自分の意見を整理する方法
Waka no Oto。このラジオは、子供の頃から生き方についてずっと探求してきた若名が、皆さんのご相談に対してメッセージを伝えする番組です。
皆さんにとっての、昭和と安心につながる道の一つになりますように。
今日の質問は、チサッティさんからいただいています。ありがとうございます。
では、ご相談内容をシェアしていきたいと思います。
私は、人から意見を求められた時や答えを出すのに時間がかかってしまいます。
ちゃんとした答えを言わなきゃ、すぐに答えを言わなきゃという気持ちがあり、余計に自分を焦らせているような気がしています。
どのようにすれば、すぐに自分の意見を整理して相手に伝えることができますか、というご相談でした。
では、今日もメッセージをお伝えしていきたいと思います。
まず、自分の思っていることを、自分が納得する形で整理して、相手に伝えることができるようになるためにするといいことは、
これは普段の行いになっていくんですけれども、内観の時間をたくさんとることです。
この内観って言っても、いろいろやり方があると思うんだけど、
でもね、まず自分が今もしくは今日1日、どんなことを感じて、どんなことを考えたか、
そしてそれは何のためにとか、なぜだろう、こういったことを目をつぶってでもいいので、
ちょっと静かな時間を毎日とって、感じていくということ、見ていくということをするんですね。
で、これがなぜいいかというと、この自分の意見、自分っていうものの思っていることを言葉にしてお渡ししていく時っていうのは、
すごく自分の世界にしっかり自分自身がつながっていないと、それができないんですね。
けれども、内観の時間をたくさんとればとるほど、自分という世界にポンとつながりやすくなるので、
どんな状況にいても、どんな人たちといても、どんな会話の中でも、一生懸命相手のことを会話を聞いて集中して聞いていて、
突然自分に振られたとしても、ポンと自分の世界につながることができるようになっていくので、
それをすると自分の意見というのはすごく言いやすくなるのかなというふうに思います。
この内観というもう一つの方法としては、これもありふれていることかもしれませんけれども、
やっぱりこれが一番シンプルでパワフルなんです。
紙に書き出すです。
これもできれば毎日、1分でも2分でもいいので、感じたことは何で、それはどうしてそう感じたんだろうとか、
例えば、何でこんなふうに感じたんだろう、私はどうしたらいいんだろう、みたいな思いや考え、
そういったものを全部書き出して、文字として書き出していくということをやっていきます。
これは会話をして相手に自分の意見を伝えていくという行為とほぼ一緒のアウトプットという行為になっていきます。
なので、それのすごくとてもいい練習になりますし、
普段から自分自身の考えや思い、そういったものをしっかりと自分自身が把握して気づいていると、
やっぱり自分の意見というものもわかりやすく相手に伝えるということがしやすくなっていきますので、
この内観というところ、そして感じていること、考えていることを言葉にして書き出すということを、
普段の時間の中でちょっとその時間を増やしてみてください。
そうすると、本当にもっとリラックスして相手の話を楽しむことができるし、
急にね、「これってどう思う?」って言われても、すっと自分の世界につながることができるので、
自分の意見というものを自然に出すことができるので、
自然に心の中から出てきた言葉とか思いとか考えて、
自然なコミュニケーションの大切さ
やっぱり一緒に聞いている人とかにとっても、とても心地の良いことだったりしやすいのかなというふうに思います。
あとはね、この最初のご相談の中にもあったように、
ちゃんとした答えを言わなくちゃっていうふうに、答えを言わなきゃっていうような思いになった時に、
じゃあ答えって何なんだろうっていうところをもう一度改めて考えてみたいんですね。
例えば相手と会話をしていて、
なんかね、相手にとっての良いことを言わなきゃとか、相手にとっての答えになるようなことを言わなくちゃっていうふうに感じる時に、
ぜひ思い出してほしいんですけれども、
この答えというのは、結局私たちは、もちろんね、誰かの言葉だったり、誰かの行為だったり、
そういったものからインスピレーションという形でいただいて、
自分の中で、何て言うんでしょう、気づきとしてね、パンとつながった時に、
それが自分の中で答えになって、答えになります。
つまり答えというものは、結局私たちは自分の中だけでしか生み出せないわけですね。
ヒントにはできるけれども。
とした時に、その人にとっての答えを言う必要はないわけですね。
もしくはその場にとっての答えを言う必要はないんです。
ただただその時の自分の思いや感じたことを伝える。
もしくはそれもしなくてもいい時もありますね。
結構会話している時とか、特に何人かで会話している時とかそうなんですけど、
みんな結構お話ししたいと思うんです。
自分の思っていることとか、経験したこととか、出来事とかについて、
みんなお話ししたいから、黙って答え何も言わずに意見も言わずにずっと聞いているというか、
その方が実は相手にとって欲しい答えになってたりするっていうことが主にしてあるなと思っています。
ですので、答えは言わなくていいんだっていうような思いを自分にポンと入れてあげて、
ちょっとリラックスしてね。
ここでね、必要なメッセージだったり、必要な答えというものは自然と生み出されていくべき、いくものだから、
そこはあんまりね、正解を狙おうとしなくてもよくて、
ただただ自分の世界につながって自然に自分の思いを発し、
自分でいるっていうことを大切にしようというふうなスタンスでいられると、
意見を求められた時も、会話をしている時も、もっともっとリラックスして、
今を楽しみ、味わいながら、感じながらね、いられるのかなというふうに思います。
ということで、少しでもね、ちさってぃさんのヒントになったら嬉しいなというふうに思います。
ありがとうございました。
今日のメッセージはいかがでしたか?
みなさんの相談もお待ちしています。
今日もみなさんにとって最善の素晴らしい一日になりますように。
和歌の音。
