口コミと偏見
この番組はワクワクラジオからお送りします。
お店としては、ターゲットを絞ってるお店って良くないよね、みたいなのがうっすらあるのよ。
特に口コミの界隈とかだと。
まあ、そうかもね。
来るものを拒む店なんですか、みたいな。
お金を払ってるじゃないか、と。
私たちは、わざわざそこに足を運んでいるじゃないか、っていう前提みたいなものがチラッと見えるというか。
お喋りしてて注意された人たちは、感覚的にこのお店入って私たち失敗だったなって思ったわけでしょ、多分。
そうだね。
どんだけ失敗したくないのって俺は思っちゃうのよ。
そうだよね、わかる。
俺だってそんなお店っていっぱいいろんなとこ行ったしさ、中にはここは俺ちょっと無理かもってお店あったよ。
あったけど、それを好きな人もいるだろうなと思うのよ、俺は。
その店が、その味が、その値段でっていうのが。
だから、まるでそれが100人いたら90人はなんか良くないねって感じるかのような、慣れるのがすごいなと思う。
失敗してもいいじゃないですかっていう。
お医者さんの口コミなんかほんまにひどいからね。
ひどいね、ひどいね。
俺ほぼすべてのお医者さんの口コミって受付の態度が悪いって書かれてる。
あー、書いてる。
俺が住んでたところもそんなに周りにお医者さんいっぱいあるところじゃなかったから、書いてあるけどそこ行くしかないみたいなね。
体調子悪くて怖いなと思いながら行ったら、ものすごい丁寧なおばちゃんやったりしたわけ、受付が。
だからその口コミを読むとさ、まるでその病院の受付っていうのはただその一人のスタッフしかいなくてその人が最悪だみたいな風に感じるんですけど、そういうわけではないじゃん。
もしかしたらその人はいるんだけど院長先生がすごく注意して今は正しくなってるかもしれない。
だいたいあれ6ヶ月前とか3ヶ月前とかも並んでるからさ口コミなんて。
だから今の状況を表してるかどうかっていうのは全くわかんないのに、読んだ人は今こうなんだって思っちゃうわけじゃん。
そうだよなー。
そう。
ケースバイケースですよね、これはほんと。
ケースバイケースはそうですよ。
口コミという機能がインターネット上にある限り一生解決するものじゃないなっていう気はしているし。
音楽の好みと同調圧力
じゃないと思うよ。
Xで前流れてきてもほんまその通りだなと思ったのが、それはねその口コミとかじゃなかったんだけども、多分LINEのトラブルかなんかだったと思うんですよね。
言われもないようなことをLINEで友達に言いふらされたみたいな主人公がいて、いやそんなこと私はしてないしとかって、まあ要は正義を貫こうとしたのよ主人公は。
でそれをLINEで打ち返そうとした、書こうとしたんだって。
でそれをお父さんが止めたんだって。
でそのお父さんが主人公に言った一言が僕ほんまにそうやなと思ったんやけど、このネット上で最終的に勝者になるのはその正論を言う人じゃないんだよ。
暇な人なんですっていう。
あーなんかそのポスト俺も見たかも。
見たかな、多分おすすめのあれに出てきたからきっと見た方が結構いらっしゃるかなと思うんですけど。
こんなのおかしいよっていう人がある意味で弱者になる。
口が大きくて時間が潤沢にあるのかどうかわかんないけども、そこに注力ができる人が勝つっていう仕組み。
勝つ、まあそうだね。最後まで立ってられるみたいなね。
そうそうそうそう。
まあそうやね。
そういう世界なんだよっていうのをその主人公に教えててなんか最後ガーンみたいな感じで終わるんだったような気がするんですけど。
まあ真理ではあると思う。昔からそうだよね。
まあそうなんかね。
巨大掲示板とかで。
あーあったね。
でもあれも結局正しいことを言ってるかどうかじゃなくて、いつまでレスできますかみたいな話やからさ。朝が来ても昼になってもずっとやりとりをして、もう片方がもう無理ってなって離れたらあいつは逃げたんだっていう話。
それと一緒でしょ。相手を失くなったってことは逃げたんでしょっていう。
気持ちいいんでしょうね。でもその論破っていうのが流行ったわけじゃないですか。
物事って否定しようと思ったら絶対否定できるじゃないですか。
そうだね。
絶対正しいことであってもその角度を変えたら否定できるんですよ。
できる。
絶品に美味しい料理を出すお店があったとしても、いやこれに使ってるお肉はそんな風に殺すために牛を育てるなんてどうなんですかみたいな。
そういうところに通う人たちのことって僕はちょっとあんま好きになれないですよねみたいな話はできるわけじゃないですか。
相手にできないじゃん。
そうだね。
そこまで暇じゃないんでってなるやん。分かってる人っていうとあれかもしれないですけど相手にしないような人っていうのはさっと離れるんだと思うんですよね。
論破づいてる人たちはさっと離れたのを見て、あ、認めるんですねってなるんですよ。
論破もしてないんですけどね。
してないよ別に。でもまあ言いまかしたっていう感覚があるんじゃないですか。そこに。
変なのってなるよね本当に。
それがすごくやりやすいんでしょうね。
まあその匿名性というかね。
それがその日本の文化というか顔を晒して名前を私は何とかと申しましてやってから何かを成すっていうのがあんまし美徳じゃないとされてるよね。文化的に。
それが裏目に出てる気はするけどね。
本当はその道すがらに誰かを助けて名乗るほどのもんじゃないんですっていうのが綺麗なんだよね。
そうだね。
そう匿名性の綺麗なところ。
そうだね。
そうあってほしいなと思いますけど世の中が。
そこに惑わされるとか判断軸を鈍らされるみたいなことって結構やっぱりあるし。
まあそれは一概に言えないです。やっぱり買い物とかっていうとすごく参考になるシーンっていうのも実際にあったから。
でもそのそうは書いてるけど僕は好きだしなとか僕は気になりますしとかっていう感覚だけはなんか大事にしようと思ってる。
それはそうですよ。
昔はそうだったもんな。バンドブームみたいな時があったじゃないですか。
あったね。
周りがすごいバンドがすごい好きな人が増えたけど僕はなんかどっちかっていうとやっぱ打ち込みが好きだしブラック系の音楽が好きだったしとかでそっちをばっかり聞いてたわけ。
である時なんか友達にお前そんなんばっかり聞いてんなよ。こっちのバンドめちゃくちゃやんけみたいなそういう話をされたわけよ。
嫌いじゃなかったけどそのあえて別にそっちを聞こうと思わなかった。
僕が好きな音楽があったから僕はこれが好きだからっていうなんか一個信念みたいなのがあってさ。
突っ走れたんだよね。自分の好きだっていう方向に。
そういう気持ちって今でもないことないのにインターネットってものを返すと突然に奪われるというかなんかね不思議な力をやっぱ持ってるんだよね。
あの文字っていうものは。
そうだね。一種の同調圧力っていうやつでしょ。
ですかね。お前そんな打ち込みばっかり聞いてとかって言われてもいや俺好きだし何が悪いんだよめっちゃかっこええやんけとかっていうのを。
お前打ち込みばっかり聞いてて面白いな。
めっちゃ言われてたよなんかめっちゃ言われた時期があった。
そんなばっくり否定されんねん。
バンド信者からするとやっぱそういう音楽ってやっぱ機械的で面白くないんですよきっとね。
向こうはうずうずしてるんやろうねなんとか森口少年を構成させたみたいな。
バンドに寄せていきたい人だったんですよ。
でもういっぱいCDも貸してくれてそっちの良さは僕は十分分かってるのよ。
分かってんねんけど分かった上ででも僕のメインはこっちなのよっていうのはしっかり僕の中で芯はあったから言い返せてたんだよね。
僕はこれが好きなんやからっていう。
そうだね。
だから聞くのよっていう。
それがなんていうかリアルで愛に対して言えてたの。
それで解決してたのよ場として。
でもなんぼ俺が言ってもバンドの方には引き継ぎ込めへんのあいつはっていうことでもう話は終わるのよそこで。
多様性と複雑性
それが時代とともにどんどん複雑になっていっているっていうことなんですよきっと。
多様性の時代なのに?
もう多様性なのに?
多様性なのにね。
多様性なのに同調圧力ってこと?
ですよね。
面白いね。