年、ついまだ先月か、先月、
韓国へ行く機会があって、それは本当に夫の出張にいわば便乗するみたいな形で、
今、8歳の娘にとっては初めての海外、私にとってはもう、だからそれがぴったり10年ぶりの海外っていう感じで、
韓国へ1週間ぐらい行ったんですよ。
で、お隣の国ではあるんですけど、やっぱりこう空港とか、すごい旅の感じがするじゃないですか、いろんなもう、
国際ターミナルに行った時点で、わーってなんか思い出すものがあって、
空港からすでにこういう文化にいろいろ触れて、やっぱ、なんだろう、その空気に触れると、いろんなことを思い出すというか、
どっちかというと、やっぱり日常ではそれを忘れてたんだなっていうことに改めて気づくというか、
やっぱりこう、日常は自分自身の仕事もそうだし、あとは子供の保護者としての仕事だったり、いろいろやることも増えてくる中で、
やっぱり目の前のこと、なんかこう、海外に行ってた記憶とかはあるんだけど、それはもう今の自分とは結構切り離されたところにあって、
どうしても目の前のいろんなタスクにこう、視野が集中しちゃってるっていうことに、海外へ出るとやっぱりまた気づくんですよね。
でもそれはもう毎回繰り返してきたなと思ってて、働いてて普通に、さっきのオワホリ以外にも旅をしたりとかはしていたので、
で、外に出ると、あ、これじゃダメだって思うんだけど、帰ってきて日常に飲まれて忘れていくみたいなのを繰り返してきてたんですけど、
それをまた10年ぶりに、やっぱりその繰り返しすら10年の中ではやってきてなかったのを、この前久しぶりに体験をして、
あ、これ定期的に海外行った方がいいなって思ったんですよね。
でもその海外から戻った直後というか、海外にいる時から戻った直後くらいは、
あ、やっぱ日本の視野だけじゃ全然ダメだ、視野を広く持とうとか思うんですけど、
で、結局でもまた日常に飲まれて忘れちゃう、外にいる時のあの感覚を忘れちゃうってことをもう知ってはいるので、
そうだから定期的に自分にリマインドするには、本当はね、家族旅行とかで頻繁に海外とか行けたらベストだなぁとは思ってるんですけど、
まあそんなね、結構お金もかかるし、そんな余裕がいっぱいあるわけじゃないから、いきなりそれはやっぱなかなか難しいなと思って。
じゃあせめて自分の日常の中で、旅とか異文化とか多言語とかに触れる機会をもっと増やしたり、
あの外国の方とオンラインでつながれるような機会を自分で作っていけないかなぁと思ったんですよね。
こんな感じで、日常的に旅とか世界と接続して視野を広げていたいなっていう思いが一つ目の背景でした。
日本語への情熱
で、二つ目。二つ目の背景は大きく言うと、まあ人員とか書くこととか、まあそのあたりなんですけど、もっと中庸的に言っちゃうと、自分の趣味とか仕事を含めた生き方に関してみたいなところかなと思います。
主には誰かに話を伺って、それを記事にするっていうインタビューライターとしての活動が多いかなと思います。
で、ここ数年はそれに加えて、自分が最初は趣味で書いていたエッセイとか短歌とかを、ジーンって呼ばれる自作のちっちゃい出版物にして、それを販売したり。
販売って言っても、そんな大規模なものじゃなくて、イベントとかで手売りをしたり、実着ネット販売をしたりとか、そんなこともしています。
だから、仕事でも趣味でも、日本語で文章を書くっていうのは結構やってきていて、何だろう、日本語は好きは好きなんですよね。
擬音語、擬体語とかすごい好きだし、同じ言葉でも漢字で書くのか、ひらがなで書くのか、カタカナで書くのかで結構伝わるものが変わるとか、そういう細かいところの日本語の表現の面白さとか考えるの好きだし、日本語って面白いなって未だに思うし、
言ってみれば、その辺って自分のアイデンティティーの中の一つ、詳しい人は他にいくらでも専門家の方とかいるんですけど、そういうんじゃなくて、趣味志向とかだったりの部分で、自分が好きな部分だなっていう自覚はあるんですね。
ただ、一方で旅好きな自分としては、さっきの一番で言った旅好き自分としてではですね、
この辺の日本語で書くこととかって通用しないんだなっていう思いをずっとずっと抱えていたような気がします。
なんか例えばその旅してた時も、楽器ができるとか絵が描けるとかすごい強いなと思って、今考えればなんだろう、プログラミングとかも。
言語の垣根を越えて活躍できるって、やっぱり就職も強いし、就職に限らずその人と打ち解ける楽器ができたら、それだけでその場がすごい盛り上がったりするし、
なんか自分にはない、そういうのってすごいいいなって憧れがあって、ただ自分の得意分野って日本語を書いたりとか、そういうことだから、なんか生かしづらいな、繋げづらいな、みたいなモヤモヤはうっすらずっとあったんですね。
でもなんか、そのさっきの日常的に発信の機会を作れないかな、みたいなことを、さっきの海外との接続の話で考えた時に、
やっぱり自分が何か発信をするなら、自分が一番好きで大切にしてきているものっていうのを軸にしたいなっていう思いはあって、
そうじゃないと、自分がやる意味ないなっていうところもあるし、自分がやってて楽しくないなっていうのもあるし、
だったらジーンっていう、自分の言葉で綴ってきたものがすでにあるので、そこを起点にいろんな言語で遊んでみるような番組とかはどうかなって発想が膨らんでいきました。
なんというか、自分の中ではそれまで日本語で文章を書く、まとめる、みたいなところと、外国語とか世界への興味って、私の中でどっちも大事にしたいことなんだけど、
それがこう、あまり交わることなくというか、交わる方法も見つけられずに私の中に存在してて、
でもそこを結びつけるようなことができたら、自分の人生ももうちょっと面白くなっていくんじゃないかな、みたいなことをゆるっと思ったりしましたね。
実際どうなるかは全然わからないし、何も起きないとは思うんですけど、でも自分自身がやっぱりこれをやってて楽しいなっていう感覚があるので、それがある限りはとりあえずやってみようかなと思ってます。
AI時代の変化
はい、ということで3つ目、最後なんですけど、ここからはちょっと今の2つに比べると、ちょっと自分の中では後付けというか、おまけというか、
その1個目、2個目の理由の方が大きくて、それに比べるとちょっとちっちゃい要素かなとは思うんですけど、
AI時代をどう生きていこうかな、みたいな感覚についてもちょっとあるなと思ったので、そこを話したいと思います。
OK, finally, I'll talk about how the changes brought by AI and my own curiosity made me want to try something new.
Since work is likely to keep changing, I decided instead of resisting, I want to play with AI, experiment and see what might be possible, and enjoy the process along the way.
やっぱりね、ここ半年くらい、普段のライター界隈でも、AIが世界を変えてきているっていうのはすごく身近に日々実感してるし、
それは私だけじゃなくって、近い業界で働いている多くの方がそうなんじゃないかなと思ってます。
で、個人的に冗談じゃなく、あと数年とかで本当に今自分がやっているような仕事もどんどん淘汰されていくんじゃないかなと思ってて、
いきなりゼロにはならないかもしれないけど、少なくともあり方はどんどんどんどんすごい速さで変わっていくんだろうなと思っているんですよね。
だから、とにかく今までの自分がやってきた仕事にしがみつくんじゃなくて、
自分の仕事自体なのかそのやり方なのかとかはまだわからないですけど、何かしら変化をしていくことは必須だよなぁと思っているんですね。
そう考えていくと、AI怖い!みたいな感じでいるよりは、むしろじゃあちょっと一旦AIとめっちゃ仲良くなって遊んで、
その先でじゃあ自分は何ができるんだろうみたいなところに興味が出てきました。
そう、だからそのさっき考えてた世界とつながる発信みたいなのをするにしても、
多分、今までの自分だったら喋ることは苦手で書く方が好きだから、
ポッドキャストじゃなくてウェブ記事でメディアやりますとか、昔の私だったら絶対そういう方向性に行ってたと思うんですよ。
でも、そのAIが台頭した先で人間の価値って何だろうみたいなこと最近よく思うんですけど、
それってもはや頭脳労働じゃなくて、どっちかというと感覚とか体力とか、
より人間じゃなきゃできないところに行くんじゃないかなと思って、
農業とか、いきなりその振り切ったチャレンジは自分にはちょっとできないけど、
書くっていうことに固執するんじゃなくて、やっぱそれも自分の変化として、
もうちょっとフィジカルよりの声っていうメディア、テキストよりはちょっと人間味を感じやすいメディアにチャレンジしてみたいなと思ったんですよ。
そう、そんな背景もありました。
で、実際に最初は本当に手探り状態で、とりあえずiPhoneスタートみたいな感じで始めてみたんですけど、
やってみたら、私は喋るのが苦手と思ってたけど、よく考えたら即席でちゃんと喋るのが苦手なだけで、
台本を読むのは好きというか、頭の回転が遅いんですよ。だから書くことは何回も自分の中で、頭の中で考えながらこう遂行していけるから書く方が好きなんですけど、
でもよく考えたら、喋ったり声で、声を表現すること、昔から国語の教科書の音読とか、そういう声で表現すること自体は好きだったわって思い出したりとかして。
小学生の頃、サイン帳って流行ってたんですけど、将来になりたいものとか友達同士で書いて交換するやつがあったんですけど、
あれも結構、声優とか歌手とか、結構小学校の時何回も書いてたなって思い出して。
それでこの前の声劇、ボイスドラマ会も本当に思いつきで、じゃあせっかく番組作ったし、そういう自分がやりたかったこと、声優やりたいと思ってたら別にできるじゃんと思ってやってみようみたいな感じで、
そういう声劇みたいな遊びをしてみたりとか、そんな風にアイデアが膨らんだりとかして、実践してみたりして、
っていうの、広がりがあって、面白いなと思ってます。 自分でも想像してなかった方向に広がったりとか。
そう、だからせっかく声で表現できる場があるので、ここはもう自分の実験室みたいな感じで、面白そうと思ったらどんどん実験していきたいなと思ってます。
自由な探求の意義
はい、そんなわけで、ここまで旅や世界の話、人位や言葉書くことの話、それからAI時代を生きていくラフな実験の場みたいな話をしてきました。
今までの話からも、まあ十分伝わっているかとは思いつつ、あの、お分かりの通りですね、私は語学を教えたいみたいな人間では全くないっていうことは一個言っておきたいなと思います。
そう、それで番組名も最初考えた時に、Wanderっていうブラブル語をつけて、
そう、それで番組名も最初考えた時に、Wanderっていうブラブラ歩くみたいなイメージの言葉を入れたんですよ。
目的もなくさまようっていうか、ちょっとブラブラする。
で、ちなみに、そのワンダー人っていう名前は、そのままワンダーとワンダーマン、そしてワンダー人っていうイメージをつけてたんですよ。
で、ちなみにその、ワンダージンっていう名前は、そのままワンダーとジンをつなげた言葉ではあるんですけど、それを思いついたときに、日本語だとジンって、こう、人っていう漢字でジンって読むじゃないですか、というのもあるので、なんかかけ言葉的に、ワンダーする人、気ままにさせらう人みたいな言葉遊びが楽しいかなと思ってつけました。
で、やり始めてしばらくしてから、シリーズ名に、何々、ワンダーとジン、って書いてあげたんです。
で、やり始めてしばらくしてから、シリーズ名に何々ラボ、例えば声劇ラボとか多言語探求ラボみたいにつけてるんですけど、それをつけ始めたのは、ここがちょっとさっきも言ったんですけど、実験室みたいな感じだなーって思うようになったからです。
完璧じゃなくていいし、正解を教える場でもないし、どんどん間違って、その間違いも含めて、言葉だったり、声で表現することだったりを軸に、自分がやってみたいことにどんどん気持ちを持っていくようになってきました。
これからも楽しんでいきたいなと思っています。
ちなみに今はですね、この前言った韓国のエッセイもちょっと執筆してるので、それがジーンになったら、その中の言葉とかエピソードとかも紹介していきたいなと思います。
旅に出て、エッセイを書いて、そのエッセイの中の言葉をここで取り上げて、世界とまた繋がって、みたいな緩いサイクルができたら最高だなぁと思いつつ、まあいきなりできなくてもね、長い目で緩くやっていきたいなと思います。
それでは今日はこの辺で、ここまでの道中に付き合ってくださりありがとうございました。
よかったらこれからも一緒に言葉の気まま旅を続けていけたら嬉しいです。
また次回のワンダージーンでお会いしましょう。
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