読書と付箋の使い方
このプログラムは、ワクワクラジオでお送りします。
僕はこの最近の文章しか親しみがなかったんですよ。だから逆を言ったんですね。 なるほどね。
後で若かれしことに書かれた文章を読んだんですよ。うわ、こんなに尖ってたんだと思って、びっくりしたんですよ。
ああ、なるほど。昔は?
そうそうそう、エッセイなんでご自身のことを書かれてるわけで、人ってこう、やっぱ変わっていくんですねって思って。
そうよね。エッセイはそれが面白いかもね。
そう、記者の生きてる過程みたいなのがありありと伝わってくるのがね、楽しいですね。
エッセイとかが、最近俺も好きかもってなってる。ふわっと読めるし、何かしら得るものがあったりするから、なんかええなと思うんですけど、
エッセイばっかずっと読んでると、なんか物足りなくなってくるんだよね。
ああ、まあそうかな。
物語が読みたい欲求みたいなのが出てくる。
分かります。フィクションをね。
そうそう。
それはそうかも。
まあだからちょっと最近いっぱい買っちゃってるね、本は。
ちょっとプレッシャーな時期もあるんですけどね。こう読まないとなーみたいな、つんどくになって、なんか2,3冊あることもあるんですよ。
あるね。
気になったやつを買って、つんどくになっちゃってるやつとかもあるんですけど、
それがこう重なっていくと、あーそろそろなーっていう時期も、すごい忙しいタイミングとかだとあるんですけど。
そう、確かにある。
まあまあ、そこはなんかその、読んだ時の爽快感とトレードーフかなっていう気がしますね。
で、僕ちょっとKindleだったんですよ。
ああ、電子ね。
紙に完全に戻りましたね。
いや紙ですよ。本は紙です、本当に。だから付箋つけれないですか、Kindleで。
いや、つけれんねん。
つけれん。デジタルででしょ?
デジタルで。
デジタルででしょ?それはよく、それはね、ダメですよ。
もうこう、付箋の塊をこうね、右手に持ち、こうペラッとした時にハッてなって、こう一枚付箋を剥がし、それを左手でつけるというこの一連の作業。
それはもうたまらないですね。
付箋つけたとこは後から見ろん。
見ます見ます。
はー、でやっぱりなーってなんの。
いや、それでさ、2パターンあって、おー、なんで付けたんだろうなっていう時もあります、やっぱりなんか。それは多分モードが違うんでしょうね、自分の。
で、もうやっぱり特にこう、青い付箋で付けてる、青のは僕重要なんですよ。青の付箋が。
知らんけど。
これは僕のマイルールなんですけど。
黄色と青があるんだね。
そう、黄色と青の付箋を使い分けてるんですけど、この青の付箋のところは本当にでも何回読んでもハッてなります。
へー。
マイってなる。
黄色のやつはじゃあその時考えてたこととちょっとリンクしてることだったりしたかもしんないね。
そうですね。
青はその自分がどういう状況だったとしても、いやこれはすごいってなる。
そう。
青い付箋が貼ってあるやつは、そのページ丸々素晴らしいのか、その中の一節が素晴らしいのか。
一節です。
そこは線は引いたりはしてない。
しない。だからこの文章の上に貼るんですよ。
その行の上に貼ってんねや。
そう、行の上に必ず貼るんです。
豆やな。
いろんな位置に貼ってるでしょ。
そういうことか。
そう。
なるほどね。いやそれ面白いな。俺もやってみようかな。
面白いですよ。
はー、やってみよう。いやどうかなー。
いやなさそうですね。
赤本みたいになってるもんな。
いやほんまですよ。
付箋の入り方が。
又吉直樹とその作品
まさにバイブルですね。ほんとに。
なるほど。いや素晴らしいね。もゆるさんが本に目覚めたっていうのは。
そうやってね。ちょっとずつなんか食わず嫌いを直していけたらなと思いますけどね。
そうだね。食わず嫌いはね、確かに俺もあって、芸人の方が本とか結構最近出すじゃないですか。
すごい有名なのを、又吉直樹さんっているでしょ。
で火花って出して芥川賞取ったじゃないですか。絶対読まへんと思ったんですよ僕は。
ああそう。
で、もうその読まへんぞと思ってたんだけど、さっきのジャケ買いするんですよっていう話してたのが又吉さんなんですよ。
ああそうなんですか。
そう、そのyoutubeにゲストで来られてて。
はいはいはい。
とにかく本が好きでみたいな。
本屋さん入ったら買うべき本が光って見えるんですみたいな。
うわーすごい楽しいだろうな。
そう。なんか俺が思ってた感じじゃなかったんですよ。その人物像が。
ああなるほどね。
そう。で、こんな本が好きな人で、でまあ芸人をやられてて、で小説を書いたってなったら内容が気になって、で買ったんですよとうとうこの間。
ああそうですか。
はい。芸人さんのお話やったんですね。漫才師のお話。
うんうん。
主人公が漫才師で売れない漫才師でみたいな。ですっごいこうとんがったぶっ飛んでる先輩がいてみたいな。
その先輩に振り回されながら自分が漫才師としてどういう風になっていくのかっていうストーリーなんですよ。
でなんか純粋に思ったのが、あこれ漫才師じゃないと書けへんわと思って。
ああまあそうでしょうね。
そう。主人公が芸人のそのちゃんとした小説って無理だなと思って。他の人には。
そりゃそうだわな。想像で書けるようなもんじゃないんでしょうねきっと。まあ書けたとしてもリアルじゃないでしょうね。
そう。その舞台立つ時の心境とか楽屋での絡みとかそういうのも出てくるからやっぱり。これはすごい目の付けどころだなと思って。
ああなるほどな。映画化されたんでしたっけ確か。
ああでもされてるでしょうね。
たぶんねそうそう。それでなんかなんとなくの流れというかは知ってましたけどちゃんと読んだことはないんで。
そんなにページ数ないんでね。
みたいですね。読みやすいっていうのはすごい聞いたことがあるから。読んでみようかな。
でその又吉さんがエッセイを出されてるんですよ。
ああそうですか。
月と三分っていうエッセイを出されてて。僕ねここ1ヶ月ぐらい探してるんですよ。いまだに見かけてない。
ああ本屋さんにないってことですか。
本屋での体験
本屋さんにない。田舎の本屋さんにはないんですよ。
ああそうなんですか。
そう。
でもアマゾンとかに売ってるんでしょ。
アマゾンで買うのなんか嫌になっちゃって。
あらららららら。そういう感じ?
そう。なんか本屋さんで買いたいってなった。
ああそれはお取り寄せですね。
お取り寄せか。やっぱりそうか。
本屋さんも喜ぶと思うよ。前それこそさ本屋さんにその本を探しに行ってなかったから注文しようとしたんですよ。
本屋さんで?
そうそうそう。もう本屋さんに来てるからもう注文しちゃおうと思って。
デジ行ってすいませんこれをお願いしたいんですけどって言ったらさ店員さんがアマゾンだったらありますけどねっていう。
いやいやいやいやいや。
ああもう時代やなあと思った。
それはあるやろうけどね。
それはあるんですけどねっていうね。ああーってなったね。
でどうしたの。
ここで注文させてくださいって言ってしましたよ。
そうか。入れてもらったらいいのか。
そうそうそう。
本当に。
平和堂の本屋さんも入れてくれるかな。
入れてくれるんじゃない?ちょっと手間でしょうけど。それはアマゾンで買えばって思ってるかもしれないですけどね。
なんでってなるんかな。
なると思う。でも本当に。昔でこそさ注文聞いてくれるのが自然だったけど。今だったらないってなったら通販行くよね。
しかも明日届けてくれる。
あーもうそれないもんないですからほんまに。
なんかでもわかるでしょ。アマゾンで買ってさ薄い段ボールで通って中でビニールでパチンってされてる本ってさ。なんかちょっと置いちゃう感じあるやん。
わかる。読まないと思うわ。しばらく。
なんかちゃうよね。
ちゃうね。わかるわかる。
自分で本屋さん行って買ってリュックに入れて持って帰ってきた本とちょっと違うよね。
ちゃうね。
自分の部屋の机の上にその本が着地するまでのタイムラグがあるアマゾンで買うと長い気がしてて。
そういう意味でもやっぱり本屋さんで買うのがいいんだよ。
いいんだよな。でも1ヶ月かかりますねとかって言われたら考えよう。
それはないんじゃない?さすがに。
オリフさんのやつどれくらいで入本したの?
あーでも1週間かかったかなー。
あーでもそれくらいで来るんや。
多分その入荷のあれがあるんでしょうね。スケジュールが本屋さんによって何曜日みたいなのが。
オリフさんの本のためにトラック動くわけじゃないもんね。
じゃないですからきっと。
相乗りしてくるんや。
そうそうそう他のものと一緒に来るんだろうからね。
だからそのアマゾンみたいに明日届くとかそういうわけじゃないけど。
でもまあそれはそれでいいんじゃないかなと思うけどね。その待つ時間も。
確かにね。
別に急ぐ必要はないから。
え、次俺言えるかなレジで。
何を?
あの欲しい本があるんですけどみたいな。
いやでもそこでちょっと店員さんのご対応がちょっと見物ですよね。
この本なんですけどって言ってアマゾンのページ見せるっていう。
そうそうそう。
じゃあそこで買っとけばって思われるかもしれませんね。
そのまま今すぐ買うってそのボタン押したら明日届きますよ。
届きますけどって。いやでも喜ぶかもしれないですよ本当に本屋さんもね。
そうよ。
やっぱ無くなってほしくないもんな。
いや本当ですよ本屋さんはね。やっぱり街に一つはあってほしいですよ。
ジャケ買いは本屋さんじゃないとできないから。
確かにね。