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2026/06/29 湧き水のほとり #122 グリム兄弟「ヘンゼルとグレーテル」4
2026-07-04 14:30

2026/06/29 湧き水のほとり #122 グリム兄弟「ヘンゼルとグレーテル」4

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サマリー

魔女に捕らえられたヘンゼルとグレーテル。妹グレーテルは機転を利かせて魔女を退治し、兄を救い出す。二人は魔女の家から宝を持ち出し、カモの助けを借りて川を渡り、無事に父親のもとへ帰還する。こうして貧しい暮らしから解放され、親子三人は幸せに暮らしました。

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湧き水のほとり。
FM八ヶ岳をお聞きの皆さん、各種インターネットからお聞きの皆さん、ご機嫌いかがですか。開運小天です。
ここからの15分間は、聞く読書の番組、湧き水のほとりの時間です。
児童文学や、昔懐かしい物語、様々な文豪の短編などを、少しずつ読ませていただきます。
美味しいお水を召し上がりながら、一息ついてくださいね。
本日は4回に分けて、グリム兄弟の作品、ヘンゼルとグレーテルを読んでいます。本日はその4回目、最終回です。
少年ヘンゼルとその妹の小さいグレーテルは、森の近くの貧しい家で、お父さんとママ母と一緒に暮らしていましたが、大飢饉で食べる物がなくなり、
ママ母はお父さんを言いくるめて、森の奥の奥へ子供たちを捨てることにしました。
夜になり、子供たちは帰り道がわからず、三日以上迷い続けた後、白いきれいな鳥の跡をついて行くと、お菓子の家が建っていたので、
中できれいな声が止めるにもかまわず、お菓子を食べ続けました。
すると中から魔女が出てきて、兄のヘンゼルを犬小屋に閉じ込め、グレーテルに命令してヘンゼルには太らせるための御馳走を運ばせ、一方グレーテルにはザリガニの甲羅だけを与えられました。
一か月たち、いよいよ魔女のおばあさんはヘンゼルを煮て食べることにしました。
それを聞いてグレーテルは神様に助けを求め泣き叫びます。
しかし魔女はご機嫌に計画を進めています。
それでは続きをどうぞ。
魔女の最期と兄妹の脱出
あくる日はあさっぱらからグレーテルは外へ出て、水をいっぱいはった大鍋をつるして火をもしつけなければなりませんでした。
「パンから先に焼くんだ。」と婆さんは言いました。
「パン焼きかまどはもう火が入っているし、練り子もこねてあるしのう。」
こう言って婆さんはかわいそうなグレーテルをパン焼きかまどのほうへひどくつきとばしました。
かまどからはもうちょろちょろ炎が赤い舌を出していました。
「なかへはいこんでみなよ。」と魔女は言いました。
「火がよくまわっているかみるんだよ。よければそろそろパンをいれるからな。」
これでもしグレーテルがなかにはいれば婆さんすぐとかまどのふたをしめてしまうつもりでした。
するとグレーテルはなかでこんがりあぶられてしまうところでした。
そこでこれもついでにもりもりやってしまうつもりだったのです。
でもグレーテルはいち早く婆さんの腹のなかをみてとりました。
そこで
「あたしわからないわ。どうしたらいいんだか。なかへはいるってどういうふうにするの。」といいました。
「このくそがちょう。」と婆さんはいいました。
「くちはこんなにおおきいじゃないか。めをあいてよくみろよ。このとおりお婆さんだってそっくりはいれるわな。」
こいいいやっこらはうようにあるいてきてぱんやきかまどのなかにくびをつっこみました。
ここぞとグレーテルはひとつきうしろからどんとつきました。
はずみで婆さんはかまどのなかへころげこみました。
すぐてつのとをぴしんとしめてかんぬきをかってしまいました。
「わあ、わあ。」婆さんはとてもすごい声でほえたけりました。
グレーテルはかまわずかけだしました。
こうしてばちあたりなまじょはあわれなざまにやけただれてしみました。
グレーテルはまっしぐらにヘンゼルのいるところへかけだしていきました。
そしていぬごやのとをあけるなり、
「ねえヘンゼルあたしたちたすかってよ。ばじょの婆さんしんじゃってよ。」とさけびました。
とがあくととたんにヘンゼルがとりかごからとびだしたようにぱーっととびだしてきました。
まあふたりはそのときどんなにうれしがってくびったまにかじりついてぐるぐるまわりしてそしてほほずりしあったことでしたか。
宝物と川の渡河
こうなればもうなんにもこわがることはなくなりましたから、
ふたりはまじょのうちのなかにずんずんはいっていきました。
うちじゅうすみからすみまでしんじやほうせきのつまったはこだらけでした。
こりゃあこじゃりよりずっとましだよ。
とヘンゼルはいってかくしのなかにいれられるだけたくしこみました。
するとグレーテルも、
あたしもうちやおみやげにもっていくわといってまえかけにいっぱいにしました。
さあここらでそろそろでかけようよとヘンゼルはいいました。
なにしろまじょのもりからのけださなくては。
それでにさんじかんあるいていくうちにおおきなかわのところへでました。
これじゃわたれやしないとヘンゼルはいいました。
はしにもいかだにもまるでわたるものがないや。
ここにはわたしぶねもいかないんだわとグレーテルはいいました。
でもあそこにしろいかもがいちはおよいでいるわね。
きっとたのんだらわたしてくれてよ。
そこでグレーテルはこえをあげてよびました。
かもちゃんかもちゃんこがもちゃん。
グレーテルとヘンゼルがきたけれどはしもなければいかだもない。
おまえのしろいおせなかにのせてわたしてくださいな。
かもはさっそくきてくれました。
そこでヘンゼルがまずのってちいさいいもうとにいっしょにおのりといいました。
いいえとグレーテルはこたえました。
そんなにのってはかもちゃんとてもおもいでしょう。
べつべつにつれてってもらいますわ。
そのとおりこのしんせつなとりはしてくれました。
それでふたりぶじにむこうぎしにわたりました。
父親との再会と幸せな暮らし
それからすこしまたあるくうちだんだんだんだんもりがおなじみのけしきになってきました。
そしてとうとうとうくのほうにおとっさんのこやをみつけました。
さあふたりはいちもくさんにかけだしました。
ぽんとおへやのなかにとびこんでおとっさんのくびねっこにかじりつきました。
このきこりのおとこはこどもたちをもりのなかにおきざりにしてきてからというもの、
ただのひとときもわらえるときがなかったのです。
ところでおかみさんもしんでしまっていました。
グレーテルはまえかけをふるいました。
するとしんじゅとほうせきがおへやじゅうころがりだしました。
こんどはヘンゼルがかくしにかたてをつっこんでなんどもなんどもつかみだしてはそこにばらまきました。
まずこんなことでしんぱいやくろうはきれいにふきとんでしまいました。
おやこさんにんそれこそうれしいづくめでいっしょになかよくくらしました。
わたくしのはなしもこれでいちがさかえました。
物語の終焉と楽曲紹介
ほらあそこにこねずみがちょろちょろかけていますね。
だれでもつかまえたひとはあれでおおきなけがわのずきんをごじぶんでごしらえてごらんなさい。
グリムきょうだいさくヘンゼルとグレーテルでした。
それではいっきょくおきぎください。
かぜのひとみさくしかゆんしょうてんさっきょく
つゆときえるのまえに
えんとうとボーカルはつのです。
どうぞ。
つゆときえるとちからがわいてくる
きみはとてもやさしい
これはひちょうのきざし
ぼくのこころはきみにむかっている
ぜんよのこいがつゆときえるそのまえに
またきみのこえがききたい
おききいただきありがとうございました。
おおくりしましたのは、かゆんしょうてんでした。
このあとも、FMやつがたけでおたのしみください。
本日もいいあんばいにすごせますように。
またおあいしましょう。
14:30

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