見て、これ。
こんなのノートにまとめてさ。
すごいんだけど。
ノートが黒いよ。
これを頼りに今日は話そうと思ってます。
ありがとうすぎる。
いやいやいや。
私ちょっとサクサクいきます。
お願いします。
え、なんか順番に紹介する?
うん、あ、そうね。
じゃあ私からいこう。
お願いします。
はい、私は一冊目は全員予想できるぐらいのやついくんですけど。
こんなのあるんだ。
サンテグレペリ。
星の王子様ですね。
星の王子様ですね。
これはこだわりがあって、川のまりこさんが訳したやつかな。
ちょっと名前あってるか一応確認するね。
出版社どこ?
えっとね、新庁舎だったかな。
新庁舎か。
新庁舎ですね。
河野まりこさんかな、川のまりこさんかな。
あー、山水の方の川だ。
はい、山水の方の川のまりこさんなんですけど。
まりこさんって、まりこさんって呼んでる人いないだろうな。
河野まりこさんでした。
河野まりこさん。
が、はい、訳した星の王子様が本当に大好きで、
これは初めて読んだのが多分高校生の時なんだけど、
逆に言うと子供のとき読んだことなかったのね。
自分でなんとなく気になって多分買って、
たまたまそのとき買ったのが河野さんの訳のやつで、
それを読んでめっちゃいいと思って、
いっぱい人におすすめしなくってグッズとか買って、
けど他のやつをね、他の訳のをぺらぺらっと見てみたりはするんだけど、
どうも河野さんのを超えられず、
ちょっと他のおすすめられない河野さんの訳のやつが好きすぎて、
だからこの新庁舎のやつが私はおすすめで、
どう影響と言われると、全てなんだけど、
訳でストーリー変わってないはずだから、
どの訳でも共通して言えるっちゃ言えるかもんだけど、
でもなんかね、有名なフレーズがあると思うんですけど、
星野おじさまの、おじさまが地球に来て、
砂漠に落ちてきて、僕と出会うんだけど、
その主人公のね、なんかその後、ずっと後に物語の中盤、
後半始まったくらいのところで狐に会うんですよ、野原で。
で、その狐に大切なものは目に見えないって言われるシーンがあって、
結構オビトとかにも使われてるすごい重要なシーンなんだけど、
全体通してめちゃくちゃ好きだから、そこだけってこともないけど、
高校生の時に読んですごい良かったなって思ってて、
あんまり子供を過ぎても、なんか分かんなかったんだろうなって思うというか、
大切なものは目に見えない。
分かるっちゃ分かるんだろうけど、年々分かるってなるっていうか、
大人になればなるほど染みるみたいな部分がすごい大きくて、
ちなみにむいちゃん読んだことありますか?
あります。
どこ読んだんだろう、何の出版社だったのかな、全然覚えてないんだけど、
私もずいぶん昔に読んで採読とかしてないから結構曖昧だね。
私ちなみに不教用で新しいやつストックしてるんであげます今度。
すごいじゃん。
宗教みたいになっちゃってるけど。
マジでいろんな人にあげてる。
文庫のやつだよね、新調者ってことは。
文庫のやつ、ちっちゃいすごく。
白いやつだ。
イラストもちゃんと入ってて、そこも好きなんだよね、
サンテグジュペリの絵の写真がそのまま入ってて、そこもすごいフォントして好きだな。
どういう教みたいなことを言うのかすると結構難しいんだけど、
でも考えてみると、なんで最初にあんなに衝撃を受けて心が震えたのかはよく思い出せないんだけど、
その後やっぱ好きすぎて、もう3年前、2年半前に閉館しちゃったんだけど、
星のおじさまミュージアムっていう箱根にあった星のおじさまの展示に私は好きすぎて3回ぐらい行ってるし、
その中で展示を通して、裏エピソードじゃないけど、これにはバラは、夢の話だと思うけど、
物語に結構重要なポジションで出てくるおじさまが育ててるバラがいるんだけど、
そのバラがサンテグジュペリの奥さんのことを思って描いてるみたいな。
すごい理不尽なこととか言うのに、すごい愛情を持ってるんだよね、おじさまとバラに対して。
とかもいいなって思うポイント。
結構あらゆる人間関係に対して学びがあるというか、
コウノさんの役だから絶対あるんだけど、言葉が優しい。
読んだら嬉しい、とりあえずいっぱい。
一番最初にサンテグジュペリをなぞらえている飛行機が墜落したときに、
おじさまのおじさんのことを思い出して、
一番最初にサンテグジュペリをなぞらえている飛行機が墜落しちゃったパイロットと、
おしろおじさまが地球上で出会うんだけど、
最初のシーンがおじさまが羊の絵を描いてって言うところから始まる。
二人の会話。
それがすごいいいなって思ってて。
僕は昔絵を描くのがすごい好きだったんだけど、
下手くそな絵を描いたことによって、
何それみたいにバカにされたからそれからもう描かなくなっちゃって、
そのバカにされた以来絵を描いてないから、
すごい絵が下手くそなんだよとか言って、
最初嫌がるんだけど描くのも。
いいから描いてみたいな感じでおじさまに押されて、
描くのね、羊の絵を。
そしたら、この羊は病気で弱ってるからダメとか、
ちゃんと羊だってことが伝わるのよ。
昔褒められなかった絵っていうのは、
何これみたいな、本当に何描いたの?みたいな感じで言われちゃって、
すごい傷ついたから。
典型ってあるんだけど、おじさまにはちゃんとわかんない。
でもおじさまも王様だから、この羊じゃダメみたいな、
大事なことないみたいに言われて、
最終的に箱を描いて、
この中に君の欲しい羊がいるから見てみてって言われる。
それですごいおじさま満足するっていうので、
そのシーン終わるんだけど、感動したんだよね。
何て言うんだろうか。
説明があらすじだけの人になったんだけど。
いやいやいや。
核ありたいって言うんですかね。
防身を忘れないというか、
そういうメッセージを込めて描いてるものだし、
大人になってくけど、
忘れちゃいけないことってあるな、みたいな風に思いましたね。
それを読んで。
あーちゃんも前絵描いてたって言ってたもんね。
うん、そうだね。
それも多分結構刺さった理由かもと思う。
やっぱり上手じゃなくて描くの嫌になっちゃったみたいなところがあるから、
そのスタートも多分自分にぺったりはまったんだろうね。
それは刺さるわ。
でも誰が読んでも、
どっかで自分と重なるところがあるんじゃないかなって思う。
人になればなるほど多分理解が進む方かなと思う。
なんか読むタイミング読むタイミングでさ、
受け取るメッセージもいろいろありそうな気がするね。
そうだね。
なんかいろんな本でそれってあると思うけど、
おしほうじさまもこれがパターンがすごく多い気がするね。
意味が分からなかったことが分かるようになったり、
解釈が変わったりとか、
そういうのがありそうな幅がある本だなと思います。
ねー。
超大好き。
私はあんまり内容を覚えてないけど、
お行儀のいいというか、品のある日本語を好きだなって思いましたね。
なるほどね。
それ聞くとますます読みたくなるし、
私が一冊目で言ってた星野王子様の、
本当翻訳勝手はあると思うっていうか、
どの訳で読むかが、
大事だよね。
それにかなり作用されるところがあるし、
翻訳の技術のすごさ。
本当。
やっぱ思うところだね。
もちろん原作ありきだけど、
でもやっぱ誰にでも分かるシンプルな言葉だけど、
っていうのめっちゃ分かるなって思った。
難しいことを書いてるわけでは全然ないし、
なんなら子供でも理解できる感想さ。
いい訳って多分。
いい文章ってそうだったりする。
難しいことを難しく言ってもしょうがないですから。
何でも簡潔に言えるってすごい能力だからね。
かつそこにさ、
芸術性は失われない美しさみたいなのを兼ね備えてると最強ですね。
ですね。
私はそんなに翻訳の本をいっぱい読んできてないからあれだけど、
なんかさ、文章全般に言えることと思うけど、
私は結構、
素敵であるっていうことの定義がちょっと曖昧だから、
素敵な文章すごい好きだけど、
なんていうか、簡潔でかつ余白があるっていうのか、
想像で補う部分があるっていうことが好きかも。
何でも説明して分かりやすいということだけがいいわけじゃないというか、
想像の余白があるのが好きなのかもなって、
みーちゃんの話を聞いてて思いました。
ありがとうございます。
誰?みたいな。
私も誰?みたいな急に俺言って何?みたいな。
楽しいね、この企画。
緊張するけどね。
緊張するね。
今度の見たらさ、迷っちゃった、2冊目。
わかる。
迷っちゃったけど、
でもまあ、
私の2冊目は漫画なんですが、
むつええこさんの流れ星パラダイスという文庫文で、
これね、母が友達から多分大昔に借りパクしたやつが、
私が小学生か中学生ぐらいの時に家から出てきて、
それで読んだんだけど、
むつええこさんってすごいね、イラストがかわいくってさ、見えるかな?
見えます。
すごいね、超レトロ。
これこそ年代を言っておいたほうがいいね。
リボンの漫画で、
1987年2月に初版が出てますね。
なんだけど、
全部ね、中高生ぐらいの女の子の恋愛話、
ラブコメみたいな感じなんだけど、
なんかね、これとか見て、
これ私が一番好きなアサエちゃんっていうキャラクターなんですけど、見えるかこれ。
見える見える。
みんなね、髪の毛がね、
すごい洋服もかわいいの。
物語としても、
すごいロマンチックで、
こういうね、夜空の中に浮かんでいるイメージだったりとか、
すごい、で、どの登場人物も、
本当にね、ピュアでね、
すごいね、
すごいね、
私はね、幼少期からこれを結構繰り返し読んでて、
すごい、私ってロマンチストなんですけど、すごい、
はい、存じております。
そういった部分も、
そういった部分はやっぱこういった漫画で形成されているかなと思ってますね。
かつて漫画大好きだったんですね、今全然読まないんだけど、
今読まないんだ。
今ほんま読まないね。
ハマらないしね、読んでも。
なんだけど、小学校の時とかもものすごい漫画読んでたので、
その中でも結構、一生人生の根幹にいるっていうか、
そういう漫画を読んでたんですけど、
そういう漫画を読んでたので、
その中でも結構、一生人生の根幹にいるって感じがするのは、
むつえ子さんが強いかなと思って選びました。
なんかさ、前コンテンツの、昔の自分の好きだったコンテンツの話でもさ、
結構リボン、
そうだ、出した。
愛してたみたいな話してたよね。
むつえ子さんも多分出した気がする、名前を。
なんかそんな記憶が。
そうなんですわ、よく覚えてるね。
結構自分にはない文化だったから、すごい覚えてた。
そっかそっか。
じゃあね、なんか中身がなさすぎるんで、
そんなことないよ。
そんなことないよ。
タイトルがすごい素敵だっていうのを紹介したくて、
いいねいいね。
まずね、このむつえ子さんのデビュー作の漫画の短編の名前が、
黄昏時に見つけたのっていう、すごいロマンチック、超ロマンチックな。
いやー。
もうすごいっしょ。
ロマン120%って感じ。
そう。苦手な人鳥肌立っちゃうレベルだと思うんだけど。
いいですねー。
このね、流れ星パラダイスというのの中に4ペン入ってるんだけど、
この中でより良いタイトルは、月のベンチで待っているから。
ですね。
どうやって思いつくのそんなの。
わかりません。でもそういう世界観が好きだからさ、やっぱ。
私も正直ね、このむつえ子魂を引き継いだタイトルを思いつける自信があるね。
やばー。
いやなんかさ、黄昏時に見つけたのもさ、月のベンチで乗っているからもさ、
なんかリズム良くないっていう。
いいねー。すごい。
語感がいいわ。
すごいね、天才的だと思うね。流れ星パラダイスとかもさ。
なんだろうね、5音だからなの?
黄昏時?
5、7、5みたいなリズムの良さを感じる。
あれだね、昆天永年死罪法のリズムだね。
うん、それそれそれ、それだ。
2番手で良いのはね、陽気なブルーカナリアっていう。
ずるい、カナリアはずるい。
ね、いやもう読んでもしいね、これは。
思いつくの皆さん是非。
いいなー。
漫画ってすごいよね。
なんか画力とさ、ストーリング、テリングとさ、
そういうなんか、ドリーミングな感じ?
全部必要じゃん。
特に少女漫画とかだったらさ。
そうなの。
絵が可愛さだけでは勝てないし、
勝てないっていうかね、届かないものがあるっていうか。
なんか、私は漫画家になりたかったんだけど、小学生の時に。
やっぱストーリーで雑誌するんだよね。
絵はすごい大好き。
大好きなんだけど、面白いストーリーとはみたいな感じで、
巻き出てくるものがあるみたいな感じではなかったから。
だからそういうのも踏まえて、漫画を描くっていうのはすごいよね。
すごいすごい。
そう思います。
たまにさ、ストーリー考える人と絵描く人とでさ、
なんか分業している人とかもいるじゃん。
デスノートとかそんな感じだったよね。
そういう人とか。
そうだよね。
いや、普通そうしないと無理じゃないって思うけど。
思う。
なんか一人でやるのが主流じゃん。
ちなみにね、もう1冊迷ったのはね、絶対みーちゃんも好きなルキさんでした。
あー、はいはいはい。高野文子さん。
そうそう、めっちゃ好きだから。
あれはいいですね。
いいですよね。ただ影響というので考えると、ルキさんは出会ったのがちょっと遅かったから。
うーん。
なんかより根本的にBMAにすり込まれてるみーちゃんがおすすめしました。
素晴らしかったです。
ありがとうございます。
さあ、みーちゃんの2冊目何でしたか。
いきますか。
え、マジで、絶対可愛くないけどいい?
え、いいいい、ちょっと可愛い振りすぎた、私の方は。
いやいやいや、全然可愛くないんだけど。
いいよ、可愛さは売りじゃないんだから。
暴力の人類史という。
すごい奴来た。
しかも厚さがこれ、上下感でこれっていう。
待って、みーちゃんの顔より分厚いよ。上下感はして。
1冊で顔の半分以上ある。
ちょっと本当にね、タイトルからして激重な感じなんですけど。
聞きたい聞きたい。
これはですね、本にたどり着くまでにすごい年月がかかった本で。
なんかね、最初はなんかのネット、ツイッターなのか全然自信がないんだけど。
なんかのネット上で、この地球から暴力が減ったのは、本を読むことで人類に想像力が培われたからだみたいな。
そういう言説を見まして、私はそれにすごい感化されたんですね。
感化というか、感動して、やっぱり本ってすごいみたいな。
そうだよな、みたいな。
なんかそれで結構本好きになったみたいなところもあるぐらいで。
結構読書体験の序盤の方にそういう。
そう。謎の出会いが。
口コミとの出会いがあったというか。
あって、ただそれが何の本の引用だったのかとか、全然覚えてなくて。
長らく、ただただその文章というかイメージだけが記憶されてたんだけど。
昔のツイッターさ、本の抜粋みたいな流してくるポットとかあってさ、そういうのがバズってたじゃん、めっちゃ。
そういうのは多かったよね。
健在になった頃の、我らが高校生とか。
そうそうそうそう。
ツイッターですよね。
そうです。
ひとびきら言葉帳とかフォローしてました。
今もしてる。
今もしてます。
そういう系列。
そういう感じ多分。
ごめんごめん。
全然全然。大反響。
それでね、どうやって再会したのかも。
あんまり覚えてないんだけど、それも多分ネットツイッターだったと思うんだけど。
あれ忘れちゃったな。
とにかくツイッターでまたこの暴力の人類史という本がそれを書かれてるみたいなツイートを見つけて、私はもう震えましたね。
その時はもうこいつだみたいな。
教祖いたって。
いたみたいな。あなた様がみたいな感じだったの。
もう急いで取り寄せて。
こんな分厚いとは思わなかったんだけど。
でもとにかく読んでたら、普通にこの本が面白くて、話も面白かったんだけど、結構今ってさ、第一次第二次世界大戦とか核兵器とかがあって、武器がすごく大きな力を持つようになったから、きっと戦争とかそういう暴力によって亡くなる方?
すごい増えてるんじゃないかみたいな。
毎日事件もいっぱいニュースで報道されるし、どんどん世界って治安悪くなってるんじゃないかみたいなイメージが終わりの人もいるかと思うんですけど、
でも実はちゃんと統計学的に見ていくと、暴力って今の時代めちゃめちゃ減ってて、
昔は本当拷問とか見せつけですぐ人殺しちゃうみたいな、あと部族同士の争いとかがめちゃめちゃ絶えなかった。国家とかないくらいの昔ね。
多量にあったから取り上げられないみたいな、当たり前みたいな。
当たり前みたいな感じで、すごい昔の方が人死んでたんだって。
確かに言われるとイメージできる。
そういう世の中で、これも久々に開いたからさ、どこに私が言いたいことが載っているのか探すのが大変でさ。
でも探したってこと?
探したよ。
すごいよ、真面目。
クソ真面目発揮した。
本当に本が好き。
さすがに適当なこと言いたくないな、みたいな。
そうだよね、大事な本だからこそね。
みたいな気持ちが発動してさ。
人道主義革命の源泉っていう章があるんですけど、
何千年も文明の一部として存在していた残酷な慣習の数々が、
1世紀にも短い期間に突然めちゃめちゃ減ったんですって。
それ17世紀くらいの話かな。
例えば魔女狩りとかさ、女性が魔女だろうって殺されたりとか、
異教徒への弾圧とか、
そういう、あとは奴隷とかかな、
残忍なそういう行為があって当然っていう文化から、
ありえないみたいなものに変化して、タイミングが17世紀にあったんですって。
それをどうしてそういうことが変化したのかみたいな原因をこの人は推察していくんですけど、
その一つに本の生産っていうのが大きなタイミングポイントだったんじゃないかっていう話を展開してまして、
1452年に活版印刷の技術が開発されるまで、
本は全部一冊ずつ手書きで書き写されているものであって、
それはめっちゃ作業効率も悪いし、多くの人に行き渡らないじゃないですか。
でも、紙印刷技術か製本技術とかが発達していくにつれて、
それに伴って、もともとは貴族とか知識人みたいな人たちの娯楽じゃないけど、
その人たちのものだったものが一般庶民の人たちにも広がるようになったりするのね、本が増えたから。
読む本も宗教的な聖書とかそういうのじゃなくて、
自分たちの身近なニュース、一般市民の生活であったり、
そういうものが増えたんだけど、それでみんな読みたくなって、
識字率がめちゃめちゃ上がったんだって、本の発展と同時にね。
そうすると何が人類に起こったかというと、他人の痛みとかを想像できるようになったという、
共感と言われるようなものですよね。
識字率の向上と人道主義みたいなタイミングがすごく重なるんだって。
その共感はどうして本を読むことで培われるかというと、
登場人物とか自分以外の人間に感情移入とか没入することによって
自分では知り得なかった世界とか痛みとか、
そういうものに想像を巡らせるようになったことで、
どんどんいろいろ考えるようになったっていうことを書かれていて、
私はそれ、読書イコール想像力みたいなのはすごいわかるというか、
わかるなみたいな、思ってて。
本屋やってる時も、私文芸書の担当してたんだけど、小説とかエッセイとかね。
その時の自分の中でのコンセプトが、やっぱり想像力を豊かにするっていうコンセプトでやってたんだよね。
娯楽ではあるんだけど、ただ楽しめばいいものでもあるんだけど、
そこからもう一歩先の、何か自分を豊かにしてくれるものであったり、
そういったもの、周りもピースフルな感じになるというか、
幸せにしてくれるもの、そういうスキルも高めてくれるのが読書なんじゃないかなって思ってたところがあったから、
やっぱりそうだよね、みたいな。
こんなに証明された感じがした。
証明してくれるんだ、みたいな。
わかるな、みたいなのがすごい嬉しくて。
これはね、なかなかこのテーマと分厚さと値段とって思うと、なかなか人におすすめはできないんですけど、
でも自分に影響を与えてくれたってなると、
特にその本に結構長く携わってきたから、
その本の分野で大きな影響があった本といえば、私はこれかなと思ってご紹介させていただきました。
読みたいですね、やっぱり。読みたくなっちゃうね。
これ本当に面白い。結局は平和に向かって何ができるかみたいな話にもなるから、
これはいつの本なんだろうな。
今読むべきといえばそうですし、2015年の本だ。
意外と新しい。
これも翻訳がそんな堅苦しくなくて全然読めるので、おすすめです。
そうだね、その厚みだと初見では身構えちゃう。
本屋で並べても変わん。
そう、自分で自ら手に取るのは結構むずい気がしたから、
こうしておすすめしてもらうとすごいいいですね。読みたくなるね。
やっぱ本ってすげーんだ。みたいな。
いろいろ答え合わせをしてくれた本なんだね。
なんかそういう再認識ができて心強くなったというか、やっぱり。
それをまた本で出してるっていうところもいいよね。
そうだね。
なんかちょっと2.5冊目ぐらいでもう1冊ちょっといい?
どうぞどうぞ。
これを紹介しようと思っていろいろ整理してたときに、
最新の読書に対するリスペクトみたいなのって、
なんかもう1個きっかけがあったなっていうのがあって、
それがこの森見富彦さんの
「夜は短し歩けよ乙女」っていう有名な本があると思うんですけど、
読んだ?
読みました。
私これ多分高校生のときに読んだんだけど、
すごい影響を受けて、というか森見さんにめちゃめちゃハマって、
そうなんだ。
大好きなんだけど私。
この中の出てくる、京都が舞台なんですけど、
京都の古本市って有名なのあるじゃないですか。
そこに主人公がいて、本見てるときにある少年に出会うんですけど、
その少年が言うには、本というのは全て繋がっていると。
本は繋がり合っていて、
ストーリーとかだけじゃなくて、この作家はこういう作家に影響を受けたとか、
いろんな繋がりで、実続きのものであって、影響し合っていて、
だからその本の海こそは大きな本であるんだ、みたいなことを。
本は全てで一冊みたいな考え方。
それに私は深く感銘を受けまして、また本すげーだよね。
はっけー、みたいな。
それでね、その少年は自分のことを古本市の神って呼んでるんだけど、
いやもう、ティーンの私は痺れましたね、マジで。
へー、そうだったのね。
本って全部繋がってて、私にもできたらかっこいいなってすごい思ったの。
自分が読んだ本は、いろんな歴史とか文脈はあるとすべて繋がっていて、
もしかしたら私もその本を繋げる一員になってるかもしれないなとか思うと、
もうすっごい胸が高鳴るというか。
わくわくしたんだ。
そうなの。
そんな体験がティーンの時にあって、本が好きになったっていうのはあるかもしれません。
へー、じゃあ結構現体験じゃないけど。
じゃないかな。
入木になったんだ、古本だけど。
へー、初めて聞いたぞ。
本当?
最近の新刊を読めてないんだけどね、もりむさんの。
いっぱい出さしてるもんね。
本当。
どうだったのか。
こんな感じでした。
へー、面白かったです。
読みたいな。
ごつごつな感じで、漫画家らの。
漫画家らの。
あれがすごかったけど。
イメージ的には確かにちょっと初見のごつごつだったかもだけど、
でもなんか聞いてみるとやっぱ読みやすそうっていうか。
読みやすい読みやすい、私が読めるんだもん。
いや、それもあれだけど。
本当本当。
あなたが読書家だからねっていう前提があるけれども、
でもなんかね、そういう自分じゃ踏み込めない本に興味を持つきっかけになるよね。
そうやって紹介してもらうと。
そうですね。
結構さ、全人類読んだ方がいい系ではあるじゃん、絶対。
ここまで言うとさ、言いすぎっていうか主語でかすぎってなるけどさ。
でもさ、暴力についてみんな思いを馳せた方がいいじゃん、絶対。
そうだね。
なんか特に今はさ、日本もさ、なかなか厳しいじゃないですか、他者に対して。
なんかだからみんな本読もうぜとか思う、本当に。
なんか誰かに、誰かの立場に立って物事考えたりとか、
一旦自分が喋るのを止めて、誰かの意見を聞く態度とか、姿勢とか。
なんかそういうのも本を読むっていう行為から少なからず生まれるものなんじゃないかなと思うんだよね。
誰かの声に耳を傾けるとか。
だからどんな本でもいいとは今いろんな本があるから言わないけど、
なんかまだ本の力を諦めたくないみたいな気持ちは私はありますね。
ちょっとかっこよく言うと。
伝わってきました。
いい。
本の力、本の力を私は諦めたくなくて、なんかこういうそういう力を証明してくれるような内容の本を探してるみたいなところはあるかも、逆に。
そっかそっか。
やっぱ読書って大切だよねみたいな。
でも仲間探しじゃないけど、そういう感覚で本を探してる感覚。
一面はあると思う。
なるほどね。なんか初めて聞く視点だった、それも。
本当。
でも多くの作家さんがやっぱりインタビューとか読んで、やっぱそういう思いを持っている人が多いなという印象はあるという。
本の力をすごく信じてるなっていうのはなんかインタビューとか見ると思うね。
そうだと思うわ。じゃなきゃやってらんないもん。
そうだよね。本が売れない時代と言われてますから。
厳しい時代です。
じゃあ、あーちゃんの3冊目お願いしようかな。
決まった?
決まってるの。3冊目はね、ちゃんと決まってるやつなんですけど、
こちら、えくにかおりさんの神様のボートというやつですね。
私、えくにかおりさん大好きなんですけど、みーちゃんもご存知の通り、そしてみーちゃんもえくにさんすごい好きだと思うんだけど。
あ、ほんと?これね、これも前段があって、さっきそれを調べてたんだけど、
前ね、たぶんみーちゃんには、っていうかポッドキャストでも言った気がするけど、
小学生の時に初めてえくにさんの作品を読んだのがウエハースの椅子っていう短編小説だったのね。
これさっき調べたら、一応そのタイトルでも1冊出てるんだけど、
その1編自体はすごく短いんだよね、ウエハースの椅子自体は。
なんだけど、それを恋愛アンソロジーっていう文庫本に、いろんな人が寄稿してる本に、
一番最初にえくにさんがたぶんアイウェオ順で載ってて、そこで初めて読むんだけど、
それでこの人の文章すごいって思って、
なんか内容というよりは文体が好きだったのかな、感覚的に。
内容も一応印象に残ってるわけではないんだけど、かっこいいって思ったんだよね。
世界観が好きみたいになって、で、もうその本はウエハースの椅子だけ読んで満足して、
ウエハースの椅子だけをめっちゃ読み続けて、他は一切読まなかったの。
で、お母さんに、えくにかおりさんっていう人の文章がすごい好きみたいなことを多分言って、
で、お母さんが買ってきてくれたのが神様の帽子だった。
お母さん優しいなって素敵なお母さんなの。
母、母ラブっていう話なんだけど。
えくにさんって基本恋愛絡みの話がメインコンテンツとして分かりやすいテーマが恋愛関係のものが多いんだけど、
神様の帽子は親子関係なんだよね。
一番メインに来てるのが。
ちょっとごめんね、私もさ、ちゃんと適当なこと言わないようにその一文ぐらいさ、
なんか見とけばよかったんだけど。
お母さんが結構奔放な人で、娘のそうこちゃんっていう主人公の女の子が小学生から中学生ぐらい、高校生ぐらいの物語なんだけど、
なんかすごいお母さんが放浪してる感じだからこそ娘がめっちゃしっかりしてるみたいな、ざっくり言うとね。
そういう感じの話なんだけど。
神様の帽子っていうタイトルは、お母さんに、そうことお母さんは神様の帽子に乗ったのよって。
いろんなところを流れてってる人生だから。
いろん、てんてんとして、お父さんいなくて、2人きりで暮らしてて、
お母さんピアノの先生してて、だからなんかてんてんとすんのね、みたいな話なんだけど。
えくにさんの作品、結構なんでも本当に全部好きだから、
正直この1冊に決めたのは、本当早い段階で読んだからっていう理由なんだけど。
えくにさんの本をこの後もいっぱい読んで、だから一番好きな作品って言われると、ちょっと悩んじゃうんだけど。
でも、えくにさんとの文章との出会いそのものが結構人生に影響を与えたのという意味で、これを選びました。
なるほどですね。
なんかもう完全に決まった固定の世界観みたいなものがあるじゃない、えくにさんの文章。
これはなんか10ページぐらい読めば、えくにさんかそうじゃないかがわかるみたいな。
そういうなんか独特さがあるっていうか、小学生にしては結構早い気づきだと思うんだけど。
そうだね。
そうだね、でもなんか大人になっても一生好きでめっちゃ読み続けてるみたいな、結構唯一の作家さんかもしれない。
この間、全部読みたいっていうぐらい追ってるのはえくにさんだけかなって。
素晴らしい出会いですね。こんな作家に出会えるなんて。
そう、なんか私昔からさ、一回好きになると長いっていうか、そればっかりみたいな節あるから。
そういうこともあろうって感じではあるけど、それにしてもなんかこう読書体験として、本読もうっていう気持ちにさせてくれた本って感じがしてて。
それまで私絵本とかも好きだったけど、めっちゃ読書家みたいな子供でもなかったから。
当時小学生の時に一番読んだ本、小説家とかって言うと、もうえくにかおりか桜桃学館ぐらいの感じなんだよね。
だからそう、やっぱ影響の大きさはすごいあるかなっていう。
まあまあ好きな人がすごく多いと思うんだけどね。
長いよね、人気。
なんかずっと全部、なんかわかんない、好きじゃない人が読んだら全部似たような話って思うかもしれないんだけど、変わらずいいっていう。
ブレないね。
そういう、ブレないね。これこれみたいな、なんかえくにかおりさんからしか得られないよみたいなものを感じる。
いやーいいですね。
使うさ、言葉が美しいという感覚になったのかな、多分。
言葉っていいなって思うきっかけになった作家さんですね。
いやーなり得る作家さんだと思います、私も。
まあそんなとこですかね。他にも好きな本いっぱい、えくにさんの作品だとほんといっぱいあるんだけど。
まあちょっと手元にないのと話しきれないのと。
言い出すと大変なことになりそうだから、一旦今日かんさまの本のご紹介だけにとどめておこうと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
じゃあみーちゃんの3冊目いきましょう。
お願いします。
カンペカンペー。
カンペカンペー。
みーちゃんの3冊目は、
こちら。
地図を愛せるか。
三八南子さんという方の本です。
大月書店。
2010年刊行ですかね。
ちょっと古いです。
15年前だったっけ。
15年前。やば。
高校生の。
出会った頃ですね。
そうだね。
この本はですね、三八さんという方が精神科医、臨床心理師じゃないな、精神科医の方で、
その方が仕事していく上で感じたこととか、
あとは結構旅に行かれてるんですけど、旅とか本、映画、アートとかから通じて得たこととか、
この人留学とか仕事でアメリカに何年か滞在してたので、
そういう日々から傷を抱えながら生きていくことについて考察しているみたいな本です。
いくつかエピソードがあって、それをまとめた本っていう感じなんですけど、
特に好きなエピソードを3つ抜粋いたしましたので、ご紹介いたします。
ありがたいです。
全体的にはまとめられなくてさ、
難しいわ、短編集的な。
難しかった。
まず一つ目は、誰かが自分のために祈ってくれるということという章なんですけど、
バリに旅行に行ったときに、偶然出会った人とお寺に行くことになって、
その人はお寺の宗教的にちょっと偉い人みたいな感じで、
いろいろ祈祷してもらったんだって。
ちゃんと丁寧なステップを踏んで、いろんな儀式をやってくれたみたいで、
それは別に金谷家さんが頼んだわけでもなくて、お金払ったわけでもないんだけど、
その人が自然とやってくれたことなんだって。
その時に、ただ純粋に誰かに心から自分の幸せを願ってもらうこととか、
事実とか時間がどれだけありがたくて勇気付けられるかみたいな話をしてて、
結構さ、日本って祈りとかって馴染みないけど、
誰かの幸せを願ったりみたいな感覚の方がよくあるのかなとも思うんだけど、
それって真実であるのと同時に無力感も同時に感じるというか、
私は幸せを願うことしかできないわみたいな。
例えば深い悲しみであったりとか、なんか喪失してしまった抱える人を前に、
その人の幸せを願うことしかできない自分、ダメだみたいな。
何もしてあげられないみたいな風に思うことってある人生で何回かあると思うんだけど、
でもそれも無意味じゃないのかなって思ったりとか、
祈ることであったりとか、見届けること。
そこにいるだけでもしかしたら何か助けになってるんじゃないかなみたいなことを、
この章を読んで思いましたね。
で、それをなんかこう、エンパワーメントって言うんだけど、
エンパワーメントってどういう意味かというと、
その人が本来持ってる力を思い出して、
甦らせて発揮すること。
つまり誰かから力をもらうわけじゃなくて、
自分が忘れてるだけの自分本来の力を発揮できるように、
誰かが背中を押してくれることみたいな感じだと思ってるんだけど、
そのためにはやっぱり、背中を押してくれる他者が必要であって、
背中を押してくれるって何か具体的な物理的な援助だけじゃなくって、
それこそさっき言ったみたいな本を読むことであったりとか、
何気ない関わり繋がりであっても、
誰かをこうエンパワーメントして、
自分に勇気をもらったみたいな。
そうだね。
これも読んだの。
たぶん高校、高3ぐらいじゃないかな。
10代だったと思うんですけど、
これはね、
自分の中で、
自分の中で、
自分の中で、
自分の中で、
自分の中で、
自分の中で、
自分の中で、
20何歳ぐらいくらいかな。
10代だったと思うんですけど、
これはね、たぶん。
本をさあ、紹介する雑誌みたいなのってあるじゃないですか。
なんか本特集みたいなの。
で、ちょっと名人の好きな本を集めました、みたいな、
特集の本、雑誌か。
その雑誌に載ってて、
いいなと思って、
地元の本屋さんで取り寄せた記憶があるんですけど、
えー。
なんか新しい storage の、
思い出もありつつ じゃあ2個目 まだまだいきまーす
お願いします 次は開くこと閉じることという
タイトルの章です どういうことかといいますと
人にしろ物にしろ変化が起きるとき 閉じながら変わる場合と開きながら
変わる場合があるという話でして どういうことかといいますと
細胞って分裂するときに一回膜を作って 周りとの情報交換みたいなのを
一回遮断するんですって どうしてかというと
細胞分裂とかするときね どうしてかというと
すごく細胞自体が無防備になるから 影響を受けると
それでもうおじゃんになっちゃう みたいなパターンがあるんだって
だから自分を守るために膜を張って 自分の変化を待つみたいな
いうことがあるらしくて あと例えば芋虫が蝶になるときに
一回さなぎになる こうやって自分を閉じて
自分の中の変化を流すみたいな 分かりやすいかなと思うんだけど
そういうことってあるよねっていう 話をしてて
外からのインプットを一旦排除して 自分の眉にこもる
そういうときこそ何かが醸成して これから化学変化が起きる
新しいものが生まれるタイミング なのかもみたいな話をされてるんですね
それがすごい自分にリンクするといいますか これは今読み返したときに思ったことなんだけど
この私の3年間もそうであったと信じたい みたいな
何も建設的なことができないタイミングって どうしても落ち込むしダメージでかいけど
何かこう自分の中で変わってる タイミングなんだって思うと
何か少しでも前向きになれるというか 立ち止まることも意味がないわけじゃないのかなって
だからそういうときもこのメッセージは たびたび思い出したいなというふうに思いました
大丈夫かな
私のしゃべりで伝わってるかな この素晴らしさが
そういう話をその小説を紹介されてる章だったんだけど
それを先に読んで包帯クラブにたどり着いたって感じ?
そうです
どっちもすごいオススメ
絶対ねこの傷を愛せるかっていう本をね
あーちゃんも好きだと思うな
タイトルでもう確信した
絶対に好きだわ
これね古い本だけど
最近ね文庫化されたんだよねなぜか
でもなんか最近のトレンドにすごい近いなって思った
そうだね15年前とはあんまり思いないかも
なんか今ちょうど
求められてるテーマかもね
ちくま文庫から
時代が追いついた
ちくま文庫から
ちなみに包帯クラブもちくま文庫です
分かりましたちょっと両方とも読みたいですね
ほんとですか
全然
足しますんで言ってください
ありがとうございます
まあじゃあそんな感じで最後にまとめて
本の名前だけ
うん
改めて言っておきましょうかね
はい
じゃあ私から3冊
1冊目に紹介したのが新潮舎から出てるサンテグジュペリと
翻訳学校のまりこさんの牛の王子様
2冊目が今ちょっとねこれ文庫で売ってないんだけど
フックオフとかでしか探し見つけられないんだけども
リボンマスコットコミックス終焉者ですね
のむつえいこさん作流れ星パラダイスという少女漫画と
神様の冒頭えくにかおりさんの新潮文庫から出てるやつですね
を私は3作品紹介しました
パチパチパチパチパチ
じゃあみーちゃんの3冊は
えっとネイサートンの一人の日記にする処方が1冊目と
暴力の人類史上下感これが制度者ですね
これがステーステーブンピンカーさん
行く島行きも塩原塩原道夫さんです
の役教薬です
3冊目が宮城直子さんの傷を愛せるか大月書店です
ありがとうございました
ありがとうございました
よかっためっちゃねえ大ボリューム
もう何かこんなにポッドキャストでしゃべったのは初めてじゃない私
確かにでもみーちゃんの得意ではありましたから
いやーそうねえだったりかなったりですよ
ちょっと熱が入りました
いやでも本企画はやっていこうねこれからね
いろんなテーマでやりたいですね
やろうやろうその気分に合わせてっていうのをね
リクエスト来てますから
どういう気持ちの時にこれを読むといいとか
そういうのを知りたいっていうお友達がいたので
おいおいやっていきたいですねそれも
やりたいですね
やりましょう本総無理へやりましょう
いいですね本総無理へ楽しみにしてます
楽しみですね
じゃあサクッとハイライトを撮りましょうか
はいボルフラとハイライト
このコーナーは印象深かった日常の満身夜
大切な本音楽あるいは突然思い出した
あの日の出来事など今話したいボルフラ的ハイライトを
ちょっぴりシェアするコーナーです
今日は話したいテーマをミーちゃんが考えてきてくれてて
はい今週のハイライトはずばり自民党の新総裁に
高市さなえさんが選ばれたことが
私的にはもうビッグニュースとデカい
莫大ニュースだったのでちょっと軽く話そうかなーと思ってました
そうですね
日本の特大ニュースですからねこれは
まだあの今日は10月7日か7日ですけど
まだあの総理大臣ではありません
ただ自民党の新しい総裁に決まったというだけです
決まったよ
決まったような段階ですね
何かしらのスキャンダルでやめないかなと思っているところです
率直にどうですか
率直に大ショックです
最後さ小泉か高市かみたいになったじゃないですか
どっちももちろん嫌ですけど
絶望じゃなかったですか
うん絶望でしたね
どっちも嫌だけど
私はどっちかっていうとこうジェンダー関係に関心があるので
そういった意味では高市さんのほうが
私はその人のスタンス的に嫌だったかなっていうなんとなく思いました
高市さんただのポンコツっていうか
なんか逆に自民党を失意させるんじゃないかみたいな
とどめを刺すんじゃないかみたいな気持ちはちょっとあったけど
それだといいけど
なんか私は操り人形的な感じで使うために押されてるんだろうなっていう風に感じたので
結構絶望じゃねと思ったんだけどね
もちろんどっちも絶望だよ
あいつとか言っちゃった
公共の電波でそれはまずいね
全然いいでしょ
でもね本当最初の二人になった時は
私もそんなに総裁に候補者全員のことをちゃんと調べてないけど
よりによってこの二人なんだという印象で終わったというか
そうだね
とにかく私は高市さんのことそんなに興味もなかったし
好きじゃないなという印象だったので
もう一個しかピンポイントで喋れるあれがないんですけど
なんかその鹿を蹴った中国人みたいな話をしてたのを聞いて
政治に囲まれる人ってこんなにふわっとした感じで喋っていいんだっていうのでびっくりした
やばいよね
社会人だったら普通にめっちゃ怒られるやつ
なんかさあれを小泉さんとか見てても思うけど
政治家になる前にマジで一般企業に就職した方がいいと思ってて
この人たちは社会を知らぬすぎるというかそれはずっと思ってたけど
市民の気持ちとか以前に社会人としてのスタンスが間違ってるから
人としてちょっと勉強し直した方がいいなみたいな気持ちにはなりましたね
そうだねあれ衝撃的だったね
あんな何の証拠もないことをツイッターで見ましたみたいな
だよね
すごいなって思って私
なんだろうなんか日本ってバカになってるのかなとか思った
でもそうだよバカの象徴みたいだと思うけど
いやー本当に私は結構喰らいました結果に
そうですねよかったですなんかバカになってるみたいな
私も喰らってます
それでちょっと今回その本編の方で本の紹介をやったので
それにカゴつけてこのテーマでも一冊ちょっと話したい本があってサクッと言いますけど
このプレイリーミーカコさんの女たちのポリティクスっていう
言頭者の新書なんですけどこれはコロナ禍かな
2021年に発売されてるのでゴリゴリコロナ禍に書かれてた連載されてた本なんですけど
当時4年前か4、5年前に世界の政治の世界でトップに立つような女性がどんどん出てきてた時期で
ただ今こうやって読み返してみるともう全然メンツが違うからどんだけ入れ替わり激しいんだっていうのもあるけど
とにかくその時の女性の世界進出みたいな話とかそのリーダーシップとかについて
いろいろその人一人ずつトピック当てながら書いてた本なんですけど
ここにねイギリスで、いつだったっけないつぐらいの時期なんだろう
あんまり詳しくないんだけど私も
マーガリットサッチャーってわかる?聞いたことある?
はい、高市さんが説明されてる
鉄門はその人のことについても書かれてて
新自由主義みたいな働かざる者食うべからずみたいな
成功を自分で掴めないのは自己責任みたいな
そういう考え方をリスペクトしてるっていう話が出てたじゃないですか
サッチャーをリスペクトしてるみたいな
ああいう政治家になりたいみたいな
改めてやべえなと
日本をこの道たどるんだみたいな
でも確かにその不責はいくつもあって
それこそそういう海外主義的な日本人以外を認めかかったりとか
陰謀論デマとかを簡単に広めるような
いやそれでもレベルが低いと思うんですけど
なんかそういうのがいっぱいあって
揺れますね改めてこの本を読むと今
ああ今読まないといけないね
みたいな本かなって思って
なんとなく勘が働いて本棚から出しました
すごいありがとうございます