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始まりました。おおきなかぶは抜けるのか。この番組は、日常で起きた一人では消化できない些細な悩みや出来事をおおきなかぶとして、ちょっと不思議な関係の3人がうんとこしょどっこいしょと引っ張ってみるポッドキャスト番組です。お送りするのは石橋と
大木と
あゆみです。
よろしくお願いします。
なんかあるかな。面白いトークある人。
すごい振り方。
雑。
そうね、オープニング考えずに始めましたね、確かに我々ね。
面白いトークある人。
映作。
そう、収録前もそう、話すこととか考えたら突然ね、今日いい天気ですよね。一人でね。
キラキラすぎて。
そう、キラキラすぎてちょっと周波数が違う。
そうだね。
違う周波数で生きてる。
本当にご迷惑おかけしてます。
いやいやいや、とんでもない。
なんかあるかな。
それこそ前回の話の続きなんですけど、プレイリストが鳥の鳴き声になってしまう問題みたいなのがあったじゃないですか。
自分は今実家で部屋をあてがわれて生活させていただいてるんですけど。
言い回しを。
あてがわれて部屋を。
部屋から鳥の鳴き声が聞こえてくるっていうので。
自然を流してるからね。
そうなんです。ちょっと親とか心配してだして。
心配するの?
いやいや、なんか本とかいっぱい読んでるじゃないですか。
大丈夫かってなってしまって。
頭がおかしくなってたりとか。
そうなの?
っていう話題が昇ったことが1回あります。
本気で心配されてる。
本読みすぎて。
そうですね。哲学とかちょっと深く潜り込んだんで。
潜り込みすぎちゃって。
嫌むおかけじゃないんですけど。
確かに何時間も出てこないんだもんね、それでね。
基本的にそうですね。
部屋が出てるかで。
本当に済ませていただいてるって感じなんですけど。
家に帰らせて。
実家のことそんなこと言わないよね。
人は。
学生のうちに。
帰らせていただいてね。
2回連続オープニング鳥さんの話かな。
すごいな。ちょっと前回の皆さん聞いてください。
鳥の鳴き声ずっと聞いてるという話でした。
すごい集中できて。
めっちゃオススメ。自然音。
聞いてみよう。
ではまず初めにそれぞれ持ち寄った話題、つまり株の種を発表して気を抜く株を決めていきましょう。
みんなどんな種を持ってきたでしょうか。
じゃあ石橋ちゃん。
はい。
私はですね、フラットな視点を持ちたい問題という株を持ってきました。
っていうのは、2人とポッドキャストやってて、2人はわりとポジティブっていう言葉で言っていいかな。
わりと前向きというか、あっけらかんとしているというか、みたいなところがあるなっていうのを自分に比べて思ってて。
03:01
私はわりと、自分で認知の歪みと呼んでいるんですけど、ほっとくとすげーネガティブだし、ほっとくとめっちゃいろんなこと思うし、
ほっとくと批判的視点というか、ちょっとマイナスな気持ちがどんどん膨れ上がっていくみたいなところがあって。
でもそれに気づいて、いろいろ改善しようとしてから、周りともうまくいくようになったんですけど。
3人でポッドキャストやってると、2人がマジ太陽だから私にとっては、フラットな気持ちに戻れるというか。
そうだよね。優しい、嬉しい、楽しいみたいな気持ちでいるんですけど、これはこれで自分では長所だとは思ってるんですけど、
にしてももうちょっとフラットでいたいなという気持ちがありまして、持ってまいりました。
フラットになるとどうなりそうな感じがする?
変なしがらみがなくなるかなって思って。まっすぐ努力できるだろうし、まっすぐ人と向き合えるだろうし。
ていう感じですね。
やばい、もう深掘り始まっちゃった。一人ずつ頼もうって。
これまだメインじゃないから。
てきさんはどんな顔を持ってきましたか?
前と前でありがとうございます。
本当ですよね。本当にその2人だから太陽なんですよ。
本当だよ。
僕持ってきたのはちょっと経路が違うんですけど、皆さんの何度も読み返す小説はあるか聞きたい件を持ってきました。
きっかけは、僕最近、村上春樹さんのノルウェーの森を人生で3週目読み返してって、
やっぱ何度読んでも素晴らしいなって思いながら、しかも読み返すごとに出てくる世界とか、伝わってくるメッセージが違うのが本当に素敵だなって。
それが名著っていうか、自分の人生の中でのバイブル的な本じゃないですか、特徴じゃないですか。
それ、そういう存在が皆さんにもあるのかなっていうのも、本の紹介付きで聞きたいなって思って。
聞きたいなそれ。
それは僕も知りたいし、聞いてくださってる方もめっちゃ読みたいと思うんじゃないかなって思って、いつかそういう会をしたいなと思って、今回持ってきます。
めっちゃ素敵。やりたいやりたい。
からは?あゆりさんは?
私ね、今の大輝くんの種にもしかしてちょっと繋がるかもなとも思ったんですけど、
私持ってきたのは、物語のエンディングを覚えていない問題っていう種で。
知りですよね。
前回か何かに映画の話をしてて、このホットキャストで。
その時に私改めて、私はどうやって映画とかドラマを見てるかなって思った時に、ほとんどの作品エンディングを覚えてないの。
06:07
面白い。
覚えてるのは、本当に特定のシーンとかなんだよね。
とか、おおよそのストーリーで、あれと思って、これって私は特殊なのか、みんなはそもそもどういう風に作品を見てるんだろうっていうのを聞いてみたいなと思って持ってきた。
ちょっと繋がりそうっすね。
面白い。
どうします?
でも2人共通してるから、それ私もやりたいなって思いました。めちゃめちゃ。
そうですね。
そうしますか。
じゃあ、僕の方があれかな、ちょっと普遍的に話そうっすね。
タイス君のでいいと思う。
ちょっと物語を、どういうところが自分に受け取る話か、受け取るポイントかみたいなところも触れながらやりますか。
一旦自分の株を中心に。
何度も読み返す書説あるか聞きたい件ということで、よろしくお願いします。
お願いします。
改めて、僕持ってきたんですけど、何冊か自分も小説に限らず、何度も読み返しては、うわ、いいなと思う本があるんですけど、
たまたま今回今読んでる村上春樹さんのノルウェーの森っていう、めちゃ有名な本を、一番最初に読んだのが、21歳ぐらいかな、21歳。
で、2回目22歳。今24歳。で、3回目ですね。
なんで読み返そうと思ったんですか、それ。
これこそ前回のタネの恋愛について、ふと考えることがあったので、
僕恋愛すいません、今全然してるってわけではないんですけども、
ふと考えることがあったから、ちょっともう1回読んでみようと思って読んだら、まだ全然違う景色で、
多分前読んだ時から2、3回恋愛を、違う恋愛をしてて、そこからまた読むんで、景色が違うというか、
ノルウェーの森の、全然ネタバレはしないですけど、渡辺くんって主人公の人は、かなり彼女の人生について向き合ってて、
そういった覚悟じゃないですけど、そういうところにすごい感じるところがあったりとかして、
だからいいなと思ってました。
みなさんそういう諸説あるのかなって思って聞きたいなと思って。
めっちゃ素敵。
バッシーはあるんですか。
バッシーは、放送で言ったかわかんないけど、小説家の西かな子さんがマジでめちゃめちゃ大好きで、
でも結構私、読み返すタイプじゃないんですよ。あんまり読み返すとか見返すができなくて、
読み返す見てることあんまりないんですけど、でも西さんの作品はマジでずっと読んでるし、
新刊が出たら絶対買うし、高校の時付属課だったんで、卒業論文があったんですけど、
09:02
西さんについて3万字書いて卒業しました。
大好きすぎて。
出るのは何だろう。
作品いろいろあるんですけど、小説なんでいろいろあるんですけど、
全部の作品に通定してる根本の精神性みたいなのがあったりとか、西さんの世界に対する捉え方とか、
海外のルーツがあったりとか、
あとは確か仏教で、仏教の思考とか、いろんなものを織り混ぜて違う物語を作ってるんですよ。
どれ読んでも、結構テイスト今回めっちゃ重いなとか楽しい感じだなとかあるけど、
根本感じるものが似てるというか、分かる分かるみたいな。
最初から一番最初に出会った時はどんな感じだった?
最初はそれこそ結構前から読んで終えた。中学生ぐらいから読んで終えたけど、
高校の時に卒業論文、本当にテーマ何でもいいんですよ。
テーマ何でもよくて、何にしようみたいな、ピンとくるものないなって時にちょうどさらばっていう西さんの本を読んでて、
電車の中でめっちゃ号泣しちゃって、これやーと思って。
だから特に西さんの中のさらばっていう作品について書いたんですけど、
っていう感じですかね。だから割とバイブルというか、
生き方として、人としてめっちゃ尊敬してる。
やっぱり取り入れてるところとかもあったりするんですか?
あります。めっちゃあるし、西さんはそれこそ、私がさっき持ってきた種じゃないけど、
たぶんすごく、勝手にお話したことはないけど、
ポッドキャストとかもやられてたりして、声を聞いたりとか本を読んでるだけで勝手に、
すごいめっちゃ無邪気、ピュアで、でもすっごい考えるタイプなんですよ。
だけどそれをいろいろ受け止めて抱えた上で、それでも人を信じるとか、人に与えるとか、
人を愛するみたいなことを、どんだけ傷だらけになっても絶対にやるっていう、
その心意気というか、マジかっけえと思って。
すごい大好きですね。
めっちゃいいですよね、西香菜子さん。
バッシーにも紹介してもらって、3年前くらいから、
まず最初に、さらばと愛を読んでた。
そうだ、おすすめした。
あれ、これバッシーだ。
同じでしたよ。
今でもずっと思う。
主人公が、主人公の女の子が多いのかな。
多いよね。
ちっちゃい子がね、結構ちっちゃい時からとかが多いんだよね。
成長物語が多くて。
もうちっちゃい時から叫んでるんですよ、ずっと。
叫ぶが聞こえる。
12:00
それがバッシーが叫んでるように聞こえる。
本当に?
マジで思うっていうぐらい、
感動しちゃって、こんなに影響を受けてるのが、
自体から分かってくる。
本から分かってくる。
すごいですよね。
めっちゃ共感できたというか、人生のスタンスとして一番共感してるのが、
多分西香菜子さんなのかもしれない。
大輝さん3年前くらいに紹介したとき、
インスタでも長文の感想をストーリーに載せて書いて。
感じるものがすごくて。
たよなだめちゃめちゃ好きですね。
ほんと叫んでるよね。
文字だけなのに叫び声が聞こえてくるっていうのが。
さらば?
さらばです。
さらばもすごいいい。
愛とかもすごい。
いろいろいいですね。
私、さくら。
いいですよね。
本が好きだったな。
そうか、西香菜子さんの本が人生の中で。
バイブルというか、この世に生きていきたいみたいな。
やっぱ読むとしたら、やっぱりさらばとかになるんですか?
愛とか、おすすめとかあるんですか?
早口オタクくんをすると、西香菜子さんの精神性みたいなのを結構個人的に感じて、
なおかつ内容もぎっしりしてるのが、わりとさらばと愛かな。
福笑いっていう本もあるんですよ。
あとは、もうちょっとライトに、ちょっとファンタジー目だと、マクコとかがおすすめ。
結構おすすめ。
それこそ仏教の概念で、仏教じゃない、密教かな。
人に与えるみたいな、仏教もそうだけど、与えることが幸せなんだ、根本的なみたいなのを結構ファンタジックに表現してて、
途中から、それこそ光の粒みたいな概念が出てきて、
人に分け与えられないものは、永遠に残り続けるかもしれないけど、すごく寂しいものだよ、みたいなのを言ってて、
それも超好きだし。
マクコ。
マクコ。
マクコ。
マクコとか、西さんのエッセイも結構好きです。
ごはんぐるりっていう、ご飯にまつわるエッセイがあるんですけど、
西さんの無邪気さが出てるというか、喜びみたいな、悲しみ怒りみたいなのが伝わってきてめっちゃ好きだったりとか、
いろいろありますね。ちょっと困らなくなっちゃって、この感じですね。
読む、読む。
石橋ちゃんの愛がすごいね、すごい伝わる。
本当に大好き。
人生であんまりこの推しというか、作れないとか作らなかった人生なんですけど、西さんはもう推しというか、大好きって感じ。
迷った時に、作品とか読み返すというか、いろんな作品を読んで、
ああ、なんかそうだよな、こういう生き方をしていけばいいんだよな、みたいなのを考えますね。
やばい、聞いてて熱くなりますね。
15:01
やばいね。
大好きですね。
いいな。
で、あゆりさんはどなたが?
めっちゃ聞きたい。
絶対めっちゃ読んでるじゃん。
なんかいろいろあったら教えてほしいです。
私ね、でも今パッと思い浮かんだのが2つの作品があって、
1個はケンリュウっていう中国系アメリカ人の作家さんなんだけど、
の人が書いた紙の動物園っていう、
紙のはどういう字ですか?
ペーパーの紙の動物園っていう短編集で、
彼はSF小説を書いているんだけど、紙の動物園も短編集なのね。
その中の、本当に紙の動物園っていうタイトルの物語があって、
もうそれが私にとっては本当にお守りのような物語で。
絶対読む。
やば。
絶対に読む。
それも本作、勝手は手放し手放しっていうのをやってるんだけど、
紙の動物園ももう手放せなくて、
亡くなったら買い直したりしてるし。
亡くなることもあって。
旅とかに持ってったりする。
何か亡くなったことがあったりとかして。
いつ読んだんですか?最初。
いつだったかな。
出会いは。
出会いは多分10年ぐらい前じゃないかな。
10年か。
多分それぐらい前な気がする。
10年。
でね、なんか彼の作品って単純にSFっていうだけではなくて、
彼が中国系アメリカ人で、
要は彼の家族っていうのは中国からの移民だから、
そういう移民の人たちの物語とか、
中国の文化っていうのがさりげなく物語の中に混ざっていくんだけど、
その文化をちょっとSF的な表現で表現してる。
めっちゃ面白い質感な気がする。
SFなんだけど、
彼は人と人との心の交流とか、
心の交流って言うとすごい陳腐だけど、
温かみとかをSFの表現を使って、
より伝わるようにしているっていう感じなの。
面白い。想像できないけど。
全然わからない。
より伝わることあるんだ。
そうでしょ?不思議だよね。
だからSFってなんかちょっと人の感情を扱うときにさ、
ちょっと空想だから離れちゃうんじゃないかって思いそうなんだけど、
そうじゃなくてね、よりそのSFの表現が入る、
ファンタジーっていうか、の表現が入ることで、
18:01
その登場人物の思いが、
ものすごく立体的に届くっていうか、読み手に。
気になりすぎる。
神の動物園っていうのは、
ある中国人のお母さんと、
要は中国人とアメリカ人のお父さんから生まれた息子。
だから中国系アメリカ人で、
今アメリカに住んでる息子とのお話なのね。
もうね、本当に思い出しても胸がいっぱいなるぐらい。
今胸いっぱいそうな顔してるよね。
いっぱい。
本当に素晴らしい物語。
あっという間に読めるんだけど、短いから。
中国の文化とかも入ってくるからね、物語の中に。
こういう風な形で文化とかを伝えられたら、
本当に素敵だなとも思うし、
他にも短編集に入っている作品、どれも素敵だから、
ぜひ読んでもらいたい。
映画化されてるものも結構あるんだけど。
おすすめが上手すぎて、今読みたくなってる。
ちなみに今カートに入れました。
そう、私も。
一番の。
一旦ね。
これね、絶対買う。
本当に、年末、ちょっと時間がある時とかおすすめだな。
今日読め。
何回、どういうタイミングでそういう大事な本って読むんですか?お二人とも。
私はね、神の動物園に関しては、
ちょっと自分のふるさとっていうか、住んでる場所から離れる時にあえて読んだりする。
何それ。
素敵すぎる。
車窓とかでもしかしたら、電車の中で。
やば、最高。
やる、やる、それやる。
それやりたい、私は。
やりたい。
なんかね、読んでると、自分のふるさとから離れていってるのに、
なんかすごくその、ふるさとの感覚が読みながらもよみがえってくるような感覚がして、
面白い。
自分が本当に旅に出てるっていうような実感がすごく湧いてきたりもするし、
うん、そうなのっていうふうにも読んだり。
おすすめ、うま。
すごい。
やば、読めます。
手胸がいっぱいになる。
そうそうそうそう。
最高。
でもね、本当に空港で読んだ時に大変なことになっちゃって、
だから、どうして大変になったかはあえてここでは言わないけれども、
気になる。
あの、とにかく読んでほしい。
あまりもう言わないでおく、これ以上は。
あ、そういうことですね。
ネタバレすると。
ネタバレしちゃうし、私がハードル上げすぎるのもなと思うから。
ちょっと気になるので、読み終わったら聞きます。
そうですね。
何が起こったか。
ちなみに僕たちも何が起こったかっていうのは伝えます。
21:02
そうだね。
教えてほしい。
ほんとほんと。
なんかね、中国圏移民ってほら、ちょっとさ、遠い話のように感じるかもしれないけど、
とっても普遍的なものを扱っているから、
ありがた。
なんかすごく、自分語とかしながら読めるんじゃないのかなと思う。
嬉しい。
読めます。
文体も読みやすいし、
読みたいし、多分おすすめがなかったら、取っつこうと思ってなかったから。
僕初めて知りました。
ね、本当に。
すげー嬉しい。
ね、嬉しい。
そうだよね。
だから、早川ってほら、SFをよく出してる。
早川から出ていて、
私もそんなにSFをいっぱい読むわけじゃないんだけど、
なんかのきっかけで出会って、
びっくりした。
表紙もかわいいんだよ。
本当に折り紙の虎さんの、確かね、表紙だったと思うんだけど。
かわいい。
神の動物。
読んでみますわ。
ありがとうございます。
嬉しい。
今日2冊。
マクコも今入りました。
ありがとうございます。
入りました。今やってます。
ありがとうございます。
西かな子さんは、バッシーから紹介してもらって、
僕も結構読んでて、
福原とかも全部結構。
えー嬉しい。
白い縁とか、読んでて。
えー。
6冊ぐらい読んでるんですけど、
マクコ読んでなかったんで、読みます。
読んでください、ぜひ。
で、新しいやつもね。
そうそう、まだ読めてないけど、
読めてないか。
私ね、買って家に置いてあります。
新しいのってどれ?
私に会いたいっていう審判が出たんですけど。
読みました?
読んでもね、読まなきゃなーってすごくあった、あれ。
そうだよね。
すごいなー。
さっき大輝さん、自分のバイブル的なので、
小説もあるし、そうじゃないのもあるけどって言ったじゃないですか。
小説じゃないので言うとどういう本ですか?
そうですね、なんかさっき聞きながら、
そういえば自分全然考えてきてなかったなと思って。
人のを聞きたかったからね、大輝さんはね。
すごい聞きたかったんですけど。
ただ、僕の中でバイブルがあって、
地獄やつでも申し訳ない。
でもね、地獄やつですごい素晴らしい本がいっぱいある中で、
僕は七つの習慣が、
言うと思った。
バイブル、七つの習慣。
七つの習慣。
小比先生の七つの習慣が僕の中では、たぶんバイブルで、
もうこれで僕ができてると言っても問題ないぐらい、
これを朝、毎朝15分間、3ページが読めるんですけど、
この3ページで書いてあった内容を、
今日1日の目標にしたりとかして、
その1日だけを、それだけで生活を、
それを意識して生活をするみたいなのを、
4年ぐらいやってて。
修行じゃん。
天才なの、修行なんてできないの。
難しくてやっぱり。
大原則を守るのが本当に難しくて、いかに難しいか。
そう、めっちゃ分厚いから途中まで読むんですけど、
確かにこれ難しいなってすごい感じた。
1週目は本当に難しくて、読み切るだけが本当に大変なんですけど、
2週目からが世界が変わるような感じがしてて、
24:01
9週ぐらいしてた。
マジ?結構長いよね。
毎日ね、でも15日取れるから。
あの本はずっと新刊で買って、新品で買って、
擦り切れるぐらいまで読んでて、
だからどこに誤字があるかとか。
作り手の指摘は?
読みすぎて。
何ページ?
結構重要な誤食だね。
結構明智の話。
というところまで読み込んでるのが7つの習慣。
7つの習慣と、人を動かすは課題。
あとは嫌われる勇気。
アドラース心理学は僕の中でもすごい大事にしてる。
それを読んでる。
結構自己ケアとか多くなっちゃうんで。
それを何回も読み直すっていうのは結構それが多いですね。
立派。立派っすわ、本当に。
小説に関しては結構珍しくて、
ノルウェーの森とか村上春樹が結構読み返すことがあって、
他は結構プロットとか覚えちゃってるからこそ、
あんまり読み返すってことはないんですけど。
プロット覚えてるから。
プロット覚えちゃってるからあんまりないんですけど、
さっきバッシが言ったような感じで、
多分そういう意味で長かったりするじゃない。
だけど村上春樹自体は文体読むっていう行為が
本当に美しいなっていうところで読み返すことが多くて、
それこそ三島幸男とかはその系があります。
読んでるだけで地面が光って見えるみたいな。
三島幸男の仮面の告白っていう小説は、
本当に恐ろしく衝撃を受けて。
読んでみよう、読んだことない。
めっちゃ読みやすいよ。
三島幸男はやっぱ難しいなっていう。
近隔地はかなり僕は難しい感じがしたんですけど、
仮面の告白は薄いし、文体が本当に恐ろしくて。
恐ろしく美しくて。
内容も辞伝なのね、三島幸男の辞伝で。
ゲイを告白する物語なんだけど。
昔のあの時代の人がゲイを告白するっていうのは、
すごく精鋭的ですごいんだけど、
そのゲイな人だからこそ見てる景色が、
ありありと地から浮かんできて。
なんかこう憑依してしまうような臨場感が三島幸男はすごくて。
面白い。
それは傑作で。
村上あるけは村上あるけで、
なんで読むかっていうと、
僕村上あるけ本当に好きって、
最初に村上あるけで出した風の歌を聴けっていうところから含めて、
ずっと読んでって、
僕村上あるけの出版順に読むみたいなのが結構好きで、
今1995年あたりぐらいまで読んでるんですけど、
面白い。端から読んでるの?
27:00
もう15作ぐらいから全部読んでる。
中でのろめの森は特に何回も読むんですけど、
なんか僕は村上あるけの、
さっきもちょっと話題にのもったんですけど、
車に構える感じとかが、
すごい僕にとっては斬新で、
物事をこうやって捉える、
しかもこんなユーモアを含めながら、
ちょっと楽しみながら、
でもめちゃくちゃ熱くなりすぎないで、
ちょっと冷静に分析してる自分がいるみたいな姿勢で、
日常を過ごしてる主人公がいる。
多分村上あるけ自体がそういう感じだと思うんですけど、
その絵に僕はすごい憧れを抱いて、
僕自身がもうめっちゃ熱くなっちゃうし、
もともとそういう人間だったからこそ、
僕はさっきどのタイミングで読むかっていうときで言うと、
すごい熱くなってるときとかに読みます村上あるけを。
それですごいクールダウンして、
物事としかるべき距離を取れるようになって、
それで人生が本当にバランス良くなるなって、
整える感じです。
本当にセラピーみたいな感じでイメージで読む。
そうなんだ。
私は本当に村上あるけの文体って、
普段過ごしてる自分の時間のリズムと全然違うから、
ちょっと狂うんだよね。
だから余裕がないと読めなくて、
電車の中とかで読むと、
もうしょっちゅう乗り過ごしちゃうの。
分かんなくなるっていうかリズムが。
確かにゆっくり流れるんですよ。
とにかくゆっくり流れるからこそ。
僕は自分で早くせかせかしてるなっていうときとかに読みます。
向井 そういう使い方ね。
だから寝る前とかの時間を僕は小説に当ててるんですけど、
30分必ず当てて寝るようにしてるっていう。
向井 計画的。
365日それでやってるんですけど。
向井 そうだ。
でもそういったときにクールダウンとして本当にいい時間になってて、
もう仕事とかで忙しく激務をこなした後とかに、
やっぱ読んでスッと寝るみたいなのが本当に幸せな時間でもあり、
それが僕は助けられてます、すごい。
向井 へえ、そう。
この放送、放送じゃない。
主役はじめる前に今ね、机に呪いの思い出してて、
で来たとき、私もちょうど読んでるんでしょ今。
読んでる頃、え?みたいに言ったら、
なんか僕好きなんだよねみたいな。
でもやっぱ熱いから自分が、
やっぱバランスが取れるんだよね。
読むぐらいでちょうど良くなるんだよねと言ってて。
そんな人いないだろ。
向井 いないいない。
絶対。
向井 春樹もびっくりよ本当に。
本当に。そんなこと言われたことないと思う。
向井 いやでも面白い読み方してんな。
そうですね。
向井 いやー面白いなこれ。
でもさっき愛理さん種持ってきたときに、
あ、違う、エンディング覚えてないっておっしゃってたじゃないですか。
あ、そうそうそうそう。
向井 それは小説とかでは別にそういうわけでもなく。
小説もそうなのって今思った。
だからノルウェーナ森どうなったんだっけって。
30:02
向井 エンディングを思い出してた。
そうエンディングを思い出してた。
感覚っていうか、ビジョンとして覚えてるような感覚で、そうなの。
だから例えばさっきの日産のとかも、桜とかは、犬が出てくるんじゃない?
だからなんかあの犬の感覚。
かわいいね。そういう読み方してる。
向井 そういうビジョンとして。
犬さんになってみて。
向井 そうそうそう。で、みたいな。
かわいい読み方してる。
いやでもめっちゃ面白いですね。
感覚として小説を読むみたいなところで言うと、
うん、ほんとタイプ分かれるかもしれん、気がします。
そのプロットで僕は言うたら覚えちゃうっていうけど、
結構、あ、この場面でこういう起伏になるんだとか、
そういって観察しながら。
それも観察して読むの。
読んでしまってる作品もあったりとかして、
そう読めない作品もあって、
でもそう読めてしまう作品とかもあったりとかして、
往々にそういう、なんかこの、ちょっとメタ認知しながら、
全体の構成とかストーリーとかを考えて読むやつは、
やっぱり整理できるから覚えてるんですけど、
感情移入がとか、そうやって読むものに関しては、
大年やっぱ覚えてないかもしれない。今思ったっすよ。
うーん。
本当そう。
なんかそのさっきのさ、神の動物園とかも、
親子の物語だったりするし、
扱ってるものがすごく柔らかいものだから、
なんか本棚に置くにも、結構上の方に置いてあるの。
だけど、そのもう一個、私が浮かんでた本は、
中村文則さんの、あのー、教団Xっていう本なんだけど、
教団Xとか私も覚えてるのは、
そのある教団の教祖の言葉が、
何ページにも渡って書かれてるシーンがあって、
私それが本当に強烈で、
で、その言葉を読み返したいがために取っといてあるっていう感じなんで、
でもそれは、もうものすごく重みがあるから、
本棚でも下の方になんとなく置いてあるの。
なんかそういう、なんかちょっと、そうそうそうそう。
なんか体感でなんとなく扱ってるっていうか。
むしろー。結びついてる。
だから教団Xも、うっすらどうなったか覚えてるけど、
はっきり覚えてないの。物語の。
感覚だけが残ってる。
感覚で読むってのも、すごい人によるだろうな。
すごいおもろい。
そうなんだよね。だから、そう、本当に、
体感を本当にプロットで読んでるっていうのはさ、すごく、
そういう捉え方でもう一回読んでみたいなと私は逆に思った。
うん。違和感があるかもって。
確かに。
あまりにも多分ね、没入しすぎちゃって。
素敵なことですよね。
だからこんだけ人に感情移入もできるし。
すごい、現れてますね。
確かに。
読書とか映画を見る営みにも。
33:00
それだと思う。感情、その見方の違いかな、やっぱり。
落ちはこうだ、こうかとかで見ちゃうからこそ覚えてるっていうクライマックスは。
そういう見方をしたら覚えてるという話です。
なんで突然2人ともこっち見てくるんですか?
どうなんですか?
聞こえた?
2人をバッてこっち向いて、怖かった今、何ですか?
見ないで。見ないでください、そんなに。
バッシーは感情移入するタイプ?
私もめっちゃしますね。
それで言うとめっちゃするタイプだし。
そうだよね。だって日産とさ、もう完全に同期してるからね。
同期してる。
結構自分の人生と結びつけてめっちゃ重く噛み締めながら読むみたいなことが多いかもしれない。
だから私も覚えてないんですよ、あんまり。
だから読んでもストーリーとか忘れちゃって、その時の感覚というかこの本に対して感覚が残ってるっていう。
だからアイリーさんに結構近いタイプかもしれないですね。
使い分けるみたいなの基本的にない?
それこそ自己啓発とかはちゃんとバーって付箋貼ってメモしてみたいな。
情報として処理するみたいな読み方はする。
けど小説に対しては嫌顔でも移入してしまうというか。
絶対そういうのがいいよね。
どっちにもいいところはあると思うけど。
その世界に入ってしまうじゃないけど。
分かるなって思ったり、なんだこいつだって思ったり。
ちゃんと気の愛楽を持って読み進めるみたいな。
なんて傍若無人な野郎だって思いながら読んだりしますよね。
ここでこのキャラがいたらすごいバランスがいいだろうなとか考えちゃって。
追加すんなって。
新しいね。
めちゃめちゃ面白いじゃん。
それやったことない。
バランス取ろうとしてるのがめちゃめちゃ面白い。
まじ人力だよ。
全体感をすごい考えてしまうから。
ここで時間をこういう感じで組み合わせてきたかとかすごい考えちゃうし。
面白いね。
これだから人の心を動かしてるんだろうなっていうのを。
人を動かし寄ってるからね。
生きてるんだ。
考えちゃうんですね。
これはこの流れだったら人を感動するし伏線も上手いしとか。
作り方としてのね。
面白いね。
だからそれこそちょっとどっかでは僕のあんまり良くない点だけど小説を読むときにはどうしても作り手のことを意識してしまうからこそ。
これはフィクションなんだっていう感が抜けなくて。
これは結局誰かの手のひらの上で構成されたものであって。
だからちょっと距離ができてしまうこともあるからこそ。
だから村上春樹みたいな。
あと三島由紀夫とかもそうなんですけど。
自分自身も車に構えてるし。
かつ構成っていうよりは書いてどこに行くかわかんないみたいな。
36:03
本当に旅じゃないけど。
ことで書いてるんですよ村上春樹は特に。
三島由紀夫はちょっと違うんですけど。
なんかそういうところで感情移入してるのかもしれないです。
やば。出るね人間性。
面白いんですよ。すごいちゃんと構成がしっかりしてる。
百田尚貴さんとか。
もともとテレビ構成作家で。
構成が美しすぎるんですよ。
めっちゃ勉強になるしめっちゃ好きなんですけど。
めっちゃ好き。
だけどその構成とセリフの長さとか。
登場人物のバランスとか。
あと時間の行ったり来たりの戻りの伏線の貼り方、開始の仕方。
それがめっちゃ面白いって思っちゃう。
面白いな。
メタ的に読んでんだ大輝は。
本当だね。
いやいやでもちょっとどうなのかな。
まあ人それぞれですね。
マジでタイプそれは。
それを作品をメタ的に考えられるっていうことでもあるし。
逆に言うとえいって没にしづらいってことでもあるし。
そうかね。おもろ。
恋愛感も結びついてるかもしれないですよね。
全開なんで。
おっとっていうよりは。
そうかもね。
人生のスタンスとしてちょっと俯瞰しながら進んでいくみたいな感じ。
どうなんだろう。
なんかこれが今振り幅が人生の中で振り幅だと思ってた自分。
これを克服したいから一旦グインってやってみて。
行き過ぎたなバランスみたいなのを繰り返しなのが人生なのかなと思って。
人生の自己検査かなと思ってる。
僕今メタ認知がガッ強くなってるときかもしれないです。
もともとなさすぎて。
もう高校までは軍隊のイノシシだったんで。
みたいな感じだったから。
軍隊のイノシシ。
かわいいね。
なんか素直ですよね。すごい。
ちょっとだからそうかもしれない。
それを意識して生きていけます。
軍隊のイノシシね。
前回の話題なんですけど、話して。
動物的な本能とかそういうところを大切に生きていけたらちょうどバランスよくなるのかなって思いました。
いろんな作品が知れて嬉しかったし。
結局人生の嵐に入らないかというね。
読むっす読むっす。
強化音。
なんかこのタネ定期的にやりたいな。定期的に聞きたい。
みんなが読んでるやつ。
なんかいろんな話題やってて経過観察増えてますよね。
増えてる増えてる。
またやろうって毎回言ってる気がする。
この話題またやろうって。
前回も言ったしその前も言ってる気がするな。
毎回言ってるよ。うちら。
すごいな。
話したいことは聞きませんが。
そろそろね。
エンディングのほうに。
行きましょう。
今日の株どうだった?
最高。元気。
元気ね。めっちゃ良かったし。
39:01
いつか放送で話してるけど、人からお勧めしてもらうのめっちゃ好きで。
広がるって意味もあるし、その分手持ちの愛が増えるじゃないですか。
そうだね。
それが超えてたこれだみたいな。
読んだり聞いたりするのがめっちゃ好きで。
今は早く本屋に行きたくてウズウズしています。
全部買う。
私も全部買う。
確かに。
一本お勧めしたいな。
とりあえずね、ノルウェーの森は私もちょっと読み始めることにする。
ちょっと二人読んでるし。
確かにちょうどね。
このタイミングで読み返そうと思った。
一個だけいいですか?
ノルウェーの森で、村上春樹自体が言葉の不完全さっていうのをすごい認識してるんです。
だから言葉では、これ何かいつの回に言ったかもしれないですけど、前の回に。
言葉だったら現実をちょっと劣化バージョンみたいな感じで完全に伝えることができないっていうところで、
僕はすごいモヤモヤを感じたんですけど、
全くやっぱり同じことを、作家さんだったら誰でも誰しも感じてると思う。
で、そこに対して本当に自分でも自認してるし、向き合ってるし、
それを公言もしてるんですけど、
それがしかも主人公の言葉とか文体にも現れてて、
でもなおかつ、言葉で表すっていう意義をやめないみたいなところに、
すごい勇気をもらえるんですね、これは。
姿勢。
言葉のあやるさをすごい慎重に扱ってるし、
重みもめちゃくちゃ考え尽くしてるからこその勇気をもらえる。
それもめちゃくちゃありました。
なるほど。
それをね、やっぱ改めて感じて素敵だなと思ってました。
ノルウェーの盛り替えしますか。
ねえ、しようよ。
いつか読み終わったらみんなが読んできた。
絶対に読まずにしよ、もう。
ということで、この番組では取り扱ってほしい出来事、
株の種をみなさんからも募集しています。
抜いてみたい株の種をお持ちの方は、
概要欄のリンクからぜひお便りをお願いします。
あなたからのお便り、お待ちしてます。
よし、じゃあ終わりましょう。
はい。
サラッと。
時間も止まってるね。
急に巻き始めた。
やばい、今回オープニングもエンディングも一人で違う周波数でやってる。
ありがとうございました。
じゃあね、みんな。
じゃあね、みんな。
終わりましょう、終わりましょう、終わりましょう。
それぞれもう違う波動になっちゃった。
バラバラの波動で終わる。
では次回も。
一緒に大きな株を抜きましょう。
またねー。